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突然の非日常の始まり
第八話 救出①
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学校のテスト終了したので投稿再開しました(`・ ω・´)ゞ
ーーーー
……森に入って1時間程、一つ言わせて貰おう。
「あぁ、救世主様!」
「…どうしてこうなった?」
「いや、私にも分かりませんよ?」
俺達は今、種族が様々な女性達に崇めるかの様に跪かれていた。
事の発端は二十分程前に遡る…
ーーーー
俺達は森に入ってゴブリンを探しながら当ても無く歩きまわっていた。
索敵に関してはシュースに丸投げしている。
「結構疲れるな」
「そうですね、私も地上に降りて力が制限されてますから大変ですよ」
「それでも十分強いだろ」
「そうですね…っと反応見つけました」
「数と場所は?」
「数は…五つですがその内二つは人のようで魔物に囲まれてますね、場所はここから九時の方向です」
「つまり襲われてるって事か?」
「恐らくそうですね、行きましょう!」
「知ってて死なれるのも目覚めが悪いしさっさと倒すか」
すぐさま二人で反応の方へと進んで行くと、ガチンッという音と共に「きゃあ!」という女性らしき悲鳴が聞こえた。
そのまま木々の間を走り抜けると、木が生えていない開けた場所へと辿りついた。目の前には囲う様にして木へと追い詰められている中学生位の水色の髪の少女と、負傷したのか腹から赤い血が流れ出ている灰色の髪の少年がいた。そして、その目の前にいるのは緑色の肌をした子供の様な大きさの醜い化物…まあ簡単に言っちゃえばゴブリンが三匹いた。
ゴブリン達は少女へと手を伸ばしていた、恐らく攫って慰物にでもするつもりなのだろう。
「大丈夫ですか!」
まあそんな事、こいつがさせる訳ないわな。
少女はその声でこちらに気づくと希望を見つけた様な目をこちらへ向けたが俺達が無手で防具も無い一般人と気づくと焦った様子で口を開いた。
「っ!私達は良いから逃げなさい!」
「グギャグギャギャギャア!」
少女の声は虚しくも、こちらへとゴブリン達が顔を向けた。そしてゴブリンはシュースを見て歪んだ笑みを浮かべてこちらへと短剣を片手に飛び掛って来た。
「シュース、こいつらは俺がやるから行ってやれ」
「分かりました!」
その直後、真横に居たシュースがとてつもない速さで飛び掛って来ているゴブリンの間を抜けて少年少女の元へと移動した。ゴブリン達はシュースが突如消えたと錯覚し、空中で三匹揃って間抜けな顔を浮かべた。
「「「グギャ?」」」
「三匹仲良く吹き飛びな」
俺への接触を少し強めに拒否し、腕を思い切り横へ振りゴブリンの顔を殴りつける。ゴブリンは横に並んでこちらへと襲い掛かってきていたので二匹も巻き込んで木へと叩きつけられた。
俺に殴られたゴブリンと木に直接ぶつかったゴブリンは頭がグチャグチャになっており、間にサンドされていたゴブリンは運良く叩きつけられただけで無事だった。
「まだ生きてるか…そうだ、良い事考えついたぞ」
「紅夜さん、治療終わりましたよー!」
「お、早いな流石腐っても女神」
「あれ、あのゴブリンまだ生きてますけど…倒しますか?」
「いや、わざと逃して追跡しよう」
「…なるほど、巣を見つけるんですね」
「まあ、討伐したら金も貰えるしな」
「取り敢えず私があのゴブリンに魔法で目印をつけて逃しますか、その間紅夜さんは呆然としてるあのお二人を何とかして来て下さいよ」
「あいよ」
シュースが手から青白い光を出してるのを一瞥してぽけーっとしている二人に近づいて話しかける。
「おい、大丈夫か?」
「…はっ!だ、大丈夫です!」
「そうか、それなら良かった」
「えっと…私達を助けて頂きありがとうございます!」
「ありがとうございます!」
二人はぺこりと頭を下げて礼を言ってきた。二人の装備を観察してみると、鎧や装備に先程ギルドで受付に絡んでたおっさんの装備と違って高そうだったり傷や長年使っている様な感じがないので恐らく俺達と同じく新人なのだろう。
「それにしても、何故ゴブリンに追い詰められてたんだ?新人でも楽に狩れるとか言われてるのに」
「ははは…実は奇襲されてしまいまして…」
少年は苦笑いをしながら申し訳なさそうな顔をしている少女を見た。
「そうか…それでこれからお前達はどうする?俺達はゴブリンの巣に行くけど」
「ゴブリンの巣の場所知ってるんですか!?」
先程苦笑いしていたのと一変、少年は切羽詰まった様な表情でこちらを見た。
「今シュースがゴブリンに目印をつけてるから追跡すれば恐らくな」
