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再会
【17】
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「守屋! てめぇ!」
縛られて身動きの取れない体で、彼は騒ぐ。縛っておいてよかったと心底思う。
雅臣は暫く大声を出していたが、その内に玄関でガチャッとドアが開いた。
勢いよく、警察官の制服を着た男性2人が乗り込んで来た。
牽制しようと意気込んできた警察官は、私達の様子を見て、動きを止めた。
「来てくださってありがとうございます。この人が、勝手に家に入り込んだ犯人です」
あまねくんは、そっと立ち上がり、警察官にそう説明した。
縛り上げられている雅臣を見て、警察官2人は顔を見合わせている。まさか、犯人を捕まえているだなんて思いもしなかったのだろう。
雅臣は、そのまま現行犯で連行されることとなり、私とあまねくんは事情聴取を受けることとなった。
顔合わせどころではなくなってしまった。私は、簡単な経緯を姉に連絡した。今日は、姉も菅沼さんも来てくれる予定だった。
まず両親のどちらかに連絡するのが道義ではあるが、父はあれこれと質問し、話が長くなるだろうし、母は取り乱すだろう。
雅臣が脱税で捕まった過去を知っている姉が1番冷静に話ができると思った。
案の定、両親には私から伝えておくと言ってくれた。
どこの警察署に行くのか聞かれ、場所を伝えると、迎えに来てくれるとのことだった。
事情聴取も時間がかかるだろうから、終わったら連絡すると言ったのだけれど、心配だからと聞かなかった。
妊婦の体に負担をかけてしまったのではないかとこちらも申し訳ない気持ちになる。
あまねくんと一緒に警察署に行くと、別々に事情聴取をされた。嫌な聞かれ方をされるのかと思っていたが、対応してくれたのは女性警察官で、優しく接してくれた。
そのお陰で、付き合っていた時のことから全てを順を追って話すことができた。
勝手に合鍵を作られたことには、鍵を変えるよう指摘を受け、危険だったらすぐに110番することや、防犯ブザーの常用なども提案された。
雅臣は、暫く勾留されるようで、はっきりとした刑罰については今後決まっていくと説明を受けた。
仮に雅臣が弁護士をつけるとなると、少々ややこしいことにもなるようだった。
そして、あまねくんが言ったように、私から訴訟を起こす時の、注意事項が伝えられた。
女性の警察官は、「同じ女性として、あなたを傷付けたあの人のことを私も許せない。こちらも証拠を集めて、なるべく一さんが安全に生活できるように努めます」と言ってくれた。
事情聴取は、雅臣の脱税についても聞かれ、話は広がりに広がって、結局3時間程かかってしまった。
疲弊しきった私達が警察署の出入口まで行くと、姉が待っていてくれた。
縛られて身動きの取れない体で、彼は騒ぐ。縛っておいてよかったと心底思う。
雅臣は暫く大声を出していたが、その内に玄関でガチャッとドアが開いた。
勢いよく、警察官の制服を着た男性2人が乗り込んで来た。
牽制しようと意気込んできた警察官は、私達の様子を見て、動きを止めた。
「来てくださってありがとうございます。この人が、勝手に家に入り込んだ犯人です」
あまねくんは、そっと立ち上がり、警察官にそう説明した。
縛り上げられている雅臣を見て、警察官2人は顔を見合わせている。まさか、犯人を捕まえているだなんて思いもしなかったのだろう。
雅臣は、そのまま現行犯で連行されることとなり、私とあまねくんは事情聴取を受けることとなった。
顔合わせどころではなくなってしまった。私は、簡単な経緯を姉に連絡した。今日は、姉も菅沼さんも来てくれる予定だった。
まず両親のどちらかに連絡するのが道義ではあるが、父はあれこれと質問し、話が長くなるだろうし、母は取り乱すだろう。
雅臣が脱税で捕まった過去を知っている姉が1番冷静に話ができると思った。
案の定、両親には私から伝えておくと言ってくれた。
どこの警察署に行くのか聞かれ、場所を伝えると、迎えに来てくれるとのことだった。
事情聴取も時間がかかるだろうから、終わったら連絡すると言ったのだけれど、心配だからと聞かなかった。
妊婦の体に負担をかけてしまったのではないかとこちらも申し訳ない気持ちになる。
あまねくんと一緒に警察署に行くと、別々に事情聴取をされた。嫌な聞かれ方をされるのかと思っていたが、対応してくれたのは女性警察官で、優しく接してくれた。
そのお陰で、付き合っていた時のことから全てを順を追って話すことができた。
勝手に合鍵を作られたことには、鍵を変えるよう指摘を受け、危険だったらすぐに110番することや、防犯ブザーの常用なども提案された。
雅臣は、暫く勾留されるようで、はっきりとした刑罰については今後決まっていくと説明を受けた。
仮に雅臣が弁護士をつけるとなると、少々ややこしいことにもなるようだった。
そして、あまねくんが言ったように、私から訴訟を起こす時の、注意事項が伝えられた。
女性の警察官は、「同じ女性として、あなたを傷付けたあの人のことを私も許せない。こちらも証拠を集めて、なるべく一さんが安全に生活できるように努めます」と言ってくれた。
事情聴取は、雅臣の脱税についても聞かれ、話は広がりに広がって、結局3時間程かかってしまった。
疲弊しきった私達が警察署の出入口まで行くと、姉が待っていてくれた。
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