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体だけでも
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虚ろな凪の瞳が千紘の視線を独占した。凪も興奮しているのか、目が充血していた。それでいて潤んだ角膜を隠すように軽く瞬きをする。
そんな些細なアクションでさえ妖艶に見えた。
「……もっと」
凪の腕の力が強まり、千紘の耳に届く微かな声で呟いた。その声は、喉を駆使して少し枯れていた。
千紘は一瞬自分の耳を疑った。あんなにも嫌われ、拒絶されていたはず。一度抱いてしまえば、あとは心を手に入れるだけ。そんな安易なことも考えた。けれど、いざ凪から千紘を求める言葉をもらったら、とてもそれが現実だとは思えなかった。
「……もっと?」
確認するように、千紘は聞き返す。もしかしたら聞き間違いかもしれない。そうであってほしくないと願いながら待てば「ん……もっと、気持ちよくなりたい……」と今度はしっかりと聞こえる声音で、凪の口が動いた。
それを確認すると、千紘の胸の中がぎゅーっと締め付けられるように痛くなって、愛しさが倍増した。同時に凪の期待に応えたくて、集中力が高まった。
「いいよ。いっぱい気持ちよくしてあげるから、俺に任せて」
甘く囁く千紘の唇は、凪が好む耳へと迫り、中で蠢く指先はコリコリと繊細な凪の神経を刺激した。
千紘の下で乱れる凪は、今まで見た姿とは違って見えた。より淫らでそれでいて美しく、まるで絵画のように一場面ごとを目に焼き付けた。
凪は既に恥もプライドも忘れていた。欲望が先走って、快感以外なにも考えられなかった。千紘に任せておけば、もっと気持ちよくなれる。そんなふうに考えてしまうほど、麻薬に侵されていくかのように蕩けて堕ちていく。
千紘の指だけでは満足できなくなってきた凪は、指先を滑らせて千紘の鎖骨に触れた。
「もっと?」
何かの合図かと感じ取った千紘は、眉を上げた。
「んっ……はっ、もっとっ……」
自ら腰を揺らす凪が欲するものがなんなのか想像するだけで、千紘の下半身は何度か跳ね上がった。パンパンに膨れ上がり、筋が浮き出している。
「凪、どうしてほしいか言って? じゃなきゃ、あげない」
千紘は今なら欲しい言葉をくれるような気がして、自分の欲望をぐっと堪えて一度唾を飲み込んでから凪を煽った。
そんな些細なアクションでさえ妖艶に見えた。
「……もっと」
凪の腕の力が強まり、千紘の耳に届く微かな声で呟いた。その声は、喉を駆使して少し枯れていた。
千紘は一瞬自分の耳を疑った。あんなにも嫌われ、拒絶されていたはず。一度抱いてしまえば、あとは心を手に入れるだけ。そんな安易なことも考えた。けれど、いざ凪から千紘を求める言葉をもらったら、とてもそれが現実だとは思えなかった。
「……もっと?」
確認するように、千紘は聞き返す。もしかしたら聞き間違いかもしれない。そうであってほしくないと願いながら待てば「ん……もっと、気持ちよくなりたい……」と今度はしっかりと聞こえる声音で、凪の口が動いた。
それを確認すると、千紘の胸の中がぎゅーっと締め付けられるように痛くなって、愛しさが倍増した。同時に凪の期待に応えたくて、集中力が高まった。
「いいよ。いっぱい気持ちよくしてあげるから、俺に任せて」
甘く囁く千紘の唇は、凪が好む耳へと迫り、中で蠢く指先はコリコリと繊細な凪の神経を刺激した。
千紘の下で乱れる凪は、今まで見た姿とは違って見えた。より淫らでそれでいて美しく、まるで絵画のように一場面ごとを目に焼き付けた。
凪は既に恥もプライドも忘れていた。欲望が先走って、快感以外なにも考えられなかった。千紘に任せておけば、もっと気持ちよくなれる。そんなふうに考えてしまうほど、麻薬に侵されていくかのように蕩けて堕ちていく。
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「もっと?」
何かの合図かと感じ取った千紘は、眉を上げた。
「んっ……はっ、もっとっ……」
自ら腰を揺らす凪が欲するものがなんなのか想像するだけで、千紘の下半身は何度か跳ね上がった。パンパンに膨れ上がり、筋が浮き出している。
「凪、どうしてほしいか言って? じゃなきゃ、あげない」
千紘は今なら欲しい言葉をくれるような気がして、自分の欲望をぐっと堪えて一度唾を飲み込んでから凪を煽った。
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