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第七章 異変
第一話 ベントス
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僕がナイトフォレストの森から帰ってきて一週間、ナイトフォレストの森に平和が訪れた。トレントは正式に木人として種族に加えられた。
グロリアさんの力は絶大で認定されることは容易だった。だけどトレント達は人と必要以上に仲良くすることはなく、僕の商会の商人たちとまたユーラ達だけと話をするだけで冒険者達とはあまり話していない。まあそれはしょうがないよね。
ダンジョンの授業は明日から上級生が街から出発する。上級生はある程度身体強化の魔法を使えるので森までそれほどかからない、なので僕は二日後くらいにナイトフォレストの森に向かうことになると思う。
僕は今タスク君の故郷のベントスに来ています。フローラちゃんはまだ本調子じゃなかったので休んでもらってる。なので今回は一人できました。タスク君はいい子だったけど親が僕を攻撃してきてもおかしくないからね。
タスク君も連れて行くんだけど空を飛んだ時にとても喜んでた。空を飛びたいって昔からの夢だったんだってさ。
タスク君は街に着くとお城に駆けていった。門にいた兵士達はタスク君と少し話して僕も一緒に通してくれた。流石王子様、ほぼ顔パスです。
「これはこれは、最強の子供魔術師様。今日は私の腕を治してくれるとか?」
玉座の間に案内された僕らは少し嫌味のこもった言葉を王様から受けた。タスク君のお父様だから少し威圧的なんだろうと思ってたけど予想以上だね。
「タスク君のお父さんですか?」
「ん?やはり低位の貴族は頭が弱いのか?私がそうにきまっているだろう」
お父さんだと思われる王冠を被った人が胸を張って言い放ってきた。でもおかしいんだよね。
「え~嘘だよ、それにしては圧が弱いよ。だってそうでしょ?僕の前の土の魔術師さんだったらもっと強いはずだもん」
「私が弱いというのか!」
「もうよい!」
僕の言葉に反応したのはタスク君を含めて4人いた。その中で一番強そうな長身の男が王冠をかぶってた人から王冠を受け取って玉座に座った。
「ばれているのであれば意味がない。ダン、お前の浅はかな考えは外れたな」
「はっ、申し訳ありません。ですが暗殺ではない事が分かったので私としてはやった意味はあったと思います」
僕が暗殺しに来たと思ったのか、確かに自分より確実に強い人がくるわけだからそういう予防線を張るのは王として当たり前かな。
「ガリア、どうだ?この者の強さは」
「・・ありえないほどの魔力を感じます」
「ほ~お前が狼狽えるほどか・・・」
ガリアと言われた人はあぶら汗をかいて話した。どうやら人のステータス?を調べられる人みたいだね。
「ジーニ、盗み見ではなくステータスを見せてもらってもいいか?」
「見せないよ。まだあなたが僕の敵じゃないってわかったわけじゃないし、回復はしてあげるけどそれだけだよ。僕は忙しいんだ」
「タリス王、この者を簡単に帰すのはもったいないかと」
「ふむ、確かに、儂が腕を無くした原因を作った者だからな・・・」
さっきまで王冠をかぶっていた大臣が進言するとタリス王が大きく頷いてニヤッと笑った。僕はタスク君を見ると両手の皺と皺を合わせてごめんなさいってしてる。まさかしてな~む~の方じゃないよね。
「この者は相当なお人よしだと情報にございました。なのであの事を解決させるのはどうでしょうか?」
「ほ~確かにこの者ならば適任であろう。ガリアを当てようと思っていたがガリアの実力では命も危ういからな。もしもガリアが死んでしまったらこの国の戦力は大きく減ってしまい戦争の火種が生まれてしまう。という事なんだがどうかな?」
タリス王は僕へ長々と現状を話してから確認をとってきた。僕としては無視して腕を治して帰ってもいいんだけど本当に困ってるみたいだったから細かく聞いてみた。
「どんな依頼なの?それを聞いてから決めるよ」
「ふむ、それでもいいだろう。実はな、この国の近くに魔窟というものがあってな」
「魔窟?」
僕は首を傾げた。ダンジョンのみならず魔窟があるんだってさ、ワクワクしちゃうね。
「ん?続けていいか?」
僕がワクワクしてるとタリス王が首を傾げてた。僕が頷くとタリス王が話しをつづけた。
「コホン、では・・・魔窟が生まれるのは稀だが生まれると必ず魔物が溢れて暴走を起こすのだ。暴走はいつ起こるかわからん、今起こるかもしれんし50年後かもしれん。しかし民は怯えているのだ」
「・・・」
あれれ、すっごい深刻じゃない?。これじゃ断れないよん・・・。何とかしなくちゃ。
「タスク君、ちょっと」
「え?俺?」
タスク君は急に名前を呼ばれて驚いてるけど僕が来るようにジェスチャーで伝えると恐る恐る近づいてきた。
「タリス王ってつおいの?」
「つお?えっと全盛期は知っての通り土の魔術師だったから、今だとガリアよりもちょっと上位かな・・・」
「むむ?」
タスク君の声はみんなに聞こえないはずなのにちょっとタリス王の眉がピクピクしてる。タスク君は怯えてるけど続けてもらう。
「魔窟をタリス王とガリアさんで塞げないの?」
「・・出来ると思うけど無事じゃすまないと思う・・・」
「むむむ?」
またまたタリス王の眉がピクピク、聞こえてるねこれは。だけど自分で言い出さないって事は自分でもわかってるんだろうね。
「は~、じゃあわかりました。とりあえず魔窟に案内してください」
「ふむ、少し失礼なことを言っていたようだが引き受けてくれるのなら許そう。ガリア案内を頼む」
「ハッ!」
いやん、言ったのはタスク君だよ。僕はいってませ~ん。怖い顔しないで~。
タリス王は引きつった顔で話してる。とっても怖いです。
僕はガリアさんに案内されて街の外へ行こうとしたらタスク君もついて来てくれるみたいで一緒にガリアさんの後をついて行く。
グロリアさんの力は絶大で認定されることは容易だった。だけどトレント達は人と必要以上に仲良くすることはなく、僕の商会の商人たちとまたユーラ達だけと話をするだけで冒険者達とはあまり話していない。まあそれはしょうがないよね。
ダンジョンの授業は明日から上級生が街から出発する。上級生はある程度身体強化の魔法を使えるので森までそれほどかからない、なので僕は二日後くらいにナイトフォレストの森に向かうことになると思う。
僕は今タスク君の故郷のベントスに来ています。フローラちゃんはまだ本調子じゃなかったので休んでもらってる。なので今回は一人できました。タスク君はいい子だったけど親が僕を攻撃してきてもおかしくないからね。
タスク君も連れて行くんだけど空を飛んだ時にとても喜んでた。空を飛びたいって昔からの夢だったんだってさ。
タスク君は街に着くとお城に駆けていった。門にいた兵士達はタスク君と少し話して僕も一緒に通してくれた。流石王子様、ほぼ顔パスです。
「これはこれは、最強の子供魔術師様。今日は私の腕を治してくれるとか?」
玉座の間に案内された僕らは少し嫌味のこもった言葉を王様から受けた。タスク君のお父様だから少し威圧的なんだろうと思ってたけど予想以上だね。
「タスク君のお父さんですか?」
「ん?やはり低位の貴族は頭が弱いのか?私がそうにきまっているだろう」
お父さんだと思われる王冠を被った人が胸を張って言い放ってきた。でもおかしいんだよね。
「え~嘘だよ、それにしては圧が弱いよ。だってそうでしょ?僕の前の土の魔術師さんだったらもっと強いはずだもん」
「私が弱いというのか!」
「もうよい!」
僕の言葉に反応したのはタスク君を含めて4人いた。その中で一番強そうな長身の男が王冠をかぶってた人から王冠を受け取って玉座に座った。
「ばれているのであれば意味がない。ダン、お前の浅はかな考えは外れたな」
「はっ、申し訳ありません。ですが暗殺ではない事が分かったので私としてはやった意味はあったと思います」
僕が暗殺しに来たと思ったのか、確かに自分より確実に強い人がくるわけだからそういう予防線を張るのは王として当たり前かな。
「ガリア、どうだ?この者の強さは」
「・・ありえないほどの魔力を感じます」
「ほ~お前が狼狽えるほどか・・・」
ガリアと言われた人はあぶら汗をかいて話した。どうやら人のステータス?を調べられる人みたいだね。
「ジーニ、盗み見ではなくステータスを見せてもらってもいいか?」
「見せないよ。まだあなたが僕の敵じゃないってわかったわけじゃないし、回復はしてあげるけどそれだけだよ。僕は忙しいんだ」
「タリス王、この者を簡単に帰すのはもったいないかと」
「ふむ、確かに、儂が腕を無くした原因を作った者だからな・・・」
さっきまで王冠をかぶっていた大臣が進言するとタリス王が大きく頷いてニヤッと笑った。僕はタスク君を見ると両手の皺と皺を合わせてごめんなさいってしてる。まさかしてな~む~の方じゃないよね。
「この者は相当なお人よしだと情報にございました。なのであの事を解決させるのはどうでしょうか?」
「ほ~確かにこの者ならば適任であろう。ガリアを当てようと思っていたがガリアの実力では命も危ういからな。もしもガリアが死んでしまったらこの国の戦力は大きく減ってしまい戦争の火種が生まれてしまう。という事なんだがどうかな?」
タリス王は僕へ長々と現状を話してから確認をとってきた。僕としては無視して腕を治して帰ってもいいんだけど本当に困ってるみたいだったから細かく聞いてみた。
「どんな依頼なの?それを聞いてから決めるよ」
「ふむ、それでもいいだろう。実はな、この国の近くに魔窟というものがあってな」
「魔窟?」
僕は首を傾げた。ダンジョンのみならず魔窟があるんだってさ、ワクワクしちゃうね。
「ん?続けていいか?」
僕がワクワクしてるとタリス王が首を傾げてた。僕が頷くとタリス王が話しをつづけた。
「コホン、では・・・魔窟が生まれるのは稀だが生まれると必ず魔物が溢れて暴走を起こすのだ。暴走はいつ起こるかわからん、今起こるかもしれんし50年後かもしれん。しかし民は怯えているのだ」
「・・・」
あれれ、すっごい深刻じゃない?。これじゃ断れないよん・・・。何とかしなくちゃ。
「タスク君、ちょっと」
「え?俺?」
タスク君は急に名前を呼ばれて驚いてるけど僕が来るようにジェスチャーで伝えると恐る恐る近づいてきた。
「タリス王ってつおいの?」
「つお?えっと全盛期は知っての通り土の魔術師だったから、今だとガリアよりもちょっと上位かな・・・」
「むむ?」
タスク君の声はみんなに聞こえないはずなのにちょっとタリス王の眉がピクピクしてる。タスク君は怯えてるけど続けてもらう。
「魔窟をタリス王とガリアさんで塞げないの?」
「・・出来ると思うけど無事じゃすまないと思う・・・」
「むむむ?」
またまたタリス王の眉がピクピク、聞こえてるねこれは。だけど自分で言い出さないって事は自分でもわかってるんだろうね。
「は~、じゃあわかりました。とりあえず魔窟に案内してください」
「ふむ、少し失礼なことを言っていたようだが引き受けてくれるのなら許そう。ガリア案内を頼む」
「ハッ!」
いやん、言ったのはタスク君だよ。僕はいってませ~ん。怖い顔しないで~。
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