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ご主人様の留学
おもいでになるように、ご
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挿入したまま尻を叩いて何度も俺を絶頂させた雪兎は、俺が完全に脱力してから腰振りを始めた。
「あっ、ぁあっ!? ゃ、あぁんっ! 今っ、今イったばっかっ……ぁひぃいんっ!」
「犬はそんな鳴き方しないでしょ?」
じゅぼじゅぼと恥ずかしい水音をわざと立てながら俺を犯し、その片手間に俺を叩く。
「わ、わんっ! わんっ、んんぅっ! んっ、くぅっ……ふ、わ、わんっ、わふっ、ぅぅゔぅっ……!」
カリ高の陰茎で何度も何度も前立腺を刺激され、俺はシーツに爪を立てて犬の鳴き真似をする。俺は背が高くて筋肉質な身体をしているのに、歳下で細身の雪兎に完全に屈服させられている。
「わ、ふっ、ぅううんっ! くぅっ、んんっ……イぐっ、イぐぅぅっ! ぁひぃんっ!」
「犬は喋っちゃダメだってば」
雪兎の不健康を疑うほどに白い肌とは違う、丈夫なはずの褐色の肌がヒリヒリと痛む。その痛みが俺には快感で、雪兎の陰茎を更に締め付ける。
「わ、ふっ……わゔぅんっ! わぅんっ、くぅうんっ! わんっ、わぅぅんっ!」
「そうそう、分かってきたね、可愛いよ。よしよし……えらいえらい」
「ん、んぅっ、んっ、くぅぅんっ!」
ヒリヒリと痛む尻を撫でられ、偶然にも褒められたタイミングで絶頂を迎えた。ビクビクと痙攣する腸壁に気付いたのか雪兎も機嫌を良くする。
「んっ……可愛い、そんなに褒められるの嬉しいの? ビクビク締め付けちゃってさ……最高だよ、ポチ。カッコイイ君が、男らしい君が、犬になって僕に好き勝手されてるっ……最高っ、最高だよっ、大好きだよポチ!」
「んっ、んゔぅうんっ! ん、ふゔっ、ふぅゔぅっ……!」
犬の鳴き真似をする余裕がない。何度も絶頂させられてもう限界だ。俺はシーツに噛み付いて犬らしくない声が上がることを防ぎ、唸り声で快感に応えた。
「はぁっ……ポチ、好き、好きっ……出すよっ、全部受け止めてっ……!」
「んっ、んぅぅっ! ふっ、ふっ、ふぅっ……!」
腹の奥へと精液が注がれた。口からも後孔からも数え切れない回数飲んだものだが、何度注がれても幸福感が溢れ出す。
「ふーっ……抜くよ、いい?」
俺の返事を待たず、萎えた陰茎が引き抜かれる。
「んっ……んんんっ……!」
柔らかい肉の棒にずるずると腸壁を擦られ、また快感を覚えて身体を震わせる。いつまでも痙攣している俺を雪兎は細い身体と弱い力で頑張って仰向けにさせた。
「すいません……うごけ、なくて」
「いーよ、僕のでそんなに気持ちよくなってくれるの嬉しいし」
仰向けにされた俺は情けなくもキツく縛られた陰茎を晒し、ピンと尖ったままの淫らな乳首も晒している。こんなにも淫猥で情けない格好を晒せるのは世界で唯一のご主人様だけだ。
「ユキ様……大好きです、愛してます……一緒がいいです」
「…………ごめんね」
「いえ、すいません……ワガママ言っちゃって」
俺の隣に座っている雪兎に頬を撫でられ、目を細める。
「ふふっ……とろーんってしてても顔が怖いのは変わらないね」
俺はよく強面だと言われる。それも犯罪者ヅラだの絶対カタギの人間じゃないだのと……
「……すいませんね」
「ポチの顔好きだよ? すっごく好き……その瞳孔だけのおめめが死んでて虚ろでどこ見てるのか分かんないのとかたまんないよ」
変わった趣味だ。
「…………確かに俺は三白眼ですけど、瞳孔しかないは言い過ぎですよ。よく見てください」
雪兎の顔が間近に寄る。あまりの美顔に気後れしつつ、赤紫の虹彩によって微かに収縮する黒い瞳孔を見つめ返す。血管が透けている訳でもないのに赤い不思議な瞳を見ていると全てを見透かされている気がしてくる。
「……ないよ?」
「ありますよ! えっ……ありますよね?」
「そりゃあるとは思うけど……理論上はってやつだね、実際には観測出来ないんだ。もしかしたらポチの虹彩って白いのかもね」
「んなバカな……小さいだけですよ」
「ふふっ、その鋭い目がとろっとろに蕩けて僕におねだりするの、僕たまんなく好きだよ」
自分ではあまり好きではない顔や目を褒められるのは苦手で、ほとんど無意識に目を閉じて腕で目元を覆ってしまう。
「もう……変なとこ恥ずかしがりなんだから」
雪兎が俺の腹の上に跨る。腕を浮かせてこっそりと様子を伺うと、それに気付いた雪兎が俺の上に寝転がって顔を覗き込んでくる。俺は微笑みながら彼を抱き締めて、どちらともなく唇を重ねた。
「あっ、ぁあっ!? ゃ、あぁんっ! 今っ、今イったばっかっ……ぁひぃいんっ!」
「犬はそんな鳴き方しないでしょ?」
じゅぼじゅぼと恥ずかしい水音をわざと立てながら俺を犯し、その片手間に俺を叩く。
「わ、わんっ! わんっ、んんぅっ! んっ、くぅっ……ふ、わ、わんっ、わふっ、ぅぅゔぅっ……!」
カリ高の陰茎で何度も何度も前立腺を刺激され、俺はシーツに爪を立てて犬の鳴き真似をする。俺は背が高くて筋肉質な身体をしているのに、歳下で細身の雪兎に完全に屈服させられている。
「わ、ふっ、ぅううんっ! くぅっ、んんっ……イぐっ、イぐぅぅっ! ぁひぃんっ!」
「犬は喋っちゃダメだってば」
雪兎の不健康を疑うほどに白い肌とは違う、丈夫なはずの褐色の肌がヒリヒリと痛む。その痛みが俺には快感で、雪兎の陰茎を更に締め付ける。
「わ、ふっ……わゔぅんっ! わぅんっ、くぅうんっ! わんっ、わぅぅんっ!」
「そうそう、分かってきたね、可愛いよ。よしよし……えらいえらい」
「ん、んぅっ、んっ、くぅぅんっ!」
ヒリヒリと痛む尻を撫でられ、偶然にも褒められたタイミングで絶頂を迎えた。ビクビクと痙攣する腸壁に気付いたのか雪兎も機嫌を良くする。
「んっ……可愛い、そんなに褒められるの嬉しいの? ビクビク締め付けちゃってさ……最高だよ、ポチ。カッコイイ君が、男らしい君が、犬になって僕に好き勝手されてるっ……最高っ、最高だよっ、大好きだよポチ!」
「んっ、んゔぅうんっ! ん、ふゔっ、ふぅゔぅっ……!」
犬の鳴き真似をする余裕がない。何度も絶頂させられてもう限界だ。俺はシーツに噛み付いて犬らしくない声が上がることを防ぎ、唸り声で快感に応えた。
「はぁっ……ポチ、好き、好きっ……出すよっ、全部受け止めてっ……!」
「んっ、んぅぅっ! ふっ、ふっ、ふぅっ……!」
腹の奥へと精液が注がれた。口からも後孔からも数え切れない回数飲んだものだが、何度注がれても幸福感が溢れ出す。
「ふーっ……抜くよ、いい?」
俺の返事を待たず、萎えた陰茎が引き抜かれる。
「んっ……んんんっ……!」
柔らかい肉の棒にずるずると腸壁を擦られ、また快感を覚えて身体を震わせる。いつまでも痙攣している俺を雪兎は細い身体と弱い力で頑張って仰向けにさせた。
「すいません……うごけ、なくて」
「いーよ、僕のでそんなに気持ちよくなってくれるの嬉しいし」
仰向けにされた俺は情けなくもキツく縛られた陰茎を晒し、ピンと尖ったままの淫らな乳首も晒している。こんなにも淫猥で情けない格好を晒せるのは世界で唯一のご主人様だけだ。
「ユキ様……大好きです、愛してます……一緒がいいです」
「…………ごめんね」
「いえ、すいません……ワガママ言っちゃって」
俺の隣に座っている雪兎に頬を撫でられ、目を細める。
「ふふっ……とろーんってしてても顔が怖いのは変わらないね」
俺はよく強面だと言われる。それも犯罪者ヅラだの絶対カタギの人間じゃないだのと……
「……すいませんね」
「ポチの顔好きだよ? すっごく好き……その瞳孔だけのおめめが死んでて虚ろでどこ見てるのか分かんないのとかたまんないよ」
変わった趣味だ。
「…………確かに俺は三白眼ですけど、瞳孔しかないは言い過ぎですよ。よく見てください」
雪兎の顔が間近に寄る。あまりの美顔に気後れしつつ、赤紫の虹彩によって微かに収縮する黒い瞳孔を見つめ返す。血管が透けている訳でもないのに赤い不思議な瞳を見ていると全てを見透かされている気がしてくる。
「……ないよ?」
「ありますよ! えっ……ありますよね?」
「そりゃあるとは思うけど……理論上はってやつだね、実際には観測出来ないんだ。もしかしたらポチの虹彩って白いのかもね」
「んなバカな……小さいだけですよ」
「ふふっ、その鋭い目がとろっとろに蕩けて僕におねだりするの、僕たまんなく好きだよ」
自分ではあまり好きではない顔や目を褒められるのは苦手で、ほとんど無意識に目を閉じて腕で目元を覆ってしまう。
「もう……変なとこ恥ずかしがりなんだから」
雪兎が俺の腹の上に跨る。腕を浮かせてこっそりと様子を伺うと、それに気付いた雪兎が俺の上に寝転がって顔を覗き込んでくる。俺は微笑みながら彼を抱き締めて、どちらともなく唇を重ねた。
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