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逆バニーで夫にご奉仕
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大きなベッドの真ん中に仰向けになり、五人に見つめられながらアルマに覆いかぶさられる。アルマは案外と見せつけるようなセックスが好きだから、今回もきっとそんなふうにしてもらえるだろう。
「サク、愛してるよ」
「俺も……」
今だけはアルマ以外の全てを忘れて、夫婦の時間を──
「……待ってアルマ!」
近付いてきていた大きな顔に手を突き出す。キスのために目を閉じていたアルマは混乱して涙目になっている。
「鼻を叩かないでくれ……」
「ぁ、ご、ごめんっ……当たっちゃった。わざとじゃないんだ、本当にごめん……」
「いや、いいよ。オーガの俺にそんなふうにしたらサクの方が痛かっただろう? 手は折れていないか?」
「俺そんなに脆くないよ、もう……心配し過ぎ。大好き、アルマ」
アルマの首に腕を回すのはシャルの胴に抱きつくのに似ている。
「サク……」
「アルマ……待って、また忘れるところだった」
「何を?」
「今日、っていうか今回は、迷惑かけたお詫び……じゃないけどさぁ、役に立ちたいって言うか……うん、とにかく、俺がアルマを満足させたい!」
そう、今回は俺が奉仕する側なのだ。ネメスィとの時は触手に絡め取られて何が何だかよく分からなくなってしまっていたけれど、今度こそ成功したい。
「俺の時も結局俺の好きなようにさせただけだし、そのまま寝転がってればいいんじゃないか?」
「マグロはダメ! 自分が参加してないセックスに口出すな!」
「マグロ……?」
ネメスィはマグロという言葉に引っかかっている。そういえば海産物が普及していない土地なんだったな、ここは。しかも異世界なのだから、マグロなんて俗な言い方そもそもないかもしれない。
「分かったよ、サク。今回はサクに主導権を握らせればいいんだね? 可愛いサクは俺に何をしてくれるのかな」
「頑張る……えっと、何して欲しい?」
首を傾げる俺にアルマは苦笑いを返す。無計画な自分を恥じ、とりあえずアルマをベッドの真ん中に座らせ、俺はその前に膝立ちになった。
「えっと……ご奉仕させていただきます、旦那様」
「……あぁ、楽しみだ」
旦那様と呼んだ瞬間、アルマの目の色が変わった。独占欲、狩猟本能、性欲、食欲、そんなドロっとした本能と欲にまみれた視線が俺を射抜いている。
『サク、店で教えてやったこと思い出せよ』
そうだ、あの店は風俗店、性的なご奉仕の本業、俺はそこで働いていたのだから出来るはずだ。
「シャル、ちょっと頼んでいいか? 服作って欲しいんだけど」
シャルは魔力を実体化させることで自由に服を生み出せる。今シャルが着ている男性用としては露出過多な服もシャル自身の魔力から作られている。
「兄さんの頼みを僕が断るわけありません! どんな服ですか?」
「えっとな……バニーガールの服って分かるか?」
シャルは可愛らしく小首を傾げる。トイプードルとかマルチーズとかポメラニアンとか、そんな感じの可愛らしさがあって思わず頭を撫でてしまう。
「その名の通りウサギのコスプレなんだ。布は胸から股のところまでで、露出が多い……俺説明下手だな、分かったか?」
「分かりました、兄さんをウサギさんにすればいいんですよね?」
ウサギにさんを付けるあざとさは計算だろうか? どっちでもいい、とりあえず頭を撫でておこう。
「……兄さんに撫でられるの好きです」
ぽわんと浮かぶような嬉しさを見事に表現した笑顔だ。ご褒美になでなでなでなで……もふもふもふもふ……
「出来ましたよ、兄さん」
緩く巻いた羊のような紫髪を撫でているうちにバニースーツが完成したようだ。にしては何だかスースーする。
「……あ、あの、シャル? この服」
普通のバニースーツは胸から股間までが隠れている。しかし、シャルが作ってくれたバニースーツは違う、胸から股間までだけが露出している。
薄桃色の乳首を丸出しにして、胸の上から首までを隠してどうするんだ、鎖骨は性感帯じゃない。股間を丸出しにするような服があってたまるか、太腿まである靴下を履いているだけじゃないか。
「使うところだけ出しておくなんて、人間の発想はすごいですね。僕が前に作ったジーンズ……お尻がめくれるなんて大したギミックじゃなかったんです、僕ももっと考えないとですね」
