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(3)タワマン最上階で食事会 そして色仕掛け
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予定の日になり都内湾岸地区にあるマンションを訪れた。
待ち合わせ場所には佐藤さんとサオリさんもいた。二人以外の参加者も含めて、男性はスーツ、女性はドレスと結婚式の二次会みたいな格好だった。
僕はと言うと合コンのノリで参加していたのでちょい綺麗めを意識したもののシャツに綿パンの私服でちょっと浮いてしまっていた。
「ここがマナミさんのマンションですよ!すごいですよね~一体いくらしたと思います?いいなあ。」
佐藤さんのそんな会話を聞きながらマナミさんが暗証番号を入れて最上階直通の専用エレベーターに案内された。
着いた最上階フロアは30階くらいだったと思うが、1フロアがいくつかのパーティールームになっていて住民ならいつでも使えるとのことだった。
ソファやバーカウンター、中央にオープンキッチンがあり、マナミさんの友達の30代くらいのシェフがオードブルを振る舞ってくれた。スパークリングワインやビールなんかはフリードリンク。
総勢30人くらいが参加していたが、この前の飲み会と同じでなんとなくのグループ分けがされていて僕はほとんど佐藤さんとサオリさんとしか話していない。
夕方に始まり暗くなると夜景が確かに綺麗でなかなかできないゴージャスな体験だった。
サオリさんと並んで座って結構いろいろ話をして打ち解けてきていて、佐藤さんは僕とサオリさんに気を遣うかのようにわざと時々席を外して他のメンバーと会話をしに行く。
僕はたった1000円の会費しか払ってないのだが、色とりどりのオードブル、ワイン、写真映えするデザートなんかもいただいてしまい、経験としては楽しかった。
特に何かの勧誘があるわけでもなく、ただ自分がいままで会社員として狭い世界にいたけどこんなふうに世の中で上手いことビジネスで成功して楽しくやっている人たちがいるんだという印象は持った。
思えば最初の飲み会に参加したときから、不覚にも僕はとにかく佐藤さんたちマルチ商法のグループのペースに乗せられてしまっていたのだ。
自分以外全員がマルチ側の人たちで、用意された世界にぽつんと放り込まれた僕はこれが普通なんだと思ってしまっていた。
おまけに僕に対するサオリさんの接し方だ。
最初は大人しい人だと思っていたのだが、打ち解けてくると佐藤さんが席を外している隙にさりげなく僕にボディタッチしてきたり、酔いがまわったのがうっとりした上目遣いでこっちを見てくる。
僕がトイレに立つと「このフロア迷いやすいんでトイレまで案内しますね。」とかいって着いてきてふたりきりの場面を作ろうとしてくる。
で、男子トイレの前でサオリさんがはにかみながら僕だけを待ってるわけだ。
僕自身それほど新しい女性と出会えるチャンスが他にあるわけではない。
まあ、その気になってしまったのは言うまでも無い。
マルチ商法?らしきものに勧誘されるでもないし、このコミュニティに時々参加してればサオリさんと会う機会も続いてもっと仲良くなれるかも?と期待してしまったのは今となっては恥ずかしい限りだ。
で、タワマン食事会の最後に佐藤さんから
「来週、ビジネス勉強会があるんです。時間空けといてくださいね。」と誘われた。
僕としてはほろ酔いだったし、サオリさんとまた会えるかもという期待から参加の返事をしてしまった。
思うつぼであった。
待ち合わせ場所には佐藤さんとサオリさんもいた。二人以外の参加者も含めて、男性はスーツ、女性はドレスと結婚式の二次会みたいな格好だった。
僕はと言うと合コンのノリで参加していたのでちょい綺麗めを意識したもののシャツに綿パンの私服でちょっと浮いてしまっていた。
「ここがマナミさんのマンションですよ!すごいですよね~一体いくらしたと思います?いいなあ。」
佐藤さんのそんな会話を聞きながらマナミさんが暗証番号を入れて最上階直通の専用エレベーターに案内された。
着いた最上階フロアは30階くらいだったと思うが、1フロアがいくつかのパーティールームになっていて住民ならいつでも使えるとのことだった。
ソファやバーカウンター、中央にオープンキッチンがあり、マナミさんの友達の30代くらいのシェフがオードブルを振る舞ってくれた。スパークリングワインやビールなんかはフリードリンク。
総勢30人くらいが参加していたが、この前の飲み会と同じでなんとなくのグループ分けがされていて僕はほとんど佐藤さんとサオリさんとしか話していない。
夕方に始まり暗くなると夜景が確かに綺麗でなかなかできないゴージャスな体験だった。
サオリさんと並んで座って結構いろいろ話をして打ち解けてきていて、佐藤さんは僕とサオリさんに気を遣うかのようにわざと時々席を外して他のメンバーと会話をしに行く。
僕はたった1000円の会費しか払ってないのだが、色とりどりのオードブル、ワイン、写真映えするデザートなんかもいただいてしまい、経験としては楽しかった。
特に何かの勧誘があるわけでもなく、ただ自分がいままで会社員として狭い世界にいたけどこんなふうに世の中で上手いことビジネスで成功して楽しくやっている人たちがいるんだという印象は持った。
思えば最初の飲み会に参加したときから、不覚にも僕はとにかく佐藤さんたちマルチ商法のグループのペースに乗せられてしまっていたのだ。
自分以外全員がマルチ側の人たちで、用意された世界にぽつんと放り込まれた僕はこれが普通なんだと思ってしまっていた。
おまけに僕に対するサオリさんの接し方だ。
最初は大人しい人だと思っていたのだが、打ち解けてくると佐藤さんが席を外している隙にさりげなく僕にボディタッチしてきたり、酔いがまわったのがうっとりした上目遣いでこっちを見てくる。
僕がトイレに立つと「このフロア迷いやすいんでトイレまで案内しますね。」とかいって着いてきてふたりきりの場面を作ろうとしてくる。
で、男子トイレの前でサオリさんがはにかみながら僕だけを待ってるわけだ。
僕自身それほど新しい女性と出会えるチャンスが他にあるわけではない。
まあ、その気になってしまったのは言うまでも無い。
マルチ商法?らしきものに勧誘されるでもないし、このコミュニティに時々参加してればサオリさんと会う機会も続いてもっと仲良くなれるかも?と期待してしまったのは今となっては恥ずかしい限りだ。
で、タワマン食事会の最後に佐藤さんから
「来週、ビジネス勉強会があるんです。時間空けといてくださいね。」と誘われた。
僕としてはほろ酔いだったし、サオリさんとまた会えるかもという期待から参加の返事をしてしまった。
思うつぼであった。
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