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第三章
桔梗編 前編
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「わぁっ !
わたしの部屋と全然違うっ ! 」
「広いわ ! 」
「十二畳だってさ。」
「次の間も、あるの?」
スッと襖を開けると、布団が敷かれていた。
「へぇ、凄いわねぇ。」
布団を見ないようにして、美奈子は窓際に向かう。
扉を開けて、外に出る。
「あぁ~っ! これが露天風呂?」
てっきり湯船が外に出てるくらいに思ってたのに、
こんな広いテラスがあって、その先にお風呂なんて !
贅沢ぅっ !!」
びゅっと風が吹く
「うぅっ寒い。
でも、綺麗!
あれは、どこ?」
友介も、のっそりとテラスに出て来る
「N津の街の明かりだね。」
「素敵ぃ、夜景を眺めながら、露天風呂かぁ。
昼間は、どうなんだろう。」
「着いてすぐ入ったよ。
海が一望できて、それはそれでよかった」
「そーかー、確かに波の音が聞こえるぅ!」
「入ろうよ。今から。」
「えっ、それは……」
「見学で終わりじゃなくて、体験しなきゃ
それに……ただ見てると寒いよ」
羽織姿の美少女を、背中からそっと抱き締める。
「こんなに冷えてるし……まずは戻ろう」
そのまま肩を抱きながら、二人は部屋へ。
「く~っ、さすがに入るまでは寒い~っ !」
美奈子が扉を開けて、小走りに来る。
「おっ、来た来た。あれ ? そんなにタオルぐるぐる巻かなくても」
「外で恥ずかしいし、乙女の嗜みです……」
「あっ、そのまま入っちゃダメだよ」
「もうっ、わかってるわ。
いくら個室風呂でも、タオルで入りません」
するっと、巻いたタオルを脱いで、絶世の美少女の
フルヌードが、暖色系の明かりを受けて、闇夜にぼっと浮かぶ。
真っ白な肌が、優美なラインを描いた裸身を際立出せる。
決して大きくない乳房も、形は良くツンと上向いて、魅惑的だ。
何より、その表情は少し頬が紅く染まり、こちらを見る潤んだ瞳は、
相変わらず吸い込まれそうだ。
あまりの美しさに、友介は呆けて見惚れる……
「あっ……」
「どうしたの ? 」
寒さゆえ、トプンと少し波立たせて、手早く湯船に浸かった
ヴィーナスが尋ねる。
「夜に浮かぶ裸のヴィーナスの美しさが、一瞬で
見えなくなっちゃったからさ……」
「クスっ、なあにそれ ? 」
「いや、この世のものとは思えない美しさだったから……」
「もう、何度も見てるくせに、何言ってるの ? 」
「いつ見ても、美しいものは美しいさ……」
「バっ……バカねぇ、相変わらず。
似合わないことばかり言って……」
友介は、別にカッコつけて言っているつもりはなくて、
美奈子に対しては、ナチュラルに賛辞が出てしまう。
先ほどよりも少し紅潮した顔を背け、ヴィーナスはどこか恥ずかし気に呟く。
耳も真っ赤だが、これは隠しようもない。
「わぁっ、やっぱり湯船に浸かって見ると、一段と風情があるわね」
ごまかすように、夜景の方を向く。
両腕を風呂のたもとにかけて、キラキラ輝く街の明かりを見つめていれば、
先ほどまであれこれ思い悩んでいたことが、段々と薄れていく。
いつしか、友介も同じ姿勢でN津の光りを見ていた。
「ミナと、一緒に温泉に入って、夜景を眺める。
こんな時間がずっと続けばいいなぁ……」
友介が、小さな声で呟く。
美奈子としては、反応しづらく、黙ってゆらめく灯りを見つめるしかない。
少しだけ、友介に近づいて、肘と肘を触れ合わせるのが、精一杯。
無言のまま、友介の顔が近づいてくる。
それを受けて、美奈子も横を向き、キスを受け入れる。
そっとするベーゼから、舌が美奈子の唇をノックするのに合わせ、
少しずつ触れ合いを増やしていく。
徐々に、お互いに舌が入り込み、少しずつ二人の距離も縮まる。
キスをしたまま、無言で友介は美奈子の背後にまわる。
キスを支点に円を描く要領で。
美奈子の背後を取って落ち着く。相変わらずキスはしたまま。
友介の肉厚な手が美奈子の微乳を包みこむように、揉みはじめる。
大きく、ぐりんぐりんとしつつ、時折待ちかねている乳首を抓る。
その度に、美奈子のキスが友介の舌を奥へと引っ張る。
息苦しくなって、美奈子は唇を離すと、また夜景の方を向く。
一方の友介は、逞しく存在感を主張しているペニスを、
美奈子のお尻の合間に入れ、素股の形でゆっくり股間を擦りあげる。
背後から、美奈子の頬に友介が顔を寄せる。
「今夜は、この部屋でずっと悶々としてたよ。
ミナは、きっと来ないだろうと思ってた。
LIMEにもね、きっと反応しないとだろうって。
やっぱり、恋人との時間はひと時も無駄にしたくないもんね。
だから……既読がつくだけで喜んだし、
レスは本当にうれしかった。ありがとう」
なぜ来てくれたのかは、あえて聞かなかい。
友介にとっては、いまこうしている事が全てだったから。
美奈子は、相変わらず黙って夜景を見つめている。
しかし、肉体は乳首が反応して痛いほど突き出て、
先ほどからペニスで刺激されている秘所からは、
蜜が湯に垂れ流しだ。
素股を続けていたペニスの動きが、かすかに変わった。
開いた小陰唇をこそげるコースになったのだ。
時折、クリトリスにもぶつかりやすく、その度に美奈子の身体が
ヒクッヒクッと反応して揺れる。
美奈子も位置を調整して、心持ち腰を上に向ける。
いつしか、美奈子は両腕に顔をつっぷしてしまっている。
ぐちゅぐちゅぐちゅ……ぐっちゅ……ぐぽっ !!
一瞬、ペニスが膣内に入り込んだ !
すぐにペニスは湯内に戻っていく。
それは、たまたまだったかもしれないが、
その頻度は、徐々に増えていった……
その時間が続いて、ふたりの息が段々
熱っぽいものに変わっていったところで
「ねぇ……もう、このまま入れてもいい ?
外に必ず出すから……」
もとより、先ほどからの感触で友介がコンドームを装着していないことは、
美奈子も承知のうえだ。
それを確信しての友介の問いかけだ。
微か、本当に微かに、美奈子の頭が縦に動いた。
それを確認するや否や、ひとまわり大きくペニスが膨らんだのではないか
というくらい、血流のめぐりがよくなったペニスの頭が、
美奈子の膣内に潜り込んだ。
その瞬間、ピクリ、美奈子の身体が動き、腰を揺らしてスムーズな
挿入に協力した。
スルスルとペニスは、動き全てが侵入を果たして止まった。
「入れちゃった……
部屋に入って、このお風呂を見た瞬間、
ミナとここで夜景を見ながらセックスしたいって、決めてたんだ……
それが実現できて、素晴らしいお年玉をもらったよ」
(それ……わたしも、この部屋に入って想像したことだ……
とうとう発想まで性欲魔人に塗り替えられちっゃたのかな……
いまだって、ナマでしちっゃてる……絶対にダメなのに、ダメなのに……
あそこで断ればよかったのよ。
「ゴム付けたらね」と言えば、きっと友介さんはブツブツ言い
ながら協力してくれた……
それなのに、それなのに……わたしが、わたし自身が……
すぐに入れて欲しかった……待てなかった。
それに……)
「ゆっ、ゆうすけんさん……今夜、どうしたの ?
なんか、いつにもまして硬い……おっきく……なってない ? ……」
「そんなはずは……ミナを待ちかねていて、悶々として、
大いにジラされていたからかな……」
「あとは、ナマ……だから ? 」
「…… !! ……」
恐らく、ナマであるがゆえに美奈子の感じる実感も確かなものだから
かもしれない……
そして、大きいと言われて、すっかり気をよくした友介は、
急速にピッチを上げる。
「アン ! き、急に強すぎるぅ」
ぐっちょぐっちょ、ぐっぽぐっぽぐっちゅーん !!
ぐっちょぐっちょ、ぐっぽぐっぽぐっちゅーん !!
「そ、それにいつもより……熱くて……引っかかるの……」
「ナマだからねぇ。やっ……やっぱ……久しぶりのナマ……
めっちゃ気持ちイイ ! ほら……こうしても……」
「あっ、やっ、それっ、だめっ……それっ、されたら、すぐ……イっちゃうぅ !! ……」
わたしの部屋と全然違うっ ! 」
「広いわ ! 」
「十二畳だってさ。」
「次の間も、あるの?」
スッと襖を開けると、布団が敷かれていた。
「へぇ、凄いわねぇ。」
布団を見ないようにして、美奈子は窓際に向かう。
扉を開けて、外に出る。
「あぁ~っ! これが露天風呂?」
てっきり湯船が外に出てるくらいに思ってたのに、
こんな広いテラスがあって、その先にお風呂なんて !
贅沢ぅっ !!」
びゅっと風が吹く
「うぅっ寒い。
でも、綺麗!
あれは、どこ?」
友介も、のっそりとテラスに出て来る
「N津の街の明かりだね。」
「素敵ぃ、夜景を眺めながら、露天風呂かぁ。
昼間は、どうなんだろう。」
「着いてすぐ入ったよ。
海が一望できて、それはそれでよかった」
「そーかー、確かに波の音が聞こえるぅ!」
「入ろうよ。今から。」
「えっ、それは……」
「見学で終わりじゃなくて、体験しなきゃ
それに……ただ見てると寒いよ」
羽織姿の美少女を、背中からそっと抱き締める。
「こんなに冷えてるし……まずは戻ろう」
そのまま肩を抱きながら、二人は部屋へ。
「く~っ、さすがに入るまでは寒い~っ !」
美奈子が扉を開けて、小走りに来る。
「おっ、来た来た。あれ ? そんなにタオルぐるぐる巻かなくても」
「外で恥ずかしいし、乙女の嗜みです……」
「あっ、そのまま入っちゃダメだよ」
「もうっ、わかってるわ。
いくら個室風呂でも、タオルで入りません」
するっと、巻いたタオルを脱いで、絶世の美少女の
フルヌードが、暖色系の明かりを受けて、闇夜にぼっと浮かぶ。
真っ白な肌が、優美なラインを描いた裸身を際立出せる。
決して大きくない乳房も、形は良くツンと上向いて、魅惑的だ。
何より、その表情は少し頬が紅く染まり、こちらを見る潤んだ瞳は、
相変わらず吸い込まれそうだ。
あまりの美しさに、友介は呆けて見惚れる……
「あっ……」
「どうしたの ? 」
寒さゆえ、トプンと少し波立たせて、手早く湯船に浸かった
ヴィーナスが尋ねる。
「夜に浮かぶ裸のヴィーナスの美しさが、一瞬で
見えなくなっちゃったからさ……」
「クスっ、なあにそれ ? 」
「いや、この世のものとは思えない美しさだったから……」
「もう、何度も見てるくせに、何言ってるの ? 」
「いつ見ても、美しいものは美しいさ……」
「バっ……バカねぇ、相変わらず。
似合わないことばかり言って……」
友介は、別にカッコつけて言っているつもりはなくて、
美奈子に対しては、ナチュラルに賛辞が出てしまう。
先ほどよりも少し紅潮した顔を背け、ヴィーナスはどこか恥ずかし気に呟く。
耳も真っ赤だが、これは隠しようもない。
「わぁっ、やっぱり湯船に浸かって見ると、一段と風情があるわね」
ごまかすように、夜景の方を向く。
両腕を風呂のたもとにかけて、キラキラ輝く街の明かりを見つめていれば、
先ほどまであれこれ思い悩んでいたことが、段々と薄れていく。
いつしか、友介も同じ姿勢でN津の光りを見ていた。
「ミナと、一緒に温泉に入って、夜景を眺める。
こんな時間がずっと続けばいいなぁ……」
友介が、小さな声で呟く。
美奈子としては、反応しづらく、黙ってゆらめく灯りを見つめるしかない。
少しだけ、友介に近づいて、肘と肘を触れ合わせるのが、精一杯。
無言のまま、友介の顔が近づいてくる。
それを受けて、美奈子も横を向き、キスを受け入れる。
そっとするベーゼから、舌が美奈子の唇をノックするのに合わせ、
少しずつ触れ合いを増やしていく。
徐々に、お互いに舌が入り込み、少しずつ二人の距離も縮まる。
キスをしたまま、無言で友介は美奈子の背後にまわる。
キスを支点に円を描く要領で。
美奈子の背後を取って落ち着く。相変わらずキスはしたまま。
友介の肉厚な手が美奈子の微乳を包みこむように、揉みはじめる。
大きく、ぐりんぐりんとしつつ、時折待ちかねている乳首を抓る。
その度に、美奈子のキスが友介の舌を奥へと引っ張る。
息苦しくなって、美奈子は唇を離すと、また夜景の方を向く。
一方の友介は、逞しく存在感を主張しているペニスを、
美奈子のお尻の合間に入れ、素股の形でゆっくり股間を擦りあげる。
背後から、美奈子の頬に友介が顔を寄せる。
「今夜は、この部屋でずっと悶々としてたよ。
ミナは、きっと来ないだろうと思ってた。
LIMEにもね、きっと反応しないとだろうって。
やっぱり、恋人との時間はひと時も無駄にしたくないもんね。
だから……既読がつくだけで喜んだし、
レスは本当にうれしかった。ありがとう」
なぜ来てくれたのかは、あえて聞かなかい。
友介にとっては、いまこうしている事が全てだったから。
美奈子は、相変わらず黙って夜景を見つめている。
しかし、肉体は乳首が反応して痛いほど突き出て、
先ほどからペニスで刺激されている秘所からは、
蜜が湯に垂れ流しだ。
素股を続けていたペニスの動きが、かすかに変わった。
開いた小陰唇をこそげるコースになったのだ。
時折、クリトリスにもぶつかりやすく、その度に美奈子の身体が
ヒクッヒクッと反応して揺れる。
美奈子も位置を調整して、心持ち腰を上に向ける。
いつしか、美奈子は両腕に顔をつっぷしてしまっている。
ぐちゅぐちゅぐちゅ……ぐっちゅ……ぐぽっ !!
一瞬、ペニスが膣内に入り込んだ !
すぐにペニスは湯内に戻っていく。
それは、たまたまだったかもしれないが、
その頻度は、徐々に増えていった……
その時間が続いて、ふたりの息が段々
熱っぽいものに変わっていったところで
「ねぇ……もう、このまま入れてもいい ?
外に必ず出すから……」
もとより、先ほどからの感触で友介がコンドームを装着していないことは、
美奈子も承知のうえだ。
それを確信しての友介の問いかけだ。
微か、本当に微かに、美奈子の頭が縦に動いた。
それを確認するや否や、ひとまわり大きくペニスが膨らんだのではないか
というくらい、血流のめぐりがよくなったペニスの頭が、
美奈子の膣内に潜り込んだ。
その瞬間、ピクリ、美奈子の身体が動き、腰を揺らしてスムーズな
挿入に協力した。
スルスルとペニスは、動き全てが侵入を果たして止まった。
「入れちゃった……
部屋に入って、このお風呂を見た瞬間、
ミナとここで夜景を見ながらセックスしたいって、決めてたんだ……
それが実現できて、素晴らしいお年玉をもらったよ」
(それ……わたしも、この部屋に入って想像したことだ……
とうとう発想まで性欲魔人に塗り替えられちっゃたのかな……
いまだって、ナマでしちっゃてる……絶対にダメなのに、ダメなのに……
あそこで断ればよかったのよ。
「ゴム付けたらね」と言えば、きっと友介さんはブツブツ言い
ながら協力してくれた……
それなのに、それなのに……わたしが、わたし自身が……
すぐに入れて欲しかった……待てなかった。
それに……)
「ゆっ、ゆうすけんさん……今夜、どうしたの ?
なんか、いつにもまして硬い……おっきく……なってない ? ……」
「そんなはずは……ミナを待ちかねていて、悶々として、
大いにジラされていたからかな……」
「あとは、ナマ……だから ? 」
「…… !! ……」
恐らく、ナマであるがゆえに美奈子の感じる実感も確かなものだから
かもしれない……
そして、大きいと言われて、すっかり気をよくした友介は、
急速にピッチを上げる。
「アン ! き、急に強すぎるぅ」
ぐっちょぐっちょ、ぐっぽぐっぽぐっちゅーん !!
ぐっちょぐっちょ、ぐっぽぐっぽぐっちゅーん !!
「そ、それにいつもより……熱くて……引っかかるの……」
「ナマだからねぇ。やっ……やっぱ……久しぶりのナマ……
めっちゃ気持ちイイ ! ほら……こうしても……」
「あっ、やっ、それっ、だめっ……それっ、されたら、すぐ……イっちゃうぅ !! ……」
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