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一章 過去と今
4話
昨日のことで、話がしたいと、ベイル殿下から正式な手紙をもらってしまって流石に断るこはできないので了承の手紙を送るとこちらに出向くと言う。本来なら一国の皇太子であるベイル殿下の方が身分が上なので俺が出向くのが礼儀だがさっさと済ましたかったのでそれで了承した。
どこからかその話を聞いた陛下が同席すると言い出してなぜか皇太子も一緒に話を聞くことになってしまった。
「フラン様、国王陛下、皇太子殿下、ベイル様、ミレイ様がいらっしゃいました」
「、、、うん、とうして」
「はい」
「失礼する」
「!いい匂い!!、、、あ!ザッハトルテだ!!」
「こら!ミレイ!、、、すまない」
「、、、いえ」
この日のためにアリアがシェフに頼んでくれた茶菓子だ。俺だけならアリアの作ってくれたお菓子でいいが流石に国王や隣国の王子に侍女が作ったものは出せない。ミレイはなぜか俺の隣の席に座り、早速ザッハトルテにかぶりついていた。その様子にベイルは苦笑を浮かべていた。読んでた本を一旦アリアに預けて話を聞くことにした。
「昨日はミレイがわがままを言ってしまって申し訳ない。部屋に来てお茶の邪魔をしてしまっただろう?」
「いいえ、お茶を入れたのはアリアなので、、、俺はただ本を読んでいただけ」
「そう?フラン王子は読書家なんだな」
「、、、他に、することないから」
「そうなのかい?」
だめだ。会話が続かない。何を話せばいいのかわからない。目を合わせない、敬語を使わない俺に陛下の視線がいたい。
「違ったら悪いのだけれど、、、もしかして人に、特に大柄な男性に触れられることが怖いのかな」
「!」
言われたことが意外すぎて顔をあげてしまった。まっすぐ見た王子の瞳はとてもキラキラしていて、そしてその汚れのなさに自分の醜さが見抜かれそうでとても逃げたくなった。
「ち、がいます」
さっと目を逸らす。その行為がベイルの言っていることを肯定していると言うことにフランはきずいていない。一緒にいる陛下や皇太子は信じられないようなものを見るような目でフランを見ていた。
「、、、そうか。そうだ、昨日のお詫びによければこれをもらって欲しい」
そう言って差し出してきたのは本だった。
「ミレイが本を一緒に読んだと言って本が好きだと思ってね、国から持ってきていたんだ。俺はもう読んでしまったし、新品ではないのが申し訳ないんだがよければもらって欲しい」
もらった本は隣国の文字で書かれた本だった。
「、、え、え、いゆう、、、ら、、、れいんはると?の、、、えいゆうたん?」
言語は一緒なのだが隣国とは昔戦争をしていたためかなぜか文字が違う。
うろ覚えだったがなんとか読むことができた。
「!フラン、、、その文字が読めたのか?」
驚く皇太子に確かにフランはまともな教育はしていない。自分から教師たちをクビにしていたためいつの間にか国にはフランに教育をしようと思う人間はいなくなったし国が申請したとしても皆断ってしまうのだ。
「、、、少しだけなら」
「はは、大丈夫だよ中身はこっちの国の言語になってるから、その本はこちらの文字を覚えられるように中身をこちらの言語で訳してあるんだ」
「、、、ありがとう」
「いいんだ、逆にこんなものしか渡せなくて悪いよ」
「、、、、」
穏やかな空気が流れる中、従者がベイル王子を呼びにきてしまう。
「すまない、私から誘ったのに、、、」
「、、、いいえ」
「よければ、また、お茶をしよう」
「、、、はい」
そう言って、残ると言い続けているミレイを抱き上げながら出て行った。なぜか陛下たちはそのままに、、、。
「、、、、」
「「、、、、、」」
じっと見られ、流石に居心地が悪い。
「なぜ、、、」
「?」
「なぜ、隣国の文字を読めたんだ?教わってないだろう?」
なぜ、なぜだったか、、、。あぁ、確か、、、。
「、、、皇太子殿下が文武両道で、第二王子様が戦略に優れていて、第四王子様は戦闘に優れていて、、、勉強も剣術も才能がない、習うだけ無駄だって言われて、何もなくて、、、でも、そんな時に第一王女様の隣国との婚約が決まって、、、その時に王子の誰も隣国の文字を読めないってメイドたちが噂しているのを聞いて、、、それで覚えようと思って、、、」
その後、初歩的な文字を少しだけ覚えることができて陛下に見せに行ったら、第一王子は元々知っていて、第二王子はすでに全てをマスターしていて、覚えるのやめたんだった。
「、、、?」
妙に静かで手に持っていた紅茶を見ていた視線を陛下たちへ向けるとなんとも驚いたような顔をしていた。
「?」
「、、、お前に習うだけ無駄だと言った奴がいたのか?」
「?、、、俺に勉強を教えようとしにくる人たちはみんな最初に言ってたから、、、」
それで悲しくて、恥ずかしくて、ムカついて、みんなみんなクビにしまくったんだっけ、、、。
フランの言葉に陛下はなんとも形容し難い感情が体を巡った。皇太子も同様に、、、。
「そうか、、、気づけなかった俺の責任だな。すまないな、フラン」
「、、、、、、い、、、、いえ」
心がポワポワする。これはなんなんだろうか、、、。前はこんなこと一回もなかったのに、、、記憶が流れてから新しいことが多いな、、、。
「フラン」
ポーッとしているとといつの間にか皇太子が隣にいて俺の頭を撫でていた。
「勉強をするのに兄弟が優れているからといって無駄なんてことはないんだ」
「?、、、優秀な王子様方がいるのに?」
「、、、そうだよ。何を勉強して、個人がどう感じるかが大事なんだ。一般常識だって学ぶこともできるしね。それと俺のことは兄上でも兄様とでも呼んで欲しいな。皇太子だと少し寂しいよ」
「?、、、でも、呼ぶなって、、、あ、、、」
それを言ったのは前回の皇太子で目の前にいる方ではない。
「、、、誰がそんなことを?」
「あ、、、な、なんでもない。これからお兄様って呼ぶ」
「、、、まぁ、いいか。これからはそう呼んでね。他の兄弟にもね」
「、、、うん」
また、頭を撫でられて変な感じだ。
「ふむ、、、フレイが勉強をしたいと思うなら、信頼のできる教師を呼ぶか?」
それはいいことなのだろか、、、。もし前回でクビにしてしまった人だったら、、、。
「、、、いい。本、読みたいから」
「そうか、、、ふむ、それなら専門書を読んでみるといい。小説などと違って面白みはないが、、、」
「せんもんしょ、、、」
ちらっとアリアを見ると、、、。
「そうですね、、、。王宮図書館にある専門書を次回から持ってきましょう」
「あぁ、そうしてくれ」
「はい、最初は、、、そうですね歴史書などいかがでしょう?帝国暦に沿っているので少しは読みやすいと思います」
「、、、歴史、、、それにする。その、、、これ読み終わったら、、、」
「ふふ、そうですね。そちらが読み終わりましたらお持ちしますね」
「、、、うん」
ベイル王子からもらった本も少し気になるからそれが読み終わってから専門書を読むことにしよう。その微笑ましい姿を陛下や皇太子はなんとも言えない思いで見ていた。
今まで、気づけなかったがフランが大暴な性格になってしまったのは自分があまり構ってあげられなかったからだろうと気づいてしまった。なぜ今こんなにおとなしくなってしまったのかわからないが、兄弟たちと比較していないといったら嘘になるのも事実なのだ。優秀な兄姉と弟妹に囲まれてしまえば、ひねくれもするだろう。
ベルリアを産んでなくなってしまった側妃、フランの母親もフランが2歳のころになくなっており、近くにいたのは数少ない乳母ら従者で、その頃は体の弱いベルリアを産んで亡くなってしまった母親の葬式や早産のため体が弱く生まれてしまったベルリアの世話など色々と重なり、フランに気をかけることができなかった。目の前にいるフランは今侍女であるアリアに無意識に甘え、母親という認識が出ているのかもしれない。
もう少し、フランとの時間を作るべきだな、、、。
陛下と皇太子は同時にそう思った。
「では、そろそろ俺たちは戻ろう」
「あ、、、はい」
「、、、また、来る。いいか?」
「!、、、、はい」
表情は変わらないが、少しだけ空気が柔らかくなるのがわかる。
「「また来る/ね」」
そう言ってしまった扉をフランは少しの間見続けていた。
「ふふ、よかったですね」
「、、、アリア」
「はい」
「、、、なんか、、、ここら辺がポワポワする、、、これは何?」
胸を押さえながらいうフランにアリアはフランと目線を合わせて、ゆっくり言葉を紡いだ。
「それは、嬉しい、楽しい、愛おしい、、、そのような気持ちが溢れた時にくるものです」
「うれしい、たのしい、いとおしい、、、そっか、まだ、あったんだ」
「?フラン様?」
「ううん、、、なんでもない。アリア」
「はい」
「、、、昨日みたいに抱きしめてほしい」
「、、、ふふ、はい」
そう言ってアリアは優しく抱きしめてくれた。
どこからかその話を聞いた陛下が同席すると言い出してなぜか皇太子も一緒に話を聞くことになってしまった。
「フラン様、国王陛下、皇太子殿下、ベイル様、ミレイ様がいらっしゃいました」
「、、、うん、とうして」
「はい」
「失礼する」
「!いい匂い!!、、、あ!ザッハトルテだ!!」
「こら!ミレイ!、、、すまない」
「、、、いえ」
この日のためにアリアがシェフに頼んでくれた茶菓子だ。俺だけならアリアの作ってくれたお菓子でいいが流石に国王や隣国の王子に侍女が作ったものは出せない。ミレイはなぜか俺の隣の席に座り、早速ザッハトルテにかぶりついていた。その様子にベイルは苦笑を浮かべていた。読んでた本を一旦アリアに預けて話を聞くことにした。
「昨日はミレイがわがままを言ってしまって申し訳ない。部屋に来てお茶の邪魔をしてしまっただろう?」
「いいえ、お茶を入れたのはアリアなので、、、俺はただ本を読んでいただけ」
「そう?フラン王子は読書家なんだな」
「、、、他に、することないから」
「そうなのかい?」
だめだ。会話が続かない。何を話せばいいのかわからない。目を合わせない、敬語を使わない俺に陛下の視線がいたい。
「違ったら悪いのだけれど、、、もしかして人に、特に大柄な男性に触れられることが怖いのかな」
「!」
言われたことが意外すぎて顔をあげてしまった。まっすぐ見た王子の瞳はとてもキラキラしていて、そしてその汚れのなさに自分の醜さが見抜かれそうでとても逃げたくなった。
「ち、がいます」
さっと目を逸らす。その行為がベイルの言っていることを肯定していると言うことにフランはきずいていない。一緒にいる陛下や皇太子は信じられないようなものを見るような目でフランを見ていた。
「、、、そうか。そうだ、昨日のお詫びによければこれをもらって欲しい」
そう言って差し出してきたのは本だった。
「ミレイが本を一緒に読んだと言って本が好きだと思ってね、国から持ってきていたんだ。俺はもう読んでしまったし、新品ではないのが申し訳ないんだがよければもらって欲しい」
もらった本は隣国の文字で書かれた本だった。
「、、え、え、いゆう、、、ら、、、れいんはると?の、、、えいゆうたん?」
言語は一緒なのだが隣国とは昔戦争をしていたためかなぜか文字が違う。
うろ覚えだったがなんとか読むことができた。
「!フラン、、、その文字が読めたのか?」
驚く皇太子に確かにフランはまともな教育はしていない。自分から教師たちをクビにしていたためいつの間にか国にはフランに教育をしようと思う人間はいなくなったし国が申請したとしても皆断ってしまうのだ。
「、、、少しだけなら」
「はは、大丈夫だよ中身はこっちの国の言語になってるから、その本はこちらの文字を覚えられるように中身をこちらの言語で訳してあるんだ」
「、、、ありがとう」
「いいんだ、逆にこんなものしか渡せなくて悪いよ」
「、、、、」
穏やかな空気が流れる中、従者がベイル王子を呼びにきてしまう。
「すまない、私から誘ったのに、、、」
「、、、いいえ」
「よければ、また、お茶をしよう」
「、、、はい」
そう言って、残ると言い続けているミレイを抱き上げながら出て行った。なぜか陛下たちはそのままに、、、。
「、、、、」
「「、、、、、」」
じっと見られ、流石に居心地が悪い。
「なぜ、、、」
「?」
「なぜ、隣国の文字を読めたんだ?教わってないだろう?」
なぜ、なぜだったか、、、。あぁ、確か、、、。
「、、、皇太子殿下が文武両道で、第二王子様が戦略に優れていて、第四王子様は戦闘に優れていて、、、勉強も剣術も才能がない、習うだけ無駄だって言われて、何もなくて、、、でも、そんな時に第一王女様の隣国との婚約が決まって、、、その時に王子の誰も隣国の文字を読めないってメイドたちが噂しているのを聞いて、、、それで覚えようと思って、、、」
その後、初歩的な文字を少しだけ覚えることができて陛下に見せに行ったら、第一王子は元々知っていて、第二王子はすでに全てをマスターしていて、覚えるのやめたんだった。
「、、、?」
妙に静かで手に持っていた紅茶を見ていた視線を陛下たちへ向けるとなんとも驚いたような顔をしていた。
「?」