「助けて貰って失礼ですが…お願いがあります」
「内容によっては受けないぞ」
「いえ、聞いてくれるだけでも充分です」
「…まあいいか、それで、お願いはなんだ?」
「それは…僕の姉を助けて下さい!」
うん、ゴブリンの巣に反応してた時点でゴブリンに身内か知り合いが攫われたって大体予想ついてた。
「どうせ潰しに行く気だったから、生きてたらな」
「本当ですか!」
話していると、目印付けが終わったのかシュースはこちらへと近寄ってきた。
「紅夜さーん、目印つけて逃しましたよ」
「お、特定出来そうか?」
「もちろんです、現在ここから北東へと向かっているのでそっちに巣があると思いますよ」
「だとよ、お前らはどうする?」
「…ついて行ってもいいんですか?」
「俺は別にいいがシュースは?」
「え、なんの話をしてるんですか?」
「あぁ、すまん言ってなかったな」
シュースにこの少年の事情を話すと、笑みを浮かべながら胸を張って答えた。
「もちろん、一緒に行ってお姉さんを助けましょう!」
「っ、あり、がと…うござ…ひくっ…います」
「ちょ、ちょっと、ハンカチ貸すから涙拭いて!」
「ひぐっ、あり…がどう…」
シュースの言葉を聞いて泣きだした少年とそれを慰めている少女を見ながらシュースへと問いかける。
「ゴブリンの巣は分かったか?」
「恐らく、動きが無いので上手く辿り着いたかと」
「じゃあそろそろ行くか、お前らも準備しろよ」
「はい!」
「あ、武器拾わないと」
少女は近くに落ちていたゴブリンに弾かれたであろう短剣を拾うと腰につけてある鞘にしまい込んだ。
「へぇ、短剣を使ってるのか?」
「あぁ、そういえば自己紹介してなかったですね、私はクリシュっていいます、職業はハンターなので短剣を使っています」
「僕はレストといいます、職業はナイトです…まあ職業って言っても自称ですけどね」
クリシュとレストが自己紹介を済ますとシュースも同じ様に自己紹介を始めた。
「私はシュースと言います、こちらは紅夜さんで私達は今日冒険者になったばかりの新人冒険者です、よろしくお願いしますクリシュさん、レストさん」
シュースの自己紹介に二人は驚く。普通だったと思うんだが。
「えぇ、あんなに強いのに新人!?」
「素手で三匹のゴブリンを瞬殺してたのに…」
あ、そっちか…そりゃびっくりするわな。
「気にしたら負けだ、ほら行くぞ」
「えぇ、待ってくださいよー!」
そうして俺達は偶に出てくるゴブリンを倒しつつ森の更に奥へ進み、そしてゴブリンの巣へ辿り着いた。
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……森に入って1時間程、一つ言わせて貰おう。
「あぁ、救世主様!」
「…どうしてこうなった?」
「いや、私にも分かりませんよ?」
俺達は今、種族が様々な女性達に崇めるかの様に跪かれていた。
事の発端は二十分程前に遡る…
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俺達は森に入ってゴブリンを探しながら当ても無く歩きまわっていた。
索敵に関してはシュースに丸投げしている。
「結構疲れるな」
「そうですね、私も地上に降りて力が制限されてますから大変ですよ」
「それでも十分強いだろ」
「そうですね…っと反応見つけました」
「数と場所は?」
「数は…五つですがその内二つは人のようで魔物に囲まれてますね、場所はここから九時の方向です」
「つまり襲われてるって事か?」
「恐らくそうですね、行きましょう!」
「知ってて死なれるのも目覚めが悪いしさっさと倒すか」
すぐさま二人で反応の方へと進んで行くと、ガチンッという音と共に「きゃあ!」という女性らしき悲鳴が聞こえた。
そのまま木々の間を走り抜けると、木が生えていない開けた場所へと辿りついた。目の前には囲う様にして木へと追い詰められている中学生位の水色の髪の少女と、負傷したのか腹から赤い血が流れ出ている灰色の髪の少年がいた。そして、その目の前にいるのは緑色の肌をした子供の様な大きさの醜い化物…まあ簡単に言っちゃえばゴブリンが三匹いた。
ゴブリン達は少女へと手を伸ばしていた、恐らく攫って慰物にでもするつもりなのだろう。
「大丈夫ですか!」
まあそんな事、こいつがさせる訳ないわな。
少女はその声でこちらに気づくと希望を見つけた様な目をこちらへ向けたが俺達が無手で防具も無い一般人と気づくと焦った様子で口を開いた。
「っ!私達は良いから逃げなさい!」
「グギャグギャギャギャア!」
少女の声は虚しくも、こちらへとゴブリン達が顔を向けた。そしてゴブリンはシュースを見て歪んだ笑みを浮かべてこちらへと短剣を片手に飛び掛って来た。
「シュース、こいつらは俺がやるから行ってやれ」
「分かりました!」
その直後、真横に居たシュースがとてつもない速さで飛び掛って来ているゴブリンの間を抜けて少年少女の元へと移動した。ゴブリン達はシュースが突如消えたと錯覚し、空中で三匹揃って間抜けな顔を浮かべた。
「「「グギャ?」」」
「三匹仲良く吹き飛びな」
俺への接触を少し強めに拒否し、腕を思い切り横へ振りゴブリンの顔を殴りつける。ゴブリンは横に並んでこちらへと襲い掛かってきていたので二匹も巻き込んで木へと叩きつけられた。
俺に殴られたゴブリンと木に直接ぶつかったゴブリンは頭がグチャグチャになっており、間にサンドされていたゴブリンは運良く叩きつけられただけで無事だった。
「まだ生きてるか…そうだ、良い事考えついたぞ」
「紅夜さん、治療終わりましたよー!」
「お、早いな流石腐っても女神」
「あれ、あのゴブリンまだ生きてますけど…倒しますか?」
「いや、わざと逃して追跡しよう」
「…なるほど、巣を見つけるんですね」
「まあ、討伐したら金も貰えるしな」
「取り敢えず私があのゴブリンに魔法で目印をつけて逃しますか、その間紅夜さんは呆然としてるあのお二人を何とかして来て下さいよ」
「あいよ」
シュースが手から青白い光を出してるのを一瞥してぽけーっとしている二人に近づいて話しかける。
「おい、大丈夫か?」
「…はっ!だ、大丈夫です!」
「そうか、それなら良かった」
「えっと…私達を助けて頂きありがとうございます!」
「ありがとうございます!」
二人はぺこりと頭を下げて礼を言ってきた。二人の装備を観察してみると、鎧や装備に先程ギルドで受付に絡んでたおっさんの装備と違って高そうだったり傷や長年使っている様な感じがないので恐らく俺達と同じく新人なのだろう。
「それにしても、何故ゴブリンに追い詰められてたんだ?新人でも楽に狩れるとか言われてるのに」
「ははは…実は奇襲されてしまいまして…」
少年は苦笑いをしながら申し訳なさそうな顔をしている少女を見た。
「そうか…それでこれからお前達はどうする?俺達はゴブリンの巣に行くけど」
「ゴブリンの巣の場所知ってるんですか!?」
先程苦笑いしていたのと一変、少年は切羽詰まった様な表情でこちらを見た。
「今シュースがゴブリンに目印をつけてるから追跡すれば恐らくな」
「助けて貰って失礼ですが…お願いがあります」
「内容によっては受けないぞ」
「いえ、聞いてくれるだけでも充分です」
「…まあいいか、それで、お願いはなんだ?」
「それは…僕の姉を助けて下さい!」
うん、ゴブリンの巣に反応してた時点でゴブリンに身内か知り合いが攫われたって大体予想ついてた。
「どうせ潰しに行く気だったから、生きてたらな」
「本当ですか!」
話していると、目印付けが終わったのかシュースはこちらへと近寄ってきた。
「紅夜さーん、目印つけて逃しましたよ」
「お、特定出来そうか?」
「もちろんです、現在ここから北東へと向かっているのでそっちに巣があると思いますよ」
「だとよ、お前らはどうする?」
「…ついて行ってもいいんですか?」
「俺は別にいいがシュースは?」
「え、なんの話をしてるんですか?」
「あぁ、すまん言ってなかったな」
シュースにこの少年の事情を話すと、笑みを浮かべながら胸を張って答えた。
「もちろん、一緒に行ってお姉さんを助けましょう!」
「っ、あり、がと…うござ…ひくっ…います」
「ちょ、ちょっと、ハンカチ貸すから涙拭いて!」
「ひぐっ、あり…がどう…」
シュースの言葉を聞いて泣きだした少年とそれを慰めている少女を見ながらシュースへと問いかける。
「ゴブリンの巣は分かったか?」
「恐らく、動きが無いので上手く辿り着いたかと」
「じゃあそろそろ行くか、お前らも準備しろよ」
「はい!」
「あ、武器拾わないと」
少女は近くに落ちていたゴブリンに弾かれたであろう短剣を拾うと腰につけてある鞘にしまい込んだ。
「へぇ、短剣を使ってるのか?」
「あぁ、そういえば自己紹介してなかったですね、私はクリシュっていいます、職業はハンターなので短剣を使っています」
「僕はレストといいます、職業はナイトです…まあ職業って言っても自称ですけどね」
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シュースの自己紹介に二人は驚く。普通だったと思うんだが。
「えぇ、あんなに強いのに新人!?」
「素手で三匹のゴブリンを瞬殺してたのに…」
あ、そっちか…そりゃびっくりするわな。
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