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後輩彼氏の部屋に押し入ってみた

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センパイに支えられながら自室に到着、興奮も少し落ち着いてきた。
ミチとのプレイで汚してしまったシーツとタオルケットは洗濯済みだ。一応消臭剤もかけてある。面倒臭がらずにすぐに掃除しておいてよかった。

「…………イカ臭い部屋だな」

「だ、男子高校生の部屋なんてこんなもんでしょ……ヤニ臭いよりマシです」

「……随分と寂しいベッドだな」

センパイの視線はマットレスだけが置いてあるベッドに注がれている。

「毎週土曜は洗濯の日なんです。だから帰りたかったってのもあるんですよ、俺も家でやらなきゃいけないことって結構あるんです」

「…………押しかけて迷惑だったか?」

しゅんとなるセンパイ、その見た目とのギャップにほだされてしまう。

「そんな顔しないでください……」

落ち込んで欲しくなくて手を広げてしまう。センパイはその場に膝をつき、俺の胸元に顔を寄せた。センパイが膝立ちをしてようやく俺が頭一つ分抜かす程度の差……二メートルって恐ろしい。

「びっくりしましたし、怖かったですし、正直やめて欲しかったです……そんなふうに落ち込むくらいなら初めからしないでくださいよ」

ミチには以前、行為中に眠ってしまいレンの名を呼んで傷付けてしまったばかりなのに、今日はその埋め合わせをしようと思っていたのに、今日もまた傷付け我慢させてしまった。
センパイには昨日十二分に尽くしたと思っていたのだが、足りなかったのだろうか。

「…………………………捨てないで」

「そんなことしませんって! 俺、怒ってませんから……顔上げてください」

瞳に溜めた涙は三白眼には似合わない。

「泣かないでくださいよ……センパイ、そんなキャラじゃないでしょ?」

力強い黒髪を撫で、丈夫そうな褐色の頬を撫で、未だに目を合わせるのが怖い三白眼の涙を拭う。

「……俺はどんな奴だ?」

「どんなって……寡黙で、どっしり構えてて男らしくて、強引なとこもあって……でも、優しくて、俺のことちゃんと考えたりもしてくれてて…………本当、イイ男って感じです」

世の女性の理想は正にセンパイのような人ではないだろうか? いや、俺女じゃないから分かんないけど。

「……黙って、お前を信じて待っていろと?」

「ぁ、いや、そういう意味で言ったわけじゃないんですけど……センパイならそうすると思ってました。昨日別れた時も、なんか月曜日まで会わないような雰囲気出してたし」

「…………あの後、一人になって色々考えて不安になったんだ」

俺にもそういうことはある。そんな時は人肌が一番だ。髪をどかして額に唇を触れさせると、センパイはマットレスだけのベッドに俺を寝かせた。

「ゃん……センパイ、マットレスに汚れ染み込んだら洗濯大変なんですよ」

センパイは構わず俺に覆いかぶさって腰に手を這わせ、シャツの端を探り当てる。

「やだぁ……センパイ、だめ……」

やる気のない抵抗をしながらボタンを外される。一つ外れる度に鼓動が早まる。

「……お前、制服しか持ってないのか?」

今着ているのは制服のポロシャツだ、下は部屋着のスラックス。

「ちゃんと持ってますよ、今日はたまたまです」

ボタンが全て外れた。俺はセンパイが掴むよりも早く肌着を掴み、めくり上げた。

「…………この絆創膏、何だ?」

大きな手が両胸を覆う。親指が絆創膏の上から乳首を撫でる。

「ひゃうっ……! ち、乳首、服に擦れて、気持ちよくなっちゃって……その、日常生活に支障が」

「……ふぅん」

「は、ぁっ……ぁああっ……せんぱっ、その、すりすり……きもちぃ」

センパイは絆創膏を剥がそうとはせず、上からすりすりと撫でるばかりだ。

「…………尖ってきたな。真ん中の白いとこ……ぽつっと浮いてきてる。何かのスイッチみたいだな」

絆創膏の真ん中、白い不織布の部分。それを内側から押し上げた乳首を親指の側面で優しく引っ掻く。絆創膏が剥がれてしまわないよう慎重に乳首を弾く。

「ひっ、んっ……んんっ! ん、ぁっ……はぁっ、んんっ……!」

「……ピアスは外しているんだな、当然か。他はあるな……いい子だ、ピアスはお前が俺の物である証拠だからな、問題がなければつけておけよ」

「ひゃいっ……しぇんぱいっ、ばんそーこ、剥がして……直接、かりかりして欲しいですっ」

「…………完璧なおねだりをしてくれたのに申し訳ないが、まだ貼りたて新品の絆創膏を剥がすようなもったいない真似は貧乏性の俺には出来ないな」

意地悪に笑ったセンパイは俺の顔を見つめ、不意に優しい笑みに変わって俺の顔を包むように両頬を撫でた。

「……そんな顔をするな。ちゃんと気持ちよくしてやるさ」

「ふぁい……」

俺はどんな顔をしていたのだろう、センパイの小さすぎる黒目を鏡代わりに使うのは難しい。もっと近くに顔を寄せてもらわなければ。

「……ゲームを見せてもらう話だったな。パソコンだったか? 見せてみろ」

センパイは俺の顔から手を離し、俺に覆い被さるのもやめてベッドに腰掛けてしまう。

「え……分かりましたよ、もぉ……」

すっかりその気になっていたのにな。なんて残念に思いながらベッドから降りる。

「……ノゾム」

ベッドに座ったままのセンパイが右の手のひらを突き出す。何か欲しいのだろうか、手を置けばいいのだろうか……ぼうっと考える俺の目の前でセンパイは指を曲げた。中指を生え際から曲げ、クイクイと動かした。

「…………何本欲しい?」

「え……ぁ、さっ、さん……」

人差し指と薬指が中指に添えられる。指の先まで褐色で、骨張って、太くて、気持ちよさそうな指だ。

「…………おいで」

指を見ているだけで俺は耐えられなくなり、スラックスと下着を脱いでセンパイの前で大きく開脚した。ふるふる揺れる陰茎なんてもう気にならない。

「……少し高かったか」

俺の腰に合わせて手の高さを調整したセンパイはまた意地悪な笑顔を浮かべた。

「…………お前の方から来い」

俺はふぅふぅと息を荒らげながら頷き、センパイの手に跨った。まず手首の方から乗って、自分で尻肉を掴んで尻穴を拡げ、少しずつ後ろに下がって指を探す。

「……ゲーム、好きなのか?」

尻が手のひらに乗る。

「は、いっ……」

穴の縁が三本の指の先端に掠る。

「……まぁ、部屋を見れば分かるがな」

センパイの視線はゲーム専用のテレビやそのテレビ台に収納してあるゲームハードに向く。

「ぁ、んっ……」

ちゅぷ、と指の第一関節までが入る。

「…………よく出来ました。ゲーム風に言うと……ステージクリアだ、賞品が必要だな」

「ぁ、ありがと、ごじゃますっ……」

ゲームをやりたいから嘘をついたという嘘も簡単に信用してくれたし、今の台詞──センパイも案外ゲームをやるのだろうか。

「……賞品は何だと思う? ステージをクリアしたら何がもらえる?」

「せんぱいに、ぐちゅぐちゅしてもらえます……?」

「……違うな、ステージクリアの報酬は次のステージだ。もっと奥まで入れてみろ、俺の手を触っていい」

俺はセンパイの右手首を掴み、ゆっくりと腰を動かした。少しずつ入ってくる指の骨太さを堪能し、ミチの器用で細い指とは違った快感を覚える。

「は、ぁっ……ぁあっ! ん、んんっ……!」

センパイの手首の角度を変えながら何とか指を根元まで挿入出来た。親指と小指が尻肉に沈んでいる。

「……おめでとう、ステージクリアだ。次は何だ? 一定数のステージをクリアすると……?」

「ぼす、せん?」

「…………そう、ボス戦だ。このボスとの戦闘は耐久戦になるようだな、一定時間耐えるんだ、分かるだろう?」

センパイ、かなりゲームやってるみたいだな。

「……耐久時間は、そうだな、一分にしておくか」

そう言いながらスマホを持つ、タイマーでもかけるのだろう。

「……一分間、ゲームオーバーにならなければいい。つまり……一分間、イかずに耐えたら次の愛撫に移ってやる」

耐久と言われた時点で何となく予想はついていた。俺は下腹の前で手を組み、ぎゅっと目を閉じて快感に備えた。

「…………始めるぞ」

穴の中で真っ直ぐになっていた三本の指が曲がり、前立腺をえぐる。

「ひぅうっ!?」

三本の指が開き、穴を拡げられる。

「ゃ、ぁあっ……!」

また三本揃って前立腺を責める。僅かに膨らんだそこを二本の指で挟み、もう一本でこりこりと弄ぶのだ。

「ひっ、ぁ、やぁあっ! ぁ、あぁんっ! やぁあっ……! むりっ、むりぃっ! イく、イっちゃうぅっ!」

「……あと二十秒だ、頑張れ」

そう言いながらセンパイは指の力を強め、前立腺をぐりぐりと責める。

「んやぁああっ……! そこ、ばっかぁっ! ずるいっ! 勝て、にゃっ……」

「……こんなに目立つ弱点、狙わない方がおかしい。ほら、ラスト十秒はボスの猛攻が始まるぞ?」

楽しそうに笑うセンパイは俺の腰をもう片方の手で掴み、右手を上下させ俺の尻穴をじゅぼじゅぼと掘削した。指が突き上げるのは当然のように前立腺だ。

「ぁひぃっ!? あぁあっ! やぁんっ! ぃやあっ! イくっ、イくぅうっ! イっちゃ、ぁあぁああーっ!」

センパイが支えてくれるのをいいことに俺は仰け反り、射精の快感も堪能した。尻穴から指が抜けてビクビクと震える下腹に手を添えながら姿勢を戻し、目を開けると白濁液にまみれたセンパイの顔があった。

「ぁ」

「…………随分よく飛ぶな」

黒髪と褐色肌には精液がよく映える。センパイは頬を手で拭いながらじっと俺を睨んだ。

「ご、ごめんなさい……」

「……いや、別にいい。お前が綺麗にしてくれるんだからな」

俺は慌ててティッシュに手を伸ばす。

「……もちろんティッシュだとかは使わずに、だろ? 可愛い舌で舐めて綺麗にしてくれないなら俺は怒ってしまうかもな」

ティッシュに伸ばした手を引っ込め、両手をセンパイの肩に置く。片膝はセンパイの膝に乗せ、自分の精液の匂いに不快感を覚えながら舌を突き出した。
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