「、、、お前に習うだけ無駄だと言った奴がいたのか?」
「?、、、俺に勉強を教えようとしにくる人たちはみんな最初に言ってたから、、、」
それで悲しくて、恥ずかしくて、ムカついて、みんなみんなクビにしまくったんだっけ、、、。
フランの言葉に陛下はなんとも形容し難い感情が体を巡った。皇太子も同様に、、、。
「そうか、、、気づけなかった俺の責任だな。すまないな、フラン」
「、、、、、、い、、、、いえ」
心がポワポワする。これはなんなんだろうか、、、。前はこんなこと一回もなかったのに、、、記憶が流れてから新しいことが多いな、、、。
「フラン」
ポーッとしているとといつの間にか皇太子が隣にいて俺の頭を撫でていた。
「勉強をするのに兄弟が優れているからといって無駄なんてことはないんだ」
「?、、、優秀な王子様方がいるのに?」
「、、、そうだよ。何を勉強して、個人がどう感じるかが大事なんだ。一般常識だって学ぶこともできるしね。それと俺のことは兄上でも兄様とでも呼んで欲しいな。皇太子だと少し寂しいよ」
「?、、、でも、呼ぶなって、、、あ、、、」
それを言ったのは前回の皇太子で目の前にいる方ではない。
「、、、誰がそんなことを?」
「あ、、、な、なんでもない。これからお兄様って呼ぶ」
「、、、まぁ、いいか。これからはそう呼んでね。他の兄弟にもね」
「、、、うん」
また、頭を撫でられて変な感じだ。
「ふむ、、、フレイが勉強をしたいと思うなら、信頼のできる教師を呼ぶか?」
それはいいことなのだろか、、、。もし前回でクビにしてしまった人だったら、、、。
「、、、いい。本、読みたいから」
「そうか、、、ふむ、それなら専門書を読んでみるといい。小説などと違って面白みはないが、、、」
「せんもんしょ、、、」
ちらっとアリアを見ると、、、。
「そうですね、、、。王宮図書館にある専門書を次回から持ってきましょう」
「あぁ、そうしてくれ」
「はい、最初は、、、そうですね歴史書などいかがでしょう?帝国暦に沿っているので少しは読みやすいと思います」
「、、、歴史、、、それにする。その、、、これ読み終わったら、、、」
「ふふ、そうですね。そちらが読み終わりましたらお持ちしますね」
「、、、うん」
ベイル王子からもらった本も少し気になるからそれが読み終わってから専門書を読むことにしよう。その微笑ましい姿を陛下や皇太子はなんとも言えない思いで見ていた。
今まで、気づけなかったがフランが大暴な性格になってしまったのは自分があまり構ってあげられなかったからだろうと気づいてしまった。なぜ今こんなにおとなしくなってしまったのかわからないが、兄弟たちと比較していないといったら嘘になるのも事実なのだ。優秀な兄姉と弟妹に囲まれてしまえば、ひねくれもするだろう。
ベルリアを産んでなくなってしまった側妃、フランの母親もフランが2歳のころになくなっており、近くにいたのは数少ない乳母ら従者で、その頃は体の弱いベルリアを産んで亡くなってしまった母親の葬式や早産のため体が弱く生まれてしまったベルリアの世話など色々と重なり、フランに気をかけることができなかった。目の前にいるフランは今侍女であるアリアに無意識に甘え、母親という認識が出ているのかもしれない。
もう少し、フランとの時間を作るべきだな、、、。
陛下と皇太子は同時にそう思った。
「では、そろそろ俺たちは戻ろう」
「あ、、、はい」
「、、、また、来る。いいか?」
「!、、、、はい」
表情は変わらないが、少しだけ空気が柔らかくなるのがわかる。
「「また来る/ね」」
そう言ってしまった扉をフランは少しの間見続けていた。
「ふふ、よかったですね」
「、、、アリア」
「はい」
「、、、なんか、、、ここら辺がポワポワする、、、これは何?」
胸を押さえながらいうフランにアリアはフランと目線を合わせて、ゆっくり言葉を紡いだ。
「それは、嬉しい、楽しい、愛おしい、、、そのような気持ちが溢れた時にくるものです」
「うれしい、たのしい、いとおしい、、、そっか、まだ、あったんだ」
「?フラン様?」
「ううん、、、なんでもない。アリア」
「はい」
「、、、昨日みたいに抱きしめてほしい」
「、、、ふふ、はい」
そう言ってアリアは優しく抱きしめてくれた。
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