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夏休み
がまんがまん、じゅうきゅう
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勃起すらも許されない貞操帯を強制され、激しい痒みを引き起こす媚薬まで塗られ、ずっと苦しんでいた陰茎を青空の下でひたすらに扱く。
「きもちぃっ! きもちぃいっ……! 出ますっ、また出ますぅっ!」
「本っ当に絶倫だねぇ」
素晴らしい解放感に浸って目を蕩けさせ、声を上げていない時ですら口を半開きにし、快楽に集中するあまり唾液まで垂らした。
「あっ、ぁ、あぁーっ! しゅごいっ、ユキ様ぁ、中からドクドク上がってきてぇっ、ビクビクしてぇっ、びゅーって、ずっとでりゅぅっ!」
「ずっとでりゅの、すごいねぇ」
「ぁ、あっ、イくっ、ずっとイくぅうっ! はぁああっ、手ぇ止まんないっ! きもちぃいっ……!」
「……ちょっと強く擦り過ぎじゃない?」
痒いんだから仕方ない、可能な限り摩擦を与えたい。敏感な性器をそんなふうに扱えば後々ヒリヒリと痛むのは分かっていたが、それでも掻かずにはいられない。
「ちょっとポチ! 爪立てちゃダメ! 止まれ、止めろ!」
「……っ! くぅぅん……」
こっそりと爪を立てて陰茎を掻いていたのがバレてしまった。自分の意思では止められなかった手が、雪兎の一喝で簡単に止まった。自分の従順さに驚きながらも不満を示すため犬の鳴き真似をした。
「コップいっぱいになったね。もういいよ、これ以上やったら危ないかもしれないし」
芝生に降りた雪兎は白濁液まみれの俺の陰茎を持ち上げてしげしげと眺め、離した後に俺の太腿で手を拭った。
「おいで、ポチ。掻かないようにしてあげる」
「……はい」
雪兎に連れて行かれたのは地下室だった、気軽に牢獄みたいな場所を作りやがってと思いながらコンクリート打ちっぱなしの壁の冷たさにぶるっと震える。
「吊ってあげる。好きでしょ?」
「はい……!」
天井から吊り下がった鎖、その先端には黒革のベルト。複数本あるそれらは人体に対応しているように見えた。
「まずはそこに立って、拘束具下ろすから」
「はい……」
ワクワクしながら待つ。雪兎は壁に取り付けられたレバーを回し、ベルトが床につくまで鎖を伸ばした。よくよく観察したところ、天井の装置は滑車のようだ。
「つけるよ」
「はいっ!」
「腕後ろに回して」
「はいっ!」
「元気なお返事えらいね」
まずみぞおちの位置に胴体用の太いベルトが巻かれ、それに付属する細めのベルトに後ろに回した腕が拘束された。俺はもう後ろで手を組んだ状態から手を動かせない。
「首にもつけるね。ここには体重かからないようになってるから安心して」
「はいっ! 俺は絞め殺されるならユキ様の御手にされたいです!」
赤い首輪が外され、代わりに黒革の首枷が取り付けれる。
「一旦座って、膝立ちね」
「はい!」
膝立ちになると足首にそれぞれ黒革のベルトが巻かれ、太腿に縛り付けられた。どうやら俺は海老反りの姿勢で吊られるらしい。
「ここに棒を……よし、OK」
膝の裏に棒を挟まされ、その棒の両端についたベルトを巻かれた。足を肩幅に開かせるものらしい。開脚海老反りだなんて、そんな恥ずかしい格好にされてしまうなんて、最高だ。
「後は二の腕とか、体重を上手く分散出来るようにする拘束具……うん、全部つけたね。よし、吊るよ」
「はいっ!」
「体重が偏ったりしてたら危ないから、何か変だなって思ったらすぐ言ってね」
「はい! はやく吊ってください!」
「目ぇキラキラさせちゃって……は、ないね。目は死んでる……ふふ、そんなところも可愛いよ」
雪兎がレバーを握る。胸が高鳴る。レバーが回され、天井から鎖を巻き取る音が聞こえてくる。俺の身体が徐々に浮き上がり、レバーを回す雪兎の重たそうな吐息が聞こえる。
「あ、ぁ……床離れたっ、浮いたぁ……!」
俺の体重は拘束具に均等にかかり、吊られることでの痛みや苦しさは全くなかった。
「きもちぃっ! きもちぃいっ……! 出ますっ、また出ますぅっ!」
「本っ当に絶倫だねぇ」
素晴らしい解放感に浸って目を蕩けさせ、声を上げていない時ですら口を半開きにし、快楽に集中するあまり唾液まで垂らした。
「あっ、ぁ、あぁーっ! しゅごいっ、ユキ様ぁ、中からドクドク上がってきてぇっ、ビクビクしてぇっ、びゅーって、ずっとでりゅぅっ!」
「ずっとでりゅの、すごいねぇ」
「ぁ、あっ、イくっ、ずっとイくぅうっ! はぁああっ、手ぇ止まんないっ! きもちぃいっ……!」
「……ちょっと強く擦り過ぎじゃない?」
痒いんだから仕方ない、可能な限り摩擦を与えたい。敏感な性器をそんなふうに扱えば後々ヒリヒリと痛むのは分かっていたが、それでも掻かずにはいられない。
「ちょっとポチ! 爪立てちゃダメ! 止まれ、止めろ!」
「……っ! くぅぅん……」
こっそりと爪を立てて陰茎を掻いていたのがバレてしまった。自分の意思では止められなかった手が、雪兎の一喝で簡単に止まった。自分の従順さに驚きながらも不満を示すため犬の鳴き真似をした。
「コップいっぱいになったね。もういいよ、これ以上やったら危ないかもしれないし」
芝生に降りた雪兎は白濁液まみれの俺の陰茎を持ち上げてしげしげと眺め、離した後に俺の太腿で手を拭った。
「おいで、ポチ。掻かないようにしてあげる」
「……はい」
雪兎に連れて行かれたのは地下室だった、気軽に牢獄みたいな場所を作りやがってと思いながらコンクリート打ちっぱなしの壁の冷たさにぶるっと震える。
「吊ってあげる。好きでしょ?」
「はい……!」
天井から吊り下がった鎖、その先端には黒革のベルト。複数本あるそれらは人体に対応しているように見えた。
「まずはそこに立って、拘束具下ろすから」
「はい……」
ワクワクしながら待つ。雪兎は壁に取り付けられたレバーを回し、ベルトが床につくまで鎖を伸ばした。よくよく観察したところ、天井の装置は滑車のようだ。
「つけるよ」
「はいっ!」
「腕後ろに回して」
「はいっ!」
「元気なお返事えらいね」
まずみぞおちの位置に胴体用の太いベルトが巻かれ、それに付属する細めのベルトに後ろに回した腕が拘束された。俺はもう後ろで手を組んだ状態から手を動かせない。
「首にもつけるね。ここには体重かからないようになってるから安心して」
「はいっ! 俺は絞め殺されるならユキ様の御手にされたいです!」
赤い首輪が外され、代わりに黒革の首枷が取り付けれる。
「一旦座って、膝立ちね」
「はい!」
膝立ちになると足首にそれぞれ黒革のベルトが巻かれ、太腿に縛り付けられた。どうやら俺は海老反りの姿勢で吊られるらしい。
「ここに棒を……よし、OK」
膝の裏に棒を挟まされ、その棒の両端についたベルトを巻かれた。足を肩幅に開かせるものらしい。開脚海老反りだなんて、そんな恥ずかしい格好にされてしまうなんて、最高だ。
「後は二の腕とか、体重を上手く分散出来るようにする拘束具……うん、全部つけたね。よし、吊るよ」
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「体重が偏ったりしてたら危ないから、何か変だなって思ったらすぐ言ってね」
「はい! はやく吊ってください!」
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雪兎がレバーを握る。胸が高鳴る。レバーが回され、天井から鎖を巻き取る音が聞こえてくる。俺の身体が徐々に浮き上がり、レバーを回す雪兎の重たそうな吐息が聞こえる。
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俺の体重は拘束具に均等にかかり、吊られることでの痛みや苦しさは全くなかった。
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