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続いていく物語
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あれから、さらに数年が経った。
美保は十五歳になった。
特別支援学校の中等部に通っている。
身長は保の肩まで伸びた。
女性らしい体つきになり、生理も規則的に来るようになった。
発達は、ゆっくりだった。
言葉は、相変わらず話せない。
でも、簡単な指示は理解できるようになった。
「美保、座って」と言うと、座る。
「美保、こっちおいで」と言うと、来る。
視線も、以前より合うようになった。
保の顔を見て、笑う。
「パパ」とは言えないけど、保のことを認識している。
保は、毎週末、美保に会いに行った。
ひまわり学園から、美保を連れ出して、外食したり、公園に行ったり。
美保は、外の世界をゆっくりと経験していった。
ある日、保は美保を連れて、美樹のお墓参りに行った。
「美保、ママのお墓だよ」
保は美保の手を引いて、墓石の前に立った。
美保は、墓石を見た。
何を感じているのか、じっと見つめていた。
「ママ、美保を連れてきたよ」
保は墓石に話しかけた。
「美保、大きくなっただろ」
保は美保の頭を撫でた。
「ママの分まで、俺が頑張ってるから」
美保は、墓石の前に座り込んだ。
そして、小さな手で墓石を触った。
「ああ」
小さな声が、美保の口から漏れた。
保は驚いた。
美保が、声を出した。
意味のある言葉ではない。
でも、確かに声を出した。
「美保……」
保は娘の隣に座った。
「ママに、何か言いたいのか?」
美保は、また墓石を触った。
「ああ……」
もう一度、声を出した。
保は涙が出そうになった。
美保は、何かを感じている。
ママがここにいないこと。
でも、何かがここにあること。
そんな気がした。
「ママ、見てるか」
保は墓石に話しかけた。
「美保、ちゃんと育ってるぞ」
風が吹いた。
優しい、春の風だった。
保の仕事も、軌道に乗っていた。
障害者支援施設で、保は主任になっていた。
多くの子どもたちを支援し、多くの家族と関わった。
保は、自分の経験を語ることもあった。
「私も、障害のある娘がいます」
ある保護者会で、保は言った。
「正直に言うと、最初は受け入れられませんでした。なぜうちの子が、と思いました」
保護者たちは、じっと保の話を聞いていた。
「妻は、疲れ果てて……亡くなりました」
保の声が震えた。
「でも、娘は生きています。ゆっくりだけど、成長しています」
保は続けた。
「だから、諦めないでください。お子さんには、未来があります」
保護者の一人が、涙を流していた。
「そして、一人で抱え込まないでください。助けを求めていいんです」
保は、自分の経験を通して、多くの家族を支えていった。
美保は、十八歳になった。
特別支援学校を卒業し、今は生活介護事業所に通っている。
毎日、事業所で過ごし、夜はひまわり学園で暮らしている。
保は、週に一度、美保を自宅に連れて帰るようになった。
土曜日の朝、美保を迎えに行く。
日曜日の夕方、送り届ける。
その一日半が、保と美保の大切な時間だった。
「美保、ただいま」
保は美保を家に連れて帰ると、必ず仏壇の前に連れて行く。
「ママ、美保が来たよ」
美保は、毎回、仏壇の前に座る。
写真を見つめる。
そして、小さく手を合わせる。
保が教えたわけではない。
いつの間にか、美保は自分でそうするようになっていた。
「ママに、お話しすることある?」
保が聞くと、美保は何も答えない。
ただ、じっと写真を見つめている。
でも、保にはわかっていた。
美保なりの方法で、ママと対話しているのだと。
ある土曜日の午後、保は美保を連れて公園に行った。
春の陽気。桜が満開だった。
美保は、桜を見上げていた。
風が吹いて、花びらが舞った。
美保は、両手を広げた。
花びらが、美保の手に舞い降りた。
「きれいだね、美保」
保が言うと、美保は笑った。
声を立てて、笑った。
保は、その笑顔を写真に収めた。
家に帰って、保はその写真を仏壇の前に飾った。
「美樹、見てくれ。美保、こんなに笑うようになったんだ」
写真の中の美保は、満面の笑みを浮かべていた。
「お前が心配してた美保は、ちゃんと生きてるよ」
保は目を閉じた。
「俺も、まだ頑張れる」
美保が二十歳になった年、保は一つの決断をした。
美保を、週末だけでなく、もっと長く自宅に連れて帰ることにした。
「田中さん、大丈夫ですか?」
加藤主任が心配そうに聞いた。
「はい。俺も仕事で休みが取りやすくなりました。美保と過ごす時間を増やしたいんです」
保は続けた。
「いつか、美保と一緒に暮らせたら、と思っています」
加藤は微笑んだ。
「美保ちゃんも、お父さんともっと一緒にいたいと思いますよ」
その年の夏、保は美保を連れて、初めて旅行に行った。
近場の温泉旅館。一泊二日の小さな旅。
「美保、温泉だよ」
保は美保と一緒に、貸切風呂に入った。
美保は、お湯を手ですくって、じっと見つめていた。
「気持ちいいね」
保が言うと、美保は小さく頷いた気がした。
夜、旅館の部屋で、保と美保は並んで布団に入った。
「美保」
保が呼ぶと、美保は保の方を向いた。
視線が合った。
「パパ、美保のこと、大好きだよ」
保が言うと、美保はまた笑った。
そして、保の手を握った。
小さな手。でも、確かな温もりがあった。
「ママも、美保のこと、大好きだったんだよ」
保は続けた。
「ママは、疲れちゃって……一緒にいられなくなったけど、ずっと美保のことを愛してた」
美保は、じっと保を見ていた。
「だから、美保も自分のこと、好きになっていいんだよ」
保は美保の頭を撫でた。
「美保は、美保のままでいいんだよ」
美保の目から、一筋の涙が流れた。
保は驚いた。
美保が、泣いている。
悲しいわけではない。
ただ、何かを感じて、涙が出たのだ。
「美保……」
保も涙を流した。
二人は、手を繋いだまま、眠りについた。
その夜、保は夢を見た。
美樹が出てきた。
あの日、鹿島山で最後に見た姿ではなく、結婚した頃の若々しい姿だった。
「保さん」
美樹が笑顔で言った。
「美保、大きくなったね」
「ああ……美樹のおかげだよ」
「ううん、保さんが頑張ったから」
美樹は優しく微笑んだ。
「ごめんね、私、逃げちゃって」
「いいんだよ。美樹は十分頑張った」
保は言った。
「今は、もう苦しくないか?」
「うん。ここは、とても穏やかなの」
美樹は空を見上げた。
「保さん、ありがとう。美保を守ってくれて」
「俺の方こそ、ありがとう。美保を産んでくれて」
「美保はね」
美樹は保を見た。
「私たちの宝物だよ」
「ああ、そうだな」
保は頷いた。
「これからも、よろしくね」
美樹はそう言って、消えていった。
保は目を覚ました。
隣では、美保が安らかに眠っていた。
「美樹……」
保は小さく呟いた。
「ありがとう」
美保は十五歳になった。
特別支援学校の中等部に通っている。
身長は保の肩まで伸びた。
女性らしい体つきになり、生理も規則的に来るようになった。
発達は、ゆっくりだった。
言葉は、相変わらず話せない。
でも、簡単な指示は理解できるようになった。
「美保、座って」と言うと、座る。
「美保、こっちおいで」と言うと、来る。
視線も、以前より合うようになった。
保の顔を見て、笑う。
「パパ」とは言えないけど、保のことを認識している。
保は、毎週末、美保に会いに行った。
ひまわり学園から、美保を連れ出して、外食したり、公園に行ったり。
美保は、外の世界をゆっくりと経験していった。
ある日、保は美保を連れて、美樹のお墓参りに行った。
「美保、ママのお墓だよ」
保は美保の手を引いて、墓石の前に立った。
美保は、墓石を見た。
何を感じているのか、じっと見つめていた。
「ママ、美保を連れてきたよ」
保は墓石に話しかけた。
「美保、大きくなっただろ」
保は美保の頭を撫でた。
「ママの分まで、俺が頑張ってるから」
美保は、墓石の前に座り込んだ。
そして、小さな手で墓石を触った。
「ああ」
小さな声が、美保の口から漏れた。
保は驚いた。
美保が、声を出した。
意味のある言葉ではない。
でも、確かに声を出した。
「美保……」
保は娘の隣に座った。
「ママに、何か言いたいのか?」
美保は、また墓石を触った。
「ああ……」
もう一度、声を出した。
保は涙が出そうになった。
美保は、何かを感じている。
ママがここにいないこと。
でも、何かがここにあること。
そんな気がした。
「ママ、見てるか」
保は墓石に話しかけた。
「美保、ちゃんと育ってるぞ」
風が吹いた。
優しい、春の風だった。
保の仕事も、軌道に乗っていた。
障害者支援施設で、保は主任になっていた。
多くの子どもたちを支援し、多くの家族と関わった。
保は、自分の経験を語ることもあった。
「私も、障害のある娘がいます」
ある保護者会で、保は言った。
「正直に言うと、最初は受け入れられませんでした。なぜうちの子が、と思いました」
保護者たちは、じっと保の話を聞いていた。
「妻は、疲れ果てて……亡くなりました」
保の声が震えた。
「でも、娘は生きています。ゆっくりだけど、成長しています」
保は続けた。
「だから、諦めないでください。お子さんには、未来があります」
保護者の一人が、涙を流していた。
「そして、一人で抱え込まないでください。助けを求めていいんです」
保は、自分の経験を通して、多くの家族を支えていった。
美保は、十八歳になった。
特別支援学校を卒業し、今は生活介護事業所に通っている。
毎日、事業所で過ごし、夜はひまわり学園で暮らしている。
保は、週に一度、美保を自宅に連れて帰るようになった。
土曜日の朝、美保を迎えに行く。
日曜日の夕方、送り届ける。
その一日半が、保と美保の大切な時間だった。
「美保、ただいま」
保は美保を家に連れて帰ると、必ず仏壇の前に連れて行く。
「ママ、美保が来たよ」
美保は、毎回、仏壇の前に座る。
写真を見つめる。
そして、小さく手を合わせる。
保が教えたわけではない。
いつの間にか、美保は自分でそうするようになっていた。
「ママに、お話しすることある?」
保が聞くと、美保は何も答えない。
ただ、じっと写真を見つめている。
でも、保にはわかっていた。
美保なりの方法で、ママと対話しているのだと。
ある土曜日の午後、保は美保を連れて公園に行った。
春の陽気。桜が満開だった。
美保は、桜を見上げていた。
風が吹いて、花びらが舞った。
美保は、両手を広げた。
花びらが、美保の手に舞い降りた。
「きれいだね、美保」
保が言うと、美保は笑った。
声を立てて、笑った。
保は、その笑顔を写真に収めた。
家に帰って、保はその写真を仏壇の前に飾った。
「美樹、見てくれ。美保、こんなに笑うようになったんだ」
写真の中の美保は、満面の笑みを浮かべていた。
「お前が心配してた美保は、ちゃんと生きてるよ」
保は目を閉じた。
「俺も、まだ頑張れる」
美保が二十歳になった年、保は一つの決断をした。
美保を、週末だけでなく、もっと長く自宅に連れて帰ることにした。
「田中さん、大丈夫ですか?」
加藤主任が心配そうに聞いた。
「はい。俺も仕事で休みが取りやすくなりました。美保と過ごす時間を増やしたいんです」
保は続けた。
「いつか、美保と一緒に暮らせたら、と思っています」
加藤は微笑んだ。
「美保ちゃんも、お父さんともっと一緒にいたいと思いますよ」
その年の夏、保は美保を連れて、初めて旅行に行った。
近場の温泉旅館。一泊二日の小さな旅。
「美保、温泉だよ」
保は美保と一緒に、貸切風呂に入った。
美保は、お湯を手ですくって、じっと見つめていた。
「気持ちいいね」
保が言うと、美保は小さく頷いた気がした。
夜、旅館の部屋で、保と美保は並んで布団に入った。
「美保」
保が呼ぶと、美保は保の方を向いた。
視線が合った。
「パパ、美保のこと、大好きだよ」
保が言うと、美保はまた笑った。
そして、保の手を握った。
小さな手。でも、確かな温もりがあった。
「ママも、美保のこと、大好きだったんだよ」
保は続けた。
「ママは、疲れちゃって……一緒にいられなくなったけど、ずっと美保のことを愛してた」
美保は、じっと保を見ていた。
「だから、美保も自分のこと、好きになっていいんだよ」
保は美保の頭を撫でた。
「美保は、美保のままでいいんだよ」
美保の目から、一筋の涙が流れた。
保は驚いた。
美保が、泣いている。
悲しいわけではない。
ただ、何かを感じて、涙が出たのだ。
「美保……」
保も涙を流した。
二人は、手を繋いだまま、眠りについた。
その夜、保は夢を見た。
美樹が出てきた。
あの日、鹿島山で最後に見た姿ではなく、結婚した頃の若々しい姿だった。
「保さん」
美樹が笑顔で言った。
「美保、大きくなったね」
「ああ……美樹のおかげだよ」
「ううん、保さんが頑張ったから」
美樹は優しく微笑んだ。
「ごめんね、私、逃げちゃって」
「いいんだよ。美樹は十分頑張った」
保は言った。
「今は、もう苦しくないか?」
「うん。ここは、とても穏やかなの」
美樹は空を見上げた。
「保さん、ありがとう。美保を守ってくれて」
「俺の方こそ、ありがとう。美保を産んでくれて」
「美保はね」
美樹は保を見た。
「私たちの宝物だよ」
「ああ、そうだな」
保は頷いた。
「これからも、よろしくね」
美樹はそう言って、消えていった。
保は目を覚ました。
隣では、美保が安らかに眠っていた。
「美樹……」
保は小さく呟いた。
「ありがとう」
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