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2話-17 崩落の瞬間
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揺れ始める。小さく、最初は揺れ始め、徐々に大きくなっていく。
「終わ・・・たのね・・・」
全ての力を出し切った。全ての出来る限りの事をやった。教えてくれた方法は通用した。
今はその反動で身動きもまともに取れない。もう体の言う事も聞いてはくれない。
「ここまで能力を使うと反動で動けなくなるって本当だったのね」
少し動けば痛みが走る。地響きは更に体を動かしてしまい、体に痛みが走る。
「ナルは今どこ?」
ふと呟いた。ナルは途中から反応がない。今この世界にいるのはいるはずだけど、応答がない。
分かっている。彼女も彼女で行動している事も。きっと、まだどこかで行動しているのかもしれない。
「1人でよくあれを倒したね」
ふと、後ろから声が聞こえて来る。私は後ろへと振り向きその姿を確認する。ゆっくりと私へと近づいて来るナルの姿があった。
「あの怪物は能力を全部使用しないと勝つ事は難しい。だからこそ、私の教えた極意の一つを使用したのでしょ?」
「流石にもう一人の私だけあるね。そう、それを使用した。私も反動がここまであるなんて知らなかったけど」
「それでいい。今は一歩ずつ確実に進めばいい」
そう言いながら、私の隣に座った。地響きが響き、周りの建物は崩落している中、彼女は平然と歩いてきていた。
「他の連中は既に消え去って行ってる。もう時期、君も戻る」
「・・・戻るか・・・」
この世界に来てから何時間経過したのか分かっていない。現実ではどれくらいの時間が流れているのかも分からない。
この世界と現実では時間の流れは関係ないとは言っていたけど、最終的にこの世界に関しては記憶はなくなる。もう一度この世界に踏み込んだ時にそれらの記憶は思い出す。
「・・・ねえ」
「うん?」
「・・・私はなぜ・・・この世界にいるの・・・?」
「運命とは言わない。ただ、君は何らかの睡眠の病気を持っている。ただ、それだけの理由さ」
「・・・そう・・・」
意識が朦朧としてくる。もう体の力も入らないし、目も徐々に開けられなくなる。
「だから・・・生きて・・・思って・・・」
なんて言っているの?何も聞こえない。
ナルはこちらに向けて言葉を発していたが、私の異変に気づき、少し笑顔を私に見せてくれた。それが最後に私は目を開けられなかった。
目の前で彼女は消え去った。
「お休み。そしておはよう」
ナルは上に向けて呟いた。
崩落している大地がそのまま彼女の周りに落ちていく。彼女は目を瞑りながら、その場に居座っていた。落ちてくる大地の中、彼女は静かに消えていった。
「終わ・・・たのね・・・」
全ての力を出し切った。全ての出来る限りの事をやった。教えてくれた方法は通用した。
今はその反動で身動きもまともに取れない。もう体の言う事も聞いてはくれない。
「ここまで能力を使うと反動で動けなくなるって本当だったのね」
少し動けば痛みが走る。地響きは更に体を動かしてしまい、体に痛みが走る。
「ナルは今どこ?」
ふと呟いた。ナルは途中から反応がない。今この世界にいるのはいるはずだけど、応答がない。
分かっている。彼女も彼女で行動している事も。きっと、まだどこかで行動しているのかもしれない。
「1人でよくあれを倒したね」
ふと、後ろから声が聞こえて来る。私は後ろへと振り向きその姿を確認する。ゆっくりと私へと近づいて来るナルの姿があった。
「あの怪物は能力を全部使用しないと勝つ事は難しい。だからこそ、私の教えた極意の一つを使用したのでしょ?」
「流石にもう一人の私だけあるね。そう、それを使用した。私も反動がここまであるなんて知らなかったけど」
「それでいい。今は一歩ずつ確実に進めばいい」
そう言いながら、私の隣に座った。地響きが響き、周りの建物は崩落している中、彼女は平然と歩いてきていた。
「他の連中は既に消え去って行ってる。もう時期、君も戻る」
「・・・戻るか・・・」
この世界に来てから何時間経過したのか分かっていない。現実ではどれくらいの時間が流れているのかも分からない。
この世界と現実では時間の流れは関係ないとは言っていたけど、最終的にこの世界に関しては記憶はなくなる。もう一度この世界に踏み込んだ時にそれらの記憶は思い出す。
「・・・ねえ」
「うん?」
「・・・私はなぜ・・・この世界にいるの・・・?」
「運命とは言わない。ただ、君は何らかの睡眠の病気を持っている。ただ、それだけの理由さ」
「・・・そう・・・」
意識が朦朧としてくる。もう体の力も入らないし、目も徐々に開けられなくなる。
「だから・・・生きて・・・思って・・・」
なんて言っているの?何も聞こえない。
ナルはこちらに向けて言葉を発していたが、私の異変に気づき、少し笑顔を私に見せてくれた。それが最後に私は目を開けられなかった。
目の前で彼女は消え去った。
「お休み。そしておはよう」
ナルは上に向けて呟いた。
崩落している大地がそのまま彼女の周りに落ちていく。彼女は目を瞑りながら、その場に居座っていた。落ちてくる大地の中、彼女は静かに消えていった。
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