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本編
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私が乙女ゲームに転生してからはや1週間が経った。
あれから、「王子更生しようぜ!」作戦のための調べ物はだいぶ進み本を見る限りだと私にもなんとかなりそう。
それと並行にあの謎の紙の下半分を探しに探したが、私の探せる範囲では見つからなかった。
それじゃあ、今日も今日とてお勉強致しますか。
私はんーっと伸びをするとパジャマのまま机と向き合った。
こんなに勉強した所で私の小さな脳みそではすぐにいっぱいになってしまう。なんなら溢れ出てしまってほんの一部分しか覚えられない。
それでも必死に勉強してしまうのは今後のストーリーへの不安が私をそうさせているのだろう。
「お嬢様! そろそろ王子にお会いしてください! メイド達が殺されてしまいます!」
私が本と向き合ってるとマリンが朝っぱらから物騒な事を言いながら部屋に飛び込んできた。
あー、まーじか。
考えてみるとここ1週間私は引きこもってて誰とも会おうとしなかった。無論レオ様も。
マリンは私付きのメイドだから毎日のように会ってるけど。
そんな引きこもりな私にレオ様は毎日のように会いに来てくれたらしい。
流石に今日は会わないと、マリンの言う通り本当に殺されかねん。
仮にも私達は婚約関係だ。ずっと会わないと不安になるのもわかる。
……ま、私は彼氏いない=年齢なんですけどぉ! 悲しい。
「わかった。今行くよ」
私はガタッと椅子から立ち上がりすぐに私服に着替えると玄関の方へと向かった。
☆☆
「お、王子! 少々お待ちください!」
「お嬢様は今来ますので!」
「そのセリフはもう腐るほど聞いた! 早くしろ!」
玄関の近くまで来るとなんだか騒がしい。
見てみると、お屋敷にいるほぼ全員の使用人とレオ様が揉めている。
これだけ見るとレオ様がいじめられてるようにも見えるが、逆だもんなぁ。1人が集団をいじめてる……これが権力か。不思議なものだ。
「レオ様、大変長らくお待たせ致しました!」
私は喧噪に負けないくらいの声を張り上げるとみんな一斉にこっちを向いた。
レオ様はメイド達の間を通り私の所に来るとすぐに力強く抱きしめられた。
ふぁっ!?
「もう……会ってくれないかと思った……」
「え?」
レオ様が私にしか聞こえないくらいの声量で耳元でポツリと呟いた。
声が弱々しく、私の腰にまわしてる手も小刻みに震えている。
レオ様……?
それから、すぐにレオ様は離れるとさっきまでの弱々しさがなくなりいつもの尊大な態度で仁王立ちで立った。
「今日はお前の顔を見るためだけに来たから帰るな。明日学校で会おう」
「は、はい」
レオ様は帰っていき、使用人達の間では安堵のため息が聞こえる。
そんな中、ふと頭に過ったのは手紙に書かれた『私が信用できる人はもうレオしかいない』という1文。
あくまで考察だが、さっきのレオ様とその文から見るとアンナとレオ様はお互い依存しあっているのだろう。
そんな2人がそう簡単に別れられることが出来るのだろうか? こんなに依存しあってるのに、どうして主人公とレオ様は婚約者であるアンナを差し置いてあんな仲睦まじくなった? 恋愛経験が乏しい私でもアンナが悪役令嬢になるのもなんとなくわかる気がする。
考えすぎかもしれないし、ゲームだから仕方ないと言えばそれまでだけど……やっぱり、何か裏がありそう。
それと、もうひとつ私は重要な単語を聞き逃さなかった。
……え? 明日っから学校なの?
ゲーム始まるじゃん。
あれから、「王子更生しようぜ!」作戦のための調べ物はだいぶ進み本を見る限りだと私にもなんとかなりそう。
それと並行にあの謎の紙の下半分を探しに探したが、私の探せる範囲では見つからなかった。
それじゃあ、今日も今日とてお勉強致しますか。
私はんーっと伸びをするとパジャマのまま机と向き合った。
こんなに勉強した所で私の小さな脳みそではすぐにいっぱいになってしまう。なんなら溢れ出てしまってほんの一部分しか覚えられない。
それでも必死に勉強してしまうのは今後のストーリーへの不安が私をそうさせているのだろう。
「お嬢様! そろそろ王子にお会いしてください! メイド達が殺されてしまいます!」
私が本と向き合ってるとマリンが朝っぱらから物騒な事を言いながら部屋に飛び込んできた。
あー、まーじか。
考えてみるとここ1週間私は引きこもってて誰とも会おうとしなかった。無論レオ様も。
マリンは私付きのメイドだから毎日のように会ってるけど。
そんな引きこもりな私にレオ様は毎日のように会いに来てくれたらしい。
流石に今日は会わないと、マリンの言う通り本当に殺されかねん。
仮にも私達は婚約関係だ。ずっと会わないと不安になるのもわかる。
……ま、私は彼氏いない=年齢なんですけどぉ! 悲しい。
「わかった。今行くよ」
私はガタッと椅子から立ち上がりすぐに私服に着替えると玄関の方へと向かった。
☆☆
「お、王子! 少々お待ちください!」
「お嬢様は今来ますので!」
「そのセリフはもう腐るほど聞いた! 早くしろ!」
玄関の近くまで来るとなんだか騒がしい。
見てみると、お屋敷にいるほぼ全員の使用人とレオ様が揉めている。
これだけ見るとレオ様がいじめられてるようにも見えるが、逆だもんなぁ。1人が集団をいじめてる……これが権力か。不思議なものだ。
「レオ様、大変長らくお待たせ致しました!」
私は喧噪に負けないくらいの声を張り上げるとみんな一斉にこっちを向いた。
レオ様はメイド達の間を通り私の所に来るとすぐに力強く抱きしめられた。
ふぁっ!?
「もう……会ってくれないかと思った……」
「え?」
レオ様が私にしか聞こえないくらいの声量で耳元でポツリと呟いた。
声が弱々しく、私の腰にまわしてる手も小刻みに震えている。
レオ様……?
それから、すぐにレオ様は離れるとさっきまでの弱々しさがなくなりいつもの尊大な態度で仁王立ちで立った。
「今日はお前の顔を見るためだけに来たから帰るな。明日学校で会おう」
「は、はい」
レオ様は帰っていき、使用人達の間では安堵のため息が聞こえる。
そんな中、ふと頭に過ったのは手紙に書かれた『私が信用できる人はもうレオしかいない』という1文。
あくまで考察だが、さっきのレオ様とその文から見るとアンナとレオ様はお互い依存しあっているのだろう。
そんな2人がそう簡単に別れられることが出来るのだろうか? こんなに依存しあってるのに、どうして主人公とレオ様は婚約者であるアンナを差し置いてあんな仲睦まじくなった? 恋愛経験が乏しい私でもアンナが悪役令嬢になるのもなんとなくわかる気がする。
考えすぎかもしれないし、ゲームだから仕方ないと言えばそれまでだけど……やっぱり、何か裏がありそう。
それと、もうひとつ私は重要な単語を聞き逃さなかった。
……え? 明日っから学校なの?
ゲーム始まるじゃん。
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