492 / 604
ちょっとしたイタズラ心
しおりを挟む
俺を卵が産める身体に作り替えたドラゴンから逃げたその日にアルマは俺を抱いた。計三発の射精を受けたが、俺はそれ以上に射精させられていたため、目が覚めた今もあまり腹が膨れていない。
「おはようございます、兄さん」
視界を埋め尽くす愛らしい笑顔。ハート模様が浮かんだ紫の瞳には寝惚けた俺の顔が映っている。
「シャル……今」
「もう朝ですよ」
「……そうか。アルマは?」
「昨日の夜遅くに兄さんを届けてくれました」
アルマに抱かれて失神して、そのまま眠ってしまったのか。行為後にダラダラと話す時間も好きなのに……もったいないことをしたな。
「兄さん、兄さん……ふふ、お義兄さんの匂いがしますね」
ベッドに仰向けで寝ている俺に覆い被さっているシャルの右手が腹を這う。
「昨日はトカゲ臭かったのに、もうすっかりオーガ専用って感じの匂いです」
「ん……」
内臓の造りを探るような手つきに声を漏らすと、紫の瞳は爛々と輝いた。長い舌が首筋から耳の付け根を撫で上げ、耳の先端を咥えられそして吸われる。
「ひゃぅんっ……!」
「ねぇ兄さん、何回出されたんですか? 二回くらいですか?」
「ゃ……三、だと思う……多分。ぁ、いや、失神しちゃったから……四回、五回くらい出してるのかな」
「なるほど……だったら兄さんはたくさんイっちゃったんですね、三回以上出された割には魔力が少なく感じます」
話す合間にシャルは俺の頬にちゅっちゅっと唇を触れさせる。アルマに抱かれた記憶が新しい上、腹が減っている俺はすぐに欲情してしまう。
「気持ちよかったみたいですね、どこでしたんですか?」
シャルは俺に見せびらかすように自らの中指に唾液を絡ませ、その指で俺の臍をほじくった。
「あっ、そこ……だめっ」
「答えてください」
「んんっ……シャル、怒ってる……?」
「まさか、怒ってませんよ。ただ……あのドラゴンから兄さんを取り返して、兄さんの体を一番にお清めするのが僕じゃないというのが……少し、気に入らないだけです」
「そんな、だって……アルマは夫で、ぁんっ!」
臍の奥をぐっと押さえられ、きゅんと下腹が疼いた。後孔が濡れてきたと自分で分かってしまう。
「……僕は弟ですよ。僕が一番最初に兄さんと知り合いました、僕が一番兄さんに近い存在のはずです」
シャル達は数時間としか感じていなかったようだが、俺はドラゴンに攫われてから数週間は過ごした。寂しさと心細さで、俺を助けに来たみんなを見た瞬間に泣き喚いてしまいそうだった。けれど耐えた、兄として母として格好つけたかった。弱みは妻として見せたかった。
「ごめんねシャルぅ……許して」
「……そ、そこまで怒ってるわけじゃ……ちょっと嫉妬しただけで、僕は……あ、謝らないでください兄さんっ!」
「シャルぅ……大好きだよ、大好きぃ」
「…………では、答えてくれますよね?」
何を、と聞こうとしてついさっきシャルに質問されたことを思い出した。
「自然、公園っ……で、した」
「……ホテルから東の方にあった場所ですね? 確かにあそこなら人は来ないでしょうけど……ふふ、兄さん、外でするのも好きですね」
「かいっ、ほーかんっ……しゅごい、からぁ……ぁ、あっ、でもぉっ、狭いとこでするのも好きぃ……」
シャルは時折自分の指に唾液を絡ませる、俺の臍に溜めるためだ。シャルの狙い通りに俺の臍はシャルの唾液を溜め、彼の指で掻き回されるとぐちゅぐちゅと音を鳴らした。
「んっ、く、ぅうんっ……!」
「……では、次は体位を教えてください。どんな風にしましたか?」
「んっ、最初は、ぁあっ……向かい、合って……俺、持ち上げられてっ、いっぱい、ちゅかれたっ」
「なるほど……二回目は?」
臍をほじくられる快感と、体内にまで伝わるぐちゅぐちゅという水音。まるで後孔を犯されているような錯覚を覚え、後孔からズボンの中に愛液が零れていく。
「後ろ、向いただけの……ほとんど、同じっ、んぅっ! ふ、ぁ、あぁ……しゃんかいめはっ、座ってしたっ……」
「それが兄さんが覚えている三回ですね」
「ん……しょの、あとっ、また向かい合って……したけどぉっ、途中で、俺……気、失った……かりゃっ」
「お義兄さんびっくりしたでしょうね」
それはどうだろう、俺は結構頻繁に行為中に失神していると思う。びっくりはしなくてもがっかりはしたかもしれないから、また会ったら念のため謝っておこうかな。
「……ありがとうございました、兄さん。夫婦の営みの詳細を教えていただけるなんて僕とっても光栄です」
シャルの指が臍から離れてしまった。いや、これは次の段階へ移るということだ。
「うん……シャル、のも……」
覆い被さられている身では上手くズボンを脱げないし、開脚すら難しい。シャルの足が太腿の真横になければどうにかなったのだが。
「では、兄さん。僕はこれで失礼させていただきますね、お邪魔しました」
シャルは覆い被さるのをやめ、ベッドを降りた。どうして続きをしないんだと混乱しながらも俺は後孔に陰茎が欲しい一心でシャルを止めた。
「待ってっ、シャルぅっ!」
下腹の痺れるような快感のせいで上手く身体が動かなかったので、浮遊してシャルに飛びつく。後ろから抱きつかれたシャルは不思議そうな顔で振り向いた。
「どうかされましたか? 兄さん。抱きついていただけたのはとても嬉しいのですが……」
俺を優しく引き剥がしたシャルは折れた腰羽の先端を持ち、まるでドレスの裾をつまむ淑女のように俺に見せた。
「兄さんのお腹は無事ですか?」
「ご、ごめん……痛かっただろ」
「問題ありません。それで、どうされたんですか?」
自分の羽をへし折った俺の腹を撫でながら、シャルはにこやかに首を傾げる。
「……お臍、あんなほじくられてっ、そんな、あっさり帰られたら……やだ」
「僕にまだして欲しいことがあるんですか?」
「分かってるくせにっ……!」
嫋やかに微笑んだシャルは俺の肩に手を添え、ベッドに押し倒した。続けて俺のズボンを脱がしたシャルは尻の辺りに出来たシミを眺めてニヤリと笑った。
「……インキュバスなのに、おもらししたみたいになっちゃってますね。ふふ……期待してくれてたんですね、ごめんなさい」
「わざとだろぉ……」
「賭けと言ってください、兄さんから誘ってくれない可能性もあったんですから」
随分と勝率が高い賭けだな。
「ホテルでは本番禁止ですので、入れてあげられませんけど……構いませんか?」
「お尻で気持ちよくしてくれたら、それでいい……」
自らM字開脚をして自分の手で後孔を拡げると、シャルはすぐに俺の尻に顔を寄せた。
「あぁ兄さんっ、ヒクヒクしてます、僕が欲しいんですね兄さん……! 差し上げますっ、ぁ、その前に……射精禁止」
半端に勃っていた俺の陰茎を人差し指でつつくと、俺の後孔に口付けた。
「ひゃあんっ!? しゃ、しゃるぅっ、何してっ……やぁ、だめっ、お尻舐めちゃ、ぁああっ!」
長い舌が腸壁を舐め回す。ひだもつぶも弾かれ、前立腺もしっかりと刺激され、俺はすぐに喘ぐ以外の選択肢を失った。
「あっ、ぁああんっ! んっ、あぁあっ……イくっ、イっちゃうぅっ! お尻舐められてっ、イくぅううっ! ぅ、あっ、あぁ……出にゃいぃ」
インキュバスは排泄などを行わないという生態を実感するにつれ、後孔を舐められる忌避感は薄れてきた。しかしそれでもまだ恥ずかしさと後孔は汚い場所だという感覚は残っている。
「あ、あっ、あぁあーっ……! シャルの舌っ、きもちぃい……お尻の中にゅるにゅるしてっ、ぁんっ! んっ、んんんっ……!」
そんな恥ずかしい場所を弟に舐め回される背徳感は強く、興奮が高まってしまう。
「ん、ん……ぁああっ!? それらめっ、シャルぅっ、しょれ、はぁあっ……! ぁ、あっ……!」
後孔の縁と唇を隙間なく合わせ、ぢゅうぅっと後孔を吸われる。穴を吸われるという不思議な感覚と、愛液を飲まれる羞恥、快感、あらゆるものが入り交じった絶頂を果たしたが、射精は出来なかった。
「おはようございます、兄さん」
視界を埋め尽くす愛らしい笑顔。ハート模様が浮かんだ紫の瞳には寝惚けた俺の顔が映っている。
「シャル……今」
「もう朝ですよ」
「……そうか。アルマは?」
「昨日の夜遅くに兄さんを届けてくれました」
アルマに抱かれて失神して、そのまま眠ってしまったのか。行為後にダラダラと話す時間も好きなのに……もったいないことをしたな。
「兄さん、兄さん……ふふ、お義兄さんの匂いがしますね」
ベッドに仰向けで寝ている俺に覆い被さっているシャルの右手が腹を這う。
「昨日はトカゲ臭かったのに、もうすっかりオーガ専用って感じの匂いです」
「ん……」
内臓の造りを探るような手つきに声を漏らすと、紫の瞳は爛々と輝いた。長い舌が首筋から耳の付け根を撫で上げ、耳の先端を咥えられそして吸われる。
「ひゃぅんっ……!」
「ねぇ兄さん、何回出されたんですか? 二回くらいですか?」
「ゃ……三、だと思う……多分。ぁ、いや、失神しちゃったから……四回、五回くらい出してるのかな」
「なるほど……だったら兄さんはたくさんイっちゃったんですね、三回以上出された割には魔力が少なく感じます」
話す合間にシャルは俺の頬にちゅっちゅっと唇を触れさせる。アルマに抱かれた記憶が新しい上、腹が減っている俺はすぐに欲情してしまう。
「気持ちよかったみたいですね、どこでしたんですか?」
シャルは俺に見せびらかすように自らの中指に唾液を絡ませ、その指で俺の臍をほじくった。
「あっ、そこ……だめっ」
「答えてください」
「んんっ……シャル、怒ってる……?」
「まさか、怒ってませんよ。ただ……あのドラゴンから兄さんを取り返して、兄さんの体を一番にお清めするのが僕じゃないというのが……少し、気に入らないだけです」
「そんな、だって……アルマは夫で、ぁんっ!」
臍の奥をぐっと押さえられ、きゅんと下腹が疼いた。後孔が濡れてきたと自分で分かってしまう。
「……僕は弟ですよ。僕が一番最初に兄さんと知り合いました、僕が一番兄さんに近い存在のはずです」
シャル達は数時間としか感じていなかったようだが、俺はドラゴンに攫われてから数週間は過ごした。寂しさと心細さで、俺を助けに来たみんなを見た瞬間に泣き喚いてしまいそうだった。けれど耐えた、兄として母として格好つけたかった。弱みは妻として見せたかった。
「ごめんねシャルぅ……許して」
「……そ、そこまで怒ってるわけじゃ……ちょっと嫉妬しただけで、僕は……あ、謝らないでください兄さんっ!」
「シャルぅ……大好きだよ、大好きぃ」
「…………では、答えてくれますよね?」
何を、と聞こうとしてついさっきシャルに質問されたことを思い出した。
「自然、公園っ……で、した」
「……ホテルから東の方にあった場所ですね? 確かにあそこなら人は来ないでしょうけど……ふふ、兄さん、外でするのも好きですね」
「かいっ、ほーかんっ……しゅごい、からぁ……ぁ、あっ、でもぉっ、狭いとこでするのも好きぃ……」
シャルは時折自分の指に唾液を絡ませる、俺の臍に溜めるためだ。シャルの狙い通りに俺の臍はシャルの唾液を溜め、彼の指で掻き回されるとぐちゅぐちゅと音を鳴らした。
「んっ、く、ぅうんっ……!」
「……では、次は体位を教えてください。どんな風にしましたか?」
「んっ、最初は、ぁあっ……向かい、合って……俺、持ち上げられてっ、いっぱい、ちゅかれたっ」
「なるほど……二回目は?」
臍をほじくられる快感と、体内にまで伝わるぐちゅぐちゅという水音。まるで後孔を犯されているような錯覚を覚え、後孔からズボンの中に愛液が零れていく。
「後ろ、向いただけの……ほとんど、同じっ、んぅっ! ふ、ぁ、あぁ……しゃんかいめはっ、座ってしたっ……」
「それが兄さんが覚えている三回ですね」
「ん……しょの、あとっ、また向かい合って……したけどぉっ、途中で、俺……気、失った……かりゃっ」
「お義兄さんびっくりしたでしょうね」
