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幽体離脱したまま幼馴染を抱いてみた
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毛布を頭まですっぽり被っても現在霊体のレンは毛布も服もすり抜けて直接俺に触れる。
「ずるい……」
両手首を重ねて頭上で押さえられ、もう片方の手で脚を開かされながら、ぐずる。
「布団の中は絶対領域だぞ、幽霊とかは来ないんだ」
『布団の中に入ってたり、仏壇の奥から出てくるホラー映画見たことあるけどな。ぁー……ビデオ版だっけ? あれ』
「そのシーンがどれかは分かんないけど……ビデオ版のが怖い」
『完全に同意。新しいのほどホラー表現緩くなってる』
「親父が一番怖い……」
『分かる。アイツ幽霊じゃねぇのに超怖い』
俺の機嫌を治すためなのか、レンは雑談をしつつ会話の隙間に頬や額へのキスを仕掛けてくる。そんなことしなくても俺の機嫌はもう治っているのに。
「レン……口がいい」
『もち……! ふふっ』
唇が重なる。レンの霊体は肉体とは少し見た目が違う、実体のない霊体は感情の影響を受けて変形しやすいそうだ。少し前、嫉妬に溺れたレンの額には鬼のような角が生え、爪と牙は鋭く伸び、舌は蛇のように長くなった。そんな舌で喉を犯されては喘ぎ声すら出ない。
「……っ、ふ……ん、んんっ……ん」
細長い舌が喉の内側をくすぐるように舐め回す。嗚咽さえも俺には快感になり、身体は抱かれる用意を整える。
「んっ……はぁっ! はぁ、はぁ……レン」
『早速、いいな?』
「うん、もちろん……」
レンの手が足を押さえるのをやめ、長い爪の背が太腿をするりと撫でてから下腹に手のひらを押し当てる。
「ひっ……入って、くるっ……」
『すり抜けんの便利なんだよな~、なぁもち、もちはすり抜けんのどうだ? 好きか?』
体内に何かがある、そんな違和感がある。実体がないからか異物感とまでは言えない不思議な感覚だ。
「ん……好きっ、体の中触られるの、好きぃ……ね、レンっ……前立腺ぎゅってするやつして……?」
「あぁ、いいぜ。ところでなんですり抜けてるのに触れんのか疑問じゃねぇか?」
「……幽霊ってそういうもんだろ?」
「まぁそうなんだけど……まず肉体は完全にすり抜けるだろ? 次、霊体は実体がないから自由に重なれるし、触ろうと思えば内部でも触れるってわけなんだ。だから肉体触ってるわけじゃねぇんだよ、これ。爪はすり抜けさせてるから引っ掻く心配もねぇぜ?」
「ふぅん……?」
「お前とイチャつくためにめちゃくちゃ修行したんだ、難しいんだぜ体内触るって」
真っ暗で何も見えないはずなのに、レンの爽やかな笑顔が見えた気がした。イチャつくためにだなんて正直に言ってしまう豪快な男らしさが好きだ、俺にはそんな度胸がないから憧れもある。
「ひゔぅっ!?」
「ま、そんな面倒な理屈やレンくんの健気な努力は気にすんな」
「ぁ、ゔぅっ……くっ、ふ……!」
前立腺に直接刺激が与えられた。指の腹でくりくりと優しく押されている。それだけだが、気持ちいい。
『これは俺にしか出来ないからな、俺フっちゃダメだぜ』
そんなことする訳ない。その言葉は前立腺をきゅっとつままれたことによる絶叫に変わってしまった。
「ぁあぁああっ!? は、ぁぐっ……んっ、んゔぅっ、ぐっ、ふゔぅゔっ……! イぐっ、イぐぅっ! イっでりゅっ、今イっでるぅぅうっ!」
電撃のような快楽が下腹を延々と走り回る。途切れることのないその快感に、壊れた蛇口のような情けない射精も続く。
『まだつまんだだけだろ?』
「だ、けってぇっ……ひゔぅっ!? ぐっ、ふゔぅうーっ……! ぅ、うぅっ……そのっ、だけ、がぁ……どんにゃにっ、キツいとぉっ」
レンはくつくつと笑い声を俺に聞かせると、俺の前立腺を直接つまんだまま二本の指の間をくりくりと撫で転がした。
「ひっ、いぃいいっ!? イぐっ、イぎゅゔぅうーっ! ぅあっ、あぁああっ! し、ぬっ……しぬって、こりぇしにゅゔぅうぅーっ!」
敏感な性感帯を、それも絶頂直後で特に敏感なそこをこねくり回されては、快楽のあまりショック死の不安すらも湧く。
『死なねぇよ。せめてこんくらいやられてから死ぬって言え』
ガクガクと腰が勝手に揺れている俺に構わず、皮膚も筋肉も骨すらもすり抜けるレンの手は前立腺をぐっと握る。
「イぐゔぅうぅーっ!? イぐっイぐイぐイぐぅうっ! イっ、ひぃいいぃっ!? イぎゅっ、ゔぐっ、ふ、くっ、ぅうぅんっ! むりっ、むりぃっ! じにゅゔぅぅうぅーっ!」
レンの手に包まれた前立腺はぎゅっ、ぎゅっとスクイーズというオモチャのように握って揉まれて弄ばれる。
『はっ、イイ声……たまんねぇな、もっと聞かせろよ』
快楽のあまり不格好なブリッジのような体勢になってしまい、自分の意思では戻せなくなる。下腹を中心に筋肉が勝手に痙攣し、チカチカと瞼の裏に星が煌めく。
「イっぐぅうゔぅんっ! ん、ふゔぅうっ、ぐぁ、あっ、あぁああっ! あああぁあああぅっ!」
もうとっくに射精は終わって潮吹きばかりしてしまっている。叫び続けて喉も随分痛くなってしまった。それでも快楽地獄が終わらない。
『気持ちいいか? もちぃ』
「ぎもぢぃいっ! ぎもぢぃがりゃあっ、もぉやべでぇえっ! もぉいいっ、ぎもぢいのっ、いいっ!」
『そう言うなよ、お前が前立腺虐めろっつったんだぜ? もっと堪能しろよ』
前立腺を一際強くぎゅっと握られ、バチンと乱暴に電源を切ったような失神を起こす。しかし、レンが前立腺を握ったままむにむにと指で揉むと、強すぎ快楽は奪った意識を再び取り戻させた。
「……っ、ぐぅゔぅぅうっ!」
『今意識飛んでたか?』
「ふっ、ふぅっ……ふぅゔっ、ぅ、うっ……」
『おいおいしっかりしてくれよ、もう手抜いたぜ?』
長い爪を髪の中に突っ込んで、両頬を包むように撫でる。レンの手は今、俺の顔に触れている。それなのに下腹の快楽が止まらない。
「きも、ひっ……まだきもちぃっ、イくっ、イくイくっ……余韻イキしちゃうぅっ……!」
無様なブリッジもどきの体勢はやめられたけれど、腰はガクガクと勝手に揺れるままだ。
『余韻イキ……? はははっ! 可愛い造語だな、お前が考えたのか? それとも何かエロ本でも読んだか? 入院中って暇だもんな』
「ふっ……ふっ……ふぅ、ふぅ…………レン、レン……」
『んー? レンくんはここだぞ?』
頭上に押さえ付けられていたが、いつの間にか解放されていた両手を声のする方へ伸ばす。レンが俺にしているように、見つけたレンの顔を両手で包むように揉んでみる。
『んー……くすぐってぇなぁ』
「レン……へへ、好き……」
『ありがとよ。じゃ、入れていいか?』
「もう? まだ下腹ビクビクしてるのに……」
『それがいいんじゃねぇか』
緩いバイブ機能搭載のオナホみたいな感じで? って自分で言ってて悲しくなってきたな。けれど、レンにも快感があるのは大切だ。
「……入れて、レン」
まだ腸壁は痙攣しているけれど、下腹は痺れたままだけれど、俺はガバッと下品に脚を開いた。
「はっ、ぁあぁあんっ! んっ、んん……!」
ずぷんっ……と抵抗なくレンの陰茎が突き入れられた。霊体だからだろうか? 確かに入っているのに入っていない感覚もする。
「んっ、んぅ……ふっ、ふ……レン、レン……好き、レン……レン……」
両手両足でレンに抱きつき、多幸感に満たされる。
「んっ、んぁっ! あぁんっ! まだ動かにゃいれっ、しゅぐイくぅうっ!」
『はーっ……霊体セックスいい、溶け合いそうなこの感じっ、最高……!』
「突かないれぇっ! んゃっ! ぁああっ! イくっ、またイっちゃゔぅぅっ……!」
快楽地獄から逃れたがっているような声を上げてしまっているが、身体は正直で両手両足でレンにしがみついたまま快楽を貪っている。絶頂に次ぐ絶頂が俺はやはり好きなのだと、自分を俯瞰してみる自分が淫らさを自覚した。
「ずるい……」
両手首を重ねて頭上で押さえられ、もう片方の手で脚を開かされながら、ぐずる。
「布団の中は絶対領域だぞ、幽霊とかは来ないんだ」
『布団の中に入ってたり、仏壇の奥から出てくるホラー映画見たことあるけどな。ぁー……ビデオ版だっけ? あれ』
「そのシーンがどれかは分かんないけど……ビデオ版のが怖い」
『完全に同意。新しいのほどホラー表現緩くなってる』
「親父が一番怖い……」
『分かる。アイツ幽霊じゃねぇのに超怖い』
俺の機嫌を治すためなのか、レンは雑談をしつつ会話の隙間に頬や額へのキスを仕掛けてくる。そんなことしなくても俺の機嫌はもう治っているのに。
「レン……口がいい」
『もち……! ふふっ』
唇が重なる。レンの霊体は肉体とは少し見た目が違う、実体のない霊体は感情の影響を受けて変形しやすいそうだ。少し前、嫉妬に溺れたレンの額には鬼のような角が生え、爪と牙は鋭く伸び、舌は蛇のように長くなった。そんな舌で喉を犯されては喘ぎ声すら出ない。
「……っ、ふ……ん、んんっ……ん」
細長い舌が喉の内側をくすぐるように舐め回す。嗚咽さえも俺には快感になり、身体は抱かれる用意を整える。
「んっ……はぁっ! はぁ、はぁ……レン」
『早速、いいな?』
「うん、もちろん……」
レンの手が足を押さえるのをやめ、長い爪の背が太腿をするりと撫でてから下腹に手のひらを押し当てる。
「ひっ……入って、くるっ……」
『すり抜けんの便利なんだよな~、なぁもち、もちはすり抜けんのどうだ? 好きか?』
体内に何かがある、そんな違和感がある。実体がないからか異物感とまでは言えない不思議な感覚だ。
「ん……好きっ、体の中触られるの、好きぃ……ね、レンっ……前立腺ぎゅってするやつして……?」
「あぁ、いいぜ。ところでなんですり抜けてるのに触れんのか疑問じゃねぇか?」
「……幽霊ってそういうもんだろ?」
「まぁそうなんだけど……まず肉体は完全にすり抜けるだろ? 次、霊体は実体がないから自由に重なれるし、触ろうと思えば内部でも触れるってわけなんだ。だから肉体触ってるわけじゃねぇんだよ、これ。爪はすり抜けさせてるから引っ掻く心配もねぇぜ?」
「ふぅん……?」
「お前とイチャつくためにめちゃくちゃ修行したんだ、難しいんだぜ体内触るって」
真っ暗で何も見えないはずなのに、レンの爽やかな笑顔が見えた気がした。イチャつくためにだなんて正直に言ってしまう豪快な男らしさが好きだ、俺にはそんな度胸がないから憧れもある。
「ひゔぅっ!?」
「ま、そんな面倒な理屈やレンくんの健気な努力は気にすんな」
「ぁ、ゔぅっ……くっ、ふ……!」
前立腺に直接刺激が与えられた。指の腹でくりくりと優しく押されている。それだけだが、気持ちいい。
『これは俺にしか出来ないからな、俺フっちゃダメだぜ』
そんなことする訳ない。その言葉は前立腺をきゅっとつままれたことによる絶叫に変わってしまった。
「ぁあぁああっ!? は、ぁぐっ……んっ、んゔぅっ、ぐっ、ふゔぅゔっ……! イぐっ、イぐぅっ! イっでりゅっ、今イっでるぅぅうっ!」
電撃のような快楽が下腹を延々と走り回る。途切れることのないその快感に、壊れた蛇口のような情けない射精も続く。
『まだつまんだだけだろ?』
「だ、けってぇっ……ひゔぅっ!? ぐっ、ふゔぅうーっ……! ぅ、うぅっ……そのっ、だけ、がぁ……どんにゃにっ、キツいとぉっ」
レンはくつくつと笑い声を俺に聞かせると、俺の前立腺を直接つまんだまま二本の指の間をくりくりと撫で転がした。
「ひっ、いぃいいっ!? イぐっ、イぎゅゔぅうーっ! ぅあっ、あぁああっ! し、ぬっ……しぬって、こりぇしにゅゔぅうぅーっ!」
敏感な性感帯を、それも絶頂直後で特に敏感なそこをこねくり回されては、快楽のあまりショック死の不安すらも湧く。
『死なねぇよ。せめてこんくらいやられてから死ぬって言え』
ガクガクと腰が勝手に揺れている俺に構わず、皮膚も筋肉も骨すらもすり抜けるレンの手は前立腺をぐっと握る。
「イぐゔぅうぅーっ!? イぐっイぐイぐイぐぅうっ! イっ、ひぃいいぃっ!? イぎゅっ、ゔぐっ、ふ、くっ、ぅうぅんっ! むりっ、むりぃっ! じにゅゔぅぅうぅーっ!」
レンの手に包まれた前立腺はぎゅっ、ぎゅっとスクイーズというオモチャのように握って揉まれて弄ばれる。
『はっ、イイ声……たまんねぇな、もっと聞かせろよ』
快楽のあまり不格好なブリッジのような体勢になってしまい、自分の意思では戻せなくなる。下腹を中心に筋肉が勝手に痙攣し、チカチカと瞼の裏に星が煌めく。
「イっぐぅうゔぅんっ! ん、ふゔぅうっ、ぐぁ、あっ、あぁああっ! あああぁあああぅっ!」
もうとっくに射精は終わって潮吹きばかりしてしまっている。叫び続けて喉も随分痛くなってしまった。それでも快楽地獄が終わらない。
『気持ちいいか? もちぃ』
「ぎもぢぃいっ! ぎもぢぃがりゃあっ、もぉやべでぇえっ! もぉいいっ、ぎもぢいのっ、いいっ!」
『そう言うなよ、お前が前立腺虐めろっつったんだぜ? もっと堪能しろよ』
前立腺を一際強くぎゅっと握られ、バチンと乱暴に電源を切ったような失神を起こす。しかし、レンが前立腺を握ったままむにむにと指で揉むと、強すぎ快楽は奪った意識を再び取り戻させた。
「……っ、ぐぅゔぅぅうっ!」
『今意識飛んでたか?』
「ふっ、ふぅっ……ふぅゔっ、ぅ、うっ……」
『おいおいしっかりしてくれよ、もう手抜いたぜ?』
長い爪を髪の中に突っ込んで、両頬を包むように撫でる。レンの手は今、俺の顔に触れている。それなのに下腹の快楽が止まらない。
「きも、ひっ……まだきもちぃっ、イくっ、イくイくっ……余韻イキしちゃうぅっ……!」
無様なブリッジもどきの体勢はやめられたけれど、腰はガクガクと勝手に揺れるままだ。
『余韻イキ……? はははっ! 可愛い造語だな、お前が考えたのか? それとも何かエロ本でも読んだか? 入院中って暇だもんな』
「ふっ……ふっ……ふぅ、ふぅ…………レン、レン……」
『んー? レンくんはここだぞ?』
頭上に押さえ付けられていたが、いつの間にか解放されていた両手を声のする方へ伸ばす。レンが俺にしているように、見つけたレンの顔を両手で包むように揉んでみる。
『んー……くすぐってぇなぁ』
「レン……へへ、好き……」
『ありがとよ。じゃ、入れていいか?』
「もう? まだ下腹ビクビクしてるのに……」
『それがいいんじゃねぇか』
緩いバイブ機能搭載のオナホみたいな感じで? って自分で言ってて悲しくなってきたな。けれど、レンにも快感があるのは大切だ。
「……入れて、レン」
まだ腸壁は痙攣しているけれど、下腹は痺れたままだけれど、俺はガバッと下品に脚を開いた。
「はっ、ぁあぁあんっ! んっ、んん……!」
ずぷんっ……と抵抗なくレンの陰茎が突き入れられた。霊体だからだろうか? 確かに入っているのに入っていない感覚もする。
「んっ、んぅ……ふっ、ふ……レン、レン……好き、レン……レン……」
両手両足でレンに抱きつき、多幸感に満たされる。
「んっ、んぁっ! あぁんっ! まだ動かにゃいれっ、しゅぐイくぅうっ!」
『はーっ……霊体セックスいい、溶け合いそうなこの感じっ、最高……!』
「突かないれぇっ! んゃっ! ぁああっ! イくっ、またイっちゃゔぅぅっ……!」
快楽地獄から逃れたがっているような声を上げてしまっているが、身体は正直で両手両足でレンにしがみついたまま快楽を貪っている。絶頂に次ぐ絶頂が俺はやはり好きなのだと、自分を俯瞰してみる自分が淫らさを自覚した。
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