過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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疼いて疼いてたまらないのに

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じゅぼぼぼっ……と淫猥な水音を立ててシャルの尻尾が俺の尿道から抜けていく。シャルの尻尾が俺の愛液で濡れていることにも、鈴口がぽっかり開いていることにも、俺は羞恥を覚えることすら出来ず、抜かれた時の快感の余韻に浸っていた。

「ふっ……ふ……ぅ、しゃる、しゃるぅ……」

目の前に白い液体が入った透明のコップが揺らされる。それを見た俺の身体は途端に熱く火照り、下腹が疼き始めた。

「兄さん、これが何か分かりますか?」

「ぁ、あっ……せーえきっ、しゃるのせーえきっ、俺のごはんっ……ちょーだいっ、飲ませて、どっからでもいいから飲ませてぇっ!」

「そうです、さっき出しておいたんです。今からあげますから、動かないでくださいね」

鈴口に再び尻尾の先端が押し当てられ、先程の快楽を思い出してヒクヒクと反応する。弟はコップの縁を自らの尻尾に当て、中身を零した。

「え……? ぁ……あっ、あぁ……は、入ってくる……」

白濁液が黒い尻尾をつたって俺の尿道に流し込まれていく。白と黒のコントラストも、陰茎の中に感じるドロっとした液体の感覚も、何もかもが新しい。

「ひっ……ぃ、うぅっ…………」

広げられ敏感にされた尿道壁を精液が流れていくのはそこまでの快感ではなかったが、染み込むと媚薬効果を発揮するのは分かっていたから、期待でどんどんと身体が熱くなった。

「……はい、入りました」

体内まで流れても大量の精液は尿道を埋め、鈴口から白が覗いている。亀頭のすぐ下に二本目の紫のリボンが巻かれ、きゅっと締められると流し込まれたばかりのシャルの精液がぴゅっと零れた。

「ちょっと残りましたね、染み込むのを待って全部流し込んでもよかったんですけど……」

シャルはコップに僅かに残った精液を指で掬い、俺の胸に塗り付けた。

「やっぱり、こっちですよね」

両方の先端に入念に塗り込まれ、媚薬効果が発揮される少し先の未来を思い描いて期待と怯えが同時に生まれる。

「兄さん、ほら、僕の尻尾を綺麗にしてください」

俺の先走りの汁やシャル自身の精液で汚れた尻尾が口の前に揺れる。俺は躊躇いなく口を開け、丁寧に舐めて汚れを拭っていく。

「兄さんっ、上手、ですよ……上手……ぁ、あっ…………ちょっと、そんなにっ……丁寧にしなくても……」

シャルに褒められるのが嬉しくて、シャルの息が荒くなるのが嬉しくて、必死で舌を動かした。

「……っ、ふぅっ……本当に上手ですね……兄さん」

舐め終えるとシャルの尻尾は元の黒に戻り、シャルは隠し持っていた縄で俺の手首を縛ってベッドに拘束し、ベッドの横に椅子を持ってきて座った。

「シャル……?」

「…………さぁ、兄さん、悶えてください」

陰茎の中がジンジンと熱く痺れていく。中途半端に再生した足を振り回しても、腰をくねらせても、何の意味もない。

「ひっ、ひぃいいっ……! シャルっ、シャルぅっ! ジンジンするっ、痒い、熱いっ……シャル、して、シャルぅっ! ナカこすってぇっ! 尻尾入れてぐりぐり回してぇええっ!」

「……可愛い。兄さん、胸の方はどうですか?」

先程精液を塗り込まれた乳首は真っ赤に充血し、尖りきっている。それでもまだ弟に抓ってもらうために膨らもうとして、俺にジンジンと痛みと熱を与えてくる。

「ぁっ……こっちも、胸もっ、乳首もぉっ! 熱い、痒いよぉっ、シャル、シャル、シャルぅっ! 抓って、引っ張って、ぐりぐりしてイかせてぇえっ!」

「ふふ……自分でやったらどうですか?」

「無理っ、無理なのぉっ! 手縛られて動けないのぉおっ!」

お前がやったんだろうなんて言う冷静さは残っていない。シャルに縛られたことすら記憶していない。けれど何故縛られたのかと疑問を抱くこともない。

「暴れちゃって……ベッド軋んでますよ、兄さん」

焦れったさに身体をくねらせて跳ねる俺のせいでベッドはギシギシと音を立てている。それはシャルに抱かれている時に聞く音と同じで、その晩を思い出して下腹が疼いた。

「お願いっ……お願いシャルぅっ! 尻尾で犯してっ、乳首抓りながらぁっ、抱いて! じゅぼじゅぼしてっ、ぐりぐりして、ずんずんしてぇっ!」

ベッドの上で一人悶える俺を眺める弟の笑顔は欲情しきったもので、そんな顔をしておいて何もせずに眺めていられる弟の精神力に恐れを為した。

「兄さん……ほら、見てください」

椅子に座っているシャルは軽く足を開き、ベルトを外し、性器を露出させた。俺好みの大きさと形に整えられたその陰茎は血管が浮くほどに勃起しており、タラタラと透明の蜜を垂れ流していた。

「兄さんを見ているだけでこんなになっちゃいました。もう下着がぐしょぐしょです……」

「なら入れてよぉっ、色んなとこ弄りながら抱いてよぉおっ!」

「ダメなんです、兄さん。僕は僕に抱いて欲しくて悶える可愛い兄さんを眺めてみたかったんですよ」

「やだぁあっ! 入れてっ、いれてぇええっ! 入れてよっ、抱いてよぉっ!」

拘束された手首が痛む。きっと擦れて真っ赤になってしまっているだろう。けれど俺はそんなことも気にならないくらいの興奮の中に居た。

「ぁあっ……はぁああぁっ……入れてっ、入れてよぉ……尻尾でぐちゅぐちゅしてよぉ……乳首弄ってよ……熱くて、痒くてぇっ、死んじゃう……」

涙が零れるくらいに焦れったいのに、シャルは呼吸音が俺に聞こえるくらいに興奮しているのに、シャルは椅子から離れない。俺は泣きながら震えながらシャルの気が変わるのを待つしかないのだ。
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