それはどうだろう、俺は結構頻繁に行為中に失神していると思う。びっくりはしなくてもがっかりはしたかもしれないから、また会ったら念のため謝っておこうかな。
「……ありがとうございました、兄さん。夫婦の営みの詳細を教えていただけるなんて僕とっても光栄です」
シャルの指が臍から離れてしまった。いや、これは次の段階へ移るということだ。
「うん……シャル、のも……」
覆い被さられている身では上手くズボンを脱げないし、開脚すら難しい。シャルの足が太腿の真横になければどうにかなったのだが。
「では、兄さん。僕はこれで失礼させていただきますね、お邪魔しました」
シャルは覆い被さるのをやめ、ベッドを降りた。どうして続きをしないんだと混乱しながらも俺は後孔に陰茎が欲しい一心でシャルを止めた。
「待ってっ、シャルぅっ!」
下腹の痺れるような快感のせいで上手く身体が動かなかったので、浮遊してシャルに飛びつく。後ろから抱きつかれたシャルは不思議そうな顔で振り向いた。
「どうかされましたか? 兄さん。抱きついていただけたのはとても嬉しいのですが……」
俺を優しく引き剥がしたシャルは折れた腰羽の先端を持ち、まるでドレスの裾をつまむ淑女のように俺に見せた。
「兄さんのお腹は無事ですか?」
「ご、ごめん……痛かっただろ」
「問題ありません。それで、どうされたんですか?」
自分の羽をへし折った俺の腹を撫でながら、シャルはにこやかに首を傾げる。
「……お臍、あんなほじくられてっ、そんな、あっさり帰られたら……やだ」
「僕にまだして欲しいことがあるんですか?」
「分かってるくせにっ……!」
嫋やかに微笑んだシャルは俺の肩に手を添え、ベッドに押し倒した。続けて俺のズボンを脱がしたシャルは尻の辺りに出来たシミを眺めてニヤリと笑った。
「……インキュバスなのに、おもらししたみたいになっちゃってますね。ふふ……期待してくれてたんですね、ごめんなさい」
「わざとだろぉ……」
「賭けと言ってください、兄さんから誘ってくれない可能性もあったんですから」
随分と勝率が高い賭けだな。
「ホテルでは本番禁止ですので、入れてあげられませんけど……構いませんか?」
「お尻で気持ちよくしてくれたら、それでいい……」
自らM字開脚をして自分の手で後孔を拡げると、シャルはすぐに俺の尻に顔を寄せた。
「あぁ兄さんっ、ヒクヒクしてます、僕が欲しいんですね兄さん……! 差し上げますっ、ぁ、その前に……射精禁止」
半端に勃っていた俺の陰茎を人差し指でつつくと、俺の後孔に口付けた。
「ひゃあんっ!? しゃ、しゃるぅっ、何してっ……やぁ、だめっ、お尻舐めちゃ、ぁああっ!」
長い舌が腸壁を舐め回す。ひだもつぶも弾かれ、前立腺もしっかりと刺激され、俺はすぐに喘ぐ以外の選択肢を失った。
「あっ、ぁああんっ! んっ、あぁあっ……イくっ、イっちゃうぅっ! お尻舐められてっ、イくぅううっ! ぅ、あっ、あぁ……出にゃいぃ」
インキュバスは排泄などを行わないという生態を実感するにつれ、後孔を舐められる忌避感は薄れてきた。しかしそれでもまだ恥ずかしさと後孔は汚い場所だという感覚は残っている。
「あ、あっ、あぁあーっ……! シャルの舌っ、きもちぃい……お尻の中にゅるにゅるしてっ、ぁんっ! んっ、んんんっ……!」
そんな恥ずかしい場所を弟に舐め回される背徳感は強く、興奮が高まってしまう。
「ん、ん……ぁああっ!? それらめっ、シャルぅっ、しょれ、はぁあっ……! ぁ、あっ……!」
後孔の縁と唇を隙間なく合わせ、ぢゅうぅっと後孔を吸われる。穴を吸われるという不思議な感覚と、愛液を飲まれる羞恥、快感、あらゆるものが入り交じった絶頂を果たしたが、射精は出来なかった。
10
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
毎日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる