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賭けに勝ったので後輩を抱いてみた
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皺も、ひだも、粒も、余さず精液を塗り込まれていく。後孔の入り口の皺を伸ばすような、腸壁を平らにされてしまいそうな、力強い愛撫に足が震える。
「ん、ぁあっ……ぁ、んっ! んん……」
腸壁の直接触れられていない部分まで粘っこい精液によってセンパイの指と繋がっている。立ちのぼる精液の匂いのせいかローションを使ってほぐされるよりもずっと興奮する。
「…………そろそろいいな」
「はぅんっ! ん、んっ……」
指が抜かれると後孔が寂しそうにパクパクと震える、センパイに見られていたら物欲しそうだと笑われてしまっていただろう。
「あっ……センパイ、それ舐めさせてください」
「……指を? 構わないが……変わってるな、お前」
白濁液が絡んだ褐色の指が酷く魅力的に見えて、気付けばそんなことを口走っていた。センパイの肌は色が濃いから精液が映える、舐める興奮もひとしおだ。
「ぁむっ……苦っ、んん……太ぉ……」
咥えるとセンパイの指の太さが分かる。目立つ節に舌ピアスが引っ掛かるよう意識しつつ骨張った指を舐め回し、センパイの目を見つめる。
「ん、んっ……んむ」
俺がセンパイを見下げる側だなんて珍しい。便座に腰を下ろしている彼の三白眼は俺の瞳と口を順に見て劣情を溜め、雄の輝きを増していく。
「ん、はぁ……センパイの指、カッコいい形してますよね。好きです……すごく、んっ、すき」
俺の口の動きに任されてくれていた中指と薬指がセンパイの意思で動く。舌ピアスをつまみ、くりくりと転がし、上顎を指の背で擦り、俺に嗚咽と快感を与える。
「んっ、んぅっ、んんっ……!」
口の中でセンパイの指と俺の唾液がくちゅくちゅと音を鳴らす。口をすぼめるとその音はくぐもり、センパイの精液を注がれた後孔をほじられている時と似た音になる。
「……口でイけたら抱いてやる」
「んっ……!」
とちゅっ、と二本の指でピアスホールを優しく叩かれる。センパイが指でも舌でもよく弄るせいか舌ピアスの周辺は性感帯になっていて、舌から広がる快感で脳が痺れた。
「は、ぅっ……」
二本の指で舌を挟んで扱かれると、お前の舌はもう性器なんだと言われている気がして、先走りの汁のように唾液が溢れた。
「ぅ、んっ……んんんっ!」
「…………よし、イったな」
「んぁっ…………ふぁ、い。イきまひた……せんぱいの指、すき……」
「……そうか、指が好きか。こっちはどうだ?」
センパイは俺の唾液まみれになった手で自身の陰茎を掴み、軽く揺らす。濡れて艶やかさを増した雄の色気を放つ褐色の骨張った手に見劣りしない、血管を浮かせた凶悪な太さと長さとカリを持つ巨根は視界から俺の脳を犯した。
「だいすきっ……! これ、すっごい好きですっ、ください!」
「…………淫らになったものだな。足を上げろ」
自分で膝の裏に手を添えて左足を持ち上げる。座っていたセンパイが立ち上がり、よろめいた俺を支えてくれた。
「冷たっ」
センパイに左膝の裏を掴まれ、足は彼に任せて手を離す。もたれた扉は冷えていて硬く、身体を預けたくない。しかしセンパイの首に抱きつくには身長が足りない。
「あ……ありがとうございます」
センパイの左腕が腰に回り、俺の背と扉の間に挟まってクッションになってくれた。冷えた扉に触れた経験なんてセンパイの温かい腕に抱かれるとあっさりと忘れてしまった。
「…………首に」
背を曲げたセンパイの首に腕を回す。自分の肘をしっかりと掴むと、センパイは俺の左太腿を鷲掴みにし、腰に回した手も少し下ろして尻肉を鷲掴みにし、俺を持ち上げた。
「ひぁっ……!? あ、足っ、足浮いたっ……ぁ」
床から離れた右足をピンと伸ばして床を探していると、後孔に陰茎が押し当てられた。俺の体重を利用してそれが挿入されると、俺はここが公共の場であるということも忘れて嬌声を上げた。
「ひぁああぁんっ! んっ、あぁあっ……! ぁゔっ、うぅう……ふっ、ふぅっ……おっきぃぃ……」
「……あまり大声を上げるな」
センパイの手が両方とも俺の尻に移る。掴んで持ち上げられて落とされて、巨根で内臓を揺さぶられるのだと思うと後孔がきゅうっと締まった。
「…………口を塞げないんだ、自分で我慢しろ」
「そんなぁっ……この体位、いつもより奥まで来るのにっ」
「……俺は別にバレても困らない。あまり言いたくはないが……お前に出会う前、ここで抱いたり……席でしゃぶらせたり、してたからな」
「このふりょおっ……! 軽蔑、しますっ……」
自然と潤んだ目で睨んでみるとセンパイは楽しそうに微笑んだ。
「……俺と一緒にこの店に入った時点で店員はお前が俺に普段から抱かれていることを分かっている」
「そんなっ……」
「…………街のヤツらもそうだろうな」
「うぅう……センパイのバカぁ、変態……んっ、ぁ、ぁああんっ! んひっ、ひ、ぁ、あぁあああんっ!」
自分の肘に爪を立て、センパイの腰に足を絡み付ける。
「ぅあんっ! んぁっ、強いっ、ひっ、重いぃっ! おなかっ、ずんって……あっ、だめっ、だめ、いやぁあんっ!」
誰かにバレるかもしれないという恐怖感、既に俺がセンパイに抱かれていると分かっている者も居るというショック、それらが背徳感を煽って感度を上げる。
「んゃああっ! はげしっ、はげしぃっ! やだぁっ! イっちゃう、すぐイくっ、イくのやだぁっ! 声出ちゃうっ、声やだっ、ぁ、あぁああっ! イぐぅゔぅっ!」
「……締め過ぎだ、動きにくい」
「動かにゃいれぇっ! もっとゆっくりひてくんなきゃっ、声おっきぃの出るからぁっ」
「…………こんなに締めるということは、お前もこの状況が気に入っているんじゃないか?」
バレそうな状況で抱かれることは多々ある、そんな時いつも俺は締め付けを強くして快感を多く享受してきた。
「そんにゃっ、ぁ……あぁあんっ! ちがっ、ちがうぅっ! ちがっ、もんっ! 俺そんなぁっ、へんたい、じゃっ……にゃあぁっ! イくぅぅうっ!」
指摘されると意識してしまって、後孔を緩めようと意識をそこに集中させてしまって、余計に感じて乱れてしまう。
「……っ、おい、仰け反るなっ……」
強過ぎる快楽だけでなく、快感を否定したい気持ちも強くて、ほとんど無意識に暴れてしまう。そうするとセンパイの陰茎は余計に腸壁をえぐるし、俺を落とさないように強く抱き締めてくれるし、また快感が増す。
「イくっ、イぐイぐイぐぅううっ! もぉむりっ、もぉやらぁっ! あぁあああっ! センパイっ、くにゆきしぇんぱいぃっ! ばかぁっ、あぁんっ! んぁっ、ひっ、イんゔぅゔゔゔっ!」
「…………っ、く……!」
俺自身の体重を利用した突き上げによって結腸の奥の奥まで入り込んだ陰茎が精液を吐き出す。
「ゔ……ぁ、うっ……んん、ん……ぅうぅ……」
十数分前に入口付近に塗り込まれた粘っこい液体が腹の奥を満たしていく感覚に多幸感を覚える。
「…………何度もバカと言ってくれたな」
「なかだししゅきぃ……ぁ、やだっ、まだぬいちゃやだっ……ぁ、あぁああっ……」
後孔を満たしていた柔らかい肉棒が抜けていく。僅かな寂しさと共に排泄に似た快感を覚え、トイレに弱々しい嬌声を響かせた。
「ん、ぁあっ……ぁ、んっ! んん……」
腸壁の直接触れられていない部分まで粘っこい精液によってセンパイの指と繋がっている。立ちのぼる精液の匂いのせいかローションを使ってほぐされるよりもずっと興奮する。
「…………そろそろいいな」
「はぅんっ! ん、んっ……」
指が抜かれると後孔が寂しそうにパクパクと震える、センパイに見られていたら物欲しそうだと笑われてしまっていただろう。
「あっ……センパイ、それ舐めさせてください」
「……指を? 構わないが……変わってるな、お前」
白濁液が絡んだ褐色の指が酷く魅力的に見えて、気付けばそんなことを口走っていた。センパイの肌は色が濃いから精液が映える、舐める興奮もひとしおだ。
「ぁむっ……苦っ、んん……太ぉ……」
咥えるとセンパイの指の太さが分かる。目立つ節に舌ピアスが引っ掛かるよう意識しつつ骨張った指を舐め回し、センパイの目を見つめる。
「ん、んっ……んむ」
俺がセンパイを見下げる側だなんて珍しい。便座に腰を下ろしている彼の三白眼は俺の瞳と口を順に見て劣情を溜め、雄の輝きを増していく。
「ん、はぁ……センパイの指、カッコいい形してますよね。好きです……すごく、んっ、すき」
俺の口の動きに任されてくれていた中指と薬指がセンパイの意思で動く。舌ピアスをつまみ、くりくりと転がし、上顎を指の背で擦り、俺に嗚咽と快感を与える。
「んっ、んぅっ、んんっ……!」
口の中でセンパイの指と俺の唾液がくちゅくちゅと音を鳴らす。口をすぼめるとその音はくぐもり、センパイの精液を注がれた後孔をほじられている時と似た音になる。
「……口でイけたら抱いてやる」
「んっ……!」
とちゅっ、と二本の指でピアスホールを優しく叩かれる。センパイが指でも舌でもよく弄るせいか舌ピアスの周辺は性感帯になっていて、舌から広がる快感で脳が痺れた。
「は、ぅっ……」
二本の指で舌を挟んで扱かれると、お前の舌はもう性器なんだと言われている気がして、先走りの汁のように唾液が溢れた。
「ぅ、んっ……んんんっ!」
「…………よし、イったな」
「んぁっ…………ふぁ、い。イきまひた……せんぱいの指、すき……」
「……そうか、指が好きか。こっちはどうだ?」
センパイは俺の唾液まみれになった手で自身の陰茎を掴み、軽く揺らす。濡れて艶やかさを増した雄の色気を放つ褐色の骨張った手に見劣りしない、血管を浮かせた凶悪な太さと長さとカリを持つ巨根は視界から俺の脳を犯した。
「だいすきっ……! これ、すっごい好きですっ、ください!」
「…………淫らになったものだな。足を上げろ」
自分で膝の裏に手を添えて左足を持ち上げる。座っていたセンパイが立ち上がり、よろめいた俺を支えてくれた。
「冷たっ」
センパイに左膝の裏を掴まれ、足は彼に任せて手を離す。もたれた扉は冷えていて硬く、身体を預けたくない。しかしセンパイの首に抱きつくには身長が足りない。
「あ……ありがとうございます」
センパイの左腕が腰に回り、俺の背と扉の間に挟まってクッションになってくれた。冷えた扉に触れた経験なんてセンパイの温かい腕に抱かれるとあっさりと忘れてしまった。
「…………首に」
背を曲げたセンパイの首に腕を回す。自分の肘をしっかりと掴むと、センパイは俺の左太腿を鷲掴みにし、腰に回した手も少し下ろして尻肉を鷲掴みにし、俺を持ち上げた。
「ひぁっ……!? あ、足っ、足浮いたっ……ぁ」
床から離れた右足をピンと伸ばして床を探していると、後孔に陰茎が押し当てられた。俺の体重を利用してそれが挿入されると、俺はここが公共の場であるということも忘れて嬌声を上げた。
「ひぁああぁんっ! んっ、あぁあっ……! ぁゔっ、うぅう……ふっ、ふぅっ……おっきぃぃ……」
「……あまり大声を上げるな」
センパイの手が両方とも俺の尻に移る。掴んで持ち上げられて落とされて、巨根で内臓を揺さぶられるのだと思うと後孔がきゅうっと締まった。
「…………口を塞げないんだ、自分で我慢しろ」
「そんなぁっ……この体位、いつもより奥まで来るのにっ」
「……俺は別にバレても困らない。あまり言いたくはないが……お前に出会う前、ここで抱いたり……席でしゃぶらせたり、してたからな」
「このふりょおっ……! 軽蔑、しますっ……」
自然と潤んだ目で睨んでみるとセンパイは楽しそうに微笑んだ。
「……俺と一緒にこの店に入った時点で店員はお前が俺に普段から抱かれていることを分かっている」
「そんなっ……」
「…………街のヤツらもそうだろうな」
「うぅう……センパイのバカぁ、変態……んっ、ぁ、ぁああんっ! んひっ、ひ、ぁ、あぁあああんっ!」
自分の肘に爪を立て、センパイの腰に足を絡み付ける。
「ぅあんっ! んぁっ、強いっ、ひっ、重いぃっ! おなかっ、ずんって……あっ、だめっ、だめ、いやぁあんっ!」
誰かにバレるかもしれないという恐怖感、既に俺がセンパイに抱かれていると分かっている者も居るというショック、それらが背徳感を煽って感度を上げる。
「んゃああっ! はげしっ、はげしぃっ! やだぁっ! イっちゃう、すぐイくっ、イくのやだぁっ! 声出ちゃうっ、声やだっ、ぁ、あぁああっ! イぐぅゔぅっ!」
「……締め過ぎだ、動きにくい」
「動かにゃいれぇっ! もっとゆっくりひてくんなきゃっ、声おっきぃの出るからぁっ」
「…………こんなに締めるということは、お前もこの状況が気に入っているんじゃないか?」
バレそうな状況で抱かれることは多々ある、そんな時いつも俺は締め付けを強くして快感を多く享受してきた。
「そんにゃっ、ぁ……あぁあんっ! ちがっ、ちがうぅっ! ちがっ、もんっ! 俺そんなぁっ、へんたい、じゃっ……にゃあぁっ! イくぅぅうっ!」
指摘されると意識してしまって、後孔を緩めようと意識をそこに集中させてしまって、余計に感じて乱れてしまう。
「……っ、おい、仰け反るなっ……」
強過ぎる快楽だけでなく、快感を否定したい気持ちも強くて、ほとんど無意識に暴れてしまう。そうするとセンパイの陰茎は余計に腸壁をえぐるし、俺を落とさないように強く抱き締めてくれるし、また快感が増す。
「イくっ、イぐイぐイぐぅううっ! もぉむりっ、もぉやらぁっ! あぁあああっ! センパイっ、くにゆきしぇんぱいぃっ! ばかぁっ、あぁんっ! んぁっ、ひっ、イんゔぅゔゔゔっ!」
「…………っ、く……!」
俺自身の体重を利用した突き上げによって結腸の奥の奥まで入り込んだ陰茎が精液を吐き出す。
「ゔ……ぁ、うっ……んん、ん……ぅうぅ……」
十数分前に入口付近に塗り込まれた粘っこい液体が腹の奥を満たしていく感覚に多幸感を覚える。
「…………何度もバカと言ってくれたな」
「なかだししゅきぃ……ぁ、やだっ、まだぬいちゃやだっ……ぁ、あぁああっ……」
後孔を満たしていた柔らかい肉棒が抜けていく。僅かな寂しさと共に排泄に似た快感を覚え、トイレに弱々しい嬌声を響かせた。
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