20 / 42
第一章 ヴォルフ・ガーナイン王国編
第20話 セルドの誤算
しおりを挟む
「ウィザード……だと?」
「適性はそうらしいよ。俺自身よくわかってないけどさ」
セルドは考えた。
――先ほどの一撃。まともに喰らえば、たとえ他の五柱でも無傷では済まない威力。
そしてあの身体能力でウィザード……厄介だな。それに ……ん?
「お前、さっき受けた傷はどうした」
――上腕を貫いた攻撃。刺した時に筋組織を破壊するため、ねじりを加えた。普通なら致命的なダメージのはず。それなのに、あの男は何事もないようにしている。
セルドは目を細め、凛人への警戒心高めた。
「ああ、この腕? 体質的にすぐ治っちゃうんだよね」
「お前、私をバカにしているのか?」
凛人の軽い口調に、セルドは少し苛立ったようだ。
「回復魔法も使わずに傷が治る人間がいるわけないだろう」
「……もしかして、もう人間じゃなかったりしてね。ハハ」
「…………」
しばしの沈黙が流れる。静寂が辺りを包み、かすかな耳鳴りだけが頭に響いてくる。
凛人の出している炎で地下道は明るく照らされていた。
一つの影が動く。
セルドは歯をむき出しにして食いしばり、鞭を振るった。高速の鞭打が凛人を襲う。
凛人はそれを半身でかわした。鞭は地面に接触し、激しい音と共に地面を砕く。
地下道の空間に、さらに多くのファイアバレットを出現させ、凛人はセルドに発射する。
弾丸のように飛ぶ無数のファイアバレットは、狭い地下道で逃げ場のないセルドに直撃し、轟音とともに爆発を起こした。
しかし、相手のマナはほとんど減っていないと感じた凛人は、安堵はせず、また無数のファイアバレットを出現させ待機する。
濛々と立ち込めていた砂煙が落ち着くと、セルドの姿が現れる。
セルドは、半球の薄黒い結界を展開し、ファイアバレットを防いでいた。
しかし、全弾は防ぎきれておらず、肩から紫色の血を流している。
「……凄まじいスピードと威力のファイアバレットだ。傷を負わされたのは約百年ぶりだ」
再び、ヒリヒリとした沈黙が訪れた。二人は一定の距離を保ち、向かい合っている。
――セルドは思考を巡らせていた。
奴の周りには、また無数のファイアバレットが出現している。本来なら一発ずつ生成し、発射する魔法。
マナの消費も少ないわけではない中級魔法だ。
これだけの芸当が出来るあいつは、どれだけのマナを内包しているのか予想もつかない。
多少のダメージは覚悟して、ブラック・シールドを張りマナ切れを待つか?
傷を負わせても奴は回復してしまうしな。 ……それしかないかもしれない。
――俺は、この戦いの中で何かに気付きかけていた。
俺のマナの総量はすごく多いらしい。メイさんやエディアノイさんみたいに、マナのオーラ変換が出来ればその大量のマナの使い道の幅も広がるんだけど、それには資質もあるみたいだし、やり方もわからない。
俺はそんなことを考えながら、中空の揺らぎを見つめていた。
……待てよ?俺は治療をする時、その人を構成しているのマナを自分と同化させて、俺の不死の修復能力で回復させている、多分そうだ。死んでいる人はマナが飛散して消えているので、蘇生はできない。
俺はどれくらいのマナを内包できるんだろう。例えば、辺りを漂っている膨大なマナの揺らぎを取り込んだ場合はどうなるんだろうか……
俺は試してみた。治療をする時のように、大気に揺らめくマナを自分の一部と捉えて同化させていく。
――体が熱くなってくる。体の中へ流れてくる大量のマナ存在がはっきりとわかる。
この星の大地の力が、俺の中に入ってきて隅々まで駆け巡り、俺は形容し難い安心感と万能感に満たされていった。
「な、なんだっ!?」
セルドが何かを察知して声を上げた。
凛人の身体から、輝く緑色の粒子が噴き出し、全身を囲んでいく。
「おいおい…… 何が起こってんだよ」
ナイルも、その様子を固唾を飲んで見ていた。
セルドも驚きの表情を隠せないでいた。
このままではまずいと直感したセルドは、一気に攻勢に出る。
「うあああああああああああっ!!!!」
セルドは高速で凛人を鞭で打ち続ける。凄まじい連撃だ。耳を塞ぎたくなるほどの破裂音が鳴り続ける。
しかし、打てども打てども、凛人の傷は、ついた傍から一瞬で回復していく。
「くっ!!!!」
突き出したセルドの両手の平から、一メートルほどの闇の球体が現れ、その球体は不気味な重低音を鳴らしながら小さく圧縮されていく。
「ダーク・スフィアッッ!!!!」
闇の球体が発射された。
しかし、凛人を取り巻いている粒子の壁に、球体は飲み込まれていく。
「そんな馬鹿な!!!!」
凛人を纏う緑の粒子は、さらに密度を増していく。
その時、凛人の鼻から血が滴った。 ん?鼻血?鼻水かな? そう思った瞬間。
「うっ……!! ガフッ!!!!」
凛人は血を吐き、全身から流血し、片膝をついた。
「だ、大丈夫かリント!! どうした!?」
ナイルが声を上げた。
「くっ…… 今はここまでが限界か」
そう言うと、凛人は呼吸を整え、許容範囲を超えた分のマナを放出した。
――すごい…… 力が、溢れ出てくる。
俺の身体が、緑色に光っている。その時の俺は、この力で目の前の魔族を倒したいとかじゃなくて、この姿をセレイナに早く見せたい、すごいって言ってもらいたい。そんなことを考えてしまっていた。こんな時に不謹慎だろうか。
セルドは険しい顔をして、後ずさりをしている。
ナイルさんは、後ろだから見えないけど多分驚いているだろう。なにせ俺自身が驚いてるんだから。
マナの波動でわかる。この女魔族は、今の俺にとってさしたる障害じゃない。
「な、な……何者なんだ、お前は。その、バカげたマナの量は……」
冷静だったセルドが尻もちをついて怯えている。
「何者、か…… 女神が言うには、この星の生物を滅ぼす者、らしいよ。 すごく嫌だけどね」
俺は頬をポリポリと掻きながら笑った。多分、顔は引きつっていると思う。
「女神……? こ、この星の……」
そう言うと、セルドは逃走を図ろうとした。
すかさず、俺はセルドの手を掴みそれを阻んだ。
あれ、掴める。これなら!
「は、離せっ!!!!」
振り向いたセルドの顔面に、俺は渾身の一撃を叩きこんだ。
顔は、まるでピンボールのように俺の拳に弾かれ、セルドは地面を抉りながら吹き飛んで行った。
「か、かはっ!! くっ!! ううぅ……」
「これはイーレの分だ。次は……」
「はぁ! はぁ! ……こんな、わ、私が……」
そう言いながら、セルドは泥のように地面に沈んでいき。 そして気配が消えた。
「あ、おい!……ちくしょーっ! 逃げられた! あと一発くらい殴ってやりたかったのに」
「リント!」
後ろからナイルさんが呼んでいる。
「り、リント、お前……話しかけても、大丈夫だよな?」
「はい、ナイルさん。どこも痛い所とかありませんか?」
「俺はこの通りぴんぴんよ!」
ナイルは腕をグルグルと回して見せた。
元気そうでよかった。これで、とりあえずイーレもナイルさんも救うことが出来た。
俺は安堵すると、脚の力が抜け、尻から崩れ落ちた。
「それにしても、あれは何なんだよ!めちゃくちゃスゲーじゃねーか!オーラとも違うよな」
「はい。説明は難しいんですが、大気中のマナを利用したというか」
「大気中の?……ま、まあ色々聞きたいこともあるけど、それは野暮だわな。助けてくれてありがとな!リント!」
「ええ。あ、イーレも無事ですよ!早く戻りましょう」
「い、イーレが!? どういうことだよ!」
俺はことの顛末を、ナイルさんに話した。
「そうか……お前は俺だけじゃなく、俺たち銀狼の命の恩人なんだな。……本当にありがとう。もう、このパーティじゃ、冒険できないと思ってたぜ……」
ナイルさんは男泣きしていた。
俺は、男の人が泣いている場面に弱いので、もらい泣きしてしまった。
「じゃあ行きましょうか」
「ああ!」
俺たちは地下道を歩き出した。
「適性はそうらしいよ。俺自身よくわかってないけどさ」
セルドは考えた。
――先ほどの一撃。まともに喰らえば、たとえ他の五柱でも無傷では済まない威力。
そしてあの身体能力でウィザード……厄介だな。それに ……ん?
「お前、さっき受けた傷はどうした」
――上腕を貫いた攻撃。刺した時に筋組織を破壊するため、ねじりを加えた。普通なら致命的なダメージのはず。それなのに、あの男は何事もないようにしている。
セルドは目を細め、凛人への警戒心高めた。
「ああ、この腕? 体質的にすぐ治っちゃうんだよね」
「お前、私をバカにしているのか?」
凛人の軽い口調に、セルドは少し苛立ったようだ。
「回復魔法も使わずに傷が治る人間がいるわけないだろう」
「……もしかして、もう人間じゃなかったりしてね。ハハ」
「…………」
しばしの沈黙が流れる。静寂が辺りを包み、かすかな耳鳴りだけが頭に響いてくる。
凛人の出している炎で地下道は明るく照らされていた。
一つの影が動く。
セルドは歯をむき出しにして食いしばり、鞭を振るった。高速の鞭打が凛人を襲う。
凛人はそれを半身でかわした。鞭は地面に接触し、激しい音と共に地面を砕く。
地下道の空間に、さらに多くのファイアバレットを出現させ、凛人はセルドに発射する。
弾丸のように飛ぶ無数のファイアバレットは、狭い地下道で逃げ場のないセルドに直撃し、轟音とともに爆発を起こした。
しかし、相手のマナはほとんど減っていないと感じた凛人は、安堵はせず、また無数のファイアバレットを出現させ待機する。
濛々と立ち込めていた砂煙が落ち着くと、セルドの姿が現れる。
セルドは、半球の薄黒い結界を展開し、ファイアバレットを防いでいた。
しかし、全弾は防ぎきれておらず、肩から紫色の血を流している。
「……凄まじいスピードと威力のファイアバレットだ。傷を負わされたのは約百年ぶりだ」
再び、ヒリヒリとした沈黙が訪れた。二人は一定の距離を保ち、向かい合っている。
――セルドは思考を巡らせていた。
奴の周りには、また無数のファイアバレットが出現している。本来なら一発ずつ生成し、発射する魔法。
マナの消費も少ないわけではない中級魔法だ。
これだけの芸当が出来るあいつは、どれだけのマナを内包しているのか予想もつかない。
多少のダメージは覚悟して、ブラック・シールドを張りマナ切れを待つか?
傷を負わせても奴は回復してしまうしな。 ……それしかないかもしれない。
――俺は、この戦いの中で何かに気付きかけていた。
俺のマナの総量はすごく多いらしい。メイさんやエディアノイさんみたいに、マナのオーラ変換が出来ればその大量のマナの使い道の幅も広がるんだけど、それには資質もあるみたいだし、やり方もわからない。
俺はそんなことを考えながら、中空の揺らぎを見つめていた。
……待てよ?俺は治療をする時、その人を構成しているのマナを自分と同化させて、俺の不死の修復能力で回復させている、多分そうだ。死んでいる人はマナが飛散して消えているので、蘇生はできない。
俺はどれくらいのマナを内包できるんだろう。例えば、辺りを漂っている膨大なマナの揺らぎを取り込んだ場合はどうなるんだろうか……
俺は試してみた。治療をする時のように、大気に揺らめくマナを自分の一部と捉えて同化させていく。
――体が熱くなってくる。体の中へ流れてくる大量のマナ存在がはっきりとわかる。
この星の大地の力が、俺の中に入ってきて隅々まで駆け巡り、俺は形容し難い安心感と万能感に満たされていった。
「な、なんだっ!?」
セルドが何かを察知して声を上げた。
凛人の身体から、輝く緑色の粒子が噴き出し、全身を囲んでいく。
「おいおい…… 何が起こってんだよ」
ナイルも、その様子を固唾を飲んで見ていた。
セルドも驚きの表情を隠せないでいた。
このままではまずいと直感したセルドは、一気に攻勢に出る。
「うあああああああああああっ!!!!」
セルドは高速で凛人を鞭で打ち続ける。凄まじい連撃だ。耳を塞ぎたくなるほどの破裂音が鳴り続ける。
しかし、打てども打てども、凛人の傷は、ついた傍から一瞬で回復していく。
「くっ!!!!」
突き出したセルドの両手の平から、一メートルほどの闇の球体が現れ、その球体は不気味な重低音を鳴らしながら小さく圧縮されていく。
「ダーク・スフィアッッ!!!!」
闇の球体が発射された。
しかし、凛人を取り巻いている粒子の壁に、球体は飲み込まれていく。
「そんな馬鹿な!!!!」
凛人を纏う緑の粒子は、さらに密度を増していく。
その時、凛人の鼻から血が滴った。 ん?鼻血?鼻水かな? そう思った瞬間。
「うっ……!! ガフッ!!!!」
凛人は血を吐き、全身から流血し、片膝をついた。
「だ、大丈夫かリント!! どうした!?」
ナイルが声を上げた。
「くっ…… 今はここまでが限界か」
そう言うと、凛人は呼吸を整え、許容範囲を超えた分のマナを放出した。
――すごい…… 力が、溢れ出てくる。
俺の身体が、緑色に光っている。その時の俺は、この力で目の前の魔族を倒したいとかじゃなくて、この姿をセレイナに早く見せたい、すごいって言ってもらいたい。そんなことを考えてしまっていた。こんな時に不謹慎だろうか。
セルドは険しい顔をして、後ずさりをしている。
ナイルさんは、後ろだから見えないけど多分驚いているだろう。なにせ俺自身が驚いてるんだから。
マナの波動でわかる。この女魔族は、今の俺にとってさしたる障害じゃない。
「な、な……何者なんだ、お前は。その、バカげたマナの量は……」
冷静だったセルドが尻もちをついて怯えている。
「何者、か…… 女神が言うには、この星の生物を滅ぼす者、らしいよ。 すごく嫌だけどね」
俺は頬をポリポリと掻きながら笑った。多分、顔は引きつっていると思う。
「女神……? こ、この星の……」
そう言うと、セルドは逃走を図ろうとした。
すかさず、俺はセルドの手を掴みそれを阻んだ。
あれ、掴める。これなら!
「は、離せっ!!!!」
振り向いたセルドの顔面に、俺は渾身の一撃を叩きこんだ。
顔は、まるでピンボールのように俺の拳に弾かれ、セルドは地面を抉りながら吹き飛んで行った。
「か、かはっ!! くっ!! ううぅ……」
「これはイーレの分だ。次は……」
「はぁ! はぁ! ……こんな、わ、私が……」
そう言いながら、セルドは泥のように地面に沈んでいき。 そして気配が消えた。
「あ、おい!……ちくしょーっ! 逃げられた! あと一発くらい殴ってやりたかったのに」
「リント!」
後ろからナイルさんが呼んでいる。
「り、リント、お前……話しかけても、大丈夫だよな?」
「はい、ナイルさん。どこも痛い所とかありませんか?」
「俺はこの通りぴんぴんよ!」
ナイルは腕をグルグルと回して見せた。
元気そうでよかった。これで、とりあえずイーレもナイルさんも救うことが出来た。
俺は安堵すると、脚の力が抜け、尻から崩れ落ちた。
「それにしても、あれは何なんだよ!めちゃくちゃスゲーじゃねーか!オーラとも違うよな」
「はい。説明は難しいんですが、大気中のマナを利用したというか」
「大気中の?……ま、まあ色々聞きたいこともあるけど、それは野暮だわな。助けてくれてありがとな!リント!」
「ええ。あ、イーレも無事ですよ!早く戻りましょう」
「い、イーレが!? どういうことだよ!」
俺はことの顛末を、ナイルさんに話した。
「そうか……お前は俺だけじゃなく、俺たち銀狼の命の恩人なんだな。……本当にありがとう。もう、このパーティじゃ、冒険できないと思ってたぜ……」
ナイルさんは男泣きしていた。
俺は、男の人が泣いている場面に弱いので、もらい泣きしてしまった。
「じゃあ行きましょうか」
「ああ!」
俺たちは地下道を歩き出した。
11
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる