ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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ご主人様の留学

おもいでになるように、ろく

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腕の中にすっぽり収まる、仰向けの体の上に乗られても全く苦しくない、小柄な雪兎。

「……ユキ様、身長何センチでしたっけ」

「えっと……測ったの結構前だけど、158だったよ」

測ったのは一年以上前だが、俺は178センチ。雪兎とはぴったり20センチ差になる。その身長差に加えて俺は筋肉質で雪兎は細身、そりゃ上に乗られても平気な訳だ。

「うーん犯罪臭、表沙汰になったら捕まりますよね俺」

「大丈夫だよ、表沙汰になんかならないし、若神子の苗字があれば警察には手を出されないから」

世界的な大企業、代々製薬会社を経営する若神子わかみこ一族……多分、ただの財閥や富豪じゃない。ヤのつく職業に関係していると俺は睨んでいる。

「ちょくちょく怖いんですよねこの家……ま、どうでもいいですけどね。俺はただのペットですし」

「ふふっ……プライドないの?」

「そんなもん犬も食いませんよ」

「じゃあポチ、人間のプライドないって示して見せて」

雪兎が俺の上からどく。俺の赤い首輪に繋がっている赤い紐を左手首に絡ませ、俺の足の間に膝立ちになって加虐欲求に満ちた笑みを浮かべる。

「どうしたの? 早くしなよ。僕に服従してる可愛いワンちゃんなんだから、人間だったらとても出来ないプライドのないポーズ出来るよね?」

戸惑っていた俺に雪兎は「服従」と「犬」というヒントをくれた。優しいご主人様に感謝しながら俺は犬らしい服従のポーズを取った。

「わんっ……お納めくださいわん、ご主人様」

大抵の動物はひっくり返って腹を見せるのが服従のポーズらしい。俺はポチという犬、性処理専用愛玩奴隷という名のペットなので、自分の足を抱えるポーズが正しい姿勢だ。
膝の裏に腕を通してM字に開脚し、白濁にまみれ勃起する陰茎と、先程雪兎に精液を注がれたばかりの後孔を晒す。

「完璧! ちょっと遅かったけど大目に見てあげる。可愛いよ。ポチってばムキムキなのに体柔らかいよね、太腿ぴったりお腹についてるよ、すごーい」

雪兎は筋骨隆々な男は軟体ではないというイメージがあるらしい。

「俺はムキムキって言うほどじゃないと思いますし……太腿を腹につけるくらい誰でも出来ますよ」

「胸板は分厚いし、腹筋割れてるし、僕からすればムキムキだよ。お尻と太腿はちょっとムチッとしてるけど、それは僕のお願いだしね」

俺としては太腿も鍛えて引き締めたいのだが、雪兎の要望が最優先なので太腿の筋肉はあまりしっかりと鍛えてはいない。

「にしても……ふふっ、ポチってば街歩くだけで女の子がほっとかないイケメンさんなのに、僕みたいな子供の精液お尻から垂らして……ふふふっ」

「……俺別にモテませんって」

「ポチってばさ、全身ムラなく褐色でしょ? 生まれつきなんだよね、引きこもってても長袖着てても白くなってこないもんね」

俺の褐色肌と三白眼は実父からの遺伝だ。彼は俺と違って細かったけれど、今思えばそれ以外は似ていた。

「色黒でボリューミーなお尻が精液垂らしてるんだよ? この光景……すっごくえっち」

雪兎の手が尻を這い回る。雪兎の方へ足を下ろしてしまわないよう足を抱えた腕を胸の前で組み、愛撫のくすぐったさに目を閉じる。

「あはっ、ヒクヒクしてる。ワンちゃんは撫でられるの好きだもんね、嬉しいんだ」

人差し指が割れ目を辿る。このまま弄られると信じた穴の縁が激しく収縮し、後孔の寸前で指が離れて思わず意味を持たない声が漏れる。

「すっごいパクパクしてる……欲しいんだね、ポチ。僕が注いであげた精液零しちゃってるくせに、おかわり欲しいんだ」

「くっ、くださるんですか……? ユキ様ぁ、お願い、ください……!」

また焦らされるのだろうと半ば諦めながらも自分の足をぎゅっと抱き締め、雪兎の手が太腿の裏を撫で始めるのに合わせて目を閉じた。

「ん……ぅ……」

「ちょっと触られただけで喘いじゃって、敏感だね。分厚くって丈夫な肌してるくせにさ」

撫でられる快感と心地良さに目を閉じたままにしていると後孔に硬いものが押し付けられる。

「えっ……ぁっ!? ぁ、ひっ、ぃいっ、ん、んんぅーっ!」

予想していなかった挿入に絶叫し、目を見開いた俺は嗜虐心が満たされて悦んでいる雪兎の笑顔を目に焼き付けた。
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