83 / 122
第3章
83. 唇*
しおりを挟む
「んっ…。」
あれ…いつもはすんなり起きてくれるのに今日は何故か寝起きが悪い。
「インカさん…遅刻しちゃいますよ?」
幾分かさっきより強く揺すってみると聞こえるか聞こえないかの音量で「うぅっ…。」という声が聞こえる。
「えっ…インカさん大丈夫ですか⁉︎」
体調が悪いのかと思い身を乗り出すと急に体勢を変えた彼に押し倒される。
えぇ…デジャヴ!
目を見開いたまま彼を見上げると笑みを浮かべる彼と目が合った。
「おはよう、ショウ。」
「おっおはようございます…?」
昨日からどうしたんだ、インカさん…。
「あの…お仕事は…?」
「今日は休みだ。」
「えっ⁉︎すみません…じゃあ起こさない方が良かったですね…。」
マズい…僕だったら休みの日は昼まで寝たい派だ。インカさんもそうだったらどうしよう…。
僕が目をキョロキョロさせて狼狽していると「いや…大丈夫だ、休みでもいつも通りに起きている。」と言われる。その言葉にホッとしていると「ショウ、この状況分かっているのか?」と告げられハッとした。
そうだ!この体勢、色々とマズかったんだ!
ブワッと顔を赤くする僕に彼はフッと笑うと僕の額に口付ける。
「可愛いな。」
「あっ…いや…。」
そんなことない!と叫ぼうとしたが彼に唇を塞がれ、その言葉を口に出すことは出来なかった。
「んっ…ふっ…!」
あああ…!どうしたら…!
押し返してるのにビクともしない!
「んんっ~!」
口だけは開けまいと力んでいる僕に裾から入ってきた手は乳首をキュッと摘まむ。「あっ!」と思わず声を上げた瞬間、にゅると舌が挿入ってきた。
「ふぁ…。」
ちゅ…じゅる…
彼は角度を変えるキスを施しながら手は止めず、僕の乳首をくにくにと弄りつつ下肢にも手を伸ばす。
「あぁっ…イッ…ンカさんっ!」
「ショウ…好きだ。」
「んっ…んん~!」
彼の掌が僕のモノを優しく撫で包み込む。上下に擦られる度に必死に声を押し殺そうとする唇から喘ぎ声が漏れる。
「あっ…やぁ…!もっイッちゃ…!」
この家に来てから自慰をしておらず、正直溜まっていた僕のモノは耐えることが出来ず、すぐに白濁を放った。ハァハァ…と吐息を漏らしながらグッショリと下着の中を濡らし、引っ付く下着が気持ち悪いと感じる。
「ショウ…。」
インカさんはイッた後の息絶え絶えの僕の頰に口付けると「可愛かった…。」と機嫌良く告げる。そして僕の出したもので汚れた下着ごと僕のスラックスを脱がすといつの間にか脱がされていた上着と共にベッドの下に投げ捨てた。更に自分も服を脱ぎ捨て2人共、生まれたままの姿で抱き合う。
「ショウ…好きだ、愛してる。君を俺だけのものにしたい。」
あれ…いつもはすんなり起きてくれるのに今日は何故か寝起きが悪い。
「インカさん…遅刻しちゃいますよ?」
幾分かさっきより強く揺すってみると聞こえるか聞こえないかの音量で「うぅっ…。」という声が聞こえる。
「えっ…インカさん大丈夫ですか⁉︎」
体調が悪いのかと思い身を乗り出すと急に体勢を変えた彼に押し倒される。
えぇ…デジャヴ!
目を見開いたまま彼を見上げると笑みを浮かべる彼と目が合った。
「おはよう、ショウ。」
「おっおはようございます…?」
昨日からどうしたんだ、インカさん…。
「あの…お仕事は…?」
「今日は休みだ。」
「えっ⁉︎すみません…じゃあ起こさない方が良かったですね…。」
マズい…僕だったら休みの日は昼まで寝たい派だ。インカさんもそうだったらどうしよう…。
僕が目をキョロキョロさせて狼狽していると「いや…大丈夫だ、休みでもいつも通りに起きている。」と言われる。その言葉にホッとしていると「ショウ、この状況分かっているのか?」と告げられハッとした。
そうだ!この体勢、色々とマズかったんだ!
ブワッと顔を赤くする僕に彼はフッと笑うと僕の額に口付ける。
「可愛いな。」
「あっ…いや…。」
そんなことない!と叫ぼうとしたが彼に唇を塞がれ、その言葉を口に出すことは出来なかった。
「んっ…ふっ…!」
あああ…!どうしたら…!
押し返してるのにビクともしない!
「んんっ~!」
口だけは開けまいと力んでいる僕に裾から入ってきた手は乳首をキュッと摘まむ。「あっ!」と思わず声を上げた瞬間、にゅると舌が挿入ってきた。
「ふぁ…。」
ちゅ…じゅる…
彼は角度を変えるキスを施しながら手は止めず、僕の乳首をくにくにと弄りつつ下肢にも手を伸ばす。
「あぁっ…イッ…ンカさんっ!」
「ショウ…好きだ。」
「んっ…んん~!」
彼の掌が僕のモノを優しく撫で包み込む。上下に擦られる度に必死に声を押し殺そうとする唇から喘ぎ声が漏れる。
「あっ…やぁ…!もっイッちゃ…!」
この家に来てから自慰をしておらず、正直溜まっていた僕のモノは耐えることが出来ず、すぐに白濁を放った。ハァハァ…と吐息を漏らしながらグッショリと下着の中を濡らし、引っ付く下着が気持ち悪いと感じる。
「ショウ…。」
インカさんはイッた後の息絶え絶えの僕の頰に口付けると「可愛かった…。」と機嫌良く告げる。そして僕の出したもので汚れた下着ごと僕のスラックスを脱がすといつの間にか脱がされていた上着と共にベッドの下に投げ捨てた。更に自分も服を脱ぎ捨て2人共、生まれたままの姿で抱き合う。
「ショウ…好きだ、愛してる。君を俺だけのものにしたい。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,495
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる