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使用人体験
ちかしつごーもん……ぷれい、ご
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頭の上で金属製の手枷に拘束された手は指を動かす程度の自由しか持たない、肘なんて曲がらない。
踵をぴったりと合わせて金属製の足枷に拘束された足も同様、指程度しか動かない。真っ直ぐに伸ばされている膝の裏が常に少し痛い。
「はぁっ……はぁっ……」
病院を思わせるような白い部屋で一人きり、仰向けに拘束されたまま身動きが取れない。気が狂いそうだ。
「雪風……」
暴れる体力も尽きた。ハッカ油に苛まれていた右乳首も冷感から解放されつつある、メントールは案外長持ちしないらしい。しかし俺の欲望は長持ちする、乳首を指や玩具で弄って欲しいしハッカ油のおかわりも欲しい。
「まだか……?」
射精したいという欲求も尽きない。コックリングに根元を締め付けられた陰茎はパンパンに膨らんでいる、先走りの汁は溢れるが精液は一滴も出てこない。
「遅い……」
雪風のことも拘束されていることも一人きりであることも乳首を弄って欲しいことも、何もかも酷いストレスだ。しかし、射精欲が全てを塗り潰していく。
射精したい、その願望が脳を埋め尽くす。
「出したい……クソっ、出させろっ……」
枷に手足首を痛めつけられるのと交換に得られるのは微かな体の揺れ。それは僅かに陰茎を揺らさせ、情けない透明の蜜を辺りに撒き散らさせる。
空気をかき混ぜる微かな刺激に俺はますます射精のことしか考えられなくなる。
「真尋ぉー、ただいま。待ったか?」
「雪風っ! 雪風ぇっ! 射精したいっ、させてくれ頼む!」
射精の快感を得る度に自分が雄であることを再確認する。射精したいという願いが達成されないだけで強いストレスを覚え、達成を阻んでいるのが小さなリングということを意識する度、惨めになる。
「まぁ待てよ、氷責めするっつったろ?」
左乳首に指でつまめるサイズの氷が落とされる。白く細長い指が氷をつまみ、乳輪の上を滑らせる。
「……っ、冷たいっ! 冷たっ……冷たいって、冷たいしかねぇよこれっ!」
「すっげぇ勃ってるぜ?」
乳輪にある微かな突起、僅かな粒さえも限界まで膨らんでいる。乳首も当然限界まで膨らんでいる、いつも以上に大きく長く硬い。
「真っ赤だし……こんなもん見せられたら、なぁ?」
雪風の口が胸に近付く。
「ぁ……」
氷が乗せられた乳首の横で開いた雪風の口、中から覗く赤い舌。
今の俺には性器よりもいやらしく見えた。
「雪風……雪風頼むっ、口で、えっと……乳首、何とかしてくれっ」
「何とか?」
「えっと……ぁー…………く、咥えてくれっ、舐めたり、噛んだりとかして! とにかくなんかしてくれっ!」
射精欲に埋め尽くされた思考と、そこに割り込んだ乳首への快感を求める欲望、どちらも言葉を考えるのは得意ではない。
「りょーかい」
雪風はあっさりと応じてくれた、雪兎ならあと数十分は焦らしただろう。
「あっ……!」
パクッと咥えられた乳首と氷、その二つが雪風の口の中でぶつかり合う。今まで乳輪ばかり責めていた氷が乳首に触れ、その硬さと冷たさを教える。
「冷たぁっ……ぁ、あっ!」
氷を口に入れた雪風の舌も冷やされており、その舌にぺちぺちと叩かれる乳首の快感は強く、拘束されている身体が震えた。
「んっ、んんぅ……ぁ、あっ……!」
乳頭を冷たい舌先がつつく度、胸全体にピリッと快感が走る。ピクピクと陰茎が跳ねる。やはり最終的な結論は射精したいになるらしい。
踵をぴったりと合わせて金属製の足枷に拘束された足も同様、指程度しか動かない。真っ直ぐに伸ばされている膝の裏が常に少し痛い。
「はぁっ……はぁっ……」
病院を思わせるような白い部屋で一人きり、仰向けに拘束されたまま身動きが取れない。気が狂いそうだ。
「雪風……」
暴れる体力も尽きた。ハッカ油に苛まれていた右乳首も冷感から解放されつつある、メントールは案外長持ちしないらしい。しかし俺の欲望は長持ちする、乳首を指や玩具で弄って欲しいしハッカ油のおかわりも欲しい。
「まだか……?」
射精したいという欲求も尽きない。コックリングに根元を締め付けられた陰茎はパンパンに膨らんでいる、先走りの汁は溢れるが精液は一滴も出てこない。
「遅い……」
雪風のことも拘束されていることも一人きりであることも乳首を弄って欲しいことも、何もかも酷いストレスだ。しかし、射精欲が全てを塗り潰していく。
射精したい、その願望が脳を埋め尽くす。
「出したい……クソっ、出させろっ……」
枷に手足首を痛めつけられるのと交換に得られるのは微かな体の揺れ。それは僅かに陰茎を揺らさせ、情けない透明の蜜を辺りに撒き散らさせる。
空気をかき混ぜる微かな刺激に俺はますます射精のことしか考えられなくなる。
「真尋ぉー、ただいま。待ったか?」
「雪風っ! 雪風ぇっ! 射精したいっ、させてくれ頼む!」
射精の快感を得る度に自分が雄であることを再確認する。射精したいという願いが達成されないだけで強いストレスを覚え、達成を阻んでいるのが小さなリングということを意識する度、惨めになる。
「まぁ待てよ、氷責めするっつったろ?」
左乳首に指でつまめるサイズの氷が落とされる。白く細長い指が氷をつまみ、乳輪の上を滑らせる。
「……っ、冷たいっ! 冷たっ……冷たいって、冷たいしかねぇよこれっ!」
「すっげぇ勃ってるぜ?」
乳輪にある微かな突起、僅かな粒さえも限界まで膨らんでいる。乳首も当然限界まで膨らんでいる、いつも以上に大きく長く硬い。
「真っ赤だし……こんなもん見せられたら、なぁ?」
雪風の口が胸に近付く。
「ぁ……」
氷が乗せられた乳首の横で開いた雪風の口、中から覗く赤い舌。
今の俺には性器よりもいやらしく見えた。
「雪風……雪風頼むっ、口で、えっと……乳首、何とかしてくれっ」
「何とか?」
「えっと……ぁー…………く、咥えてくれっ、舐めたり、噛んだりとかして! とにかくなんかしてくれっ!」
射精欲に埋め尽くされた思考と、そこに割り込んだ乳首への快感を求める欲望、どちらも言葉を考えるのは得意ではない。
「りょーかい」
雪風はあっさりと応じてくれた、雪兎ならあと数十分は焦らしただろう。
「あっ……!」
パクッと咥えられた乳首と氷、その二つが雪風の口の中でぶつかり合う。今まで乳輪ばかり責めていた氷が乳首に触れ、その硬さと冷たさを教える。
「冷たぁっ……ぁ、あっ!」
氷を口に入れた雪風の舌も冷やされており、その舌にぺちぺちと叩かれる乳首の快感は強く、拘束されている身体が震えた。
「んっ、んんぅ……ぁ、あっ……!」
乳頭を冷たい舌先がつつく度、胸全体にピリッと快感が走る。ピクピクと陰茎が跳ねる。やはり最終的な結論は射精したいになるらしい。
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