いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました

ムーン

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落ち込んだ幼馴染に何もしてやれなかった

保健室で再び借りた下着を履いて、保健室で借りたジャージを着て、保健室のベッドに寝転がる。

「月乃宮くんは彼らに……その、レイプされたってことでいいんですか?」

カーテンの向こうから保健医の声が聞こえてくる。バイブを抜き挿ししていた俺の尻穴から垂れた精液や、俺が撒き散らした精液、それらは不良達のものだと教師達は認識した。

「ええ、おそらく……今日だけの話ではないでしょう。月乃宮は形州とよく話していたそうですし、おそらくあの不良連中に……」

「月乃宮も一員だと思っていましたが」

「グループ内での立場が悪くなった結果、というのも考えられますが……どちらにせよ、これが公になるのは非常にまずい。我が校でこんな……」

「あの! 月乃宮、寝てますから……学校の面目に関わる話はよそでしてもらえますか。対応のため、事情を詳しく聞きたかっただけなので……何があったのかはだいたい分かりましたから出ていってください」

教師達を追い出した保健医はカーテンを開け、ベッドの横に立った。

「月乃宮、起きてるか」

「……はい」

「何があったのかはまだ言わなくていい。落ち着くまでここで寝ていろ」

「…………ありがとうございます」

深く息を吸って発声しようとしてはやめてため息に変える、結果歪な深呼吸。保健医によるそれが聞こえる。

「月乃宮、明日からは保健室登校で構わ…………いや、今は決めなくていい」

またちゃんとした病院に行かされるのかな、スクールカウンセラーに会わされたりするのかな、なんだかんだ全校生徒が俺を知るんだろうな──あぁ、もう、いいや。

「…………………………レン」

レンのとこ行こ。



俺は財布とスマホだけを持って保健室の窓からこっそりと外へ出た。部活に精を出す生徒達の元気な声を聞くと何故か心がザワついた。

「……足捻ればいいのに」

不機嫌を声に変えると少しスッキリしたけれど、心にはやはりしこりが残った。



裏門から学校外に出て病院へ向かう。病院は学校の近所だ、だから根野が昼休みに来たりした。あぁ、せっかくレンと会うのに嫌なことを思い出したな。

「レーンー」

レンの病室に入るまでは落ち込んだ顔をどう誤魔化そうかと考えていたが、レンの可愛い顔を見るとすぐに笑顔になれた。

「もち……! 学校行ったんじゃなかったのか?」

「行ってきたよ、制服着てるだろ?」

「早くないか? 鞄ないし……まぁいいや、もち、悪いけど右側座ってくれないか?」

レンから見て左側に丸椅子を移動させたが、レンの希望通り右側に移動した。眉を下げて微笑みながら謝るレンに理由を聞いてみると、レンは笑顔を少し暗くした。

「……左手、動かなくなっちゃったんだよ。肩と肘は動くけど、このアザから下が全然……感覚すらなくてさ」

左腕のアザは朝俺が見つけたものだ。

「医者とかには言ったのか?」

「レントゲンまで取ったけど異常なしだってさ。皮膚の色が何故か変色してるだけで内出血とかでもないらしい、俺の体どうなってるんだろうな」

あぁ、これは心霊現象だ。以前ミチの足にもあった、これなら俺にも対処出来る。

「俺が治してやるよ。えーっと……かけ、まくも……」

スマホのメモを見ながらアザに当てて従兄に教えられた言葉を唱えた。

「ふぅっ、これで治っ……え? な、なんで?」

「……おまじないか何かか? ありがとうな。よくなった気がするよ」

アザの色すら薄くなっていない。きっと少しもよくなっていないのに笑顔で礼を言うレンを見ていると不甲斐なくて涙が溢れる。

「泣くなよ……お前これにそんな勝算あったわけ? 変なもんに騙されるなよ? ぁー、心配……」

右手だけが俺の涙を拭う。レンは肩と肘だけで持ち上げてもぐらぐらと揺れる左手首から先を悲しそうな横目で見つめ、俺に視線を戻すと微笑んだ。

「…………レン、俺のこと心配?」

「当たり前だろ」

「……じゃあさ、一緒に死の」

「は……? 何言ってんだよ」

「センパイ、全然連絡くれないんだ。スマホ壊れたにしてもどうにか電話くらいかけてくれてもいいのに。ミチ、俺が言ったとはいえ俺のこと置いて逃げられるみたいだし、俺がお願いしたからもう虐められない。だから、もう俺が居なきゃって人は…………多分居ない、から」

担任の顔が頭に浮かんだ。けれど、きっと彼の思い通りにしていても彼はいつか勢い余って俺を殺してしまうだろう。そして彼は後を追って──どうせそうなるに決まってる。

「社会的に死んだようなもんだし、元から将来にそんなに希望ないし……この先、レンが居ない世界で生きていくのかーって思ったらさ……」

「…………生きてりゃいいことあるよ」

「ないよっ! レンが居ないのに、みんな結局そこまで俺のこと必要としてないのにっ、いいことなんかあるわけない!」

「お前さぁ! 俺は死にたくないのに死んじゃうのにさぁ! 生きてられるくせに生きたくないとかさぁ! 面と向かって言ってさ、本当に俺が喜ぶと思ってんの? 思ってても俺の前では言わないもんじゃないのかよぉっ!」

珍しく声を荒らげたレンは直後に胸を右手で引っ掻いた。

「レン……!?」

「……っ、大丈夫……ちょっと体がびっくりしただけ。血ぃ吐くようなもんじゃねぇよ。ごめんな……怒鳴って」

「ぁ、ち、ちがう……俺が、俺がわるい……から」

先に謝らないで、俺が謝れない。
俺は未だにそんな身勝手なことしか考えられない。

「ううん、死ぬかどうかと死にたいかどうかは関係ないもんな。死にたいのに生きてるのも辛いよな……いいよ、もち。お前の頼みなら何でも聞く」

「レ、ン……俺、レンを困らせたかったんじゃなくてっ……!」

「…………どっちにしろ俺はもう立てないし、左手も動かない。もちが死ぬの俺は止めらんねぇし、逆にもちを道連れにってのも無理……俺はなーんにも出来ないから、自分で決めろよ。俺はお前に生きてて欲しいけどな……」

寂しげに諦めて微笑む。レンは今までいくつのことをそうやって諦めたのだろう。
来年発売の新しい服や、読んでいる漫画の最終回、まだ公開されていない見たい映画、成人式、やってみたい仕事、住んでみたい場所──他にも色々諦めさせられた彼に、もうこれ以上何も諦めて欲しくない。

「レン……レンごめん、本当にごめん……何でも言うこと聞くから許して」

「……何でもとか軽々しく言うなよ、ばかもち」

「本当に何でもする! 裸でこの病院散歩してもいい!」

「………………俺の体治してくれよ」

何も言えない俺の頬をレンの右手が撫でる。中指と薬指の間に耳が挟まれる。思わず声を漏らし、レンを見つめ返すと俺の頭を引き寄せようとしている気がした。

「レン……?」

右手の微かな力を読み取って顔を近付け、綺麗な茶色の瞳に照れて目を閉じた瞬間、唇が触れ合った。

「……もち、俺もっとお前の味が知りたい」

「う、うんっ……!」

薄く口を開けてレンの唇に唇だけで噛みつき、熱い吐息を吹き入れてから舌を差し込む。すぐにレンの舌が絡みついて、レンの右手が頭を引き寄せた。

「んっ、ん……れんっ、すき……んむっ」

昨日は息継ぎに気を付けていたのに、今日のレンは離れようとすると俺の頭を押さえつけてしまう。激しいのがご所望ならとレンの舌を吸い、自分の口内でレンの舌先を舐め回す。

「んっ、んん、ぅっ……!」

右手が頭を離し、肩を押した。すぐに口を離すと真っ赤になったレンの顔があった。

「はぁっ、はぁっ……やっぱ、キスじゃ勝てないな……なぁ、ベッド乗れよ」

「ぁ、うん……」

レンに覆い被さるように四つん這いになり、レンの様子を伺っていると右手が器用にシャツのボタンを外し、肌着の襟口から手を差し入れて絆創膏越しに乳首を撫でた。

「俺、別に怒ってないから許すも許さないもないのにさ、もちが「何でもする」とか言うからさ……ムラムラして、性格悪くなってきて、もちのことめちゃくちゃにしてやりたくなる……」

「ぁ……し、して、欲しい……かも」

俺の紅潮した顔を見て嘘ではないと判断したようで、レンはくすくすと無邪気に笑う。

「もちって結構M気質?」

「うーん……? うん……好きな人になら、その……痛くないいじわるなら、されたい。もうダメってなってるのに気持ちいいことずっとされたり、逆にめちゃくちゃ焦らされたり……とか、なら」

「……他の奴に散々やられたんだな。分かった。もちの全身触ってやる、ただでさえ他の奴らに遅れてるんだから本気出さなきゃな」

経験がないくせにどう本気を出す気なのだろう。いや、レンは手先が器用だし俺の表情変化に聡い、手のひらで転がされてしまうかもしれない。

「と、とりあえず脱ぐよ。全裸……でいいよな、ちょっと待ってて」

これからもっと恥ずかしいことをするのに今更服を脱ぐのが恥ずかしくて、ベッドを降りてレンに背を向けて服を脱ぎ、手で胸と股間を隠したまま振り返った。
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