美少女令嬢な元生徒会副会長を、キモオタな中年教師がNTRる話

小松 美堂

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第三章

温泉への道中

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「ねえっ、危ない、危ないったら !

走行中はやめて ! 」

正月の高速道路を、西に向かって走行する軽自動車。

時速70km程度で走行車線をちんたら走っているため、

どんどん追い抜かれたり、パッシングされても、どこ吹く風。

時に蛇行までしている。マイペースだ。



車中の運転手は、髪の薄い、メタボ腹が目立つ、どこにでもいる中年男。

その運転手の左手が狙うのは、助手席に座るボブカットが

キュートで、黒目がちでパッチリとした目元が印象的な超絶

美少女の太ももだ。

膝小僧を撫でまわしていたと思うと、黒いニーソックスと太ももが形づくる"絶対領域"に指先を這わせる。



美少女がまとわりつく手を払いのけると、突如手が這い上がって胸を揉みしだく、そこで隙ができると、一気に太ももの奥を窺おうとする。

当然、左手がそんな動きをすれば、運転がおろそかになり、蛇行してしまい、少女の肝を冷やす。



ようやく、軽自動車はサービスエリアに停車した。

腹に据えかねた美少女が、シートベルトを外して運転手を

詰問する。

「もうっ、いつまで触ってるの ! 出発してから、ずーっとじゃない。

いい加減にしてください ! 」

「いゃあ、ただ運転してるのもつまらないし、結構渋滞もしてたから、手持ちぶたさで。

せっかく、こんなに綺麗で魅力的な娘が隣にいたら……」

渋滞中も、止まっているのをいいことに、

たっぷり触られていたのだ。

「だから、せめて運転中は、特に高速道路は危ないから……」

「さっ、まずはトイレ、トイレ」

運転手は、意に介さずトイレに向かう。

しぶしぶ美少女も同道する。



「もうっ、やっぱり ! 履き替えないと……」

度重なる刺激で、美少女のショーツはべったりと濡れていた。

出発して、渋滞含めて1時間ほど。

その間、ずっとだったから仕方ないが、何とも悔しい。

(どうしてOKしちゃったのかな……

こうなることくらい、わかっていたでしょ……)



その美少女 葛城美奈子は、彼氏の上条アキラが冬休みに

泊まり込みバイトしている西I豆の温泉ホテルに誘われていた。

保護者がわりの祖父にはあっさり承諾を得られたものの、

弱みを握られている浜田友介先生には、「一緒に行くこと」を

条件にされたのだ。



(今日一日は、私の自由という話だったのに、それはI豆の

駅に下ろしてからだ、なんて詭弁だわ……)



トイレから戻って、再発進する。



暫くすると再び渋滞にハマる。

「これ、みーんなI豆でお正月を過ごす人たちだったりして……」

「それはあり得……なわけないでしょっ……もうっ、またなの ? 」

「渋滞中は、アブなくないよ……そーだっ、ちょっとフェラしてよ。

一発ヌいてくれたら、暫くは大丈夫さ」

「……」

暫く無言の美奈子だったが、カチャカチャとシートベルトをはずすと、友介の下半身に身体を倒した。

チ~ッとファスナーを下ろして、期待感で途中からぐんぐん成長する勢いに苦労しながら、ペニスを引っ張り出す。

「うぅっ、凄い臭い……」

そう言いながらも、ほとんど躊躇なくパクリとペニスを咥え込む。

塩辛さと生臭ささ、苦さを感じながらもチロチロと舌を這わせ、

キレイにすることで、気にならなくさせる。

「うほっ、ゾクゾクするぅ」

じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ

早速口を動かして、ピッチを上げてイク。

「きょ、今日は速いねっ……あっ……そこそこ」

そう言いながら、左手は美奈子の背中にのびる。

美奈子の口の動きに合わせて、背中を撫でているが、

徐々に、左胸あたりをすくうようにしたり、

ちょっと苦しいが、お尻を愛撫して、美奈子の気分も高めようとする。



と、渋滞のクルマが少し動く。



カクン、振動でちゅぽんとペニスが抜け、美奈子が

頭をあげる。

「もう、わたしはいいから……いたずらしないで」

「まあ、そうは言っても気持ちを伝えたくて……」

「ハァっ……好きにしてください」

再びフェラチオに戻る。

(胸やお尻を触られると……履き替えたばかりのショーツが濡れちゃう……)



ぐんぐん友介の射精意欲が高まる。

今日は美奈子が積極的なので、当然だ。

「ぐっ……出るよ……悪いけど……ぜんぶ……呑んでねっ……」

左手の美奈子愛撫の手も、せわしくなり、左胸の乳首を

強く摘まみながら、告げる。



どびゅっ、どっどっどっ、どっぴゅ~~~ん !!

どっく、どっく、どくっ………



例によって、友介のペニスの膨張で、予兆を把握した美奈子は

精一杯開いた口を窄め、一滴も零すまいと、喉に直撃を受けながら、

射精される端から、ゴックンゴクンと呑み込んでいく……

カリや胴体を丁寧に舌で清め、ちゅるんと口を離した。



口元をハンカチで拭い、お茶で口の中を清浄にし、ようやく

美奈子は人心地ついて、

「ふぅ……」軽く、息をつく。

「あっ……ご自分のは、もう自分でしまってくださいねっ……

ど、どうしてまだそんなになってるんですか !??」

「いゃあ、どーしてかな、へへ。だめな愚息だねぇ……」

美奈子は、呆れた様に先ほどまでとあまり変わらない勢いでそそり立つ

その勃起を見つめる。

(なんなの、この性欲は……お腹が熱くなっちゃう……

昨日、お宮で呑んでしまってから、ずっとお腹の奥底がもやもやしてるのに……

またしちゃったから……)



「なあ……やっぱりシないとダメみたいだな……」

「なっ、何を……もう、満足したでしょ……」

「いや、ミナの方が……」

「バっ ! ……そんなわけありませんっ……」

「でも、さっきからボクのをずっと物欲しそうに見てるよ」

「あ、呆れて見てただけですっ !……」



(そんな、そんな……言われるまで、ずっと目を奪われていたっていうの……、

そんなはず……はしたないどころか……それじゃ、欲情してるみたいじゃない……)



言いながら、渋滞は徐々に解消され、クルマが動き始めた。

友介は、ペニスを外に勃起させたまま走らせる。

無言が続いた。



高速バスの停車場が目に入ると、クルマはするするとそこに入り停まった。

「こっ、ここ止めていいの ? 」

「ダメだけど、緊急事態だからね」

「えっ……」

シートベルトをはずした友介が、美奈子にのしかかる。

「素直じゃないお姫様には、臣下が察してあげないと……」

「な、何を……」



友介はキスで黙らせながら、すぐに右手を秘所に入り込ませる。

既にショーツは、ぐっしょりだが、そこは揶揄せずに黙って、クロッチ

部分をズラして指を送り込む。

「 !!……」

美奈子の舌が、すぐに絡みついてくる。

熱いぬかるみの中は、ぬめぬめと動き、指を呑み込みたいと、

きゅうきゅうと締め付ける。

膣壁を少しかきながら進めると、ぴくっぴくっと感じるスポットを擦られて、その度に友介の舌をちゅっと吸い込む……



「なあ……アキラくんに、乗り換えで迷って、

一本遅い電車になるってLIMEしなよ……」

「……」



美奈子は、暫しの逡巡の後、黙ってスマホを取り出して操作した。

その間も、友介の指は膣内を動き回り、頻繁に締め付けられ不自由な動きでも、

美奈子をビクンビクンとさせる。



それを確認して、友介はシートを倒すと

「ミナが上になってよ、さすがに、この身体じゃ軽自動車は窮屈で動けない」



美奈子は無言のまま、運転席の友介の上に跨る形になる。

コンドームをかぶせると、ふたりで協力してショーツをズラして位置を合わせ、

一気に体重を乗せる。

もう膣内の準備は万端なのだ。

「はうぅっ、入ってきたぁ……」

思わず美奈子から満足気な声が漏れ、

慌てて口を押えるが、友介は我が意を得たりとにんまりする。



(あぁっ、ようやく……硬いのが……どうしよう、ものすごく気持ちイイ。

先生が嬉しそうなのが悔しい。でも感じちゃう……

あれ ? もうイっちゃいそう……こんなことって……)



「うっ、いきなり凄い締め付け。大歓迎だね、お姫様。

あっ、これ姫はじめだ ! 」



友介の軽口も、ほとんど耳に入らない。



じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ……ぐちょぐちょぐちょ



美奈子は、いつしか激しく腰を振り、時に円を描くように回す。

深いキスにも、積極的で唾の交換も頻繁に行う。



すぐに美奈子の身体が痙攣し

「あっ……ダメ……わたし……イくっ……イっくぅ~~」

ぎゅーっとペニスが締め付けられ、友介の頭とシートに回された

腕にも強い力が入る。口ははずれてしまっている。

ハアハアハア……荒い息をつく美奈子。



「わ、わたしだけイっちゃってごめんなさい……

なんか……すごくて……こんな……恥ずかしい……」



恥ずかしがるその顔は紅潮し、目は潤み、

唇は少し開いて舌をのぞかせた蕩け顔だ。

その魅力は殺人的で、友介はたまらず唇に武者ぶりつく。



そのまま、美奈子の腰を抱いて強いピストンを行う。

「きゃっ、いきなり、また……

わたし、イったばかりだから、少し……休ませ……」

言葉が途切れ、目を瞑って、再び官能の海に漂う……



どちゅんどちゅんどちゅん、

どっ、どっ、どっ、どっちゅーん !!



「あっ、あっ、あっ、これ……当たるっ、当たってる」



急速な快感で、早くも子宮が下りてきて友介のペニスを

歓迎する。



ぐちゅっ、ぐちょっ、ぐっちゅーん

ぴちゃぴちゃ、びちゃびちゃ……

二人の結合部からはだらだらと愛液が溢れ始める。

その愛液は白濁し、美奈子の盛大なイキっぷりを伝えているが、ふたりは気づかない……



「ボ、ボクも出るっよっ……」

うんうん、美奈子もうなずき

「出して……」

耳元で小さく囁いた。



その初めての言葉は、友介の背筋をゾクっと貫き、

更にペニスを硬くしたうえに、大規模な噴水に導いた。



どどどっどっぴゅ、どっぴゅ~~~ん !!!



「あぅっ、イっ、イク、わたし、また……イく、イっちゃう~ !! 」



ふたりの気持ちが同期して、素晴らしい射精が噴出した……



ゼイハァ、ゼイハァ、ふぅ……

ハッㇵッㇵッ……



ふたり揃って、息をつくと

どちらからともなく、キスを交わした。

ディープではなくちゅっとバードなキスを。



「こんなところでしちっゃたね……」

「うんっ……ダメなのに」



おデコをぶつけて、言い合うふたり……



プルン ! 美奈子のスマホが振動した



「あっ」

慌てて美奈子がスマホを取る。



アキラからだ。

「美奈子らしいね。」

「じゃあ、遅らせて迎えに行くよ」



一瞬固まった美奈子だが、気を取り直して

「ごめんねっ、方向音痴で」

「よろしくお願します」



と打った。

(ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……どうしようもないわたし……)



「おっ、アキラくん連絡ついたか、急がないとね。遅刻できないし」

コンドームの始末をしていた友介が、のんびりした声をかける。



(この人のせいよ…………いえ、その誘惑に乗ったのはわたし……

クルマの中でちょっかい出されてから、いえ乗る前から、

こうなることを期待していたくせに……昨夜ゆうべから、ずっと……)



無言の美奈子を乗せて、クルマは、待ち合わせのひとつ前の駅に向かった。
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