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第一章
第43話 不始末
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「マスタ~。倒したにゃ~」
「ハヤトお兄ちゃん。こっちも終わったよ~」
ルキナちゃんとニカがゴブリンのドロップアイテムをもって駆けてくる。僕やアイラもそれぞれ仕留めたのでエンプレスに帰ることとなる。
街道を町に向かって帰っていると馬の集団が町へ入るための列に並んでいるのが見える。
まさかと思ってエリュシオンに乗ってるアイラを見上げると大きく頷いた。
「ハヤトここから入るのはやめよう」
「了解」
あの馬の集団は王都の騎士団だ。そう判断したアイラが提案してくる。
北から来ると思った僕らは東側の門から入ろうと思って回ってきたのになぜかエクリプスの騎士団だと思われる集団は東側に来ていた。気づくのが遅れてたら接触することになっちゃってたな。良かったよかった。
◇
「カタリナ様。エクリプス様をご案内してきました」
「入って」
「はい」
エクリプスが私の部屋に案内されて入ってくる。来たという知らせを受けてすぐに私の書斎へと通した。
「カタリナといったか? それで? 私と話とはなんだ?」
エクリプスはまだ許していないのにソファーに腰かける。私の二人の護衛とセレスがため息をつくと私は声をあげた。
「あなたのお兄様のアキムが犯罪を犯そうとしました。罪のない人を奴隷におとしいれようとしたのです」
「……ふんっ、それで? それだけか?」
私の話を聞いてふんぞり返るエクリプス。自分の兄が罪を犯そうとしたというのに、関心はないのかしら?
「兄が間違ったことをするはずがないだろう。その者達は罪を犯していたのだよ。そんなことよりも兄は無事なのか? 死んでいるようなことになっていないだろうな?」
「……はぁ~」
思わず大きなため息がでる。護衛二人とセレスも大きくため息をついているわ。それもそうよね。罪の意識が低すぎる、兄弟二人共ね。
「実行犯である奴隷の戦士の証言も得ています。言い逃れはできません」
「奴隷が証言を? はて? 服従の首輪がしてあるはずだろう? 魔法で言わせたのか?」
エクリプスは首を傾げて聞いてくる。服従の首輪を解く方法は色々ある。契約者の了承を得て、血判を押させればいい。アキムにやらせれば解けるってわけ。
「アキム自身に解かせました」
「貴族への暴行を行ったというのか? 恐ろしいことをする女だな」
脅迫をしたと推測するエクリプスはニヤニヤと私の体を値踏みする。寒気を感じて体が震える。
「どうだ? 今なら許してやるぞ。すぐに兄さまを釈放すれば私の女にしてやる。どうだ?」
ニヤニヤしながら立ち上げると私に近づいてくるエクリプス。私も立ち上がって後ずさると護衛の二人が間に入ってくれた。
「私の前に立つか! 無礼者め!」
「無礼はあなたです! カタリナ様をその醜い瞳で見るな!」
「女~!」
苛立ちを見せるエクリプス。そこへセレスの言葉が火に油を注ぎ剣を引き抜くほど怒りだす。
振り上げた剣がセレスへと振り下ろされようとした。
「女に手をあげようとは」
「生きる価値ねえな」
振り降ろされる刹那の瞬間、確かにそんな声が聞こえた。
ドゴン! 更にそんな音がして、剣とエクリプスが目の前から消えた。天井には剣が部屋の外への扉にはエクリプスが移動していた。
「私の白銀の鎧が!? け、剣はどこに」
エクリプスの鎧がへこみ、驚いている。私のセレスに手をあげようなんて……ただじゃおかないわ。
「フィストさん、グローブさん! そのものの剣を」
「「はっ」」
エクリプスを吹き飛ばしてくれた二人の護衛に指示を飛ばす。彼らは路上生活をしていた人達。腕を買ってセレスが引き抜いてきてくれた。ルガと言う人物やハヤトさんと同じでとても優秀な人たち。素手での戦闘を得意としていて、あんな鎧、紙と一緒って言っていたわ。
天井に刺さっていた剣を二人から受け取ると剣をエクリプスに向ける。
「ひ、ひぃ」
「犯罪を犯していたアキムは処刑します。あなたも処刑されたくなかったらアイラさんのことを諦めることね」
「あ、アイラだと……」
怯えるエクリプスに言い放つ。すると、
「なぜそれを……。アイラが入れ知恵をしたということか。いや、違うか。兄さまが奴隷をしようとしたのがアイラと言ったところか……。流石は兄さまだ。見る目がある」
「何を……」
ああ、気持ち悪い。ニヤニヤしながら憶測を呟くエクリプス。流石に気持ち悪すぎて吐き気がする。
「いいだろう諦めるとしよう。しかし、兄さまの処刑は待った方がいい」
「なぜ?」
「簡単なことだ。私はエクリプス侯爵。その兄を殺すなどキングスレイ王国に弓引く行為だぞ。王都との戦争になってもいいというつもりか?」
エクリプスは強気に話しを進める。だけど、私はもう決意していた。王都と戦争になったとしてもハヤトさん達を守ると。
「犯罪者を処刑することで王都が憤りを示し、戦争となるのなら私は構いません」
「な!? 本気で言っているのか!?」
「はい!」
私の言葉にエクリプスは驚愕している。でも、実際に戦争にはならない。確信してる。
「自信に満ちた目だな。しかし、その傲慢な態度が後々泣き顔にならなければいいがな。吠え面かくなよ」
「その言葉、そのままお返しします」
エクリプスはそういって屋敷を後にした。
「カタリナ様、捕まえておかなくていいんですかい?」
「始末しておいた方が?」
フィストさんとグローブさんが首を傾げながら刺激的な提案をしてくる。
大丈夫、王都があのような人物の為に戦争をしようなんて思わないわ。
「彼らが王都に帰っても王様は動かないわ」
「隣国との小競り合いが頻発していますからね」
私の言葉にかぶせるようにセレスが説明する。それでも首を傾げる二人。そういうことには疎いのかしら。
「バルバトスさんとイクシオンさんには決別したことを伝えてください。町にいる間は監視をつけてハヤトさん達に接触しないように南側へと誘導させるようにしましょう」
「はい。畏まりました」
セレスに指示を飛ばす。あんな男に私の町を自由に行動させるわけには行かない。アキムがやろうとしたことを聞いても何とも思っていない様子だったから。まったく、なんて貴族なのかしら。私も貴族だけれど、一緒なのがとても嫌だわ。
「はぁ~……フィストさん、グローブさん。美味しい物食べに行きましょうか」
「「は?」」
セレスがバルバトスさん達に依頼を流している間にベロニカさんの宿屋で食事をしよう。私はそう思って二人を伴って雷の宿屋へと足を運ぶ。
-----
ここまでみていただきありがとうございます
身勝手な話ですがここで終わりとさせていただきます
本当にありがとうございました
私ももっともっとハヤトが活躍する姿を見たかったのですが難しくなってしまいました
最近未完ばかりを投稿してしまっているので反省中です
「ハヤトお兄ちゃん。こっちも終わったよ~」
ルキナちゃんとニカがゴブリンのドロップアイテムをもって駆けてくる。僕やアイラもそれぞれ仕留めたのでエンプレスに帰ることとなる。
街道を町に向かって帰っていると馬の集団が町へ入るための列に並んでいるのが見える。
まさかと思ってエリュシオンに乗ってるアイラを見上げると大きく頷いた。
「ハヤトここから入るのはやめよう」
「了解」
あの馬の集団は王都の騎士団だ。そう判断したアイラが提案してくる。
北から来ると思った僕らは東側の門から入ろうと思って回ってきたのになぜかエクリプスの騎士団だと思われる集団は東側に来ていた。気づくのが遅れてたら接触することになっちゃってたな。良かったよかった。
◇
「カタリナ様。エクリプス様をご案内してきました」
「入って」
「はい」
エクリプスが私の部屋に案内されて入ってくる。来たという知らせを受けてすぐに私の書斎へと通した。
「カタリナといったか? それで? 私と話とはなんだ?」
エクリプスはまだ許していないのにソファーに腰かける。私の二人の護衛とセレスがため息をつくと私は声をあげた。
「あなたのお兄様のアキムが犯罪を犯そうとしました。罪のない人を奴隷におとしいれようとしたのです」
「……ふんっ、それで? それだけか?」
私の話を聞いてふんぞり返るエクリプス。自分の兄が罪を犯そうとしたというのに、関心はないのかしら?
「兄が間違ったことをするはずがないだろう。その者達は罪を犯していたのだよ。そんなことよりも兄は無事なのか? 死んでいるようなことになっていないだろうな?」
「……はぁ~」
思わず大きなため息がでる。護衛二人とセレスも大きくため息をついているわ。それもそうよね。罪の意識が低すぎる、兄弟二人共ね。
「実行犯である奴隷の戦士の証言も得ています。言い逃れはできません」
「奴隷が証言を? はて? 服従の首輪がしてあるはずだろう? 魔法で言わせたのか?」
エクリプスは首を傾げて聞いてくる。服従の首輪を解く方法は色々ある。契約者の了承を得て、血判を押させればいい。アキムにやらせれば解けるってわけ。
「アキム自身に解かせました」
「貴族への暴行を行ったというのか? 恐ろしいことをする女だな」
脅迫をしたと推測するエクリプスはニヤニヤと私の体を値踏みする。寒気を感じて体が震える。
「どうだ? 今なら許してやるぞ。すぐに兄さまを釈放すれば私の女にしてやる。どうだ?」
ニヤニヤしながら立ち上げると私に近づいてくるエクリプス。私も立ち上がって後ずさると護衛の二人が間に入ってくれた。
「私の前に立つか! 無礼者め!」
「無礼はあなたです! カタリナ様をその醜い瞳で見るな!」
「女~!」
苛立ちを見せるエクリプス。そこへセレスの言葉が火に油を注ぎ剣を引き抜くほど怒りだす。
振り上げた剣がセレスへと振り下ろされようとした。
「女に手をあげようとは」
「生きる価値ねえな」
振り降ろされる刹那の瞬間、確かにそんな声が聞こえた。
ドゴン! 更にそんな音がして、剣とエクリプスが目の前から消えた。天井には剣が部屋の外への扉にはエクリプスが移動していた。
「私の白銀の鎧が!? け、剣はどこに」
エクリプスの鎧がへこみ、驚いている。私のセレスに手をあげようなんて……ただじゃおかないわ。
「フィストさん、グローブさん! そのものの剣を」
「「はっ」」
エクリプスを吹き飛ばしてくれた二人の護衛に指示を飛ばす。彼らは路上生活をしていた人達。腕を買ってセレスが引き抜いてきてくれた。ルガと言う人物やハヤトさんと同じでとても優秀な人たち。素手での戦闘を得意としていて、あんな鎧、紙と一緒って言っていたわ。
天井に刺さっていた剣を二人から受け取ると剣をエクリプスに向ける。
「ひ、ひぃ」
「犯罪を犯していたアキムは処刑します。あなたも処刑されたくなかったらアイラさんのことを諦めることね」
「あ、アイラだと……」
怯えるエクリプスに言い放つ。すると、
「なぜそれを……。アイラが入れ知恵をしたということか。いや、違うか。兄さまが奴隷をしようとしたのがアイラと言ったところか……。流石は兄さまだ。見る目がある」
「何を……」
ああ、気持ち悪い。ニヤニヤしながら憶測を呟くエクリプス。流石に気持ち悪すぎて吐き気がする。
「いいだろう諦めるとしよう。しかし、兄さまの処刑は待った方がいい」
「なぜ?」
「簡単なことだ。私はエクリプス侯爵。その兄を殺すなどキングスレイ王国に弓引く行為だぞ。王都との戦争になってもいいというつもりか?」
エクリプスは強気に話しを進める。だけど、私はもう決意していた。王都と戦争になったとしてもハヤトさん達を守ると。
「犯罪者を処刑することで王都が憤りを示し、戦争となるのなら私は構いません」
「な!? 本気で言っているのか!?」
「はい!」
私の言葉にエクリプスは驚愕している。でも、実際に戦争にはならない。確信してる。
「自信に満ちた目だな。しかし、その傲慢な態度が後々泣き顔にならなければいいがな。吠え面かくなよ」
「その言葉、そのままお返しします」
エクリプスはそういって屋敷を後にした。
「カタリナ様、捕まえておかなくていいんですかい?」
「始末しておいた方が?」
フィストさんとグローブさんが首を傾げながら刺激的な提案をしてくる。
大丈夫、王都があのような人物の為に戦争をしようなんて思わないわ。
「彼らが王都に帰っても王様は動かないわ」
「隣国との小競り合いが頻発していますからね」
私の言葉にかぶせるようにセレスが説明する。それでも首を傾げる二人。そういうことには疎いのかしら。
「バルバトスさんとイクシオンさんには決別したことを伝えてください。町にいる間は監視をつけてハヤトさん達に接触しないように南側へと誘導させるようにしましょう」
「はい。畏まりました」
セレスに指示を飛ばす。あんな男に私の町を自由に行動させるわけには行かない。アキムがやろうとしたことを聞いても何とも思っていない様子だったから。まったく、なんて貴族なのかしら。私も貴族だけれど、一緒なのがとても嫌だわ。
「はぁ~……フィストさん、グローブさん。美味しい物食べに行きましょうか」
「「は?」」
セレスがバルバトスさん達に依頼を流している間にベロニカさんの宿屋で食事をしよう。私はそう思って二人を伴って雷の宿屋へと足を運ぶ。
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ここまでみていただきありがとうございます
身勝手な話ですがここで終わりとさせていただきます
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本当に申し訳ないです
もうちょっとやろうと思ったんですけど
へっ?(O_O)
力及ばず
すみません