172 / 215
第3章
171. 成婚
しおりを挟む
それから少しすると父様の部屋にタジェット兄様が飛び込んできた。
「フェル!帰ってきてたの!?」
と僕を抱き締める。
兄様は隊服をそのままに階段を駆け上がってきたようだ。その慌てた様子に僕は嬉しくなり「うん、ただいま兄様。兄様もお帰りなさい。」と頰にキスをした。兄様は感動したように「ただいま、フェル!」と口にキスしてきたのでそれを手のひらで阻止する。途端に「なんで…?」と哀しそうな顔になったが僕がチラッと父様の方を見ると兄様は「チッ。」と舌打ちをした。
「おいおい、実の父親を睨むんじゃない。お前のことを話してたんだぞ。」
その言葉に兄様は「私の…ですか?」と幾分、冷静になった。
「なぁフェル、私はここから退散するからあとは2人でゆっくり話し合いなさい。解決したら夕食の場に来たらいいから。」
そう言うと父様は部屋を出て行った。
兄様は父様が出て行くのを確認すると先程出来なかったのを埋めるようにキスをしてくる。
「んんっ…!」
僕は兄様の早急な動きに驚きの声を上げた。
「はぁ…久しぶりのフェルだ…。この数日フェルに触れたくて仕方なかったよ…あの街でもフェルに触れれなかったし。」
「(確かにあの時は隊長さんの命令ですぐ別れたもんな…。)」
「くそっ…あの時ワートが仕事を与えなきゃもっとフェルといれたのに…。」
と兄様は呟くと再びキスしてくる。さらに身体中、弄られ僕は堪らず喘ぎ声を上げた。
「あっ…あんっ…にいさま…話…話を。」
とハァハァ言いながら伝える。
「んっ…そうだったね、フェル。ゴメン、久しぶりのフェルに我慢出来なかった。」
兄様はそう言いながらも僕のお尻をムニムニと揉んでくる。そしてそのまま僕を抱きかかえるとソファーに腰かけた。
僕は兄様の太ももに下ろされ横抱きに座る。
「…で、私の話って何?」
僕は先程、父様に説明した内容を伝えた。話し終えて兄様の顔を見ると複雑な表情をしている。
「兄様…あの、ごめんなさい。兄様だけを選べなくて…こんな僕は嫌?」
と恐る恐る聞く。
兄様は僕をギュッと抱き締めると「嫌なわけない!」と力強く言った。
「…前、フェルに重婚の話をされた時、なんとなくそうなる気がしてた…フェルは優しいから相手の気持ちを無下に出来ないんじゃないかって。私は正直、重婚して欲しくない、私だけのフェルであってほしい…でもそれでフェルと一緒にいれないなら私は迷うことなく重婚を選ぶよ。言ってることが矛盾してるのはわかってる…けど、私にとって生きる理由はフェルが側にいることだ。だから、フェルの側にいるためにフェルの望みをかなえるよ。」
僕は静かに兄様を抱き締め返すと「…本当にごめんなさい…ありがとう。」と伝えた。
その日の夕食時、僕とタジェット兄様は父様と母様、そしてエリーに重婚することを伝え、さらにそれが成立したことを告げる。僕は少し照れくさいのを誤魔化す様に笑ったがタジェット兄様は真剣な表情をしている。
僕が「タジェット兄様…?」と聞くと「父様、母様お話があります。」と硬い声を漏らした。
「あの時の約束を再確認させて下さい。私はフェルと正式に婚約そして結婚をします。私はこの家の長男として跡継ぎを設ける義務があると思っています。しかし、私とフェルは血の繋がった兄弟…。今後、子を設けることが難しいかもしれません…そうなるとこのローランド家が途絶える可能性があります。それでも私達の結婚に賛同して頂けますか?」
僕はその言葉を聞いて固まった。
「(…そうだ!兄様はこの家の跡取り…跡継ぎを設けないとこの家が途絶えちゃう…。)」
僕は思わず「あっ…あの!」と言ったが被せるように父様が「それで私が反対だと言ってお前は諦めるのか?」と聞く。
それに対しタジェット兄様は「いいえ、その時はフェルと駆け落ちします。」と堂々と答えた。
その答えに僕は驚いたが父様は「お前に言われた時から覚悟していたことだ、自由にしたらいい。私もイリスも了承している。今更、そんなことを気にしてたのか?」と呆れたように言った。
兄様は「その言葉、忘れないで下さいね。」と相変わらず硬い声で返す。
僕はその雰囲気にオロオロしていると母様が「タジェット、そんな怖い顔しないの、フェルが怯えてるわ。未来の妻を怖がらせてはダメよ?」と笑顔で告げる。
途端、兄様は柔らかい表情となり「ゴメンね。」と僕の頭を撫でてくる。いつもの兄様だ。
僕はホッとしながらもいつもいるはずのディル兄様が不在なのを伺った。すると父様が思い出したかの様に「そうか…フェルにはまだ伝えてなかったな。」と言う。
「ディルはこの前、殿下と婚約しただろう?その婚約式が2ヶ月後に迫っていることから、その準備に取り掛かっているところだ。それにディルは今、殿下のいる王都で一緒に暮らしている。ちょうどフェルが旅に出た時にディルも王都へ向かったんだ…報告が遅れてすまなかったな。」
と父様はアハハと笑った。
「フェル!帰ってきてたの!?」
と僕を抱き締める。
兄様は隊服をそのままに階段を駆け上がってきたようだ。その慌てた様子に僕は嬉しくなり「うん、ただいま兄様。兄様もお帰りなさい。」と頰にキスをした。兄様は感動したように「ただいま、フェル!」と口にキスしてきたのでそれを手のひらで阻止する。途端に「なんで…?」と哀しそうな顔になったが僕がチラッと父様の方を見ると兄様は「チッ。」と舌打ちをした。
「おいおい、実の父親を睨むんじゃない。お前のことを話してたんだぞ。」
その言葉に兄様は「私の…ですか?」と幾分、冷静になった。
「なぁフェル、私はここから退散するからあとは2人でゆっくり話し合いなさい。解決したら夕食の場に来たらいいから。」
そう言うと父様は部屋を出て行った。
兄様は父様が出て行くのを確認すると先程出来なかったのを埋めるようにキスをしてくる。
「んんっ…!」
僕は兄様の早急な動きに驚きの声を上げた。
「はぁ…久しぶりのフェルだ…。この数日フェルに触れたくて仕方なかったよ…あの街でもフェルに触れれなかったし。」
「(確かにあの時は隊長さんの命令ですぐ別れたもんな…。)」
「くそっ…あの時ワートが仕事を与えなきゃもっとフェルといれたのに…。」
と兄様は呟くと再びキスしてくる。さらに身体中、弄られ僕は堪らず喘ぎ声を上げた。
「あっ…あんっ…にいさま…話…話を。」
とハァハァ言いながら伝える。
「んっ…そうだったね、フェル。ゴメン、久しぶりのフェルに我慢出来なかった。」
兄様はそう言いながらも僕のお尻をムニムニと揉んでくる。そしてそのまま僕を抱きかかえるとソファーに腰かけた。
僕は兄様の太ももに下ろされ横抱きに座る。
「…で、私の話って何?」
僕は先程、父様に説明した内容を伝えた。話し終えて兄様の顔を見ると複雑な表情をしている。
「兄様…あの、ごめんなさい。兄様だけを選べなくて…こんな僕は嫌?」
と恐る恐る聞く。
兄様は僕をギュッと抱き締めると「嫌なわけない!」と力強く言った。
「…前、フェルに重婚の話をされた時、なんとなくそうなる気がしてた…フェルは優しいから相手の気持ちを無下に出来ないんじゃないかって。私は正直、重婚して欲しくない、私だけのフェルであってほしい…でもそれでフェルと一緒にいれないなら私は迷うことなく重婚を選ぶよ。言ってることが矛盾してるのはわかってる…けど、私にとって生きる理由はフェルが側にいることだ。だから、フェルの側にいるためにフェルの望みをかなえるよ。」
僕は静かに兄様を抱き締め返すと「…本当にごめんなさい…ありがとう。」と伝えた。
その日の夕食時、僕とタジェット兄様は父様と母様、そしてエリーに重婚することを伝え、さらにそれが成立したことを告げる。僕は少し照れくさいのを誤魔化す様に笑ったがタジェット兄様は真剣な表情をしている。
僕が「タジェット兄様…?」と聞くと「父様、母様お話があります。」と硬い声を漏らした。
「あの時の約束を再確認させて下さい。私はフェルと正式に婚約そして結婚をします。私はこの家の長男として跡継ぎを設ける義務があると思っています。しかし、私とフェルは血の繋がった兄弟…。今後、子を設けることが難しいかもしれません…そうなるとこのローランド家が途絶える可能性があります。それでも私達の結婚に賛同して頂けますか?」
僕はその言葉を聞いて固まった。
「(…そうだ!兄様はこの家の跡取り…跡継ぎを設けないとこの家が途絶えちゃう…。)」
僕は思わず「あっ…あの!」と言ったが被せるように父様が「それで私が反対だと言ってお前は諦めるのか?」と聞く。
それに対しタジェット兄様は「いいえ、その時はフェルと駆け落ちします。」と堂々と答えた。
その答えに僕は驚いたが父様は「お前に言われた時から覚悟していたことだ、自由にしたらいい。私もイリスも了承している。今更、そんなことを気にしてたのか?」と呆れたように言った。
兄様は「その言葉、忘れないで下さいね。」と相変わらず硬い声で返す。
僕はその雰囲気にオロオロしていると母様が「タジェット、そんな怖い顔しないの、フェルが怯えてるわ。未来の妻を怖がらせてはダメよ?」と笑顔で告げる。
途端、兄様は柔らかい表情となり「ゴメンね。」と僕の頭を撫でてくる。いつもの兄様だ。
僕はホッとしながらもいつもいるはずのディル兄様が不在なのを伺った。すると父様が思い出したかの様に「そうか…フェルにはまだ伝えてなかったな。」と言う。
「ディルはこの前、殿下と婚約しただろう?その婚約式が2ヶ月後に迫っていることから、その準備に取り掛かっているところだ。それにディルは今、殿下のいる王都で一緒に暮らしている。ちょうどフェルが旅に出た時にディルも王都へ向かったんだ…報告が遅れてすまなかったな。」
と父様はアハハと笑った。
35
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
寄るな。触るな。近付くな。
きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。
頭を打って?
病気で生死を彷徨って?
いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。
見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。
シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。
しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。
ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる