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味は他にもあります。
「私には少し味が濃いかも」
とある女性客の反応だった。 もしや濃い味に慣れていない!?
「!! 塩味もご用意出来ます!」
私は咄嗟に言った。
塩胡椒も万能スパイスも有るんだよ!
「じゃあ、そちらを」
女性は途中まで食べていたタレ焼きを、後ろにいた12歳くらいの男の子にあげた。
顔が似てる、息子のようだ。
「お母さん、これめっちゃ美味いよ」
「良かったわね」
息子には濃いタレ味が通じる!
「こちら塩味で、こちらが万能スパイス味です」
「あら、三種もあるの。じゃあ塩味と万能スパイス味とやらを一本ずつ」
「あら! この万能スパイス味ってとても美味しいわね!
塩味も食べやすい味だわ」
売ってみた反応みるに、女性と男性でだいぶ反応が違うな。
例えば、汗をかいていっぱい運動したり工事現場で汗を流して働いてる人は、スポーツ飲料じゃ追いつかないから麺つゆ飲んでるって言ってた人が昔いたけど、大量に塩を失う職業の人とかは濃い味が好きなのかな?
子供の方も走り回ってるのか知らないけど、タレ味も好まれるような。
「お母さん、そっちも一口ちょうだい!」
子は母親が食べてるのをおねだりした。
育ち盛りだもんね。
「しょうがない子ね」
「……全部美味しい! 今日の飯、これでいいからもっと買って!」
「一口食べた残りは留守番の子にあげようと思ったんだがね、どの味が良いの?」
「三つとも!」
「全く。三種また一本ずつくださいな」
母親はしょうがない子だねって顔をしつつも買ってあげるようだ。
愛かな。
「ハイ! 喜んで!」
「ありがとうございます!」
「かしこまり!」
チャリンチャリン。
袋に売り上げの銅貨が増えていく音が、なんともいいじゃない?
「万能スパイス味ってのが食べてみたい。一本くれ」
見なりの小綺麗な男性客が現れた。
「はい! 万能スパイス味一丁!」
「……え、これは驚いた、こんな美味い串焼きは初めてだ。全種類5本ずつ、追加でくれ」
「はい! 沢山ありがとうございます!」
小綺麗な男性は串焼きを油紙に包んで持って帰った。
その後、なんと行列が出来てしまい、私達はひたすら串焼きを焼き続け、完売御礼状態となった。
ピロロンと、また音が聞こえた。
後でステータスを確認しないと!
「はー、サヤつかれたぁ」
「でも大人気で良かったね!」
「女性と男性でわりと反応違ったな」
「タレ味は売る前にこれは濃い味ですって言う方がいいのかな」
私は販売の仕方が親切な方がいいのかな?と考えた。
「とりあえず食べさせて反応みてからでも良くない?」
「試してみるまで分からないけどな、女性の中でも日本人は照り焼きのタレ味好きな人も多かったはずだし」
「良く分からないから、臨機応変にしよ」
「りょ」
「そうだな」
宿に戻ってから、私達は三人ともステータスの確認をした。
ーーーーーーーーーーーーー
奏 異世界人レベル 5
商人 レベル 7
交渉 5
目利き 8
魅力 68
☆
ーーーーーーーーーーーーー
紗耶香 異世界人レベル 5
商人 レベル5
女優 レベル5
交渉 5
目利き 7
魅力 80
☆
ーーーーーーーーーーーーー
浩太 異世界人 レベル 5
商人 レベル 7
交渉 5
目利き 5
魅力 60
☆
ーーーーーーーーーーーーー
「色々地味にまとめて上がってるみたいね」
なんだかんだでレベルアップは嬉しい。
「異世界人レベルまで上がってるからな」
「レベルの神様、まとめて上げるのが好きな説有るんじゃね?」
「レベルの神様とは……?」
「紗耶香ちゃんの言う通り、成長を司る神とかいてもおかしくはないよ」
「ああ、その言い方なら分かる」
「サヤ、レベル神でも良いと思うな」
「ところで串焼き大繁盛でよかったけど、串に肉刺すの結構面倒だし、次はいっそハンバーガー売ってみない?
どうせ口紅とか売るなら日替わりで商品変えたりとかさ」
串に刺す作業が面倒なので、ハンバーグ捏ねても手間はかかるが力はそれほどいらない。
「俺達は一体、何屋さんなんだよ」
「よ、よろず屋?」
「確かに、串焼き売ってる横で口紅とかオシャレアイテム売るのは微妙だと思って出さなかったもんね」
「巻きスカートが量産出来たら、その時に安全ピンと口紅とかも売ろうよ」
「巻きスカート量産は大変じゃない? 端っこ縫うのとかサ」
紗耶香ちゃんはお裁縫は得意じゃないっぽいな。
いや、好きじゃないだけかも。
「コウタ、今回の売り上げでハンドミシン買えない? ホッチキスくらいのサイズのやつ」
「ああ、買えるな。千円くらいだし」
「マジ!? ミシンそんな安く買えるんだ!?」
「巻きスカート用の直線縫い位ならハンドミシンで十分でしょ」
コウタはスキルでハンドミシンを買ってくれた。
とある女性客の反応だった。 もしや濃い味に慣れていない!?
「!! 塩味もご用意出来ます!」
私は咄嗟に言った。
塩胡椒も万能スパイスも有るんだよ!
「じゃあ、そちらを」
女性は途中まで食べていたタレ焼きを、後ろにいた12歳くらいの男の子にあげた。
顔が似てる、息子のようだ。
「お母さん、これめっちゃ美味いよ」
「良かったわね」
息子には濃いタレ味が通じる!
「こちら塩味で、こちらが万能スパイス味です」
「あら、三種もあるの。じゃあ塩味と万能スパイス味とやらを一本ずつ」
「あら! この万能スパイス味ってとても美味しいわね!
塩味も食べやすい味だわ」
売ってみた反応みるに、女性と男性でだいぶ反応が違うな。
例えば、汗をかいていっぱい運動したり工事現場で汗を流して働いてる人は、スポーツ飲料じゃ追いつかないから麺つゆ飲んでるって言ってた人が昔いたけど、大量に塩を失う職業の人とかは濃い味が好きなのかな?
子供の方も走り回ってるのか知らないけど、タレ味も好まれるような。
「お母さん、そっちも一口ちょうだい!」
子は母親が食べてるのをおねだりした。
育ち盛りだもんね。
「しょうがない子ね」
「……全部美味しい! 今日の飯、これでいいからもっと買って!」
「一口食べた残りは留守番の子にあげようと思ったんだがね、どの味が良いの?」
「三つとも!」
「全く。三種また一本ずつくださいな」
母親はしょうがない子だねって顔をしつつも買ってあげるようだ。
愛かな。
「ハイ! 喜んで!」
「ありがとうございます!」
「かしこまり!」
チャリンチャリン。
袋に売り上げの銅貨が増えていく音が、なんともいいじゃない?
「万能スパイス味ってのが食べてみたい。一本くれ」
見なりの小綺麗な男性客が現れた。
「はい! 万能スパイス味一丁!」
「……え、これは驚いた、こんな美味い串焼きは初めてだ。全種類5本ずつ、追加でくれ」
「はい! 沢山ありがとうございます!」
小綺麗な男性は串焼きを油紙に包んで持って帰った。
その後、なんと行列が出来てしまい、私達はひたすら串焼きを焼き続け、完売御礼状態となった。
ピロロンと、また音が聞こえた。
後でステータスを確認しないと!
「はー、サヤつかれたぁ」
「でも大人気で良かったね!」
「女性と男性でわりと反応違ったな」
「タレ味は売る前にこれは濃い味ですって言う方がいいのかな」
私は販売の仕方が親切な方がいいのかな?と考えた。
「とりあえず食べさせて反応みてからでも良くない?」
「試してみるまで分からないけどな、女性の中でも日本人は照り焼きのタレ味好きな人も多かったはずだし」
「良く分からないから、臨機応変にしよ」
「りょ」
「そうだな」
宿に戻ってから、私達は三人ともステータスの確認をした。
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奏 異世界人レベル 5
商人 レベル 7
交渉 5
目利き 8
魅力 68
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紗耶香 異世界人レベル 5
商人 レベル5
女優 レベル5
交渉 5
目利き 7
魅力 80
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浩太 異世界人 レベル 5
商人 レベル 7
交渉 5
目利き 5
魅力 60
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「色々地味にまとめて上がってるみたいね」
なんだかんだでレベルアップは嬉しい。
「異世界人レベルまで上がってるからな」
「レベルの神様、まとめて上げるのが好きな説有るんじゃね?」
「レベルの神様とは……?」
「紗耶香ちゃんの言う通り、成長を司る神とかいてもおかしくはないよ」
「ああ、その言い方なら分かる」
「サヤ、レベル神でも良いと思うな」
「ところで串焼き大繁盛でよかったけど、串に肉刺すの結構面倒だし、次はいっそハンバーガー売ってみない?
どうせ口紅とか売るなら日替わりで商品変えたりとかさ」
串に刺す作業が面倒なので、ハンバーグ捏ねても手間はかかるが力はそれほどいらない。
「俺達は一体、何屋さんなんだよ」
「よ、よろず屋?」
「確かに、串焼き売ってる横で口紅とかオシャレアイテム売るのは微妙だと思って出さなかったもんね」
「巻きスカートが量産出来たら、その時に安全ピンと口紅とかも売ろうよ」
「巻きスカート量産は大変じゃない? 端っこ縫うのとかサ」
紗耶香ちゃんはお裁縫は得意じゃないっぽいな。
いや、好きじゃないだけかも。
「コウタ、今回の売り上げでハンドミシン買えない? ホッチキスくらいのサイズのやつ」
「ああ、買えるな。千円くらいだし」
「マジ!? ミシンそんな安く買えるんだ!?」
「巻きスカート用の直線縫い位ならハンドミシンで十分でしょ」
コウタはスキルでハンドミシンを買ってくれた。
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