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幕間
リンベル伯爵家【ダニエル視点】
しおりを挟む「なんですか!? この手紙は!!」
父から渡された二通の書簡を手に、ダニエルは、腹の奥底から湧き出る怒りに震えていた。
『アイシャ・リンベル伯爵令嬢への婚約を正式に打診する。王家、ナイトレイ侯爵家、ウェスト侯爵家、並びにリンベル伯爵家、四家で交わした古の契約により、アイシャ伯爵令嬢と婚約を結ぶ事が可能な家は、契約を交わした白き魔女の両翼たる侯爵家のみとなる事、お忘れなきよう』
同様の内容が記された二通の書簡は、全てアイシャへの婚約を打診するものだ。しかし、書簡の文面が問題だった。
(古の契約!? しかも、白き魔女とは、あのお伽話のか?)
これではまるで、アイシャが白き魔女で、ナイトレイ侯爵家、ウェスト侯爵家のどちらかに嫁ぐことが、昔から決まっていたかのようではないか。
父や母は『古の契約』なるモノを昔から知っていたのだろうか? だとしたら、今までアイシャへの婚約話を尽く断ってきたのも、この二家の誰かと婚約する事が決まっていたからなのだろうか。
両親は恋愛結婚推奨派かと思っていたが、違うのかもしれない。
婚約者候補は、キースとリアム。
しかし、『古の契約』と書かれている以上、かなり昔に交わされた契約を指しているのではないだろうか? 私やアイシャが生まれるより以前に、もしかすると、父や母が生まれるよりもずっと昔に、四家で交わされた契約を、今さら二家は持ち出して来ているのでは?
そんな大昔のカビの生えた契約に縛られて、意にそぐわぬ結婚をアイシャが強いられるだなんて、許される事ではない。
ただ、なぜ今になってそんなカビの生えた契約を二家は持ち出し、アイシャに婚約を迫ろうとしているのだろうか?
こんな紙切れ一枚の書簡だけでは、二家の思惑が全く分からない。
「父上! この手紙に書いてある四家の契約とは何ですか? アイシャは、この事を知っているのですか?」
「落ち着け! ダニエル。この手紙に書かれている内容が事実であるなら、リンベル伯爵家は、古の契約を守らねばならない。まさか、アイシャが『白き魔女』の力を目醒めさせるとは……」
父に渡されたもう一枚の書簡を読み、ダニエルは愕然とする。そこには、『古の契約』の内容とこの契約が履行されるべき理由が記されていた。
「アイシャが白き魔女だとでも言うのですか? あんなの、ただのお伽話の中の存在ではありませんか。白き魔女の力をアイシャが有しているとでも言うのですか。そんな馬鹿気た話。子供騙しのウソを持ち出してまで、二家はアイシャをどうしたいのですか!!」
畳み掛けるように発したダニエルの言葉に、父が重い口を開く。
「お前の言う通り、私達だってこれがウソであればと思う。ただ、ココに書いてある通りだとすれば、本当にアイシャは白き魔女の力を発動させた事になる」
「しかし……、どう考えてもあり得ない。二家が結託しているということは?」
「それはないだろう。今日、事の真相を確かめるためナイトレイ侯爵とウェスト侯爵と接触した。真っ二つに折れた剣を見せられたよ」
「真っ二つに折れた剣ですか?」
「あぁ、以前からアイシャが剣を習いに騎士団へ行っていたのはお前も知っているな? そこで、ナイトレイ侯爵家のキース殿と度々、手合わせをしていたようなのだ」
「知っていますよ。何故、父上はアイシャが剣を習うのを許していたのか不思議なくらいでした。ずっと生傷が絶えませんでしたから」
「あぁ。私も始めは辞めさせるつもりだったのだよ。騎士団の練習は過酷だと言うし、すぐ根をあげるだろうと。しかし、アイシャは弱音も吐かず、努力を続けていた。だからこそ、私もルイーザも社交界デビューの一年前までは自由にさせると決めていた。あの娘は、昔から少し変わった娘だったからね」
確かに昔からアイシャは変わった娘だった。
一般的な令嬢が好むドール遊びや絵本には全く興味を示さず、図書室に閉じこもり大人でもサジを投げ出す、分厚い歴史書や経済学、政治学、果ては法律書に至るまで読み漁っている姿は、怪異にすら映った。そして、剣を習い出したと聞いた時には、彼女が何を目指しているのか分からず、かなり困惑したものだ。
今、考えればアイシャが興味を持ちやりたがるモノには、全て意味があるのだと理解はしている。
『勉学は自分のためにするもの。将来の自分自身にする投資』
彼女の今までの行動は、全てこの言葉を実現するためだと理解はしていても、毎日傷だらけで帰ってくる様子は、見るに耐えなかった。何度、辞めさせるように父に進言したかわからない。
ただ、今でも不思議に思う。あの言葉を言った時、アイシャはまだ三歳だったのだ。言葉をポツポツと話し出したばかりの子供から出る言葉ではなかった。ちょっと大人びた考えを持つ子供というレベルではない。
『将来の自分自身にする投資』
まるで、未来のビジョンが見えているかのような行動と言動をとるアイシャ。
(まさか、本当に未来が見えているなんてことは……)
馬鹿げた考えがダニエルの頭をよぎり、慌ててそれを打ち消すように頭を振る。
「それで、ナイトレイ侯爵とウェスト侯爵とは、どのような話をされたのですか?」
「あぁ、そうであったな。キース殿と手合わせをしていた話はしたな?」
「えぇ。剣を習いたての素人に、騎士団の精鋭の相手をさせるなんて、頭がおかしいとしか思えませんがね」
「まぁ、私もそれを知った時は、怒りも湧いたが、アイシャが自ら志願して剣を習っているのであれば、こちらからは何も言わないのが礼儀であろう」
確かに、アイシャ自らが志願して剣を習っているのであれば、外野が練習方法に口を挟むのはご法度だ。しかも、師と仰ぐ相手は、騎士団の副団長でもある。いくら、無理がある手合わせだと感じても本職と素人では考え方も違う。
アイシャが拒否しない限りは見守るしかない事は理解しているが、心がついていかない。大切な妹を傷つける奴を許せるほど、ダニエルは大人ではなかった。
「かと言って、許せるものではありませんが。それで、何があったのですか?」
「それがな、信じられない話なのだが、アイシャがキース殿を吹っ飛ばしたそうなのだ。しかも、あの娘が持っていた短剣で、キース殿の持っていた長剣を真っ二つに折ったそうだ」
「そんな、まさか。アイシャがキースを吹っ飛ばしたなんて、常識的には考えられない。しかも短剣で! 男性騎士ですら無理でしょう」
「だろうなぁ。何かしらの力が加わらない限り無理な話だ。そして、折れた長剣は青白く光っていたと。古い文献によれば、白き魔女が魔力を発する時、青白い光が現れるとの記録が残っている」
「それは本当ですか? ただ、アイシャがキースを吹っ飛ばす程の何かしらの力を使ったとしても、なぜ白き魔女と言う話になるのですか? あんなのはお伽話でしょ。あの娘は、昔から人一倍知識に貪欲でした。何か私達の知らない方法を使い、キースを倒したとも考えられませんか?」
「いや、それはない。気絶したアイシャを調べたが短剣以外に武器は持っていなかったとのことだ」
「しかし、納得いきません。それに、なぜ二家はアイシャを白き魔女と言うのですか? 理解しがたい現象が起きたからと言って、お伽話の世界の白き魔女と結びつけるのはおかしいです」
「お前がそう思うのも仕方がないな。白き魔女はお伽話の世界の住人ではないのだよ。数百年前に実在した女性達なんだよ。そして、リンベル伯爵家こそが、白き魔女を輩出してきた唯一の家なんだ」
「そんな、まさか……」
父が語るリンベル伯爵家の本当の姿と『魔女』と呼ばれた者達の悲しい歴史は、衝撃の連続だった。
王家、ナイトレイ侯爵家、ウェスト侯爵家と『白き魔女』を生み出してきたリンベル伯爵家、四家の契約は今も続いている。
『白き魔女の両翼たるナイトレイ侯爵家、ウェスト侯爵家並びに、王家は、白き魔女が悲惨な運命を辿らぬよう守り抜く事を誓い、その対価として、リンベル伯爵家より誕生する白き魔女は、二家の中より伴侶を選ぶ。これは、天に誓いし古の契約なり』
そして、最後の白き魔女が遺した言葉。
『リンベル伯爵家にいつか白き魔女は復活する』
それが、アイシャだとでも言うのか!?
「二家から婚約の打診がなされた今、アイシャが白き魔女だろうと無かろうと拒否は出来ないだろう。ただ、アイシャに選択権はある。それが、せめてもの救いか」
「王家のノア王太子殿下がいないだけマシかもしれませんね」
「いいや、そうとも限らん。なぜ、今まで王太子殿下に婚約者がいなかったと思う?」
「王太子殿下に婚約者がいなかった理由? たまたま、その素養を持つ令嬢がいなかったとか」
「それなら、なんの問題もないのだがな。王家の歴史を振り返っても、時代の王太子は皆、リンベル伯爵家の娘が十八歳を迎えた後、婚約を発表している」
「つまりは、王家もアイシャを手に入れるために動くと」
「確実にな。古の契約には例外が存在する。白き魔女の意思の前には、全ての契約は無効となる。アイシャが、自らの意志でノア王太子を選べば、王家は白き魔女を手に入れることが出来るのだよ」
ノア王太子に、キースに、リアムとは……
誰を選ぼうとも、アイシャにとっては前途多難だろう。見方を変えれば、次世代を担うあの三人に求婚されている時点で、泣いて喜ぶべきなのかもしれないが、自由に生きて来たアイシャにとっては、是が非にでも拒否したいだろう。
「あの娘には、白き魔女の力について、話すつもりはない。これから、アイシャを取り巻く環境は大きく変わる。社交界デビューまでは猶予をもらったが、それ以降は容赦ないアイシャ争奪戦が始まる。ダニエル、どうかアイシャを守ってやってくれ。あの娘が恋を知り、愛を交わし、永遠を共にする伴侶に出会えるまで」
本人が、今の状況を知れば裸足で逃げ出すな、きっと。
あぁ、妹でなければ私が婚約者に立候補したいくらいなのに……
アイシャが傷つかないようにサポートする事しか出来ない自身の立場が、ダニエルは歯痒くて仕方がなかった。
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