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孕んだなら自力で立って
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ペガサスの巨根に腸内を埋め尽くされ、大きく膨らんだカリ部分に腹を内側から引っ掻かれる。それによる快感が断続的に脊椎を叩き、俺を途切れない絶頂の中に落としていく。
「あぁんっ! また、イっちゃぁっ……ぁあっ! んくぅっ、ひぅっ……ぅ、あっ……? 出そう? いいよっ、ちょうだい……!」
射精を伴う絶頂も迎えているけれど、穴だけでの絶頂の方が多い。腸壁を擦られる快感だけで迎えるその射精のない絶頂は快楽が逃がされることなく全て体内に留まり、余韻が長く、しかも連続する。
「んぁああっ……出てるっ、来てるぅっ! ぁあっ、出されてっ……イ、くぅっ……!」
どぷどぷと流し込まれる大量の精液。その勢いと量に腸壁を刺激され、絶頂を迎える。
俺の手首よりも太いペガサスの性器が抜けるとぽっかりと開いたままの穴に喪失感を覚え、同時に体内に触れる外気に自分がどれだけ淫らな状況にあるかを理解して震えた。
「はぁっ……よかったぁ…………ありがとうな、いっぱい出してくれて」
精液が全て吸収された感覚があり、よろよろと立ち上がってペガサスの前へ行き、その大きな頭を撫でる。
……立ち上がって? あれ? 立ってる? 足の裏が地面を踏んでいる感覚がある?
「え……? ぁ、あれ? 立ってる……足、ある?」
膝上程度までしかなかったはずの足が、今は爪先までしっかりとある。
『おめでとう』
耳元で囁かれた声に振り返ろうとすれば、続けて──
『振り向かないで』
──と言われ、何故か振り向いたら死よりも恐ろしいことが起こる気がして、大人しくペガサスを見つめた。俺を見つめるペガサスの瞳には俺の背後に居る何者かは映っていない。
『足を治す分の魔力は返してあげたからさ、ボクの言う通りにしてくれる?』
「……女神様?」
『そうだよ、女神様さ。女神様はこの世界に顕現したいんだよ、だからキミに魔力を集めて欲しいんだ。でもアース神族最強の神のコピー品が居てはそれは困難だ。だからね、人間のものでいいから大量に精液を集めて欲しいんだよ』
ペガサスが濡れた鼻先を俺の口元に押し付け、分厚い舌で顔を舐めた。そして何故か彼はその場にしゃがんだ。
『ほら、乗って。王都に行って』
「え……? な、なんで? アルマはここに居るし、俺は人間に会ったら酷い目に遭うから……嫌だ」
下腹を撫でられる感覚があって下を向いたが、何も見えない。不思議に思っていると体内で何かが蠢いた。胃の中だろうか、何かが居る。その何かは長い触手のような物を腸の方へ伸ばし、擦り、俺に快楽を与えた。
「ぁひぃっ!? ひっ、ぁああっ……! 奥っ、そこらめっ、やらっ、ぁああっ!」
『ボクを育てて欲しいんだよ、サッ君』
「なにっ、にゃにこりぇえっ! なかに何かいるぅっ!」
胃と腸の境目の部分を擦られ、今まで腸壁越しにしか叩かれることのなかった性感帯への直接の刺激に生えたばかりの足の力が抜ける。
『神もどきの前では実体化できなかったけど、やっぱり実体化しておいた方がコスパいいんだよね。ほら、乗って。今度は手足切られたりしないようボクも協力してあげるし……何より、弟さん助けなきゃでしょ?』
「えっ……あ、おとーとっ、シャルっ……しゃるぅっ!」
体内で蠢いていた何かが動きを止め、ふらふらと立ち上がると背後から突き飛ばされてペガサスにもたれかかる。
『ほーら、白馬の王子様? 愛しい弟を助けに行こう』
女神に促されてペガサスに跨る。普通の馬のように乗るには翼が邪魔だったが、何とか跨ることはできた。首に抱き着くと首の後ろに性器を押し付けることになり、分厚い皮越しの背骨に穴の口を押し付けることになり、ペガサスが走り始めると擦られて微弱な快楽を覚えた。
「ん、んっ、ぅうっ……シャル、シャル……今、行くから……」
快楽で蕩けさせられた頭は王都で酷い目に遭っているだろう弟のことでいっぱいになり、アルマとネメスィに相談するという選択肢を失う。
