愛しい番はいつも僕の傍に居たらしい

こんぶ

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本編

息子がかわいいside王様

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ある穏やかな夏の日、息子達がピクニックをし帰ってきた。その後すぐ、ティーの護衛(仮)のシルビーから伝達があった。何とも、三歳の息子が!光魔法を!無詠唱で!扱ったらしい!
これは前代未聞。千年続くと言われているこの国でも、ましてや世界でも全然聞いたことの無い言葉の羅列だ。
魔法を使うようになるのは早くて七歳。光魔法は百人に一人使えるかどうか。無詠唱なんぞ前例が一人いるだけだ。
...もしや私、すごい子を産んでしまったのでは...!?

混乱した私は夕食の後、ティーを問いただすことにした。

「ティー、どうやって魔法を使ったんだい?」
 「えっとね、なんかね、うさぎしゃんがいたいーってなってたから、なおってほしいなーって、つよくおもったら、なおっちゃったの!」 
「思ったら、使えたの?」
「うん!なんかできた!」
「そっかそっかぁ♡」

それが本当だとすると、ティーが「コイツぶっ〇したいな」とか思うだけで叶ってしまう事になる。まあ、ティーは心優しいからそんな悪巧みをしたりしないと思うし...なんも心配いらなーい!

「おとうたま!いつものしたいです!」
「お!やるか~!ほら、おいで~♪」
「きゃぁ~♡」

嬉しそうな可愛い声を上げこっちに駆けてきたティーを抱き上げ、高い高いをする。
少し変態臭いことを言うが、ティーはいい匂いがするし、柔らかいし、なんかフワフワとしたオーラが見える。最早天使、っいや!女神!お父さんはこの子のために生まれてきたと言っても過言ではないっ!  

「ぎゅ~♡」
「えへへ♡おとーたまだいしゅき!」
「ああ、私もだ!」

こんなとこ妻には見られたくないが、多分もうとっくに知られていると思う。...しっ、知っているんだからな?!私だって!妻がティーにデロデロなことなんて!

「とーたま、どうしたの~?」
「なんでもないぞ!」

ティーの魔法がえげつないこととか、私がティーに大分甘いこととか...民衆に知られたら結構ヤバい...

けどまあ、ティーが可愛いからなんでもいいや!かわいい!優勝!



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