「い、いや、あのな? シャル……バニーガールの服って言うのはな」
俺の説明が下手だったせいか真逆になってしまったシャル作のバニースーツ、それは本来のバニースーツのセクシーな黒革とは違い、もこもことした白い毛皮……露出場所だけでなく素材まで逆だなんて、もはやわざとを疑うレベルだ。
「な、なんですか? 兄さん……もしかして僕、間違えましたか……?」
カチューシャは本物と変わらないけれど、こちらもやはり柔らかい毛に覆われている。ウサギのコスプレなんて言ったせいだろうか、白ウサギを再現しようとしたのだろうか。
「……ううん、完璧だ。ありがとうなシャル、俺の求めてたものぴったり過ぎてびっくりしたんだ」
「そうなんですか……? よかった、聞くだけで作るなんて不安だったんです」
俺の説明が下手だったせいだ、シャルは何も悪くない。それにこの逆バニースーツ、これはこれでエロ可愛いじゃないか。
「いや、バニーガールはそれとは逆に」
「はーいネメスィ黙ろうな。いいんだよ、あっちの方が。色々見れるだろ?」
「確かに……」
ベッド横から俺を見ているネメスィとカタラの視線は俺の胸と股間を行き来している。恥ずかしくて顔が熱くなっていく、これがバニーガールの気分だろうか。
「うん……本当、ありがとうな、シャル」
胸と股間を手で隠してアルマの元へ。冬着のようにもこもこした白い毛皮が局部に擦れる感覚が何とも言えず心地いい。
「だ、旦那様……ご奉仕、します」
緊張して声が裏返ってしまった。今更アルマに緊張するとはどういう了見だ。
「あぁ、お願いしよう……まずはその手をどけてもらえないか?」
軽く足を開いて膝立ちになり、ゆっくりと手を下ろす。もこもこの毛皮が脇腹や太腿に擦れて気持ちいい。
「……可愛いよ、サク」
先走りの汁を垂らし、ぷるぷると震える陰茎にアルマの人差し指が触れる。爪で引っ掻いてしまわないよう細心の注意が払われた動きだ。
「ひっ……! ぁ、アルマぁ、今日は俺がご奉仕するってば……」
「あぁ、ご奉仕してくれ」
アルマは人差し指の爪の背で俺の陰茎を押し上げ、指の根元を軽く動かすだけで俺の陰茎をぶるぶると揺らしてみせた。
「んんんっ……やぁっ、ぶるぶるは、やら……」
次の瞬間には爪の背でピンッと弾かれる。
「ひぁんっ!」
「さぁ、サク。ご奉仕してくれ、その可愛いらしい胸でな」
俺の薄桃色だったはずの乳首は触られてもいないのに真っ赤に充血し、男のものとは思えないほどに大きく膨らみ、尖って存在を主張していた。
「サク、愛してるよ」
「俺も……」
今だけはアルマ以外の全てを忘れて、夫婦の時間を──
「……待ってアルマ!」
近付いてきていた大きな顔に手を突き出す。キスのために目を閉じていたアルマは混乱して涙目になっている。
「鼻を叩かないでくれ……」
「ぁ、ご、ごめんっ……当たっちゃった。わざとじゃないんだ、本当にごめん……」
「いや、いいよ。オーガの俺にそんなふうにしたらサクの方が痛かっただろう? 手は折れていないか?」
「俺そんなに脆くないよ、もう……心配し過ぎ。大好き、アルマ」
アルマの首に腕を回すのはシャルの胴に抱きつくのに似ている。
「サク……」
「アルマ……待って、また忘れるところだった」
「何を?」
「今日、っていうか今回は、迷惑かけたお詫び……じゃないけどさぁ、役に立ちたいって言うか……うん、とにかく、俺がアルマを満足させたい!」
そう、今回は俺が奉仕する側なのだ。ネメスィとの時は触手に絡め取られて何が何だかよく分からなくなってしまっていたけれど、今度こそ成功したい。
「俺の時も結局俺の好きなようにさせただけだし、そのまま寝転がってればいいんじゃないか?」
「マグロはダメ! 自分が参加してないセックスに口出すな!」
「マグロ……?」
ネメスィはマグロという言葉に引っかかっている。そういえば海産物が普及していない土地なんだったな、ここは。しかも異世界なのだから、マグロなんて俗な言い方そもそもないかもしれない。
「分かったよ、サク。今回はサクに主導権を握らせればいいんだね? 可愛いサクは俺に何をしてくれるのかな」
「頑張る……えっと、何して欲しい?」
首を傾げる俺にアルマは苦笑いを返す。無計画な自分を恥じ、とりあえずアルマをベッドの真ん中に座らせ、俺はその前に膝立ちになった。
「えっと……ご奉仕させていただきます、旦那様」
「……あぁ、楽しみだ」
旦那様と呼んだ瞬間、アルマの目の色が変わった。独占欲、狩猟本能、性欲、食欲、そんなドロっとした本能と欲にまみれた視線が俺を射抜いている。
