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2章 懺悔と喜悦
15話
「ロウベリアン様について、、、?」
「あぁ、先代のロウベリアン様は今代を君に託すとおっしゃったのだ」
「え、、、えっ!?」
確かにレイドルトがさっき何か言っていたような気が、、、する。託すとはどう言うことなのだろうか。ロウベリアン様はモアナ国の守護神である以上アレリア国に連れていくなんてもってのほかだ。
だからと言ってモアナ国にずっといるのかと言われるとまだ償っていない罪がある以上居続けることはできない。
「私たちとしては君にロウベリアン様と共にこの地で過ごしてほしいと思っているのだが、、、どうだろうか」
「、、、」
すぐにでも無理だと言ってしまいたいが言っていいのかわからない。俺がこの国に住むことに異論のある人たちがいるのだろうか。モアナ国の人らは守護神を遠く離れた地へ行かせずにすみアレリア国は嫌われた王子を厄介払いできるのだから。
「俺は、、、」
「、、、ふぅ、少し意地悪しすぎたか、この地に残って欲しいことは事実。だが強制はしない。そもそもこやつに断られているしな、君が快く移り住むと言ってくれれば首を縦に振るかと思ったんだが、無理そうだ」
「、、、すいません」
「いい、だが定期的にこちらに来てくれないか?遊びに来るついでに大神殿に訪れてくれれば助かる」
「そっちがついででいいのか?ならレイドルトとともに月数度訪れさせよう。フランもそれでいいな」
「はい」
淡々と決まっていくこれからのことに困惑しながらも取り敢えずこの地に移住せず住んでよかった。
「折り合えず、守護神様のお名前を決めなければいけないな」
「?ロウベリアン様が名前ではないの?」
「あぁ、モアナの守護神であられるロウベリアン様は世代交代をする稀な神様であるから、各代の守護神様方をロウベリアン様と示しているが各々区別をするために神名は存在するんだ。先代のロウベリアン様にはモルティーナという名があった。我らの国の言葉で大地の母という。よければフラン王子に神名を決めていただきたい」
「お、俺が?」
急なことに驚いてグリエルドの顔をまじまじと見てしまう。そのような重大なことを自分が決めていいわけがないのだ。
「あぁ、それにそのお方は君に決めて欲しいそうだ」
っとにこやかに言われ、視線の先を見ると期待をしているかのようにこちらに擦り寄りながら瞳をキラキラさせているロウベリアン様がいた。
「で、でも、、、」
「フラン、別に今すぐというわけじゃない。そうだな、この国を発つまでに神名を決めなさい。まだ数日はこちらにいる。ゆっくり考えなさい」
もう決定事項のようで陛下の真剣な眼差しを見て仕舞えば断れるわけがなかった。
「、、、はい、、、」
今まで名を考えたことなど一度もない自分に神様の名前を考えられるのかどうか、、、。
「アリア」
「はい、どうされましたかフラン様」
「、、、あの」
「ふふ、名前をことですか?」
「!、、、うん」
どうやって息子に「フラン」という名をつけたのか、でも聞いていいのかわからなくて聞きづらい。
「私は息子にしか名前をつけたことがないのでもっともらしく言えるわけではないのですが、それでも確かにとても難しかったですね」
「難しかった?」
「えぇ、あの子がお腹にいるとわかってからずっと名前を考えていました。女の子だったら、男の子だったら、いくつも案を夫と出しながらそれでも決まりませんでした」
「、、、じゃあどうやって名前を決めたの?」
「私にもよくわからないのです。ただあのこが生まれて顔を見た時あぁ、この子の名前はフランにしようっと直感的に思ったのです」
「直感、、、」
「えぇ、ふふ、『フラン』はアレリア国の古代語で光を意味します。あの子は私たちにとって光そのものだから自然とその名が出てきたのでしょう」
「そうなんだ、、、直感か、、、」
