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3話-11 蠢く獣
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「タコのような足・・・だけね」
ナルはただ、消えていくタコ足を見ていた。襲ってきてはバラバラにしている。こんな攻撃で多くの者の命を奪えるわけがない。
もっと別、もっと違う物によって多くの者の命を奪っている。そう彼女は考えていた。
「他に何がある」
小さく呟き、周囲を確認する。
「まだまだ調べる価値は多い。それに前来た時とはだいぶ違う。この世界は既に世界として成り立っているからか」
この世界は夢として完成されている。そうじゃないと前の脱出は嘘になる。
素早く核を破壊したいが、そう簡単にはいかない。
手に持った鎌を強く握り、先へと急ぐ為に走り出す。途中何度も襲ってこようが、全てを破壊し、止まる事なく走り続けた。
「大丈夫だった?」
「大丈夫じゃないです!!痛いです!!」
「まあまあ、落ち着いて。怪我なくて良かった」
白雪を勢いよく投げた。その反動で彼女は痛みで動けなかった。私が片付けた頃になってやっと動いていた。
とりあえず、ジタバタしているだけで元気そのものだった。彼女の手を取り、その場に立たせる。
「ここを離れるけど、いける?」
「いけるです!走れるです!」
「よし、ついてきて、ここからどこ行くかなんて分からない。道なりに進んでいくから」
私は走り出す。既にその頃から変わり始めていたのだろう。私達が気付く事なく、事既にこの世界そのものが徐々に変化している事に。
どれくらい走ったかは分からない。走っている時、突然と壁が崩落、何かが突き抜けてきた。
それは牛のような顔をした筋肉ありきたりな魔物だった。持っていたオノを振り回して襲ってくる。
当然の如く、その魔物の身動きを封じ、体を真っ二つにした。これが既に数体目となる。
「さっきからなんなのこれ」
「ミノタウロスです?」
「見た目はそうね。だけど、完全に別物でしょこれ」
魔物は強い。一撃が重い。だから一撃で仕留めている。
ミノタウロスの見た目をしている魔物。そいつはあまりにも威力が高い。振り下ろしたオノは地面にめり込ませ、更に地面を割る。
それくらい強い。それくらい筋肉質に出来ている。
「これが複数で来られたら厄介ね」
「ですです。単体で襲ってきているのがまだ救いです」
「行きましょう。どこかに何かの手掛かりがあればいいんだけど」
魔物は死んだのと同時に消滅していった。オノも残る事なくだ。
最初に戦ったタコの足のようなのと一緒だ。
何と私は戦っているのか分からない。何か特徴的なのが世界にはあると聞いているが、今の所見当がつかない。
今は無八雲に動くのが無難と言える。だから、今は道のある所に向かって動く。
ナルはただ、消えていくタコ足を見ていた。襲ってきてはバラバラにしている。こんな攻撃で多くの者の命を奪えるわけがない。
もっと別、もっと違う物によって多くの者の命を奪っている。そう彼女は考えていた。
「他に何がある」
小さく呟き、周囲を確認する。
「まだまだ調べる価値は多い。それに前来た時とはだいぶ違う。この世界は既に世界として成り立っているからか」
この世界は夢として完成されている。そうじゃないと前の脱出は嘘になる。
素早く核を破壊したいが、そう簡単にはいかない。
手に持った鎌を強く握り、先へと急ぐ為に走り出す。途中何度も襲ってこようが、全てを破壊し、止まる事なく走り続けた。
「大丈夫だった?」
「大丈夫じゃないです!!痛いです!!」
「まあまあ、落ち着いて。怪我なくて良かった」
白雪を勢いよく投げた。その反動で彼女は痛みで動けなかった。私が片付けた頃になってやっと動いていた。
とりあえず、ジタバタしているだけで元気そのものだった。彼女の手を取り、その場に立たせる。
「ここを離れるけど、いける?」
「いけるです!走れるです!」
「よし、ついてきて、ここからどこ行くかなんて分からない。道なりに進んでいくから」
私は走り出す。既にその頃から変わり始めていたのだろう。私達が気付く事なく、事既にこの世界そのものが徐々に変化している事に。
どれくらい走ったかは分からない。走っている時、突然と壁が崩落、何かが突き抜けてきた。
それは牛のような顔をした筋肉ありきたりな魔物だった。持っていたオノを振り回して襲ってくる。
当然の如く、その魔物の身動きを封じ、体を真っ二つにした。これが既に数体目となる。
「さっきからなんなのこれ」
「ミノタウロスです?」
「見た目はそうね。だけど、完全に別物でしょこれ」
魔物は強い。一撃が重い。だから一撃で仕留めている。
ミノタウロスの見た目をしている魔物。そいつはあまりにも威力が高い。振り下ろしたオノは地面にめり込ませ、更に地面を割る。
それくらい強い。それくらい筋肉質に出来ている。
「これが複数で来られたら厄介ね」
「ですです。単体で襲ってきているのがまだ救いです」
「行きましょう。どこかに何かの手掛かりがあればいいんだけど」
魔物は死んだのと同時に消滅していった。オノも残る事なくだ。
最初に戦ったタコの足のようなのと一緒だ。
何と私は戦っているのか分からない。何か特徴的なのが世界にはあると聞いているが、今の所見当がつかない。
今は無八雲に動くのが無難と言える。だから、今は道のある所に向かって動く。
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