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淫魔は騎乗位前提の種族
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頭の後ろで手首を縛られ仰向けに転がされたアルマには、巨体かつ強面ではあるが可愛いという感情が湧いてくる。
「はぁっ……美味しい。アルマ、アルマぁ……早く勃たせて、早くぅっ……」
俺の最奥で射精したアルマの陰茎は萎えてしまっている。
「ま、待ってくれサクっ……出したばかりなんだ、そんなふうにされたらっ……!」
腰をくねらせて柔らかい陰茎を蠢く腸壁で揉みほぐし、勃起を促す。いつも俺が喘がされてばかりで、アルマはそんな俺を見て支配欲を満たした笑みを浮かべていたけれど、今日は違う。
「は、ぁっ……サク、ダメだ、サクぅっ……よすぎる、サク……」
今日のアルマは快感に負けかけた情けない顔をしている。いつもは俺に見せないように気を付けていて、たまにしか見れない牙を惜しげもなく晒している。いつも真っ直ぐ俺だけを見つめている瞳をとろんとさせて焦点を失っている。
「んっ……! おっきくなってきたぁっ……アルマぁ、動くね」
「ま、待て……頼む、待ってくれ、少し間隔をっ……ぅあ……はぁっ、サクぅ……」
「やーだっ、ぁあんっ! んんぅっ! おっきぃ……はぁんっ、きもちぃ……たまんない」
一度ギリギリ亀頭が留まる辺りまで抜いて、一気に根元まで挿入させる。シャルとカタラの手助けによって自身の魔力で強化出来るようになった身体は簡単に腰を持ち上げ、簡単に腰を落とせる。
「ん、んぅっ……あぁあっ! はぁっ、すっご……奥までっ、こすってぇっ……きもちぃっ、アルマぁ、アルマもきもちぃ? アルマ?」
アルマはいつの間にか縛られた手を顔の前に移していた。
「アルマ、顔見えないよ? アルマ……ん、んんっ……! はぁっ……アルマ?」
一旦陰茎を抜いてアルマの胸の上に座り、顔を隠す大きな手をどかした。
「アルマ……えへへ、気持ちよさそうな顔してくれてる。よかった、隠してたから何か気に入らなかったのかと思ったじゃん」
半開きになってしまっている口にそっと手を入れる。鋭い牙をなぞり、生物としてのアルマの強靭さを再認識する。
「……アルマ、すっごくえっちな顔してる……そんな顔されたら疼いちゃうよ」
金の瞳は鋭さを失い、快感の虜になっている。目尻を撫でながら見つめているとどんどん気分が高まり、アルマの胸に陰茎を擦り付け始めてしまう。
「は、ぁぁ……アルマの肌、ゴツゴツして……ん、んんっ……きもちぃ」
アルマの胸の上に座って腰を振っているから、擦れるのは陰茎の生え際と陰嚢だけだ。身体を倒そうかとも思ったが、今は射精を禁止されているしアルマは目の前でぶるぶる揺れる俺の陰茎を見つめているしでこのまま続けることにした。
「ん、アルマぁ……俺のこれ、こんなに揺れちゃってみっともないでしょ……は、ぁあっ……んん……俺のこれの用途っ、みんなの、んっ……アルマの、おもちゃだからっ……はぁ、んん……」
両手首を合わせて縛った手が再び顔の前に移動する。またアルマの顔が見えなくなってしまって不満を覚えたが、縛られたままの手の隙間に陰茎を挟まれて声が漏れ、不満を忘れる。
「はっ、ぁ……ひゃああんっ! んん……!」
「サク、やはり俺は自分が優位になる方が好きな勝手な男らしい……少し復讐させてもらうぞ」
手のひらの皮膚さえも硬い。浮いた血管もカリ部分も無視されてズリズリ擦られ、それでも射精は出来なくて、気付けば泣き叫んでいた。
「ぁあぁあああっ! やらぁあああっ! 出したいっ、出させてぇっ! イきたいっ、射精したいぃっ!」
「……可愛いよ、サク。挑発的なサクもいいが、やはり身悶えするサクが最高だね」
「は、ぁぁあっ! ぁあああっ! イくっ、出るぅっ……出ないぃっ! あぁあっ、はぁああんっ……!」
鈴口から溢れるのは透明の蜜ばかりで、それはアルマの手の間で擦られる潤滑油にされてしまう。
「あぁっ、ゃ、あぁっ……ごつごつにっ、ぬるぬるされてっ、こしゅられてっ……きもちいいのにぃいっ! なんでっ、出ないのぉっ!」
「……サク、そろそろ下が限界だ。世話してやってくれ」
俺の陰茎を離し、アルマは両手を頭の後ろに戻すと余裕ある表情を浮かべた。
「は、いっ……ごほーし、します……旦那様。でも、その前にお願いがあるんだ、聞いてくれる?」
「お願い? いいよ、可愛いサクの頼みなら何でも構わない」
「……キスしよ」
「…………そんなことわざわざお願いしなくてもいいんだよ。おいで」
アルマの腹まで腰を下げ、身体を倒してアルマと唇を重ねる。自分とアルマの間に挟まった陰茎が気持ちよかったが、俺は必死に分泌した唾液を舌につたわせてアルマに飲ませた。
「ん……情熱的だね、そんななサクも可愛いよ」
「は、ぁっ……アルマぁ、もっと、もっとぉ……」
「あぁ、いいよ……なんだか甘いね、美味しいよサク」
アルマが俺の唾液を美味しいと言い始めた。インキュバスの体液に存在する媚薬効果が出始めた証拠だ。
「んぅっ……サクっ、そろそろ入れないか?」
「やだ、もっとキス……」
俺とアルマの身長差は約一メートル、アルマが腰を曲げてくれない限りキスと挿入は同時にできない。
「サク、頼むよ……んむっ!? ん、んぅ…………ぷは、サク……破裂しそうなんだ」
精液を出せなくて破裂しそうになっているのは俺の方が低い。さっき出したばかりなんだから我慢しろと心の中で毒づき、長い舌で喉の入口を舐めてやった。
「サクっ……頼む、入れさせてくれ、おかしくなりそうだ。キスしながらでいいから」
かなり焦っている、唾液による媚薬効果はてきめんだ。
「身長足りないもん……もっとキスするの」
俺だって挿入のお預けは厳しい。けれど、もっとアルマの情けない顔が見てみたいから、たっぷりと焦らす。
「喉の奥まで舐めてあげよっか、アルマ。そしたらキスだけでもしばらく我慢できるよね?」
「サクっ……煽って、いるのか? 俺を……」
「うんっ、アルマのこと挑発して焦らしてんの。禁止されてたの解放する時って気持ちいいから」
ブチッと何かがちぎれる音が響いた。何の音かと顔を上げれば、縄を巻いていたはずのアルマの両手が自由になっていた。
「へっ……!? な、なんで、アルマ……」
「奉仕すると言って自分で動いたはいいものの、いつもより良くなかったんだろう? 俺に唾液を飲ませて、俺を煽って怒らせて、激しく抱かれたかったんだな?」
縄の残骸が極太のミサンガのように引っかかっている。その手で俺の脇腹を強く掴み、挿入しながら親指で下腹を強く押した。
「ひぐぅうっ!? ぁ、あぁああっ! おなかっ、おなか、ぐにぐにぃいっ……!」
「物足りなくて当然だ、サク、お前はいつも俺に腹を掴まれているんだからな」
インキュバスの薄い皮ではアルマの手による刺激を防ぐことはできない。皮越しに内臓をマッサージされている気分だ。
「あぁああっ! イくっ、イくぅぅっ……おなか揉まれてっ、イくぅぅうぅんっ!」
絶叫と共に絶頂したが、アルマは俺の腹をマッサージする力を緩めないし、腹を持ってオナホのように俺を上下させる抱き方を辞めない。
「ぁひっ! ひぃいんっ! イぐっ、イぐぅぅっ! しゅごいっ、しゅごいおくまれっ……イっ、くぅううっ!」
俺が何度絶頂しようとアルマは自分が射精するまで決して手を止めず、この後数時間俺を絶頂させ続けた。
「はぁっ……美味しい。アルマ、アルマぁ……早く勃たせて、早くぅっ……」
俺の最奥で射精したアルマの陰茎は萎えてしまっている。
「ま、待ってくれサクっ……出したばかりなんだ、そんなふうにされたらっ……!」
腰をくねらせて柔らかい陰茎を蠢く腸壁で揉みほぐし、勃起を促す。いつも俺が喘がされてばかりで、アルマはそんな俺を見て支配欲を満たした笑みを浮かべていたけれど、今日は違う。
「は、ぁっ……サク、ダメだ、サクぅっ……よすぎる、サク……」
今日のアルマは快感に負けかけた情けない顔をしている。いつもは俺に見せないように気を付けていて、たまにしか見れない牙を惜しげもなく晒している。いつも真っ直ぐ俺だけを見つめている瞳をとろんとさせて焦点を失っている。
「んっ……! おっきくなってきたぁっ……アルマぁ、動くね」
「ま、待て……頼む、待ってくれ、少し間隔をっ……ぅあ……はぁっ、サクぅ……」
「やーだっ、ぁあんっ! んんぅっ! おっきぃ……はぁんっ、きもちぃ……たまんない」
一度ギリギリ亀頭が留まる辺りまで抜いて、一気に根元まで挿入させる。シャルとカタラの手助けによって自身の魔力で強化出来るようになった身体は簡単に腰を持ち上げ、簡単に腰を落とせる。
「ん、んぅっ……あぁあっ! はぁっ、すっご……奥までっ、こすってぇっ……きもちぃっ、アルマぁ、アルマもきもちぃ? アルマ?」
アルマはいつの間にか縛られた手を顔の前に移していた。
「アルマ、顔見えないよ? アルマ……ん、んんっ……! はぁっ……アルマ?」
一旦陰茎を抜いてアルマの胸の上に座り、顔を隠す大きな手をどかした。
「アルマ……えへへ、気持ちよさそうな顔してくれてる。よかった、隠してたから何か気に入らなかったのかと思ったじゃん」
半開きになってしまっている口にそっと手を入れる。鋭い牙をなぞり、生物としてのアルマの強靭さを再認識する。
「……アルマ、すっごくえっちな顔してる……そんな顔されたら疼いちゃうよ」
金の瞳は鋭さを失い、快感の虜になっている。目尻を撫でながら見つめているとどんどん気分が高まり、アルマの胸に陰茎を擦り付け始めてしまう。
「は、ぁぁ……アルマの肌、ゴツゴツして……ん、んんっ……きもちぃ」
アルマの胸の上に座って腰を振っているから、擦れるのは陰茎の生え際と陰嚢だけだ。身体を倒そうかとも思ったが、今は射精を禁止されているしアルマは目の前でぶるぶる揺れる俺の陰茎を見つめているしでこのまま続けることにした。
「ん、アルマぁ……俺のこれ、こんなに揺れちゃってみっともないでしょ……は、ぁあっ……んん……俺のこれの用途っ、みんなの、んっ……アルマの、おもちゃだからっ……はぁ、んん……」
両手首を合わせて縛った手が再び顔の前に移動する。またアルマの顔が見えなくなってしまって不満を覚えたが、縛られたままの手の隙間に陰茎を挟まれて声が漏れ、不満を忘れる。
「はっ、ぁ……ひゃああんっ! んん……!」
「サク、やはり俺は自分が優位になる方が好きな勝手な男らしい……少し復讐させてもらうぞ」
手のひらの皮膚さえも硬い。浮いた血管もカリ部分も無視されてズリズリ擦られ、それでも射精は出来なくて、気付けば泣き叫んでいた。
「ぁあぁあああっ! やらぁあああっ! 出したいっ、出させてぇっ! イきたいっ、射精したいぃっ!」
「……可愛いよ、サク。挑発的なサクもいいが、やはり身悶えするサクが最高だね」
「は、ぁぁあっ! ぁあああっ! イくっ、出るぅっ……出ないぃっ! あぁあっ、はぁああんっ……!」