『サク、店で教えてやったこと思い出せよ』
そうだ、あの店は風俗店、性的なご奉仕の本業、俺はそこで働いていたのだから出来るはずだ。
「シャル、ちょっと頼んでいいか? 服作って欲しいんだけど」
シャルは魔力を実体化させることで自由に服を生み出せる。今シャルが着ている男性用としては露出過多な服もシャル自身の魔力から作られている。
「兄さんの頼みを僕が断るわけありません! どんな服ですか?」
「えっとな……バニーガールの服って分かるか?」
シャルは可愛らしく小首を傾げる。トイプードルとかマルチーズとかポメラニアンとか、そんな感じの可愛らしさがあって思わず頭を撫でてしまう。
「その名の通りウサギのコスプレなんだ。布は胸から股のところまでで、露出が多い……俺説明下手だな、分かったか?」
「分かりました、兄さんをウサギさんにすればいいんですよね?」
ウサギにさんを付けるあざとさは計算だろうか? どっちでもいい、とりあえず頭を撫でておこう。
「……兄さんに撫でられるの好きです」
ぽわんと浮かぶような嬉しさを見事に表現した笑顔だ。ご褒美になでなでなでなで……もふもふもふもふ……
「出来ましたよ、兄さん」
緩く巻いた羊のような紫髪を撫でているうちにバニースーツが完成したようだ。にしては何だかスースーする。
「……あ、あの、シャル? この服」
普通のバニースーツは胸から股間までが隠れている。しかし、シャルが作ってくれたバニースーツは違う、胸から股間までだけが露出している。
薄桃色の乳首を丸出しにして、胸の上から首までを隠してどうするんだ、鎖骨は性感帯じゃない。股間を丸出しにするような服があってたまるか、太腿まである靴下を履いているだけじゃないか。
「使うところだけ出しておくなんて、人間の発想はすごいですね。僕が前に作ったジーンズ……お尻がめくれるなんて大したギミックじゃなかったんです、僕ももっと考えないとですね」
「い、いや、あのな? シャル……バニーガールの服って言うのはな」
俺の説明が下手だったせいか真逆になってしまったシャル作のバニースーツ、それは本来のバニースーツのセクシーな黒革とは違い、もこもことした白い毛皮……露出場所だけでなく素材まで逆だなんて、もはやわざとを疑うレベルだ。
「な、なんですか? 兄さん……もしかして僕、間違えましたか……?」
カチューシャは本物と変わらないけれど、こちらもやはり柔らかい毛に覆われている。ウサギのコスプレなんて言ったせいだろうか、白ウサギを再現しようとしたのだろうか。
「……ううん、完璧だ。ありがとうなシャル、俺の求めてたものぴったり過ぎてびっくりしたんだ」
「そうなんですか……? よかった、聞くだけで作るなんて不安だったんです」
俺の説明が下手だったせいだ、シャルは何も悪くない。それにこの逆バニースーツ、これはこれでエロ可愛いじゃないか。
「いや、バニーガールはそれとは逆に」
「はーいネメスィ黙ろうな。いいんだよ、あっちの方が。色々見れるだろ?」
「確かに……」
ベッド横から俺を見ているネメスィとカタラの視線は俺の胸と股間を行き来している。恥ずかしくて顔が熱くなっていく、これがバニーガールの気分だろうか。
「うん……本当、ありがとうな、シャル」
胸と股間を手で隠してアルマの元へ。冬着のようにもこもこした白い毛皮が局部に擦れる感覚が何とも言えず心地いい。
「だ、旦那様……ご奉仕、します」
緊張して声が裏返ってしまった。今更アルマに緊張するとはどういう了見だ。
「あぁ、お願いしよう……まずはその手をどけてもらえないか?」
軽く足を開いて膝立ちになり、ゆっくりと手を下ろす。もこもこの毛皮が脇腹や太腿に擦れて気持ちいい。
「……可愛いよ、サク」
先走りの汁を垂らし、ぷるぷると震える陰茎にアルマの人差し指が触れる。爪で引っ掻いてしまわないよう細心の注意が払われた動きだ。
「ひっ……! ぁ、アルマぁ、今日は俺がご奉仕するってば……」
「あぁ、ご奉仕してくれ」
アルマは人差し指の爪の背で俺の陰茎を押し上げ、指の根元を軽く動かすだけで俺の陰茎をぶるぶると揺らしてみせた。
「んんんっ……やぁっ、ぶるぶるは、やら……」
次の瞬間には爪の背でピンッと弾かれる。
「ひぁんっ!」
「さぁ、サク。ご奉仕してくれ、その可愛いらしい胸でな」
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