美少女令嬢な元生徒会副会長を、キモオタな中年教師がNTRる話

小松 美堂

文字の大きさ
66 / 102
第三章

アキラとのひと時

しおりを挟む
21時半ごろ、アキラが訪れた。

「ごめん、ごめん遅れて。相部屋の先輩の手伝いでさ」

「相部屋なのね」

「臨時雇いは、3人部屋さ。その中で、一番下だから。色々ね」

「大変ね。来て平気なの?」

「24時前迄なら大丈夫。今夜は、特にイベントもないし。

さっきまでは宴会の片付け。僕は担当じゃないのに」



やがて、二人の身体は重なり、キスをかわしながらアキラは、

美奈子を押し倒す……

その瞬間、またあの嫌な記憶を呼び起こす匂いが微かにした。



(また ? ……美奈は温泉入ったのに、取れないものだな……

それか、先生の荷物運んだ時に自分についたのか……)



そんな思いはかすめたが、魅力的な美奈子の肉体の前に消し飛んだ 。



「浴衣、よく似合ってたけど、やっぱりこっちの方が魅力的だ」

真っ白な美奈子の裸身を見つめながら

「バカね……恥ずかしいから、いつまでも見ないで」

「裸に、このネックレスがよく映えるよ」

「アキラくんのおかげよ……」

「美奈……好きだよ」

「わたしも……」



今日のアキラは、焦ることなく、美奈子の全身、特に秘所を

中心に丁寧に愛撫してくれ、美奈子の準備も整った。

「入れるよ」

「来て……」



(おっぱいは、あまり触ったり舐めたりしてくれないんだ……

アキラくんは大きいのが好きだからかな……陽菜くらいわたしもあれば……)



そんな想いを振り払い、アキラを抱きしめた。

(入って来る…… !! …………!? )

(あ……れ……??)

「全部入ったよ。気持ちいい。美奈は?」

「うん、気持ちいいよ」

「よかった、もう痛くないんだね !!」



(そうか……わたし……痛かったんだ……

忘れてるなんて……

今日、昼間シたときは、最初から気持ち良かったから……

それを期待するなんて……二回しかエッチしてないコが

そうなるはずもないわ……これは、当たり前のこと……

だけど……)



「どう ? 目を瞑って……やっぱり痛かった ? 」

「ううん、そんなことないわ」

アキラが動きはじめるが、痛くないとはいえ、美奈子を気遣ってか、そんなに激しいものではなく、優しい抜き差しだ。



「ぐっ……なんか、美奈子の膣内、今日はあったかくてぎゅっと掴んでくるみたい……」

「わ、わたしはわからないわ」



(あぁ、こうしてるとしあわせ……気持ちイイとかイクとかじゃなくて、しあわせだわ。

これがいいのよ……)



二人は唇を合わせ、舌をちょんちょんと控えめに絡ませる。



段々、アキラのピッチが速くなる。

(あっ、段々気持ちよくなってきた……そこ、そのあたりを……)

美奈子のポイントを擦られて、膣肉がぎゅっと締めつける。

「うっ……」

ビクンビクン、ペニスの振動が伝わる。





「ふぅっ……気持ち良かったよ」

「美奈はどうだった」

「うんっ ! 最後気持ち良かった」

「よかったぁ ! 感じられるようになったんだ !

なんか、きゅっとされる感じがあったんだ !

とうとう、美奈がエッチで感じてくれるなんてうれしいっ ! 」



「でも、三回めでとか早くない ? 感じやすいのかな」

「そういうこと言う人とは、もうしないわっ」

「うわぁっ、じょ冗談だよ ! ごめん」

「クスッ、わたしも冗談よ」

「よかったー」



布団の中で、和やかにいちゃいちゃする……

美奈子は、もちろんその時間は幸福だった……

(そう、こういうのでいいのよ。

エッチでイクとかそういう事じゃなくて、

好きな人と過ごすしあわせな時間……)





プププ……

「あれ ? ヤな予感……」

アキラが電話に出る。

「はっ、はい。

いえ、外じゃないです。

ええ、今から部屋に戻るところです。

地下のスナックコーナーですね。すぐ行きます」



「マジかよ、なんか地下のスナックで暴れた酔っ払いの

片付けだってさ……ごめん、美奈 ! 」

「いいのよ、大変ね。頑張って ! 」

「ブラックな職場だよ……明日埋め合わせするから ! 」

苦笑いを浮かべながら、アキラは去っていった。



パタン

扉がしまり

「ふぅっ……」美奈子はため息をつく。

時間は22時半。

「まだ、こんな時間かぁ。もっといっぱいおしゃべりしたり、

いちゃいちゃしたりしたかったなぁ……

ううん、お仕事だし、仕方ないのよ……」



軽く前を合わせただけの浴衣姿で、ポスンと布団に横たわる。

「寝ちゃおうか……」

目を瞑って、うつらうつらしはじめる……



暫くすると、美奈子の手が胸と股間に移動する。



(どうして……また、もやもやするの……)



「はぁっ……乳首勃っちゃってる……こっちも……」

美奈子の秘所は、ショーツを脱いでいることもあり、

すぐにぬかるみに入り込む状態だ……



(わたし……物足りないの ? ?

そうよね、今夜はいっぱい愛してもらえると思ってたから……



だけど……満足できたかな……

考えないようにしてたけど……入れてもらった時、

細いって感じて……それに……きっと当たらない……って。



なんてあさましいんだろう……恋人とのエッチ中に、そんなこと

考えるなんて……)



ひとり考えながら、いつのまにか指は膣孔を、じゅぼじゅぼ

出入りさせている。



「あん……これじゃ足りない……入る……のかな ?」

指を二本に増やしてみる。

以前は、一本中に入れるのも恐る恐るだったのに、

二本でも、問題なく呑み込んでいく……



勃起する乳首を摘まんでいた手も下半身に伸び……

クリトリスに達する。

じゅっぼっ、じっゅぼっ、じゅっ、じゅっ、じっゅ……

包皮から既に頭を出しているクリには、湧きだす愛液を

たっぷりまぶし、指でぬるんぬるんと摘まむ……

「あっ…くっ……いっ……あん……あ~~っっっ」



クリトリスで絶頂を迎えた。



そのまま、美奈子は目を閉じ、満足して眠ろうとした……



暫くした後、むくりと身体を起した。



「どうして、どうして……わたしの身体、こんなにいやらしくなって

しまったの……もういゃっ ! ……

初めてエッチしたのは、まだたった10日前なのに……」



「……違うわ……11月からずっと気持ちよくなってたじゃない……

嘘は……だめね……」



美奈子は立ち上がると洗面台に向かった。

そこの鏡には、浴衣をはだけたまだ幼さを残しながら、

艶めかしさを感じさせる少女が映っていた。



「エッチな顔してる……

目がぼーっと充血して、ほっぺも紅くなって、

唇もぬめぬめ光ってる。この舌まで……

なんなの、この、モノ欲しそうな顔……最低」



その時、ププ、LIMEの着信音がした

「アキラくん ! 終わったんだ ! すぐ来て !! 」

スマホに飛びつく



「もうすぐ12時だけど、来れるよね」



悪魔の誘惑だった……



「フフッ、そうよね、こんなわたしには、そうなるわよね……」



ネックレスに手をのばしてはずし、洗面台にそっと置いた。

浴衣を整え羽織を着て、美奈子は6階に向かった。



ただ、いざ桔梗という名前の友介の部屋の前に行くと

入るのを躊躇してしまう……



(部屋の露天風呂を見る。それだけよ……なんて……)



ガラリ ! 扉が開く。

「あっ、やっぱりだ。来てる予感がしたんだ !

さあさっ、どうぞ」

ためらう暇もなく、手を引かれて美奈子は悪魔の部屋に招き入れられた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...