鈴口から溢れるのは透明の蜜ばかりで、それはアルマの手の間で擦られる潤滑油にされてしまう。
「あぁっ、ゃ、あぁっ……ごつごつにっ、ぬるぬるされてっ、こしゅられてっ……きもちいいのにぃいっ! なんでっ、出ないのぉっ!」
「……サク、そろそろ下が限界だ。世話してやってくれ」
俺の陰茎を離し、アルマは両手を頭の後ろに戻すと余裕ある表情を浮かべた。
「は、いっ……ごほーし、します……旦那様。でも、その前にお願いがあるんだ、聞いてくれる?」
「お願い? いいよ、可愛いサクの頼みなら何でも構わない」
「……キスしよ」
「…………そんなことわざわざお願いしなくてもいいんだよ。おいで」
アルマの腹まで腰を下げ、身体を倒してアルマと唇を重ねる。自分とアルマの間に挟まった陰茎が気持ちよかったが、俺は必死に分泌した唾液を舌につたわせてアルマに飲ませた。
「ん……情熱的だね、そんななサクも可愛いよ」
「は、ぁっ……アルマぁ、もっと、もっとぉ……」
「あぁ、いいよ……なんだか甘いね、美味しいよサク」
アルマが俺の唾液を美味しいと言い始めた。インキュバスの体液に存在する媚薬効果が出始めた証拠だ。
「んぅっ……サクっ、そろそろ入れないか?」
「やだ、もっとキス……」
俺とアルマの身長差は約一メートル、アルマが腰を曲げてくれない限りキスと挿入は同時にできない。
「サク、頼むよ……んむっ!? ん、んぅ…………ぷは、サク……破裂しそうなんだ」
精液を出せなくて破裂しそうになっているのは俺の方が低い。さっき出したばかりなんだから我慢しろと心の中で毒づき、長い舌で喉の入口を舐めてやった。
「サクっ……頼む、入れさせてくれ、おかしくなりそうだ。キスしながらでいいから」
かなり焦っている、唾液による媚薬効果はてきめんだ。
「身長足りないもん……もっとキスするの」
俺だって挿入のお預けは厳しい。けれど、もっとアルマの情けない顔が見てみたいから、たっぷりと焦らす。
「喉の奥まで舐めてあげよっか、アルマ。そしたらキスだけでもしばらく我慢できるよね?」
「サクっ……煽って、いるのか? 俺を……」
「うんっ、アルマのこと挑発して焦らしてんの。禁止されてたの解放する時って気持ちいいから」
ブチッと何かがちぎれる音が響いた。何の音かと顔を上げれば、縄を巻いていたはずのアルマの両手が自由になっていた。
「へっ……!? な、なんで、アルマ……」
「奉仕すると言って自分で動いたはいいものの、いつもより良くなかったんだろう? 俺に唾液を飲ませて、俺を煽って怒らせて、激しく抱かれたかったんだな?」
縄の残骸が極太のミサンガのように引っかかっている。その手で俺の脇腹を強く掴み、挿入しながら親指で下腹を強く押した。
「ひぐぅうっ!? ぁ、あぁああっ! おなかっ、おなか、ぐにぐにぃいっ……!」
「物足りなくて当然だ、サク、お前はいつも俺に腹を掴まれているんだからな」
インキュバスの薄い皮ではアルマの手による刺激を防ぐことはできない。皮越しに内臓をマッサージされている気分だ。
「あぁああっ! イくっ、イくぅぅっ……おなか揉まれてっ、イくぅぅうぅんっ!」
絶叫と共に絶頂したが、アルマは俺の腹をマッサージする力を緩めないし、腹を持ってオナホのように俺を上下させる抱き方を辞めない。
「ぁひっ! ひぃいんっ! イぐっ、イぐぅぅっ! しゅごいっ、しゅごいおくまれっ……イっ、くぅううっ!」
俺が何度絶頂しようとアルマは自分が射精するまで決して手を止めず、この後数時間俺を絶頂させ続けた。
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