性器と穴の縁を擦られる快感だけでなく、揺れによる下腹全体への振動もあって、一晩中走り続けたペガサスの上で俺は何度も果てた。
「な、なんだ……ペガサス!? バカな、どうしてここに!」
「ペガサスなんて森から出ないものじゃないのか……!?」
持久力も持つ駿馬は日が昇る頃には王都に辿り着いた。どうしてペガサスが俺を乗せてすぐに王都に向かったのか、どうして真っ直ぐに辿り着いたのか、それはきっと女神の意思だろう。
「何か乗せてるぞ……人か?」
「いや、羽と尻尾がある……インキュバスだ」
警備をしている兵士達に慎重に下ろされ、ペガサスと目が合う。黒くつぶらな瞳は焦点が合っていない、やはり女神に何かされているのだろう。俺に惚れているはずなのに兵士達に俺を渡して去っていくのが何よりの証拠だ。
「……このインキュバス、何だ……? 何か、すごく……」
「あぁ……やばい、な。勃っちまった……何なんだこいつ」
ペガサスの上で一晩中緩やかな絶頂を連続させていた俺は体の力が抜けてしまっていて、兵士達に支えられてようやく立つことができた。
「どうする? 魔物が侵入しようとしてきたら殺せって言われてるよな?」
「人間に被害を出さなきゃ魔物を飼ってもいいんだよ、分かるだろ?」
ぐしょ濡れの穴にグローブを外した兵士の指が挿入される。
「ん、ぁあっ……ひぁあんっ……!」
具合を確かめるようにぐちゅぐちゅと音を立てて弄られ、更に足の力が抜ける。
「……俺達で飼うか」
「あぁ……そろそろ交代だし、兵舎に連れていこう」
指が引き抜かれて寂しさを覚え、兵士の首に腕を回す。そうすると力の抜けた体を持ち上げられ、お姫様抱っこの要領で兵舎まで運ばれてしまった。
「おい、何だよそれ、何持って帰って来たんだ?」
「うわ……インキュバスってお前……あれ? でも……」
「どうせならサキュバスが……あれ? イケるな……」
兵舎には待機中の兵士が何人も居た。その全員が男で、俺に向ける目は訝しげなものから肉欲に満ちたものへと変わっていく。
「俺達が見つけたんだから俺達が一番でいいですよね?」
「そうすよ先輩、淫魔なんか何回ヤっても処女と一緒なんすから」
俺を連れてきた男達は俺を兵舎の隅に置き、先にヤらせろと言っているらしい先輩と静かに言い争っている。
「仕方ねぇな……その次は俺だからな」
順番が決まったようだ。俺を運んできた男が寄ってきた。俺はすぐに仰向けになり、膝を抱えて開脚した。
「分かってんな、流石インキュバス。その辺の売女とは違うわ」
前戯なしで挿入され、腰を掴んで乱暴に突き上げられる。兵士が腰を振る度に頭を壁にぶつけて痛いので上体を起こして兵士の首に腕を回し、彼にぴったりと抱き着いた。
「へっ……可愛いことすんじゃねぇか」
「んっ、ぁ、ぁあっ……! もっとっ、もっと突いて……!」
ペガサスやアルマどころかネメスィと比べても小さな性器で得られる快楽はそこそこで、気持ちいいのは気持ちいいが兵士が射精するまでに絶頂を迎えることはなかった。
しかし一人一人の質が低かろうと数が多ければ問題ない。胃の中で蠢く何かがそう言っている気がした。
「あぁんっ! また、イっちゃぁっ……ぁあっ! んくぅっ、ひぅっ……ぅ、あっ……? 出そう? いいよっ、ちょうだい……!」
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「んぁああっ……出てるっ、来てるぅっ! ぁあっ、出されてっ……イ、くぅっ……!」
どぷどぷと流し込まれる大量の精液。その勢いと量に腸壁を刺激され、絶頂を迎える。
俺の手首よりも太いペガサスの性器が抜けるとぽっかりと開いたままの穴に喪失感を覚え、同時に体内に触れる外気に自分がどれだけ淫らな状況にあるかを理解して震えた。
「はぁっ……よかったぁ…………ありがとうな、いっぱい出してくれて」
精液が全て吸収された感覚があり、よろよろと立ち上がってペガサスの前へ行き、その大きな頭を撫でる。
……立ち上がって? あれ? 立ってる? 足の裏が地面を踏んでいる感覚がある?