膝で気持ち良さそうに寝ているロウベリアン様を見やる。
先代のような神々しさはまだないが大きくなるごとに神聖なる姿へと変わっていくはずだろう。
「、、、、レイ、、、」
「え?」
「レイリュウール様、、、どう、、、かな?」
「レイリュウール様、、、希望の宝、、、えぇ!えぇ!とても素晴らしいと思います!すぐに陛下にもお伝えしなければ!」
そう言って出ていくアリアに少し恥ずかしくてフアフアなレイリュウール様の毛を撫でているといつの間にか起きていたのかキラキラとした瞳でこちらを見つめていた。
「こんな私が貴方様の神名を決めるのは分不相応だとわかってはいますが、どうかお受け取りください。《レイリュウール》様」
「!!」
その名を呼んだ瞬間、レイリュウール様の体が光だし始め、目が開けられなくなり、急なことにどうすることもできなかった。
「な、何が、、、」
『やった~!フランが名前つけてくれた!嬉しい!!』
「へ」
聞いたことのない声に驚いて声のする方向を見ればそこにはレイリュウール様しかいない。
「?」
『僕、ずっとフランに名前決めて欲しかったから嬉しいの!』
「!?しゃ、しゃべ、え?、、、レイリュウール様、、、しゃ、喋れるの、、、ですか?」
『?フラン僕の声がわかるの?やった~!」
嬉しそうにクルクルと回って膝に飛び乗ってくる。
やっぱり話しているのはレイリュウール様のようだ。
「なぜ?」
『ん~、、、わかんない!』
「そ、そうですか」
レイリュウール様にわからないことが俺にわかるはずがないなととりあえず話せるのには別段困ることはないから大丈夫だろう。
その後、少し話していると陛下らがやってきた。
「そうか、レイリュウール様かいい神名だ」
「あ、ありがとうございます」
「だが、神名はあまり知られてはいけない」
「どういうことだ?」
「あぁ、神名はその名の通り神の名だ。名には力があり、神の名となれば縛る力ともなる。我々はいいとしてもその名、その力を悪用するものも現れるかもしれない。まさかこうも早く決まるとは思っていなかった。初めに話して神名と名の二つと言っておけばよかったな」
「い、いえ、、、」
「神名は大神殿の石板に刻まれることとなるはずだ。呼び名は何か、省略するか別の名で呼ばなければ、、、」
「省略、、、ならレイ様は、、、」
「!レイ様か、、、うむ、別の名で呼ばれるよりはまだいいだろう」
その後、名前をみんなに褒められ、なんともむずむずするような気分になる。
その後数日は守護神が帰ってきたことで、国中を挙げての大祭りだった。そしてその守護神をフランが助けたということも国民に伝えられ、フランはモアナ国の救世主にあたる人物となってしまった。いざ国に帰るとなった時など国民総出でお見送りになった。
「この距離に来ても、モアナ国が輝いて見えるなんて不思議だ」
「それだけ神の存在が彼らにとって大事ってことでしょう」
姿を消していた神が姿を表したのだ、今まで以上に活気に溢れるのは仕方のないことだろう。
「フラン、きちんとレイ様のお世話をするんだぞ」
「あ、はい、、、あの」
「なんだ?」
「そのレイ様が、その、、、様付けじゃなくレイと呼んで欲しいと」
来まづそうに視線を彷徨いさせながら言ったことに3人は固まってしまう。
「、、、!あ、あぁ、そうか、確か声が聞けるんだったか、、、いや、だが神様を名を呼び捨てにするなど」
「わう!!わふ?あう?」
『なんで!!ダメなの?だめ?』っと言っているような瞳を潤ませながら愛らしさを最大に出されてはこちらが折れるしかないだろう。
「そうだな、公式の場以外でならいいだろう。我々王族が側から見ると魔物に見えるレイさ、レイに様などつければ何やら怪しまれるかもしれないしな」
「それは、、、確かにそうですね」
「ではこれからはレイと呼ばせていただきますね」
『わふ!』
「え、えっと、うんって言ってる」
「うん、これは聞かなくても俺にもわかったよ。、、、可愛いな」
