ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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夏休み

にっぷるりんぐ、さん

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贈られたばかりの真新しいアクセサリーも使って乳首での自慰に夢中になった。風呂は早く済ませろと雪兎に言われたのに、必要のない時間を使った。

「あの……ユキ様」

雪兎はいつから脱衣所に居たのだろう、俺の自慰については知っていると思った方がいいだろう。

「着替え持ってきたよ」

「ぁ、ありがとうございます」

手渡されたのは何の変哲もないシャツとデニムだ。シャツは非常に薄手で、まるで肌着だ。

「どうしたの? はやく身体拭いてそれ着なよ」

「は、はいっ……」

俺はすぐにバスタオルで身体を拭いた。もちろん乳首は避ける、でなければ喘いでしまう。

「ポチ、ちゃんと拭きなよ。下手くそだなぁ。僕が手伝ったげるね」

「え、ぁ、あのっ……ぁひぃいんっ!?」

雪兎はタオルで両手を覆い、タオル越しに俺の乳首をぎゅうっと抓った。アクセサリーで勃起を維持されていることはもちろん、自慰をしたばかりの乳首は非常に敏感だ。

「ごしごししたら肌を傷付けちゃうからね、ポチ。優しくするんだよ、こんなふうにね」

タオル越しの指が乳首をこりこりと撫で転がす。今特に敏感になっている乳首に荒い布地のタオルを擦り付けられて耐えられるわけがなく、俺は立ったまま雪兎の指先一つで喘がされた。

「ひ、ぁっ、あぁっ! あ、あぁっ、タオルっ、ざらざらしてっ……ひんっ! 乳首、ゃ、あっ、ぁあぁっ!」

「ポチ、ここ洗う時も時間かけてたもんね。拭くのにも時間かけなきゃ」

「ご、ごめんなさいっ、遅くなって……んぁあっ!? ひっ、それだめっ、すり潰すのらめぇっ! イくっ、イっちゃっ……ぅうぅっ!」

絶頂と同時に乳首から手を離され、俺は脱衣所の床に膝をついた。口を開けたまま荒く呼吸していると頬を包むように顔を掴まれ、上を向かされた。

「ふふっ……」

俺と目を合わせ、赤紫の瞳が愉悦に歪む。

「可愛いね。僕みたいな小さな子供に乳首ちょっと弄られただけでイっちゃってさ。なっさけなーい……ふふふ」

今度は直接乳首をスリスリと撫でられる。ザラついたタオルで擦られたばかりの乳首にそんな優しい刺激、一番効く。

「ぁ、あっ、は、ぁああんっ……ユキ様っ、ユキ様ぁあぁ……きもちぃっ、ユキ様ぁ……」

「とろっとろの顔しちゃって。人間としては落第、犬としては完璧だね」

「ひゃ、いっ……ありがとうっ、ございましゅぅっ……ユキ様の、りそぉの犬にっ……なりたいですっ」

「そう。じゃ、今すぐ服を着てダイニングに来て。待ってるからね」

もう一度は絶頂させてくれなかった。残念に思いつつも立ち上がり、今度こそ雪兎の命令を守るため素早く服を着た。

「……うわ、乳首浮くじゃん」

ニップルリングの刺激で勃ちっぱなしの乳首は小さめサイズの薄い白シャツに色まで浮く。ぴっちりとした生地に押さえられる鈴と鎖までよく分かる。

「弄ってくれんのかな……」

姿見の前でみっともない乳首を確認し終えたら、次はデニムだ。こちらも小さめサイズ、ピチピチの尻や太腿はタイトなんて言葉じゃ片付けられない。

「尻破れるんじゃねぇのこれ……」

悲鳴を上げている生地は腰を曲げたらお亡くなりになってしまうだろう。俺は生地の張りに気を付けてゆっくり動くことにした。
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