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第六章 暴かれる
第18話 あんたの子供
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語調に苛立ちが含まれる。
「わかった。お前が棄教する決意ができるまで俺は待つ」
「ダビデに子供ができた以上、そんな流暢なことは言ってられない」
「それなら、お前はどうしたい?」
「俺は……」
サリオンは口ごもり、視線を落として黙り込む。
その時、ミハエルの言葉が閃光のように蘇る。
神は自分に逆らってした決断より、逆らうことを恐れて自分が本当にしたいことをしない決断を罰すると。
「本当は、あんたと俺の子供が欲しい」
うつむくと、ハラハラ涙が滴った。
今度は両肩口を握られる。
「本当に嫌なら俺を突き飛ばしてくれ」
顔が目の前に迫り、吐息が唇にかかった。
サリオンは口づけを待つ恋人に、そっと唇を重ね合わせる。
これが答えだ。
たとえ神に逆らってでも愛する人を助けたい。
「サリオン……」
唇が離れると、信じられないといった顔つきの彼がいる。
「俺はあんたを選びたい」
今度は上を向き、アルベルトと目と目を合わせて宣言した。
茫然自失のアルベルトの胸に身体を預けてしがみつく。
あらぬ方を向いたアルベルトの腕が背中に回される。
これが愛だ。
すべてを捧げ尽くして悔いなしとまで思える相手がここにいる。
彼の唇が再び重ねられ、舌と舌が絡み合う。
濃艶なキスだった。
キスがいったん止むと、庭先でアルベルトに抱き上げられていた。
向かった先はサリオンの部屋の寝室だ。
サリオンは彼の首に腕を回し、されるがままになっていた。
「サリオン」
ベッドにそっと下ろされて、最後に確認するように名前を呼ばれる。
サリオンは両手を伸ばした。その手がアルベルトの背中を引き寄せ、力が込められる。
「愛している」
切なげな告白が胸をぎゅっと掴んで離さない。
「俺も」
見上げた恋人の顔が泣きそうになっている。サリオンはアルベルトの首に腕を回してキスをする。
すぐに熱い舌で答えてくれた恋人は、サリオンの頭貫衣を一気に引き抜き、下帯に手をかける。
「これが罪なら、俺もお前と分かち持つ」
下帯が解かれて、サリオンの裸体をアルベルトが凝視する。
「わかった。お前が棄教する決意ができるまで俺は待つ」
「ダビデに子供ができた以上、そんな流暢なことは言ってられない」
「それなら、お前はどうしたい?」
「俺は……」
サリオンは口ごもり、視線を落として黙り込む。
その時、ミハエルの言葉が閃光のように蘇る。
神は自分に逆らってした決断より、逆らうことを恐れて自分が本当にしたいことをしない決断を罰すると。
「本当は、あんたと俺の子供が欲しい」
うつむくと、ハラハラ涙が滴った。
今度は両肩口を握られる。
「本当に嫌なら俺を突き飛ばしてくれ」
顔が目の前に迫り、吐息が唇にかかった。
サリオンは口づけを待つ恋人に、そっと唇を重ね合わせる。
これが答えだ。
たとえ神に逆らってでも愛する人を助けたい。
「サリオン……」
唇が離れると、信じられないといった顔つきの彼がいる。
「俺はあんたを選びたい」
今度は上を向き、アルベルトと目と目を合わせて宣言した。
茫然自失のアルベルトの胸に身体を預けてしがみつく。
あらぬ方を向いたアルベルトの腕が背中に回される。
これが愛だ。
すべてを捧げ尽くして悔いなしとまで思える相手がここにいる。
彼の唇が再び重ねられ、舌と舌が絡み合う。
濃艶なキスだった。
キスがいったん止むと、庭先でアルベルトに抱き上げられていた。
向かった先はサリオンの部屋の寝室だ。
サリオンは彼の首に腕を回し、されるがままになっていた。
「サリオン」
ベッドにそっと下ろされて、最後に確認するように名前を呼ばれる。
サリオンは両手を伸ばした。その手がアルベルトの背中を引き寄せ、力が込められる。
「愛している」
切なげな告白が胸をぎゅっと掴んで離さない。
「俺も」
見上げた恋人の顔が泣きそうになっている。サリオンはアルベルトの首に腕を回してキスをする。
すぐに熱い舌で答えてくれた恋人は、サリオンの頭貫衣を一気に引き抜き、下帯に手をかける。
「これが罪なら、俺もお前と分かち持つ」
下帯が解かれて、サリオンの裸体をアルベルトが凝視する。
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