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本格的3P開始……?

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全裸の美少年二人を前にし、感動の涙を流してしまいそうになったので欠伸をしたフリをして誤魔化した。

「……自分えらい怪我しとんなぁ」

シュカの全身を彩る無数の切り傷を見てリュウが感心したように言った。

「あぁ? 文句あんのか」

「いや……ええなぁ思て」

リュウの表情からその言葉が真実だろうということが分かる。シュカにも分かったのだろう、嫌味だなんて思わずにリュウの次の言葉を待った。

「俺も水月にそんなんされたい……」

「……は?」

「あぁ、水月がしたんとちゃうんは分かってんで? これなんか、アレや、切り傷やろ。ヤっとる最中に水月にザクザクされたいわぁって話」

「…………ちょっと、水月」

「いや、俺もよく分からない」

愛撫代わりに切りつけて欲しいということか? 軽いスパンキングならしてやれるし、鞭が欲しいと言ったら買うつもりもあった。だが、ナイフを使うプレイなんて出来ない、出来る訳がない。

「これ誰にされたん? 元カレ?」

「……喧嘩や抗争の相手ですよ。SMプレイの跡なんかじゃありません」

「あ……そーなん? そらすまんの、俺ぁてっきり……せやけど痛かったやろ? どやった?」

「リュウ、シュカはお前と違ってMじゃないんだぞ」

「構いませんよ水月、この傷跡を汚い醜いなどと言わないだけで好感が持てます」

当時のことは思い出したくないだろう、聞かれたくないだろうと気遣ってリュウを止めたが、俺の気遣いの方こそ余計だったらしい。

「せやせや、傷は男の勲章や」

「お前が言うとなんか違うんだよ」

「下手な非難や同情は嫌いです。あなたのように欲情したり、天正さんのように羨んだり、そんなズレたバカは好きですよ。いいでしょう、3Pしましょうか。具体的に何がしたいとかありますか?」

リュウへの好感度が上がったことで3Pにやる気が出たようだ。思わぬ僥倖に心の中でガッツポーズを決め、シュカの質問への答えを考える。

「そりゃ3Pと言えばダブルフェラ……なん、だけど」

「ダブル……二人でしゃぶるん? 水月のデカいし先っぽと根っこの方で分けたらイケるやろか」

「私フェラは嫌ですよ、されるならまだしもするなんて……ちんぽは口じゃなくてケツに突っ込むものです」

「普通ケツには何も突っ込めへんねんで」

一人が陰茎をしゃぶっている間、もう一人に陰嚢を舐めてもらったりして欲しいのだが、女王様気質のシュカに口での奉仕を望む方が間違いだ。

「天正さんってもう水月に抱かれました?」

「や、まだ水月のん入らへんねん」

「3Pってなったらさ、AにBが突っ込んでBにCが突っ込んでみたいなサンドイッチスタイルか、AとCでBの口と尻を犯す攻め二人スタイルだろ? で、受け二人となると……」

「水月に抱かれながらあなたを抱けばいいんですか?」

「は!? 嫌や!」

「私のは水月より小さいので開発の順序的には正しいと思いますよ」

「そういう問題ちゃうやろ、俺初めては水月がええねん! なんで自分俺抱くんに積極的やねんな、俺抱きたいんか?」

「ディルドとオナホ同時に使うと結構イイんですよ」

「俺は自分のオナホとちゃうわ!」

「俺のオナホではあるみたいな言い方やめろ! ったく、ちょっと油断したらすぐ口喧嘩するなお前ら……」

仲裁しながらベッドの下を探り、四本セットのディルドから二番目に大きいものを引っ張り出した。

「リュウに三つ目を入れられるようになって欲しくてさ、シュカ手伝ってくれないか? リュウ、ベッド乗れ」

「えぇ……こんメガネに何させるん、俺やっぱ水月と二人がええんやけど」

言いながらも大人しくベッドに寝転がったリュウの頭側に胡座をかき、リュウの頭を脛に乗せさせる。足首を掴んで頭の方まで持ち上げ、リュウの身体を真っ二つに折りたたむ。

「シュカ、これローション」

「注射器型ですか、いいですね」

ディルド四本と一緒にセットになっていた大きな注射器の形をしたローション注入器を渡す。

「えっ……ちょ、水月!? 何させるん、嫌やで俺初めては水月がええ!」

「俺も初物食いたいから抱かせやしないよ。でもシュカの方がほぐすの上手いからさ、三本目はシュカに入れてもらおうな」

「えぇ……ひっ! 冷たっ!?」

シュカは正座をしてリュウの腰を膝に乗せ、丸見えになった後孔にローションを注入した。俺はその光景に興奮して勃った陰茎をリュウの顔の横に突き出した。

「あ……水月のん」

リュウは途端に脱力し、俺の陰茎に顔を擦り寄せて匂いを嗅ぎ、ちゅっちゅっと唇を吸い付かせた。

「パクパクしてますね、分かりやすい人」

「んん……んひぃっ!? もうちょい優しぃせえやメガネぇっ!」

いきなり親指を根元まで挿入されてリュウが喚くも、シュカは気にせずもう片方の親指で後孔の縁を捏ねた。

「二本目のよりシュカの指細いんだから大丈夫だろ」

「そういう問題とちゃうっ……!? ちょっ、ちょお待っ、ぁああっ!? ひっ、裂ける、裂けるてっ!」

シュカが二本目の親指を入れ始めた。まだ狭い後孔が横に引き伸ばされ、俺が掴んでいる足がバタバタと暴れる。

「お、おいシュカ、大丈夫なのかそれ」

「平気ですよ。天正さんは大袈裟なんです、水月は気にし過ぎですね。穴は以外と無茶出来るんですよ」

「でも……」

「気になるなら天正さんの気を逸らしてあげたらどうです? 私と違って彼は乳首も性感帯のようですし」

リュウの両足首をまとめて首輪の紐を巻き付け、首輪の紐を予め巻き付けてあった右手にぐっと力を込める。そうすれば俺の左手は空き、ローターを持ってリュウを責めることが出来るようになる。

「リュウ、ほら、ローターだぞ。続きやろうな」

ローターを持った手をリュウの足の下に潜らせ、震えるそれをまず乳輪に押し当てる。

「ひっ……ぁ、あっ、水月ぃっ、ぶるぶるそこやのぉてっ、乳首にしてぇなっ、あっ、あぁっ!?」

ずぷんっ、とシュカの親指二本を咥え込んだようだ。俺はリュウがシュカのやり方に文句を言い出さないよう、すかさず乳首の側面にローターを当てた。

「ひぁあぁんっ! んんっ、水月ぃっ、それええっ、もっと強ぉ当ててっ……ひゔっ!? ぅあっ、ぁ、裂かれるっ、水月ぃっ、あんメガネ俺裂き殺す気ぃや!」

後孔に親指二本を突っ込んだまま尻肉を鷲掴みにし、後孔を無理矢理拡げていた。

「おいシュカっ! それは流石に……!」

「大丈夫ですよ、これでも慎重にやってます。痛いかもしれませんが傷にはなりません」

自信ありげな顔を信用し、俺はリュウの気を紛らわすために乳首を上から押し潰すようにローターを当てた。
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