美少女令嬢な元生徒会副会長を、キモオタな中年教師がNTRる話

小松 美堂

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第三章

初詣

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「あけまして、おめでとうございます」

「おめでとう。今年もよろしく !

いやぁ、美しい ! さすがだ」

振袖姿の美少女は、誰もが振り向きたくなる艶やかさだ。

髪をアップめにまとめて、装飾として花やアクセサリーが

あしらわれている。

黄色を基調とした振袖は刺繍や金銀箔が施され、豪華絢爛に

散りばめられている。京友禅らしい。



「ちょっ、ちょっと写真撮っていい ? 」

堂々と申告すると、美奈子はあっさりOKした。

おかげで、前から後ろから多数撮られる羽目になり、

美奈子は大いに後悔することになるが……



ひと通り、撮影したところで

「予定通り」

声を潜めて質問する

「下着は、伝統に則っているのかな」

「毎年、そのようにしております。

着物における嗜みとして当然です。

殊更に確認されるのも、いかがなものかと存じます。

そもそも、年越しの新年早々のLIMEの内容がそれって、

新年を迎えて、本当におめでたい頭になったのかと

心配してしまいましたわ」



「ちゃっ、ちゃんとおめでとうの挨拶の後に聞いたさ」

「そうでしたっけ……」

「まっ、まあ、せっかくの晴れ着にその仏頂面は似合わない !

新年早々明るくいこう」

「いつもいつも明るい方は、よろしいわねぇ」

「そっ、そろそろ機嫌直してよ……時間あんまりないんでしょ……」

「そうですね、おじい様と親戚の皆様を残して、あまり本家の人間が

空けられませんから……」



(大晦日、年越しの時間にアキラくんはLIMEくれなかった……

ホテルの年越しイベントが大変で、ほぼ徹夜だったと元旦の朝教えて

もらったからいいけれど、それでも寂しかった……

こんな人からのバカな内容でも、おめでとうや愛してるとか書いてあるだけでも、

そういう心の隙間が少し満たされたりするのよ……アキラくん)



友介と美奈子は、初詣に来ていたが、著名な神社に行くには時間がないので、

地元のマイナーな神社に詣でることにした。

親戚の皆さんがいらっしゃるとはいえ、本家の跡取り娘である美奈子が、

長時間留守にしてお任せするのは、あまり望ましくない。

3時間ほどしか時間が取れなかったのだ。



マイナーとはいえ、パラパラと人が詣でる中、お参りを済ませ、

多くはない出店を冷やかしていると



「あぁっ、美奈子 だぁ !

あけまして、おめでとー !! 

えっ、浜田……せんせい ? えっ、一緒 ?? 」



なんと、神崎陽菜とバッタリ出会ってしまった !



「あけまして、おめでとうございます。久しぶりね。

でも、こんなところで新年早々会うなんて奇遇ね」

「神崎、あけましておめでとう。

いま、ボクもお参り終わったところで葛城に会ったんだ」

「そうなの、偶然バッタリ」

(ここは、特にお正月は、本当にごく一部の人しか来ない穴場なのにぃ。

一応、こうなった時の対処を相談しておいてよかったわ……)



