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第二章
26『次の村への道中と異世界買物』
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モロッタイヤ村を出たアンナリーナは十分距離をとってから【飛行】を使い、さらに先に進んでいた。
女将らに聞いてきたところによると、次の村からはこの地域の領都に向かう乗り合い馬車が定期的に出ていて、モロッタイヤ村からそのエイケナール村まで徒歩3日、アンナリーナはゆっくり向かおうと思っている。
街道の上、ちょうど森の木々のてっぺんギリギリを飛んで、ツリーハウスを出すちょうど良い拓けた土地を探していたところ、【気配察知】と【危機察知】が何かを捉えた。
少し高度を下げて、木立ちに隠れて様子を伺っていると、冒険者のパーティ4人組が近づいてくる。
男3人、女1人で女は魔法職、男1人も魔法剣士のようだ。
邪悪な気配は感じられないが、今は接触を避けたほうが良さそうだ。
アンナリーナはそのまま森の奥へと進んで行った。
「……?」
「どうした?」
「今、一瞬見られているような気がしたんだけど……違ったのかしら」
彼ら、Aランクパーティ【バルトシーク】はこれから、アンナリーナが出てきた魔獣の森に沿った古い路を通り、隣国へと抜ける予定だ。
「おまえが感知出来ないとは珍しいな。魔獣か?」
「ん、ん? 違う……?
人だとしたらかなりの高ランク冒険者ね」
「そんな奴がこの国に来てる、なんて噂は聞かなかったがな」
「何にせよこの先は最後の村で、その先は魔獣の森だ。
補給を万全にし、気合いを入れていくぞ」
彼らが、アンナリーナと邂逅を果たさなかった事は、吉と出るか凶と出るか……?
方向的にはエイケナール村に向かいながら、それほど街道から外れないようにしてアンナリーナは飛行していた。
途中で蜂の巣を見つけた時は、思わず小躍りしてしまった。
そんな彼女が今、ツリーハウスを出そうとしている。
「ねえ、ナビ。
やっぱりこのあたりには水場とかないわけ? 別にないからって困るわけじゃないけど」
「ありませんね。
でも獣や魔獣は多いですよ?
しっかり結界を張って下さいね」
「はーい!
ちょっと早いけど、ここで夜を明かします!」
パタパタと階段を上がって扉を開ける。昨日と変わりのない室内を見回して、まずセトをテーブルの上に下ろした。
「ちょっとバタバタするから、ここから動かないでね?
潰しちゃったら嫌だからね」
“ 潰す ”と言う言葉に反応したセトは、大人しくその場に伏せた。
そんなセトに水を与えて、アンナリーナは寝室に向かう。
「主人様、どうなさるのです?」
やおら、インベントリに寝具やベッドをしまい始めたアンナリーナを見て、ナビは心配そうに尋ねた。
「うふふ、まあ見てて。
【異世界買物】ステータスオープン」
突然現れた巨大なダンボール梱包に、ナビの方が驚いている。
アンナリーナの方は梱包を解き終わって、中からは瀟洒な誂えのダブルベッドが現れた。
ちなみに、アンナリーナの魔力値が一瞬で7桁減った。
「ふっふっふ……
これ、前に欲しかったんだよ。
低反発マットレスで絶対寝心地最高だよ!」
次に買った寝具のセットも7桁。
ナビの方が吃驚だ。
「羽毛布団最高ー!さあ、次は浴室だよ」
ここでは猫足の、据え置き型バスタブを出した。
「これで肩までゆっくり浸かれるよ。
さあ、先にご飯、ご飯」
アンナリーナ、一切の妥協なし。
水に浸さなくても早く煮えるレンズ豆は使い勝手がよい。
アンナリーナはこれに玉ねぎやセロリ、ウインナーを加え、時間短縮でしっかりと煮込んだ。
そして玉子とトマトの炒め物を作り、ナンに似た薄パンを添えた。
「セトはウインナーかな?
他に何が欲しい?」
以前は肉系しか食べなかったセトだが、最近は一緒に野菜なども食べている。
今も、スープのなかのレンズ豆と玉子とトマトの炒め物を欲しがった。
この変化が何なのか、アンナリーナは気づいていない。
「【体力値供与】【魔力値供与】
そして【鑑定】」
セト(アイデクセ、雄)
体力値 1000
魔力値 95
「ステータスオープン」
アンナリーナ 14才
職業 薬師、錬金術師、賢者の弟子
体力値 102400
魔力値 34843571040255/34843571040256
(ステータス鑑定に1使用)
ギフト(スキル) ギフト(贈り物)
[一日に一度、望むスキルとそれによって起きる事象を供与する]
調薬
鑑定
魔力倍増・継続 (12日間継続)
錬金術(調合、乾燥、粉砕、分離、抽出、時間促進)
探索(探求、探究)
水魔法(ウォーター、水球、ウォーターカッター)
生活魔法(ライト、洗浄クリーン、修理リペア、ファイア、料理、血抜き、発酵)
隠形(透明化、気配掩蔽、気配察知、危機察知、索敵)
飛行(空中浮遊、空中停止)
加温(沸騰)
治癒(体力回復、魔力回復、解毒、麻痺解除、状態異常回復、石化解除)
風魔法(ウインド、エアカッター、エアスラッシュ、ウインドアロー、トルネード、サファケイト)
冷凍(凍結乾燥粉砕フリーズドライ)
時間魔法(時間短縮、時間停止、成長促進、熟成)
体力値倍増・継続(12日間継続)
撹拌
圧縮
結界
異空間収納(インベントリ、時間経過無し、収納無限、インデックス)
凝血
遠見
夜目
解析スキャン
魔法陣
マップ
裁縫
編み物
刺繍
ボビンレース
検索
隠蔽(偽造)
従魔術ティム
体力値供与
細工
再構築
無詠唱
悪意察知
魔力値供与
空間魔法(転移)
異世界買物
「私の方はギフトを取らなかったから変わりはなし。
セト、お風呂入るよ」
猫足バスタブでの入浴をゆったりと楽しみ、低反発マットレスのベッドの寝心地は想像通りだ。
疲れた身体は休息を必要としていて、アンナリーナはあっという間に眠りについた。
女将らに聞いてきたところによると、次の村からはこの地域の領都に向かう乗り合い馬車が定期的に出ていて、モロッタイヤ村からそのエイケナール村まで徒歩3日、アンナリーナはゆっくり向かおうと思っている。
街道の上、ちょうど森の木々のてっぺんギリギリを飛んで、ツリーハウスを出すちょうど良い拓けた土地を探していたところ、【気配察知】と【危機察知】が何かを捉えた。
少し高度を下げて、木立ちに隠れて様子を伺っていると、冒険者のパーティ4人組が近づいてくる。
男3人、女1人で女は魔法職、男1人も魔法剣士のようだ。
邪悪な気配は感じられないが、今は接触を避けたほうが良さそうだ。
アンナリーナはそのまま森の奥へと進んで行った。
「……?」
「どうした?」
「今、一瞬見られているような気がしたんだけど……違ったのかしら」
彼ら、Aランクパーティ【バルトシーク】はこれから、アンナリーナが出てきた魔獣の森に沿った古い路を通り、隣国へと抜ける予定だ。
「おまえが感知出来ないとは珍しいな。魔獣か?」
「ん、ん? 違う……?
人だとしたらかなりの高ランク冒険者ね」
「そんな奴がこの国に来てる、なんて噂は聞かなかったがな」
「何にせよこの先は最後の村で、その先は魔獣の森だ。
補給を万全にし、気合いを入れていくぞ」
彼らが、アンナリーナと邂逅を果たさなかった事は、吉と出るか凶と出るか……?
方向的にはエイケナール村に向かいながら、それほど街道から外れないようにしてアンナリーナは飛行していた。
途中で蜂の巣を見つけた時は、思わず小躍りしてしまった。
そんな彼女が今、ツリーハウスを出そうとしている。
「ねえ、ナビ。
やっぱりこのあたりには水場とかないわけ? 別にないからって困るわけじゃないけど」
「ありませんね。
でも獣や魔獣は多いですよ?
しっかり結界を張って下さいね」
「はーい!
ちょっと早いけど、ここで夜を明かします!」
パタパタと階段を上がって扉を開ける。昨日と変わりのない室内を見回して、まずセトをテーブルの上に下ろした。
「ちょっとバタバタするから、ここから動かないでね?
潰しちゃったら嫌だからね」
“ 潰す ”と言う言葉に反応したセトは、大人しくその場に伏せた。
そんなセトに水を与えて、アンナリーナは寝室に向かう。
「主人様、どうなさるのです?」
やおら、インベントリに寝具やベッドをしまい始めたアンナリーナを見て、ナビは心配そうに尋ねた。
「うふふ、まあ見てて。
【異世界買物】ステータスオープン」
突然現れた巨大なダンボール梱包に、ナビの方が驚いている。
アンナリーナの方は梱包を解き終わって、中からは瀟洒な誂えのダブルベッドが現れた。
ちなみに、アンナリーナの魔力値が一瞬で7桁減った。
「ふっふっふ……
これ、前に欲しかったんだよ。
低反発マットレスで絶対寝心地最高だよ!」
次に買った寝具のセットも7桁。
ナビの方が吃驚だ。
「羽毛布団最高ー!さあ、次は浴室だよ」
ここでは猫足の、据え置き型バスタブを出した。
「これで肩までゆっくり浸かれるよ。
さあ、先にご飯、ご飯」
アンナリーナ、一切の妥協なし。
水に浸さなくても早く煮えるレンズ豆は使い勝手がよい。
アンナリーナはこれに玉ねぎやセロリ、ウインナーを加え、時間短縮でしっかりと煮込んだ。
そして玉子とトマトの炒め物を作り、ナンに似た薄パンを添えた。
「セトはウインナーかな?
他に何が欲しい?」
以前は肉系しか食べなかったセトだが、最近は一緒に野菜なども食べている。
今も、スープのなかのレンズ豆と玉子とトマトの炒め物を欲しがった。
この変化が何なのか、アンナリーナは気づいていない。
「【体力値供与】【魔力値供与】
そして【鑑定】」
セト(アイデクセ、雄)
体力値 1000
魔力値 95
「ステータスオープン」
アンナリーナ 14才
職業 薬師、錬金術師、賢者の弟子
体力値 102400
魔力値 34843571040255/34843571040256
(ステータス鑑定に1使用)
ギフト(スキル) ギフト(贈り物)
[一日に一度、望むスキルとそれによって起きる事象を供与する]
調薬
鑑定
魔力倍増・継続 (12日間継続)
錬金術(調合、乾燥、粉砕、分離、抽出、時間促進)
探索(探求、探究)
水魔法(ウォーター、水球、ウォーターカッター)
生活魔法(ライト、洗浄クリーン、修理リペア、ファイア、料理、血抜き、発酵)
隠形(透明化、気配掩蔽、気配察知、危機察知、索敵)
飛行(空中浮遊、空中停止)
加温(沸騰)
治癒(体力回復、魔力回復、解毒、麻痺解除、状態異常回復、石化解除)
風魔法(ウインド、エアカッター、エアスラッシュ、ウインドアロー、トルネード、サファケイト)
冷凍(凍結乾燥粉砕フリーズドライ)
時間魔法(時間短縮、時間停止、成長促進、熟成)
体力値倍増・継続(12日間継続)
撹拌
圧縮
結界
異空間収納(インベントリ、時間経過無し、収納無限、インデックス)
凝血
遠見
夜目
解析スキャン
魔法陣
マップ
裁縫
編み物
刺繍
ボビンレース
検索
隠蔽(偽造)
従魔術ティム
体力値供与
細工
再構築
無詠唱
悪意察知
魔力値供与
空間魔法(転移)
異世界買物
「私の方はギフトを取らなかったから変わりはなし。
セト、お風呂入るよ」
猫足バスタブでの入浴をゆったりと楽しみ、低反発マットレスのベッドの寝心地は想像通りだ。
疲れた身体は休息を必要としていて、アンナリーナはあっという間に眠りについた。
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