「ん」
これからの生活に少し胸が高鳴るのを感じ得ずにはいられなかった。とても騒がしくでも楽しい日々になるはずだろう。
「あぁ、先代のロウベリアン様は今代を君に託すとおっしゃったのだ」
「え、、、えっ!?」
確かにレイドルトがさっき何か言っていたような気が、、、する。託すとはどう言うことなのだろうか。ロウベリアン様はモアナ国の守護神である以上アレリア国に連れていくなんてもってのほかだ。
だからと言ってモアナ国にずっといるのかと言われるとまだ償っていない罪がある以上居続けることはできない。
「私たちとしては君にロウベリアン様と共にこの地で過ごしてほしいと思っているのだが、、、どうだろうか」
「、、、」
すぐにでも無理だと言ってしまいたいが言っていいのかわからない。俺がこの国に住むことに異論のある人たちがいるのだろうか。モアナ国の人らは守護神を遠く離れた地へ行かせずにすみアレリア国は嫌われた王子を厄介払いできるのだから。
「俺は、、、」
「、、、ふぅ、少し意地悪しすぎたか、この地に残って欲しいことは事実。だが強制はしない。そもそもこやつに断られているしな、君が快く移り住むと言ってくれれば首を縦に振るかと思ったんだが、無理そうだ」
「、、、すいません」
「いい、だが定期的にこちらに来てくれないか?遊びに来るついでに大神殿に訪れてくれれば助かる」
「そっちがついででいいのか?ならレイドルトとともに月数度訪れさせよう。フランもそれでいいな」
「はい」
淡々と決まっていくこれからのことに困惑しながらも取り敢えずこの地に移住せず住んでよかった。
「折り合えず、守護神様のお名前を決めなければいけないな」
「?ロウベリアン様が名前ではないの?」
「あぁ、モアナの守護神であられるロウベリアン様は世代交代をする稀な神様であるから、各代の守護神様方をロウベリアン様と示しているが各々区別をするために神名は存在するんだ。先代のロウベリアン様にはモルティーナという名があった。我らの国の言葉で大地の母という。よければフラン王子に神名を決めていただきたい」
「お、俺が?」
急なことに驚いてグリエルドの顔をまじまじと見てしまう。そのような重大なことを自分が決めていいわけがないのだ。
「あぁ、それにそのお方は君に決めて欲しいそうだ」
っとにこやかに言われ、視線の先を見ると期待をしているかのようにこちらに擦り寄りながら瞳をキラキラさせているロウベリアン様がいた。
「で、でも、、、」
「フラン、別に今すぐというわけじゃない。そうだな、この国を発つまでに神名を決めなさい。まだ数日はこちらにいる。ゆっくり考えなさい」
もう決定事項のようで陛下の真剣な眼差しを見て仕舞えば断れるわけがなかった。
「、、、はい、、、」
今まで名を考えたことなど一度もない自分に神様の名前を考えられるのかどうか、、、。
「アリア」
「はい、どうされましたかフラン様」
「、、、あの」
「ふふ、名前をことですか?」
「!、、、うん」
どうやって息子に「フラン」という名をつけたのか、でも聞いていいのかわからなくて聞きづらい。
「私は息子にしか名前をつけたことがないのでもっともらしく言えるわけではないのですが、それでも確かにとても難しかったですね」
「難しかった?」
「えぇ、あの子がお腹にいるとわかってからずっと名前を考えていました。女の子だったら、男の子だったら、いくつも案を夫と出しながらそれでも決まりませんでした」
「、、、じゃあどうやって名前を決めたの?」
「私にもよくわからないのです。ただあのこが生まれて顔を見た時あぁ、この子の名前はフランにしようっと直感的に思ったのです」
「直感、、、」
「えぇ、ふふ、『フラン』はアレリア国の古代語で光を意味します。あの子は私たちにとって光そのものだから自然とその名が出てきたのでしょう」
「そうなんだ、、、直感か、、、」
膝で気持ち良さそうに寝ているロウベリアン様を見やる。
先代のような神々しさはまだないが大きくなるごとに神聖なる姿へと変わっていくはずだろう。
「、、、、レイ、、、」
「え?」
「レイリュウール様、、、どう、、、かな?」
「レイリュウール様、、、希望の宝、、、えぇ!えぇ!とても素晴らしいと思います!すぐに陛下にもお伝えしなければ!」
そう言って出ていくアリアに少し恥ずかしくてフアフアなレイリュウール様の毛を撫でているといつの間にか起きていたのかキラキラとした瞳でこちらを見つめていた。
「こんな私が貴方様の神名を決めるのは分不相応だとわかってはいますが、どうかお受け取りください。《レイリュウール》様」
「!!」
その名を呼んだ瞬間、レイリュウール様の体が光だし始め、目が開けられなくなり、急なことにどうすることもできなかった。
「な、何が、、、」
『やった~!フランが名前つけてくれた!嬉しい!!』
「へ」
聞いたことのない声に驚いて声のする方向を見ればそこにはレイリュウール様しかいない。
「?」
『僕、ずっとフランに名前決めて欲しかったから嬉しいの!』
「!?しゃ、しゃべ、え?、、、レイリュウール様、、、しゃ、喋れるの、、、ですか?」
『?フラン僕の声がわかるの?やった~!」
嬉しそうにクルクルと回って膝に飛び乗ってくる。
やっぱり話しているのはレイリュウール様のようだ。
「なぜ?」
『ん~、、、わかんない!』
「そ、そうですか」
レイリュウール様にわからないことが俺にわかるはずがないなととりあえず話せるのには別段困ることはないから大丈夫だろう。
その後、少し話していると陛下らがやってきた。
「そうか、レイリュウール様かいい神名だ」
「あ、ありがとうございます」
「だが、神名はあまり知られてはいけない」
「どういうことだ?」
「あぁ、神名はその名の通り神の名だ。名には力があり、神の名となれば縛る力ともなる。我々はいいとしてもその名、その力を悪用するものも現れるかもしれない。まさかこうも早く決まるとは思っていなかった。初めに話して神名と名の二つと言っておけばよかったな」
「い、いえ、、、」
「神名は大神殿の石板に刻まれることとなるはずだ。呼び名は何か、省略するか別の名で呼ばなければ、、、」
「省略、、、ならレイ様は、、、」
「!レイ様か、、、うむ、別の名で呼ばれるよりはまだいいだろう」
その後、名前をみんなに褒められ、なんともむずむずするような気分になる。
その後数日は守護神が帰ってきたことで、国中を挙げての大祭りだった。そしてその守護神をフランが助けたということも国民に伝えられ、フランはモアナ国の救世主にあたる人物となってしまった。いざ国に帰るとなった時など国民総出でお見送りになった。
「この距離に来ても、モアナ国が輝いて見えるなんて不思議だ」
「それだけ神の存在が彼らにとって大事ってことでしょう」
姿を消していた神が姿を表したのだ、今まで以上に活気に溢れるのは仕方のないことだろう。
「フラン、きちんとレイ様のお世話をするんだぞ」
「あ、はい、、、あの」
「なんだ?」
「そのレイ様が、その、、、様付けじゃなくレイと呼んで欲しいと」
来まづそうに視線を彷徨いさせながら言ったことに3人は固まってしまう。
「、、、!あ、あぁ、そうか、確か声が聞けるんだったか、、、いや、だが神様を名を呼び捨てにするなど」
「わう!!わふ?あう?」
『なんで!!ダメなの?だめ?』っと言っているような瞳を潤ませながら愛らしさを最大に出されてはこちらが折れるしかないだろう。
「そうだな、公式の場以外でならいいだろう。我々王族が側から見ると魔物に見えるレイさ、レイに様などつければ何やら怪しまれるかもしれないしな」
「それは、、、確かにそうですね」
「ではこれからはレイと呼ばせていただきますね」
『わふ!』
「え、えっと、うんって言ってる」
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