婚約破棄と王子が言い出しました。今、その披露パーティに向かう馬車の中なんですが…。側近である私は全力で阻止させて頂きます。

SINSIN

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瞑想しだした馬車

どうしようもう時間がない

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「そう、ユーカリア公国」
思い出したように、マリー嬢が手を合わせた。
「跡取りの王子様が、真実の愛を見つけたと言って、大騒ぎになって、結局、元の婚約者とは破局して、平民の聖女様と結ばれたんですよね」
彼女の言葉は肝心の所が抜けていた。
(そう、確かにユーカリア公国の王子は聖女と結ばれた)
それだけ聞けば美談とも言える。
(だが、断罪されたのだ!)
王籍を剥奪され、私財も没収。
着の身着のままで、平民に落とされたのだ。
「何を言い出すんですか、貴方は!」
思わず腰が浮いた。
「王子を平民に落とす気ですか?いや、王子だけではない。貴女の家、男爵家だって取り潰しになる。平民に落ちるんですよ。領地もなくなり、税収もなくなる。日々の糧を自分で稼がなければならないのですよ。そんなことが、貴女にできますか」
「できますよ」
マリー嬢は、あっけらかんと答えた。
「平民落ちと言われても、今も大して変わらないし、私、お野菜作るの得意なんですよ。我が家では、ジャガイモとニンジン。タマネギ、それにブロッコリーも私が育ててます」
「屋敷も没収されるんですよ」
「実は我が家、ちゃんとしてるのは、表だけなんですよ。掃除はきちんとしていますよ。でも、奥の部屋の壁ははげているし、所々、雨漏りもするんです。母と良く言ってるんです。体裁の為に屋敷を構えているけど、そうじゃなければ、もっと、小さな所へ引っ越したいね…って」
私は絶句した。
マリー嬢が追い打ちをかけてくる。
「掃除も自分たちでしています」
「使用人は…」
「そんなものいません。玄関の壁、綺麗でしたでしょ。あれ、実は父が塗ったんです」
めまいがした。
男爵家の貧困ぶりは、私の予想を遥かに上回っていたようだ。
仮にも男爵が、自宅のペンキ塗り?
「『贅沢な暮らし』って、言うんですか。私はそれをまともに知らないんです。知らないって強いんですよ。知らないから、憧れもないんです」
マリー嬢の言葉は嫌な説得力があった。
(確かに、知らないことは強い)
逆に、私は知ったことで、苦しんだことがあるから、それを十分に理解することができた。
「で、ですが王子はどうですか。貴女とは違う。王子が耐えられると思いますか?王子は贅沢を知っている。いえ、それが当たり前なのです。食事も常にフルコース、それがスープ1杯の生活に耐えられると思いますか」
「スープじゃないけれど、うちに来た時、王子様が召し上がるのは、シチュー1杯ですよ」
「は?」
「私が作ったお野菜たっぷりのシチューを、いつも美味しい、美味しいって、召し上がってくれます」
(何をやっているんだ、この王子は)
睨むように王子を見る。肯定の意味なのか、王子はマリー嬢に向かって満足げに二度頷いた。
学年が違うので、学園では四六時中、一緒にはいられない。
側仕えの私も王宮で暮らしているが、帰りの馬車も全く同じというわけではない。
それでも、誰かしらお付きの者はいたはずだ。
そもそも、分刻みのスケジュールのどこにそんな時間を捻り出したのだ。

毒味は?
護衛は?
誰が付いていた?

動揺を隠しきれず、私はメガネを押し上げた。
「そ、それはたまに食べるからでしょう。毎日続けば、すぐに、フルコースが恋しくなります」
私の言葉に、マリー嬢は可愛らしく、頬に手を当てた。
それが悪魔の頬笑にしか見えない。
「フルコースって、たまに食べたほうが美味しいと思うんです。大丈夫、実は私、フルコースも作れます。こう見えて料理は得意なんですよ」
「なに、平民前提で話をしているんですか。そもそも、王子が平民になるなんてありえないのです」
「アラン様がおっしゃったんじゃないですか」
「いいですか、マリー様。まず大前提で、王子の廃嫡はあり得ません。そこから考えて下さい」
「なぜですか」
「なぜって…え?」
「他にもいらっしゃいますよね。王子様は、お1人ではないんですし」
先ほどの王子と同じ台詞。
言う相手が違うだけで、こんなにも腹立たしくなるものなのか。
「第二王子はまだ5歳です。王子の婚約者であるクリスチーヌ様は16歳。とてもお相手は務まりません。貴方は国民を飢え死にさせるつもりですか?」
私はウィル王子にした話を、また繰り返した。
(国民が飢える)
そう話しても、何故かマリー嬢は納得していない様子だった。
うーん、と首を傾げた後、彼女は口を開いた。
「ベルテ王国も、流石に他国の民を飢え死にさせるようなことは、しないと思うんです。せいぜい、値段を釣り上げるくらいじゃないですか。それに…」
「それになんですか」
「私、肝心のウィル様が、そもそも王位にこだわっていないと思うんです」
背中がヒヤリとした。
「さっきのユーカリア公国だって、跡継ぎがいなくなったけど、傍系から人を迎えて、なんとかなったって話じゃないですか」
「た、確かに、国は落ち着いたと聞いています。しかし…」
私は言葉を飲み込み、横目で王子を見た。そんな私を見て、マリー嬢が頷く。
「ああ、肝心の王子様の話ですね。平民に落ちて嘆いているって、でも、多分それ、貴族目線が悪いんだと思いますよ」
「貴族目線?」
「そうです。話題にしているのが貴族だから、可哀想とかいう話になっているけど、私が聞いた話。実はうちの野菜出来が良くて、たまに行商人が買いに来るんですが、その行商人って人が、各国を回っていて、実際、その元王子様に会ったって言うんです。王子様嬉々として、畑を耕し、休みには教会で聖女様と歌い踊っていた。それを見たって。本当に楽しそうだったって。そう、教えてくれました」
私は激しく動揺した。
耳にしていた噂とはまるで真逆だった。
苦労し、痩せ細り、王籍に戻りたいと嘆いている。
そんな話しか、私は知らない。
(楽しんでいるなど、夢物語だ。そんなことあるわけがない)
いや、この際、真実はどうでもいい。
「大声で笑えるのが嬉しいんですって、お日様の下、誰の目も気にせず、鼻歌を歌えるが楽しいって」
 私はウィル王子を見た。
興味深げに、耳を傾けている。
私は不吉な予感を覚えた。
(確かに、ウィル王子は王位への執着が薄い)
長年、一人息子で後継者争いがなかった弊害なのか、欲がないと言うのか、弟君が産まれた後からは、王位を継ぐことに、顕著に迷いが見られるようになった。
務めを放棄することはなかったが、明言こそしないものの、
『別に自分が継がなくとも良いのでは?』
そう言いたげに、遠回しに話題を振ってきたことは、一度や二度ではない。
(マリー嬢は見抜いているのか) 
王子の上辺だけではない。
その、心持ちを、まだ会って間もない彼女はきちんと理解しているのか。
(いけない)
ウィル王子に、この話は甘い蜜だ。
「ウィル王子、血迷わないで下さい。一時の気の迷いで、人生を棒に振るつもりですか?」
ウィル王子が口を指さし手を横に振る。
約束を守って、しゃべらないつもりなのか。
「今までずっと王となるべく、努力してきたではないですか。帝国から招いた教授陣の帝王学。それを学んだのは、貴方お一人なのですよ」
「お一人じゃありませんよね」
マリー嬢が口を挟む。
「なんですって?」
「帝王学も、その他、王様になる教養を全て身につけているのは、ウィル様だけではありませんよね」
「いませんよ。そんな人」
「いますよ。アラン様、貴方ご自身です」
「なんですって?」
「アラン様はずっとウィルの側にいたのでしょう。帝王学だって、一緒に学んでいるって、ウィル様から聞いています。成績だってずっと学年首席。王子の側近でなければ、門下に迎えたい教授陣が列をなしている、って、私でも知っています」
「確かに講義は一緒に受けておりますが、それは、あくまで側近としてです」
何が言いたいのだろうか。
まさか、私を補佐にして、第二王子に後を継がせようとでも言うのか。
(そこまでして、王子と結ばれたいのか!この娘は?!)
「王子の即位は大前提、そう申し上げたでしょう」
「なぜですか」
「なぜって、それが決まっていることですから。王子の為なのです」
「それって、本当は王子様のためじゃなく、アラン様のためなんじゃないですか」
「なんですって!」
「ウィル様が王子様でなくなったら、側近もいらなくなる。アラン様はご自分の立場がなくなるのが嫌なだけじゃないですか」
怒りのあまり震えが来た。
全身の血が逆流する。
その時、
「それは違うよ、マリー」
初めて王子が口を開いた。
「ごめん。これは流石に黙っていられない。マリー、アランは私のことを、常に一番に考えてくれている。自分のことなど、二の次だ」
諭すよういう王子の言葉に、マリー嬢はバツの悪そうな顔になった。慌てて私に向かって頭を下げる。
「ごめんなさい。言葉を間違えました。
私が言いたかったのは、アラン様がウィル様を王子としてしか見ていない、ってことです。私はウィル様が王子様でなくてもいい。例えば、ウィル様がパン屋の倅でも、変わらず好きと言える自信があります」
まっすぐ私を見据えるマリー嬢。
私は彼女に負けた気がした。
いや、負けたわけではない。根本的に考え方が違うのだ。
ウィル王子は、私に取って太陽だ。
文字通り、世界の中心。
彼がいなくば、光も熱も失われ、世界が終わる。
私はメガネを外すと、うつむいた。
また、沈黙が落ちる。


「…わかりました」
私は顔を上げると二人を見た。
「認めましょう」
王子が驚いたように私を見る。マリー嬢の顔は輝いた。元々、伊達メガネなので、外した方が視界がクリアだ。
「私はマリー嬢を側室に推挙します」
たちまち、ウィル王子の眉間に皺が寄った。
「何を言ってるんだ、アラン」
「お二人の関係は認めましょう。真実の愛ですか、それは私は認めませんが、お二人の想いはわかりました。私がマリー嬢を側室に推挙すれば、必ず、話は通るでしょう。養女になる先はやはり侯爵家の…」
「アラン、アラン!何を言ってるんだ。僕はマリーとしか、婚姻するつもりはない」
私はメガネを投げ捨てた。おもむろに王子の肩をつかんで揺らす。
「貴方こそ、何を言っているんですか。貴方には婚約者がおられるのですよ」
「だから、婚約破棄だ」
「バカな事をおっしゃらないで下さい。王族の婚約は国と国との約束です。マリー様は側妃となる。それで、二人は一緒にいられるのです。これ以上、何を望むのですか」
(どう言えば、わかってくれるのだ)
約束された未来を蹴って、茨の道を進もうとしている。私はその道の先が崖になっているとしか思えない。
(何としてでも、止めねば)
4歳の頃からのお仕えし早12年。ウィル王子は家族に等しい…いや、間違いなく家族なのだ。


コンコン

その時、不意に馬車を外から叩く音がした。
御者ではないだろう。
「よろしいかしら」
凛とした女性の声がした。
私は驚愕し王子を見た。
王子がわからないと、言うように首を振る。二人ともその声に聞き覚えがあった。
天を仰ぎ、口を固く結んだ。投げ捨てたメガネを拾うと、王子の横に席を移しメガネをかける。
覚悟を決め、私は馬車の扉を開けた。
そこには予想通りの人物が立っていた。
「これはクリスチーヌ様」
侍女と護衛を従えた隣国の第二王女がそこには立っていた。
「少し迎えが遅かったので、様子を見にこさせたところ、ここに王家の馬車が止まっていると報告を受けましたの」
「お待たせして、申し訳ございません」
 私はマリー嬢を促し、馬車を降りようとした。
だが、それを阻むように、クリスチーヌ様が護衛の手を借り、素早く馬車に乗り込み、マリー嬢の隣に座った。
「クリスチーヌ様、私はマリー様と馬車を移ります」
私はクリスチーヌ様を言いながら、眉をひそめた。
彼女の衣装は、王子の瞳の色の青色のドレスだった。アクセサリーは自らの髪色と同じ色の琥珀。
マリー嬢と二人並ぶと、あたかも揃いでしつらえたように見えてしまう。
しかし、当の本人は別段、気にする様子もなく、マリー嬢を一瞥しただけで、私へと視線を向けた。
「このままで構いません。皆様をお待たせするわけには参りませんもの。このまま向いましょう」
「しかし…」
「マリー嬢とは、知らぬ仲ではないのです。詩の朗読会でよくご一緒しますの」
王女は、マリー嬢の肩を掴み微笑むと、有無を言わさず馬車を走り出させてしまった。
「詩ですか?」
不覚にも二人に面識があるとは知らなかった。
「ええ、なかなか斬新な詩を詠まれるのよ」 
どう斬新なのか、聞くのが怖い。
(どうすればいいんだ。こんな状態で会場にいけるわけがない)
走り出した馬車を止める上手い手立てがみつからず、私はひどく焦った。
「それで、この集まりはなんなのですか。王子とアラン様はわかりますが、なぜ、マリー様が、この馬車に乗ってらっしゃるの?」
いきなり王女が核心を突いてきた。
なんとか、取り取り繕うと口を開きかけた私より、あろうことか、王子が素早く答えた。
「ああ、それは婚約者を変更できないかと思ってね」
「王子!!」
私は叫んだ。
「さっき沈黙を破ってしまったからね。もう、約束は無効だ」
(また、そんな屁理屈を)
私を牽制するために言ったのだろう。
だが、その牽制は導火線への着火だった。
なんとか場を収めようと焦るが、出るのは冷や汗ばかりだった。
私は恐る恐るクリスチーヌ様を見た。
無表情なのが逆に怖かった。
冗談だと思っているかもしれない。
(そうだ、こんな事を正気で言ってるとは思うまい。冗談だ。それですませてしまおう。このまま、うやむやして、会場に着けばなんとか成るかも知れない)
「……くてよ」
ガタリ、と馬車が揺れ、クリスチーヌ様の発言は遮られた。
「え?今、なんと?」
「よろしくてよ、と申し上げたのですわ」
「え」っと、私は声を呑んだ。
涼し気な王女の顔を穴が空くほど見つめる。
表情に出さないのは流石王族だ。だが、その実は怒り心頭に発しているに違いない。
私は完全に血の気が引いた。
絶望の中、クリスチーヌ様が最後のとどめとばかりに、王子を見て厳かに言った。
「婚約破棄。しかと承りました。謹んでお受け致します」
世界がぐるりと回った。
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