「え……? ぁ、あれ? 立ってる……足、ある?」
膝上程度までしかなかったはずの足が、今は爪先までしっかりとある。
『おめでとう』
耳元で囁かれた声に振り返ろうとすれば、続けて──
『振り向かないで』
──と言われ、何故か振り向いたら死よりも恐ろしいことが起こる気がして、大人しくペガサスを見つめた。俺を見つめるペガサスの瞳には俺の背後に居る何者かは映っていない。
『足を治す分の魔力は返してあげたからさ、ボクの言う通りにしてくれる?』
「……女神様?」
『そうだよ、女神様さ。女神様はこの世界に顕現したいんだよ、だからキミに魔力を集めて欲しいんだ。でもアース神族最強の神のコピー品が居てはそれは困難だ。だからね、人間のものでいいから大量に精液を集めて欲しいんだよ』
ペガサスが濡れた鼻先を俺の口元に押し付け、分厚い舌で顔を舐めた。そして何故か彼はその場にしゃがんだ。
『ほら、乗って。王都に行って』
「え……? な、なんで? アルマはここに居るし、俺は人間に会ったら酷い目に遭うから……嫌だ」
下腹を撫でられる感覚があって下を向いたが、何も見えない。不思議に思っていると体内で何かが蠢いた。胃の中だろうか、何かが居る。その何かは長い触手のような物を腸の方へ伸ばし、擦り、俺に快楽を与えた。
「ぁひぃっ!? ひっ、ぁああっ……! 奥っ、そこらめっ、やらっ、ぁああっ!」
『ボクを育てて欲しいんだよ、サッ君』
「なにっ、にゃにこりぇえっ! なかに何かいるぅっ!」
胃と腸の境目の部分を擦られ、今まで腸壁越しにしか叩かれることのなかった性感帯への直接の刺激に生えたばかりの足の力が抜ける。
『神もどきの前では実体化できなかったけど、やっぱり実体化しておいた方がコスパいいんだよね。ほら、乗って。今度は手足切られたりしないようボクも協力してあげるし……何より、弟さん助けなきゃでしょ?』
「えっ……あ、おとーとっ、シャルっ……しゃるぅっ!」
体内で蠢いていた何かが動きを止め、ふらふらと立ち上がると背後から突き飛ばされてペガサスにもたれかかる。
『ほーら、白馬の王子様? 愛しい弟を助けに行こう』
女神に促されてペガサスに跨る。普通の馬のように乗るには翼が邪魔だったが、何とか跨ることはできた。首に抱き着くと首の後ろに性器を押し付けることになり、分厚い皮越しの背骨に穴の口を押し付けることになり、ペガサスが走り始めると擦られて微弱な快楽を覚えた。
「ん、んっ、ぅうっ……シャル、シャル……今、行くから……」
快楽で蕩けさせられた頭は王都で酷い目に遭っているだろう弟のことでいっぱいになり、アルマとネメスィに相談するという選択肢を失う。
性器と穴の縁を擦られる快感だけでなく、揺れによる下腹全体への振動もあって、一晩中走り続けたペガサスの上で俺は何度も果てた。
「な、なんだ……ペガサス!? バカな、どうしてここに!」
「ペガサスなんて森から出ないものじゃないのか……!?」
持久力も持つ駿馬は日が昇る頃には王都に辿り着いた。どうしてペガサスが俺を乗せてすぐに王都に向かったのか、どうして真っ直ぐに辿り着いたのか、それはきっと女神の意思だろう。
「何か乗せてるぞ……人か?」
「いや、羽と尻尾がある……インキュバスだ」
警備をしている兵士達に慎重に下ろされ、ペガサスと目が合う。黒くつぶらな瞳は焦点が合っていない、やはり女神に何かされているのだろう。俺に惚れているはずなのに兵士達に俺を渡して去っていくのが何よりの証拠だ。
「……このインキュバス、何だ……? 何か、すごく……」
「あぁ……やばい、な。勃っちまった……何なんだこいつ」
ペガサスの上で一晩中緩やかな絶頂を連続させていた俺は体の力が抜けてしまっていて、兵士達に支えられてようやく立つことができた。
「どうする? 魔物が侵入しようとしてきたら殺せって言われてるよな?」
「人間に被害を出さなきゃ魔物を飼ってもいいんだよ、分かるだろ?」
ぐしょ濡れの穴にグローブを外した兵士の指が挿入される。
「ん、ぁあっ……ひぁあんっ……!」
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「へっ……可愛いことすんじゃねぇか」
「んっ、ぁ、ぁあっ……! もっとっ、もっと突いて……!」
ペガサスやアルマどころかネメスィと比べても小さな性器で得られる快楽はそこそこで、気持ちいいのは気持ちいいが兵士が射精するまでに絶頂を迎えることはなかった。
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