151 / 604
兵舎のペットじゃ役不足
しおりを挟む
ペガサスに王都まで運ばせた晩、俺は一晩中兵士の相手をしていた。
一夜明け、全員参加の朝礼が終わり、各自の持ち場に移動する。中には兵舎で待機する者も居るのでそいつに抱かれていた。見回りや警備を交代で行う兵士達は休憩時間に俺を抱くようになった。
兵舎の奥、用意された毛布に寝転がり、兵士が来るのを待つ。近付いてくる足音が聞こえたら毛布から這い出て顔も見ずに腰を突き出す。
それが俺の新たな生活だ。
「ん……ねぇ、口にも欲しい……」
せっかく治った足を活用することなく四つん這いになり、乱暴に突かれながらも物足りなさを感じて口を開ける。
「おい、サクちゃんがしゃぶってくれるってよ」
「もう無理っす……寝ます……」
今俺を抱いている兵士が寝床に寝転がっていた兵士を呼ぶも、彼は先程三回も出してくれたばかりでもう体力がないようだ。
「だらしねぇなぁ。ぉ……? 帰ってきたな、おーい!」
「おーいじゃねぇ、次アンタら見回りだぞ」
「え、マジ? サクちゃん、急いで出すわ」
今まで挿入されてきた物の中では小さい方の陰茎が浅く素早く腸壁を擦る。腰振りが激しくなれば多少は気持ちいいが、やはり人間は微妙だ。
「んっ、ん、ぅ……ぁ、きたっ……おいしい……」
「ふーっ……じゃ、また後でな!」
萎えた陰茎を抜いて装備を整え、慌てて兵舎を出ていった。俺は今帰ってきたばかりの兵士二人の元へ行き、薄っぺらい鎧を脱ぎ終わるのを待った。
「ぁー……今日は疲れたから、上乗ってそっちで動いてもらえる?」
先に脱ぎ終わった兵士は寝床に寝転がって下着をズラし、既に勃起している性器を取り出した。
彼の上に跨り、熱く硬い性器を掴み、穴の縁に亀頭を擦り付ける。そうすると精液を求める穴は勝手に亀頭に吸い付き、腰を下ろせば簡単に飲み込む。
「ぅあ……やっぱやばいな、すぐ出そう……」
「げ、取られた……まぁ口でもいいか……」
寝転がった兵士の腹に手を置いて体を支え、腰を上下させて腸壁で陰茎を扱いていると髪を掴まれ、もう一人の兵士の陰茎を顔に擦り付けられる。蒸れて臭うそれは俺の興奮を煽るには十分過ぎて、躊躇なく咥えてしまう。
「んぶっ、んぅゔ……んっ!? んぅっ、んぅうっ!」
俺の髪を掴んだ男は乱暴に腰を振り、俺の喉を好き勝手に犯した。
「はぁ……やばい、喉にカリ引っかかるのイイな」
喉の奥を亀頭で無遠慮に擦られて俺が覚えるのは苦痛ではなく快感だ。息苦しさも確かにあるが、それすらも快楽のスパイスになってしまう。
「ん……おい、腰甘いぞ」
パンッ! と軽く太腿を叩かれ、締め付けを強くし腰振りも激しく変える。
「んぅっ! ん、ぅううっ……」
「おー……そうそう、もう出そう……」
ほどなくしてほぼ同時に下腹深くと喉の奥に射精された。兵士達は陰茎を抜くと疲れたとか言って俺を放り出し、寝床で寝始めた。
「全然イけない……この短小早漏ども……」
兵士達はどいつもこいつも俺を気持ちよくしてくれない。モノが大したことないくせにテクニックも気遣いもないなんて最低だ、これなら森の魔物とヤってた方がマシだったかもしれない。いや、食事のためならこの方がいいのか?
