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夏休み
ゆうかい? ろく
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誘拐犯に前立腺マッサージ器具を挿入され、後孔を弄られてぐちゅぐちゅと淫らな音を鳴らし、射精せずに絶頂を迎えてしまった。
射精は割と簡単にしてしまうものだ、なんとか割り切れる。でもドライオーガズムは気持ちも必要なものだと何となく思っていて、誘拐犯に負けたような気がして、俺の自己嫌悪は危険な域にまで膨らんだ。
『イったね、それもドライ……いいね、調子出てきた?』
「…………俺なんか本気で標的にするわけない、俺なんか本気で犯したくなるわけないっ、俺じゃ勃たねぇから玩具ばっか使ってんだろ! ユキ様に嫌がらせしたいのか……? じゃあもぉ殺せっ! 殺せよっ! 俺を無駄に辱める必要なんかねぇだろぉがっ!」
『え……ちょ、どうしたの、急に……』
「ユキ様……ユキ様っ、やだぁっ、ユキ様に一目も会えずに死にたくないでもユキ様にこんなの知られたくないっ! もぉ嫌ぁあっ!」
四肢に力を込めても拘束具はぎちぎちと音を立てるだけで壊れることはない。
『……もう限界かな、僕の我慢の方も』
「んぁあっ! は、ぁう……なんだよ、なんなんだよっ、クソ……」
前立腺マッサージ器具が引き抜かれた。前立腺を弾かれた快感は直後に後孔に押し当てられた熱いものにより忘れさせられた。
『入れるよ』
「は……!? ま、待てっ、本物……? やめろ、やめてくれっ、頼むやめろっ、やめてくださいっ!」
『なんでそんなに嫌がるの?』
男性器の挿入を嫌がる理由なんて一つしかない。
「ユキ様が……嫌がる。俺はユキ様の犬、その穴はユキ様専用で…………専用、だから……他の人は入れちゃダメで……」
『……どこまで行ってもユキ様ユキ様、主体性ってものがないのかな』
「俺のご主人様はユキ様……主が居るのに、なんで主体性なんか……」
ボイスチェンジャーで変えられた不気味な声がケラケラと楽しげに嗤った。
『たまらないね、抱くよ』
一通り笑って落ち着いた誘拐犯は躊躇なく俺の後孔に陰茎を挿入した。
「んゃあぁああっ!? ぁ、あっ……やら、抜いて……ゃ………………あ?」
ずぷずぷと入ってくる陰茎は硬く、熱く、太い。結構な長さもあるようだ。
『はぁ……締め付け最高。根元まで入ったよ、どう? 感想は?』
臍の少し下まで入れられた。前立腺も腸壁もきゅんきゅんとときめいている。犯して欲しいと全身の細胞が訴えている。
「…………ゆき、さま……?」
ぎゅうっ……と締め付けて感じる陰茎の形。カリ高のそれは確かに雪兎の男根だ、俺が間違えるわけがない。
「ゆきさま……ユキさまっ、ユキ様なんですかっ? ユキ様ぁ……ぁ、あっ、ユキ様、ユキ様ぁ、嬉しい、ユキ様、ユキ様のぉっ……ぁ、あぁっ……イ、くぅっ!」
数ヶ月ぶりの雪兎の陰茎に歓喜した身体はあっさりと絶頂を迎え、腸壁は痙攣しながらも必死にしゃぶりついた。
『やっぱりあっさり分かっちゃったかぁ……知らない人に犯されてる絶望で無反応になるくらいまで責めたかったのにな」
ボイスチェンジャーを外したようで、不気味な声は途中から雪兎の声になった。その声を聞くと更に身体は反応し、自分でも驚くくらいの多幸感に満たされた。
「分かっちゃいますよぉユキさまぁっ、ひどいですっ、ホントにいじわるなんですからぁ」
「いじわる好きだろ?」
「大好きですっ! でも……今回のは、ひどい……」
「ごめんね。はい、お詫び」
革手袋を外したらしい、しっとりとした素手が下腹を軽く押さえる。それだけで俺は精液を吹き、雪兎の手を汚した。
射精は割と簡単にしてしまうものだ、なんとか割り切れる。でもドライオーガズムは気持ちも必要なものだと何となく思っていて、誘拐犯に負けたような気がして、俺の自己嫌悪は危険な域にまで膨らんだ。
『イったね、それもドライ……いいね、調子出てきた?』
「…………俺なんか本気で標的にするわけない、俺なんか本気で犯したくなるわけないっ、俺じゃ勃たねぇから玩具ばっか使ってんだろ! ユキ様に嫌がらせしたいのか……? じゃあもぉ殺せっ! 殺せよっ! 俺を無駄に辱める必要なんかねぇだろぉがっ!」
『え……ちょ、どうしたの、急に……』
「ユキ様……ユキ様っ、やだぁっ、ユキ様に一目も会えずに死にたくないでもユキ様にこんなの知られたくないっ! もぉ嫌ぁあっ!」
四肢に力を込めても拘束具はぎちぎちと音を立てるだけで壊れることはない。
『……もう限界かな、僕の我慢の方も』
「んぁあっ! は、ぁう……なんだよ、なんなんだよっ、クソ……」
前立腺マッサージ器具が引き抜かれた。前立腺を弾かれた快感は直後に後孔に押し当てられた熱いものにより忘れさせられた。
『入れるよ』
「は……!? ま、待てっ、本物……? やめろ、やめてくれっ、頼むやめろっ、やめてくださいっ!」
『なんでそんなに嫌がるの?』
男性器の挿入を嫌がる理由なんて一つしかない。
「ユキ様が……嫌がる。俺はユキ様の犬、その穴はユキ様専用で…………専用、だから……他の人は入れちゃダメで……」
『……どこまで行ってもユキ様ユキ様、主体性ってものがないのかな』
「俺のご主人様はユキ様……主が居るのに、なんで主体性なんか……」
ボイスチェンジャーで変えられた不気味な声がケラケラと楽しげに嗤った。
『たまらないね、抱くよ』
一通り笑って落ち着いた誘拐犯は躊躇なく俺の後孔に陰茎を挿入した。
「んゃあぁああっ!? ぁ、あっ……やら、抜いて……ゃ………………あ?」
ずぷずぷと入ってくる陰茎は硬く、熱く、太い。結構な長さもあるようだ。
『はぁ……締め付け最高。根元まで入ったよ、どう? 感想は?』
臍の少し下まで入れられた。前立腺も腸壁もきゅんきゅんとときめいている。犯して欲しいと全身の細胞が訴えている。
「…………ゆき、さま……?」
ぎゅうっ……と締め付けて感じる陰茎の形。カリ高のそれは確かに雪兎の男根だ、俺が間違えるわけがない。
「ゆきさま……ユキさまっ、ユキ様なんですかっ? ユキ様ぁ……ぁ、あっ、ユキ様、ユキ様ぁ、嬉しい、ユキ様、ユキ様のぉっ……ぁ、あぁっ……イ、くぅっ!」
数ヶ月ぶりの雪兎の陰茎に歓喜した身体はあっさりと絶頂を迎え、腸壁は痙攣しながらも必死にしゃぶりついた。
『やっぱりあっさり分かっちゃったかぁ……知らない人に犯されてる絶望で無反応になるくらいまで責めたかったのにな」
ボイスチェンジャーを外したようで、不気味な声は途中から雪兎の声になった。その声を聞くと更に身体は反応し、自分でも驚くくらいの多幸感に満たされた。
「分かっちゃいますよぉユキさまぁっ、ひどいですっ、ホントにいじわるなんですからぁ」
「いじわる好きだろ?」
「大好きですっ! でも……今回のは、ひどい……」
「ごめんね。はい、お詫び」
革手袋を外したらしい、しっとりとした素手が下腹を軽く押さえる。それだけで俺は精液を吹き、雪兎の手を汚した。
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