「そーなんだ。先生、あけましておめでとうございます。

ここ、学業成就のご利益もあるらしいから

来ました。あっ、こちらは私の姉です」

「春菜姉さん、うちのクラスの担任の浜田先生」

「聖愛学園のご担任の先生ですか、いつも妹がお世話になっております」

「いやあ、明るい生徒さんでクラスで人気者ですよ。

それでは、私はこれで失礼するよ。受験頑張りなさい」



友介は、さっさと去ることにした。



「新年早々、キモ友先生とバッタリとは、幸先ワルイのかな ? 」

「コラっ ! 陽菜。先生にそういうこと言うもんじゃないわ」

「だって、ホントだもん。キモイのよ。ねー、美奈子」

「えっ、そ、そんな事ないと思うわ」

「あれぇ、いいわよ本音で。この姉は気にせずに……」

「陽菜ッ ! 」

「へへっ。美奈子はもうお参りしたの ? じゃあ、ちょっと待っててよ。

すぐに終わらせてくるから、せっかくだから、少しお話ししよーよ」

「そうね、待ってるわ」



陽菜と待ち合わせの喫茶店を決め。

紅茶を飲んでいると、友介からLIMEが着信する。



「いま、どこ ?」

「陽菜とキメダ珈琲で待ち合わせ」

「あとで、神社裏手の小さなお宮に来れない ? 」

「行けそうなら」

「待ってるよ」





「こんなところがあったのね」

「誰も来ないでしょ。マイナー神社の更にマイナーなお宮」

「それで、どうしたんですか。もうわたしはあと1時間くらいしか」

「ミナも期待してることだよ」

ぎゅっと振袖美少女を抱きしめる。

「ちょっ……待って……着物だから無理よ」

「おぉっ、確かに……パンティラインがない……」

友介は、振袖のお尻全体に指を這わせる。



「もう、がっつかないで。

下着は履いてなくても、この着物を汚したら大変よ。

これは、代々受け継がれてきたお高い着物らしいの……」

「それに、こんな寒空で外なんて、絶対に嫌よ」

「じゃあ、このアップにした綺麗なうなじをペロペロしていい ? 」

「それもダメっ !! 色々とお化粧してるの。そこだけとれちゃうでしょ」



「はぁい……

くーっ、昆布巻きとかいうやり方で、背面座位ならできるって

ネットで調べたのに……姫はじめが……」

「わたしが振袖で行くって教えたのは、エッチな事は無理です、

という意味だったのに、何調べてるんですか」

そう言い合いながら、友介はズボンの上からでも硬く自己主張しているものを

振袖美少女の手を取り、触らせる。

美少女は、口では文句を言いながらも、それをスリスリし、硬さを確かめる

ように、ぎゅっぎゅっとする。



「こんなに硬くしたって……無理なものは無理よ……」



(あぁ、やっぱり凄い……独りの元旦を過ごして、

期待して来たんだろうなぁ……)



「それなら……お……お口でしてあげるから……」



「えっ ! 本当 !! 」

「だって、そんなに残念そうな悔しそうな顔されると……

でも、その……コートで隠してください……」



いくら人気のない小さなお宮とはいえ、初詣客のいる神社の境内なのだ。

野外で、しかも自ら申し出るのがどれだけ狂ったことなのか、

美奈子も頭では理解しながらも、それでもしてあげたいと考えた上での

提案だ。既に価値観が崩れてしまっている自覚はない……





「んっ、んっ、んっ、ひもちひひ ?」

絶世の着物美少女が小さな口をいっぱいに開いて、

野太いペニスを咥え、上目遣いで見上げる。

「サイコーだよっ ! うっ……そこっ、弱い……」

いつも気ままに振舞っている友介が、自分の舌技で

身もだえしているのが楽しくなってしまい、美少女は

懸命に首を振る。



ぶちゅ、ぶちゅ、じゅぼ、じゅぼ……

一旦口からはずし

「出すとき、必ず言ってね。この着物についたら大変だから……」

「おっ、おう」



ぐぽっ、ぐぽっ、ぐっぽ、ぐっぽ……

ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ



舌でカリ周りを円を描きつつ、強烈に吸い込む。

ペニスが膨張をはじめる。

美奈子がそろそろ ? という顔で見上げる。

ふたりの視線で通じ合う。



「うんっ、そろそろ……で、出るぅ !! ……」



ビクビク、ビックーん ! どっどっどっ、どっぴゅーん!!! ドクドクドク……



「出たぁ~~ !!」

美奈子は、ハンカチで零れをカバーしつつ、

射精の端から、ごきゅっ、ごきゅっと飲み込んでいく……

全て呑み干した後も、丁寧にペニス全体を舐め、ザーメンを舌で拭き取る。



立ち上がると、コホコホコホっと咳き込み、ハンカチで口を覆う。



「だ、大丈夫か」

「もう、先生の相変わらず多いから……

途中で咳き込みそうで大変だったわ」

涙目で睨みつけられてしまった……それも、たまらなくエロっぽくキュートだが。



「ありがとう、無理してくれて」

すかさず、美奈子をきゅっと抱きしめる。



(どうして、こんなことしたんだろ。進んでフェラするなんて……

年越しの時、下着は着物の下につけるのかと問われた時から、

こうなるかなと予感していたけれど……

自分でお腹を熱くしてバカみたい。できないのに)



くいっと美奈子の顔を持ち上げ、友介がキスを迫る。

「わたし、呑んだばかり……」

「気にしないっ」

ふたりの唇が合わさり、くちゅくちゆと舌が戯れ始める。



友介は、若干の生臭さを感じつつも、着物美少女とのキスを堪能する。

「姫はじめできなくても、キス初めでいいや……」

ぷふぁ……

唇が離れ、間を涎の糸が光る。



「そろそろ行かないと……」

「明日は、朝8時に迎えに行くからね、いつものところで」

「よろしくお願いします」



二人は、お宮を出て歩き始め、

ほどなく、交差点で分かれを告げた。



「あれ ? 美奈子と……浜田先生 ? 帰ったんじゃ……あん、もう見えない」

「なに ?」

「なんでもなーい」

神崎陽菜は、学業成就のお守りを買い忘れたことに気づいて、

戻ってきていたのだ。

「どうして……まさか、ね……」
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