絶頂どころか完全には勃起もしない弱い快楽ばかり与えられ、蕩けていた頭が次第に元に戻っていく。脳にかけられていた霧が晴れ、俺は突然思い出した。
「シャルっ……!」
そうだ、アルマの元を離れてまで危険な王都に来たのはこんな短小共の相手をするためではない、シャルを救出するためだ。
ようやく思い出した俺は久しぶりに抱かれるためではなく立ち上がり、兵舎の扉に向かった。扉は俺の目の前で開き、帰ってきた兵士達と出くわした。
「ぁ……え、えっと、おかえりなさい……」
「なんだよ出迎えか? けど、悪ぃな、もうお前を抱けない」
兵士達は兵舎の前に停まった馬車を指差す。
「お前、なんか珍しいんだってな。黒髪のインキュバスがどーたらって噂聞いてさ、見つけたらすげぇ額くれるって言ってたからさ」
「…………俺を、売るのか?」
「いやー、ごめんな? 俺も気に入ってたから迷ったんだけどさ、額見て即決! 反対出ないうちに俺らだけで売っちまえって」
もっと早くに正気に戻れたなら弟を探せたかもしれない。けれど、もう遅い。兵士達に腕を掴まれたら逃げようがない。
「ぃ、や……嫌っ、やだぁっ! 離せ!」
「うわっ……お、おい! 縄持ってこい! 逃がしたら金もらえねぇぞ!」
せっかく助けてもらって自由になれたのに、愚かにも俺は自ら王都に戻ってきてしまった。どうしてだ? 誰がここに行けと言った? ダメだ、何も思い出せない、アルマを生き返らせて──それからの記憶が曖昧だ。
「じゃ、確かに渡しましたよ。ちゃんと金送ってくださいね」
腕を後ろに回され、二の腕を胸にピッタリと沿わされ、荒い縄で縛られた俺は兵士達によって馬車の中に投げ入れられた。
「……大丈夫かい? あぁ、ひどい……これだから兵士は嫌いなんだ」
身をよじって起き上がると馬車の中に居た中年の男と目が合う。眼鏡をかけた理知的で上品な男だ。
「…………久しぶりだね、私のことを覚えているかな」
男は俺の腕を縛った縄を切ると俺を隣に座らせ、強く抱き締めた。今なら逃げ出せるかもと思ったが馬車が走り出し、市街地を移動しているのを音で察し、今馬車から転がり出ても無駄だと悟る。人通りの少ない道を行くタイミングを伺おう。
「知っているだろうけど、君を買った男は殺された……使用人まで惨たらしく、ね。君を盗むためなのかは分からないけれど、君が見つかっていないと聞いて、ずっと探していたんだよ。ようやく取り返せた、もう絶対に手放さないからね」
男は俺の頭や背を優しく撫でている。この愛撫には覚えがある。
「……遠回りをしてしまったね。大丈夫……幸せにしてあげる」
しかし散々快楽に蕩けさせられた頭は酷く動きが鈍っていて、なかなか思い出せない。
俺はこの馬車に乗る前何をしていたっけ? 誰を探していたんだっけ? 目の前のこの人は俺の何だっけ?
違う……快楽に侵されて頭が悪くなったんじゃない。何のためにここに居るかは少し前まで分かっていた。誰かに記憶を弄られている、そう感じる。
「ひっ……!? ぁ、あっ……ゃだっ、ぁあっ」
胃の中で何かが蠢く。胃の内壁を柔らかな毛で掻き毟り、腸の方に触手を伸ばし、俺の弱いところをごりごりと抉る。
「ひぐぅっ!? ぁひっ、やだっ、ぁああっ!」
「え……!? ど、どうしたんだい? 急に、何が……」
「ゃあっ、やらぁっ……これっ、これ出してっ、こりぇやらぁああっ!」
男にしがみついて腹の中の何かを引っ張り出すよう求めても男は戸惑うだけで何もしてくれない。
「ぁあっ、ぁーっ! あぁあっ、ひ、ぁあっ……」
手足がガクガクと痙攣し、意識を失う寸前にようやく腹の中の何かは動きを止めた。
俺は再び何も考えられなくなって、記憶がどうこうなんて全て忘れて、心配そうな目を向ける男に精液をねだった。
一夜明け、全員参加の朝礼が終わり、各自の持ち場に移動する。中には兵舎で待機する者も居るのでそいつに抱かれていた。見回りや警備を交代で行う兵士達は休憩時間に俺を抱くようになった。
兵舎の奥、用意された毛布に寝転がり、兵士が来るのを待つ。近付いてくる足音が聞こえたら毛布から這い出て顔も見ずに腰を突き出す。
それが俺の新たな生活だ。
「ん……ねぇ、口にも欲しい……」
せっかく治った足を活用することなく四つん這いになり、乱暴に突かれながらも物足りなさを感じて口を開ける。
「おい、サクちゃんがしゃぶってくれるってよ」
「もう無理っす……寝ます……」
今俺を抱いている兵士が寝床に寝転がっていた兵士を呼ぶも、彼は先程三回も出してくれたばかりでもう体力がないようだ。
「だらしねぇなぁ。ぉ……? 帰ってきたな、おーい!」
「おーいじゃねぇ、次アンタら見回りだぞ」
「え、マジ? サクちゃん、急いで出すわ」
今まで挿入されてきた物の中では小さい方の陰茎が浅く素早く腸壁を擦る。腰振りが激しくなれば多少は気持ちいいが、やはり人間は微妙だ。
「んっ、ん、ぅ……ぁ、きたっ……おいしい……」
「ふーっ……じゃ、また後でな!」
萎えた陰茎を抜いて装備を整え、慌てて兵舎を出ていった。俺は今帰ってきたばかりの兵士二人の元へ行き、薄っぺらい鎧を脱ぎ終わるのを待った。
「ぁー……今日は疲れたから、上乗ってそっちで動いてもらえる?」
先に脱ぎ終わった兵士は寝床に寝転がって下着をズラし、既に勃起している性器を取り出した。
彼の上に跨り、熱く硬い性器を掴み、穴の縁に亀頭を擦り付ける。そうすると精液を求める穴は勝手に亀頭に吸い付き、腰を下ろせば簡単に飲み込む。
「ぅあ……やっぱやばいな、すぐ出そう……」
「げ、取られた……まぁ口でもいいか……」
寝転がった兵士の腹に手を置いて体を支え、腰を上下させて腸壁で陰茎を扱いていると髪を掴まれ、もう一人の兵士の陰茎を顔に擦り付けられる。蒸れて臭うそれは俺の興奮を煽るには十分過ぎて、躊躇なく咥えてしまう。
「んぶっ、んぅゔ……んっ!? んぅっ、んぅうっ!」
俺の髪を掴んだ男は乱暴に腰を振り、俺の喉を好き勝手に犯した。
「はぁ……やばい、喉にカリ引っかかるのイイな」
喉の奥を亀頭で無遠慮に擦られて俺が覚えるのは苦痛ではなく快感だ。息苦しさも確かにあるが、それすらも快楽のスパイスになってしまう。
「ん……おい、腰甘いぞ」
パンッ! と軽く太腿を叩かれ、締め付けを強くし腰振りも激しく変える。
「んぅっ! ん、ぅううっ……」
「おー……そうそう、もう出そう……」
ほどなくしてほぼ同時に下腹深くと喉の奥に射精された。兵士達は陰茎を抜くと疲れたとか言って俺を放り出し、寝床で寝始めた。
「全然イけない……この短小早漏ども……」
兵士達はどいつもこいつも俺を気持ちよくしてくれない。モノが大したことないくせにテクニックも気遣いもないなんて最低だ、これなら森の魔物とヤってた方がマシだったかもしれない。いや、食事のためならこの方がいいのか?
