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蟷シ鬥エ譟薙↓諢帙@縺ヲ谺イ縺励>
社長曰く、レンの霊体は嫉妬によって変質し、角が生えたり爪が異常に伸びたりといった異形化が進んでいる。
だから強そうに見えるけれど、たった今俺に覆いかぶさっていた怪異を蹴り飛ばしたけれど、俺にとってはレンは守るべき大切な人だ。
「レンっ!」
守りたい大切な人が折れた両腕から血を滴らせながら俺を助けてくれた。
『もち、立てるか? 悪ぃが手ぇ貸せねぇからな、自力で立ってくれると助かるぜ』
「レン、レン……腕っ、腕が!」
『安いもんだ、腕の二本くらい。お前が無事でよかった……って何言わすんだよ。俺帽子被ってねぇし渡すもんねぇよ』
「言わせるつもり別になかったよ!」
『見た目は酷ぇが痛みはそこまでだ、気にすんな』
おふざけを挟んだから大丈夫だ、なんて判断は相手がレンでなければ可能なことだ。
「立てるのは立てるけど、足震えて……」
立てと言われてからずっとレンと話しながらも立とうとしていたが、足がガクガクと震えてしまってつかまり立ちが精一杯だ。
「歩くのは難しいかも……裸で帰るのもキツいし」
服は破られているが、こんなものでも身にまとわないよりはマシだろうかと床に散らばった服を眺める。埃が積もった汚い床の上に、ボトンっゴロゴロ……と白い腕が転がる。
「え……?」
『……っ!? もち、早く逃げろ! 蹴っ飛ばしただけじゃやっぱ効いてねぇし怒ってやがる』
「レ、レっ……レン、レンっ! う、ぅ、腕、腕……! ちぎれっ……」
たった今レンの右腕を一瞬にして引きちぎった怪異は白いモヤを晴らし、本当の姿を見せていた。十数人の人間を少し溶かして混ぜて固めたような、人間のパーツが目立つ大きな肉塊だ。
『逃げろってばもち!』
気色悪く蠢きながら迫ってくる肉塊を足蹴にし、振り向いて叫ぶ。
「でっ、でも、レンは……」
『俺はいいから!』
「そんなのダメだ! 一人で逃げるくらいなら二人で死ぬ!」
『……っ、このバカ!』
肉塊を踏みつけていたレンの左足に怪異の腕が無数に絡み、ひねり、ねじり、膝から下がもぎ取られる。
「レンっ!」
俺は慌ててレンの元へ走り、バランスを崩して倒れてくる彼を受け止めた。
『……お前って本当にバカだな。もう逃がしてもらえねぇぞ。ミチも形州も居るくせに、なんで俺なんかにこだわるんだよ。あぁ……もう、バカ』
レンの腹に両腕を巻いてしっかりと彼を支える。
「ま、また来たっ……」
肉塊から腕が伸びてレンの左腕を掴む。元々折れているそれは簡単にちぎられてしまうだろう。それでも俺はレンを引きずって逃げようとしたが、レンは口での反撃を行った。
「レ、レンっ……?」
自分の腕を掴んだ手に噛み付いたのだ。すぐに怪異の他の腕がレンの額を押したり首を絞めたりするが、レンが怪異の手首を噛みちぎる方が早かった。
『……っ、しゃあっ! 喰える! 仕留めるぞ、協力しろもち、俺を持ち上げろ!』
「えっ、食……ぅ、うん!」
片手片足を失っている上、霊体のレンは想像以上に簡単に持ち上げられた。
『落とせ!』
腕の力を抜くとレンは残った足で怪異を踏みつけながら身体を小さく曲げ、人間のどの部位だったかも分からない肉塊に牙を突き立て、食いちぎった。
「……っ」
腐肉紛いのそれを飲み込む幼馴染の姿に、俺を助けるために怪異を倒そうとしているのだと分かっていながらも吐き気を催し、目を逸らす。
『……っしゃ、もち離せ!』
レンから手を離し、一歩下がり、口を押さえる。レンは両腕で怪異に掴みかかって──両腕? 右腕はちぎられたはずだ、左腕だってまだ折れていて──何だあの腕。
「鱗……?」
蛇のような鱗がびっしりと生えている。また変質したのだ、異形化が進んでいるのだ、あんな変なもの食べるから。
「レ、レン! 飲み込まずに噛みちぎるだけで……! どうにか……」
以前よりも強靭そうな異形化した腕は容易に怪異を引き裂く。腐った色をした気持ちの悪い血と肉をレンは貪り、啜っている。いつの間にか怪異を倒すために齧るのではなく、喰うために怪異を蹂躙するようになっていった様子だった。
「レ、ン……」
腕も足も以前より強くなって再生した様子のレンと、ボロボロで痙攣している怪異。レンが負ける心配はないだろうが、怪異を一口飲み込む度にレンの姿が化け物らしくなっていくのは不安だった。
「レンっ!」
霊体がどうなっても肉体は変わらないのは知っているが、でもだからって霊体がどうなってもいい訳じゃない。角くらいなら萌え要素だった、舌が蛇のように伸びて割れても問題なかった。でも、今のレンは──
「レン……?」
『繧ゅ■』
「……っ、レン? ごめん……聞き取れなくて、なんて?」
──怖い。
血溜まりに姿を変えた怪異は倒されたゲームのモンスターのように跡形もなく消え、レンを汚した血さえも消え、後には怪物と化したレンだけが残った。
『繧ゅ■窶ヲ窶ヲ螟ァ荳亥、ォ�』
両手両足を覆った爬虫類の鱗、ホラー映画でよく見る幽霊のように床に引きずる長さに伸びた茶髪、蛇のような瞳と舌……耳まで裂けた口から漏れ出す、逆再生のような不気味な話し声。
「レン……大丈夫か?」
怪物のような見た目になっているだけで、レンはレンだ。物語でよくある「恋人が理性を失った怪物になった」なんて展開、起こらない。
『繧ゅ■』
「俺だぞっ、ノゾムだ。もちだぞ……?」
恐る恐る歩み寄る。
『繧ゅ……ち。も、ゅ■…………もち』
「そ、そう! もちだぞ、レンの……お前の旦那様だ! 分かってるよな……?」
鱗に覆われた腕をどうしても震えてしまう手で撫でる。ひんやりとしている。案外と触り心地もいい。
「……レン」
俺の皮膚なんて濡れたティッシュのように簡単に破れるだろう恐ろしい爪に気を付けながら、そっとレンの手を持ち上げて手のひらに頬を擦り寄せる。
「内側も硬くなったなぁ」
手のひら側は蛇の原側のように少し形が違う鱗に覆われている。
『……もち』
「声、なんか変な音混じってるな。しゅるるーって……何の音? 喉も変わったのか? 変なもの食いすぎて喉痛めたんじゃないよな……って言うかさっきまでの逆再生みたいなのどうやって発音してんの?」
『繧ゅ■』
「そうそれそれ! 何て言ってんの? 聞き取れねぇんだよ」
『もち』
「あぁ、もちって言ってたんだ……えへへ、分かると怖くねぇなぁ」
いや、本当に「もち」って言ってたのか? レン、さっきから「もち」しか言わないじゃないか。
『……こ、わ……?』
違うこと言った! こわ? 何? こわい?
「…………違うぞ!? 違うぞ、レンのこと怖いとかじゃなくて、その……逆再生みたいな変な音が怖くて。いや、レンの声だったんだけど、何言ってるか分かんなかったから……深い意味はないしそんなに怖がってはないから!」
俺が怯えてしまったらレンは確実に傷付く。慌てて訂正したが、どうだ? 信用してくれたか?
「……っ!?」
耳まで裂けた口の端っこが不気味に吊り上がる。笑っているのか……? まずい、蛇らしさが増したせいか表情が分かりにくい。俺が蛇好きなら分かったのかもしれないが、残念ながら俺はサメ好きだ。
「……もしかして話しにくいのか?」
レンはこくりと頷いた。意識の方に問題はなさそうだから、見た目や話し方が多少怖くても怖がってはいけない。レンはレンだ。
「そっか。怪異は……俺を襲ってたヤツは倒したんだよな?」
頷いた。
「……ありがとう。ごめんな。世話かけて……俺、本物のお兄さんだと思い込んでた、怪異は声真似得意だって知ってたのに……レンの怪我早く治せるんだって思ったら、そればっかりになっちゃって。むしろレンに痛い思いさせてっ……! やっぱり俺、旦那さん失格だよ……ごめんな、レン」
『もち』
鱗に覆われた手がぐっぱっと俺の目の前で動く。手は治ったと言いたいのだろうか? 気にするなと? あぁ、やっぱりレンは優しい。本音は口汚くても俺への愛情と優しさは本物だ。
「……大好きだぞ、レン、大好き……愛してる」
ひんやりとした霊体を抱き締める。感覚として実体が薄いような気はするが、抱き締め心地はレンそのものだ。
「んっ……」
ごり、と太腿に硬いものが当たる。
「……勃っちゃった? 俺が裸だからかな? ぇへへ……だったら嬉しいなぁ。ごめんなレン、俺さっきの怪異に身体中舐め回されちゃったけど……レンだって気持ち悪いのバクバク食ったんだから、おあいことしてキスしてくれるよな?」
硬い鱗に覆われた手に優しく頭を支えられ、蛇のような細長い舌に口腔を犯される。俺は鼻から声を漏らしながらレンの白い着物をはだけさせ、陰茎へと手を伸ばした。
「ん……ぷはっ、はぁ……長い舌きもちぃ……ん? えっ……? なんでっ、何これ…………二本、ある」
触れた陰茎に違和感を覚えて視線を下げると、俺の手はそれぞれレンの陰茎を一本ずつ握っていた。
だから強そうに見えるけれど、たった今俺に覆いかぶさっていた怪異を蹴り飛ばしたけれど、俺にとってはレンは守るべき大切な人だ。
「レンっ!」
守りたい大切な人が折れた両腕から血を滴らせながら俺を助けてくれた。
『もち、立てるか? 悪ぃが手ぇ貸せねぇからな、自力で立ってくれると助かるぜ』
「レン、レン……腕っ、腕が!」
『安いもんだ、腕の二本くらい。お前が無事でよかった……って何言わすんだよ。俺帽子被ってねぇし渡すもんねぇよ』
「言わせるつもり別になかったよ!」
『見た目は酷ぇが痛みはそこまでだ、気にすんな』
おふざけを挟んだから大丈夫だ、なんて判断は相手がレンでなければ可能なことだ。
「立てるのは立てるけど、足震えて……」
立てと言われてからずっとレンと話しながらも立とうとしていたが、足がガクガクと震えてしまってつかまり立ちが精一杯だ。
「歩くのは難しいかも……裸で帰るのもキツいし」
服は破られているが、こんなものでも身にまとわないよりはマシだろうかと床に散らばった服を眺める。埃が積もった汚い床の上に、ボトンっゴロゴロ……と白い腕が転がる。
「え……?」
『……っ!? もち、早く逃げろ! 蹴っ飛ばしただけじゃやっぱ効いてねぇし怒ってやがる』
「レ、レっ……レン、レンっ! う、ぅ、腕、腕……! ちぎれっ……」
たった今レンの右腕を一瞬にして引きちぎった怪異は白いモヤを晴らし、本当の姿を見せていた。十数人の人間を少し溶かして混ぜて固めたような、人間のパーツが目立つ大きな肉塊だ。
『逃げろってばもち!』
気色悪く蠢きながら迫ってくる肉塊を足蹴にし、振り向いて叫ぶ。
「でっ、でも、レンは……」
『俺はいいから!』
「そんなのダメだ! 一人で逃げるくらいなら二人で死ぬ!」
『……っ、このバカ!』
肉塊を踏みつけていたレンの左足に怪異の腕が無数に絡み、ひねり、ねじり、膝から下がもぎ取られる。
「レンっ!」
俺は慌ててレンの元へ走り、バランスを崩して倒れてくる彼を受け止めた。
『……お前って本当にバカだな。もう逃がしてもらえねぇぞ。ミチも形州も居るくせに、なんで俺なんかにこだわるんだよ。あぁ……もう、バカ』
レンの腹に両腕を巻いてしっかりと彼を支える。
「ま、また来たっ……」
肉塊から腕が伸びてレンの左腕を掴む。元々折れているそれは簡単にちぎられてしまうだろう。それでも俺はレンを引きずって逃げようとしたが、レンは口での反撃を行った。
「レ、レンっ……?」
自分の腕を掴んだ手に噛み付いたのだ。すぐに怪異の他の腕がレンの額を押したり首を絞めたりするが、レンが怪異の手首を噛みちぎる方が早かった。
『……っ、しゃあっ! 喰える! 仕留めるぞ、協力しろもち、俺を持ち上げろ!』
「えっ、食……ぅ、うん!」
片手片足を失っている上、霊体のレンは想像以上に簡単に持ち上げられた。
『落とせ!』
腕の力を抜くとレンは残った足で怪異を踏みつけながら身体を小さく曲げ、人間のどの部位だったかも分からない肉塊に牙を突き立て、食いちぎった。
「……っ」
腐肉紛いのそれを飲み込む幼馴染の姿に、俺を助けるために怪異を倒そうとしているのだと分かっていながらも吐き気を催し、目を逸らす。
『……っしゃ、もち離せ!』
レンから手を離し、一歩下がり、口を押さえる。レンは両腕で怪異に掴みかかって──両腕? 右腕はちぎられたはずだ、左腕だってまだ折れていて──何だあの腕。
「鱗……?」
蛇のような鱗がびっしりと生えている。また変質したのだ、異形化が進んでいるのだ、あんな変なもの食べるから。
「レ、レン! 飲み込まずに噛みちぎるだけで……! どうにか……」
以前よりも強靭そうな異形化した腕は容易に怪異を引き裂く。腐った色をした気持ちの悪い血と肉をレンは貪り、啜っている。いつの間にか怪異を倒すために齧るのではなく、喰うために怪異を蹂躙するようになっていった様子だった。
「レ、ン……」
腕も足も以前より強くなって再生した様子のレンと、ボロボロで痙攣している怪異。レンが負ける心配はないだろうが、怪異を一口飲み込む度にレンの姿が化け物らしくなっていくのは不安だった。
「レンっ!」
霊体がどうなっても肉体は変わらないのは知っているが、でもだからって霊体がどうなってもいい訳じゃない。角くらいなら萌え要素だった、舌が蛇のように伸びて割れても問題なかった。でも、今のレンは──
「レン……?」
『繧ゅ■』
「……っ、レン? ごめん……聞き取れなくて、なんて?」
──怖い。
血溜まりに姿を変えた怪異は倒されたゲームのモンスターのように跡形もなく消え、レンを汚した血さえも消え、後には怪物と化したレンだけが残った。
『繧ゅ■窶ヲ窶ヲ螟ァ荳亥、ォ�』
両手両足を覆った爬虫類の鱗、ホラー映画でよく見る幽霊のように床に引きずる長さに伸びた茶髪、蛇のような瞳と舌……耳まで裂けた口から漏れ出す、逆再生のような不気味な話し声。
「レン……大丈夫か?」
怪物のような見た目になっているだけで、レンはレンだ。物語でよくある「恋人が理性を失った怪物になった」なんて展開、起こらない。
『繧ゅ■』
「俺だぞっ、ノゾムだ。もちだぞ……?」
恐る恐る歩み寄る。
『繧ゅ……ち。も、ゅ■…………もち』
「そ、そう! もちだぞ、レンの……お前の旦那様だ! 分かってるよな……?」
鱗に覆われた腕をどうしても震えてしまう手で撫でる。ひんやりとしている。案外と触り心地もいい。
「……レン」
俺の皮膚なんて濡れたティッシュのように簡単に破れるだろう恐ろしい爪に気を付けながら、そっとレンの手を持ち上げて手のひらに頬を擦り寄せる。
「内側も硬くなったなぁ」
手のひら側は蛇の原側のように少し形が違う鱗に覆われている。
『……もち』
「声、なんか変な音混じってるな。しゅるるーって……何の音? 喉も変わったのか? 変なもの食いすぎて喉痛めたんじゃないよな……って言うかさっきまでの逆再生みたいなのどうやって発音してんの?」
『繧ゅ■』
「そうそれそれ! 何て言ってんの? 聞き取れねぇんだよ」
『もち』
「あぁ、もちって言ってたんだ……えへへ、分かると怖くねぇなぁ」
いや、本当に「もち」って言ってたのか? レン、さっきから「もち」しか言わないじゃないか。
『……こ、わ……?』
違うこと言った! こわ? 何? こわい?
「…………違うぞ!? 違うぞ、レンのこと怖いとかじゃなくて、その……逆再生みたいな変な音が怖くて。いや、レンの声だったんだけど、何言ってるか分かんなかったから……深い意味はないしそんなに怖がってはないから!」
俺が怯えてしまったらレンは確実に傷付く。慌てて訂正したが、どうだ? 信用してくれたか?
「……っ!?」
耳まで裂けた口の端っこが不気味に吊り上がる。笑っているのか……? まずい、蛇らしさが増したせいか表情が分かりにくい。俺が蛇好きなら分かったのかもしれないが、残念ながら俺はサメ好きだ。
「……もしかして話しにくいのか?」
レンはこくりと頷いた。意識の方に問題はなさそうだから、見た目や話し方が多少怖くても怖がってはいけない。レンはレンだ。
「そっか。怪異は……俺を襲ってたヤツは倒したんだよな?」
頷いた。
「……ありがとう。ごめんな。世話かけて……俺、本物のお兄さんだと思い込んでた、怪異は声真似得意だって知ってたのに……レンの怪我早く治せるんだって思ったら、そればっかりになっちゃって。むしろレンに痛い思いさせてっ……! やっぱり俺、旦那さん失格だよ……ごめんな、レン」
『もち』
鱗に覆われた手がぐっぱっと俺の目の前で動く。手は治ったと言いたいのだろうか? 気にするなと? あぁ、やっぱりレンは優しい。本音は口汚くても俺への愛情と優しさは本物だ。
「……大好きだぞ、レン、大好き……愛してる」
ひんやりとした霊体を抱き締める。感覚として実体が薄いような気はするが、抱き締め心地はレンそのものだ。
「んっ……」
ごり、と太腿に硬いものが当たる。
「……勃っちゃった? 俺が裸だからかな? ぇへへ……だったら嬉しいなぁ。ごめんなレン、俺さっきの怪異に身体中舐め回されちゃったけど……レンだって気持ち悪いのバクバク食ったんだから、おあいことしてキスしてくれるよな?」
硬い鱗に覆われた手に優しく頭を支えられ、蛇のような細長い舌に口腔を犯される。俺は鼻から声を漏らしながらレンの白い着物をはだけさせ、陰茎へと手を伸ばした。
「ん……ぷはっ、はぁ……長い舌きもちぃ……ん? えっ……? なんでっ、何これ…………二本、ある」
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