絶頂どころか完全には勃起もしない弱い快楽ばかり与えられ、蕩けていた頭が次第に元に戻っていく。脳にかけられていた霧が晴れ、俺は突然思い出した。
「シャルっ……!」
そうだ、アルマの元を離れてまで危険な王都に来たのはこんな短小共の相手をするためではない、シャルを救出するためだ。
ようやく思い出した俺は久しぶりに抱かれるためではなく立ち上がり、兵舎の扉に向かった。扉は俺の目の前で開き、帰ってきた兵士達と出くわした。
「ぁ……え、えっと、おかえりなさい……」
「なんだよ出迎えか? けど、悪ぃな、もうお前を抱けない」
兵士達は兵舎の前に停まった馬車を指差す。
「お前、なんか珍しいんだってな。黒髪のインキュバスがどーたらって噂聞いてさ、見つけたらすげぇ額くれるって言ってたからさ」
「…………俺を、売るのか?」
「いやー、ごめんな? 俺も気に入ってたから迷ったんだけどさ、額見て即決! 反対出ないうちに俺らだけで売っちまえって」
もっと早くに正気に戻れたなら弟を探せたかもしれない。けれど、もう遅い。兵士達に腕を掴まれたら逃げようがない。
「ぃ、や……嫌っ、やだぁっ! 離せ!」
「うわっ……お、おい! 縄持ってこい! 逃がしたら金もらえねぇぞ!」
せっかく助けてもらって自由になれたのに、愚かにも俺は自ら王都に戻ってきてしまった。どうしてだ? 誰がここに行けと言った? ダメだ、何も思い出せない、アルマを生き返らせて──それからの記憶が曖昧だ。
「じゃ、確かに渡しましたよ。ちゃんと金送ってくださいね」
腕を後ろに回され、二の腕を胸にピッタリと沿わされ、荒い縄で縛られた俺は兵士達によって馬車の中に投げ入れられた。
「……大丈夫かい? あぁ、ひどい……これだから兵士は嫌いなんだ」
身をよじって起き上がると馬車の中に居た中年の男と目が合う。眼鏡をかけた理知的で上品な男だ。
「…………久しぶりだね、私のことを覚えているかな」
男は俺の腕を縛った縄を切ると俺を隣に座らせ、強く抱き締めた。今なら逃げ出せるかもと思ったが馬車が走り出し、市街地を移動しているのを音で察し、今馬車から転がり出ても無駄だと悟る。人通りの少ない道を行くタイミングを伺おう。
「知っているだろうけど、君を買った男は殺された……使用人まで惨たらしく、ね。君を盗むためなのかは分からないけれど、君が見つかっていないと聞いて、ずっと探していたんだよ。ようやく取り返せた、もう絶対に手放さないからね」
男は俺の頭や背を優しく撫でている。この愛撫には覚えがある。
「……遠回りをしてしまったね。大丈夫……幸せにしてあげる」
しかし散々快楽に蕩けさせられた頭は酷く動きが鈍っていて、なかなか思い出せない。
俺はこの馬車に乗る前何をしていたっけ? 誰を探していたんだっけ? 目の前のこの人は俺の何だっけ?
違う……快楽に侵されて頭が悪くなったんじゃない。何のためにここに居るかは少し前まで分かっていた。誰かに記憶を弄られている、そう感じる。
「ひっ……!? ぁ、あっ……ゃだっ、ぁあっ」
胃の中で何かが蠢く。胃の内壁を柔らかな毛で掻き毟り、腸の方に触手を伸ばし、俺の弱いところをごりごりと抉る。
「ひぐぅっ!? ぁひっ、やだっ、ぁああっ!」
「え……!? ど、どうしたんだい? 急に、何が……」
「ゃあっ、やらぁっ……これっ、これ出してっ、こりぇやらぁああっ!」
男にしがみついて腹の中の何かを引っ張り出すよう求めても男は戸惑うだけで何もしてくれない。
「ぁあっ、ぁーっ! あぁあっ、ひ、ぁあっ……」
手足がガクガクと痙攣し、意識を失う寸前にようやく腹の中の何かは動きを止めた。
俺は再び何も考えられなくなって、記憶がどうこうなんて全て忘れて、心配そうな目を向ける男に精液をねだった。
11
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる