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1[ヴィル]
神薙降臨 §2
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机の上に置かれた分厚い報告書をつかむと、彼の署名が入った表紙をめくった。衝撃的な単語がいくつも視界に飛び込んできた。
「お、おい、全員を捕縛したって……これ、マジか!」
「もう取り調べも始まっている」とクリスは言う。
「なんてことだ……」俺は再び首を横に振った。
俺の幼なじみは奇跡を起こしていた――
「クリス、お前は英雄だったのか……」
「大げさだな。偶然近くにいただけだ」
「しかし、歴史を動かしたのだぞ!」
「動かしたのは俺じゃない。今日降りた神薙だ」
夢中になって報告書をめくっていると、父の名が目に留まった。
「この事件、父上も絡んでいるのか?」
「一部の取り調べに同席しているらしい。『真実の宝珠』の使用許可も出た」
「そうか。それなら、もう虚偽の証言はできないな」
『真実の宝珠』は我が家に伝わる宝で、うそに反応して光るため、取り調べで偽証を暴くのに便利な道具だ。
このところ、家にも戻れないほど多忙だと聞いていたが……父のことだ、動く価値があったから動いたのだろう。魔導師団を潰す絶好の機会を逃すような人ではない。
「それで? 報告書に書いてないことを詳しく話してくれるのだろう?」と、俺は尋ねた。
「お前に急ぎの用がなければな」と言うと、彼は机の上に積み上がっているものを指さしている。
「ああ――たった今、急ぎの用はなくなった」
俺はそれらから目を逸らした。
「悪いが酒なしでは語れない」と彼は言う。
「では飲もう。実は猛烈に腹が減っているんだ」
「食堂にでも行ってみるか」
騎士団の食堂へ行くと、もう片付けをしているところだった。
「しまった。今日は早めに閉まる日か! すまん、残り物でもいいのだが、何かないか?」と、彼が顔なじみの料理人に尋ねている。
こちらの雰囲気を察して、料理人が燻製肉を出してきて炙り始める。俺たちが歓喜していると、肉のソースがかかったジャガイモや、煮込み料理を手際よく盛り付け、最後にパンとトウモロコシのスープも添えてくれた。
騎士団の食堂が出す料理には賛否があり、俺はどちらかと言えば否定派のほうだったが、少し認識を改めたほうがいいかもしれない。
「完璧だ」と、彼は料理人を賞賛した。
「ありがとう。どれも美味そうだ」と、俺も彼らに感謝した。
給仕用のトレイに料理を載せると、騎士団宿舎へつながる渡り廊下を通り、俺の部屋へ向かう。
途中、第三騎士団のデカい連中が「二人で悪巧みですか?」と聞いてきた。
「まあな。老後に二人で営むパン屋について、極めて重要な相談をするところだ」
クリスが大ぼらを吹くと、団員たちは野太い声でゲラゲラ笑った。
部屋に入って鍵を閉めると、俺たちは子どもに戻る。
「早く食おう。腹が減って死にそうだ」
「ワインどこだぁ?」
「そこの棚の上。好きなのを選んでいいぞ。今、乾燥肉も出す」
棚を開いてゴソゴソやっていると「書記の土産か?」と、彼が聞いてきた。彼は後輩の一人を、いまだに生徒会時代の役職名で呼ぶことがある。
「いい加減にアレンを卒業させてやれよ」
「よく文句言われたっけな。『クリス先輩、仕事をしてください。あなたは副会長でしょう? 会長、あなたもです!』」
「俺は今も同じことを言われている。おそらく明日も言われるよ」
「最近あいつがかけている変なメガネは何だ?」と、彼が聞いてきた。
「男の気配を薄める魔道具の試作品だ。神薙対策としてヒュミル魔道具店に作らせた」
「どこかの令嬢が『細い岩に見える』と嘆いていたぞ」
「そう見えているなら成功だな」
俺たちはアレンのうわさ話をしながらテーブルに料理を並べた。
「よし食おう!」
料理人が用意してくれた燻製肉は脂が甘く、酢漬けの野菜とよく合った。すべての料理を一通り味見すると、朝から何も食べていなかった腹にスープとパンを放り込んで落ち着かせる。その後でじっくりと肉を味わった。
彼はワインを飲みながら一気に神薙の話をしている。俺はもぐもぐと口を動かしながら聞き、時折うなずいた。
「――とまあ、ざっとこんな感じだ」
彼は一通り話すと、ようやく肉にナイフを入れた。
「ふぅん……しかし、よく逃げられたな、その女」
俺がパンにバターを塗りながら言うと、彼はナイフを止めてこちらをにらんだ。
「神薙を『その女』呼ばわりするな。こいつで斬るぞ」と、ナイフを振って油を皿に落としている。しかも「明日にでも夫に申し込むつもりでいる」と信じられないことを口走った。
俺は神薙が嫌いだった。生理的に受け付けないし、擦り寄っていく連中にも引いてしまう。
クリスも神薙を忌避していたはずだ。それがたった一日で陶酔し、夫になりたいとまで言い出すのだから驚きだ。ただ、本人が一番その変化に戸惑っているようにも見えた。
「どんな女、あ、いや……どのような神薙だった?」と尋ねた。
彼が「可憐だった」と答えたせいで、俺は失神しそうになった。
――クリスよ……ついに心まで野獣化して毒ヘビやサソリもかわいく見えるようになったのか? 小さければなんでもいいというものではないぞ?
「真っ赤な紅を引いた裸同然の女ではないのか?」
「いや、小さな唇は艶やかで淡い桃色だった。リボンがたくさんついた鎖骨も見えない淑女のドレスで、何もかもを隠していた」
「偽物じゃないのか? 神に見放された大陸に、そんなマトモな神薙が降りるわけないだろう」
「宮廷訛りで話すのに、本人はそれが何語かも知らなかった。偽者だと疑わなかったのは、それがあまりに自然で流暢だったからだ」
「宮廷訛りだと!?」
かつて、亡国パトラから亡命してきた王族の訛りだ。日常会話で使う者はまずいない。古き良き時代の美しい言葉として、言語保存会の専門家や、趣味で習った者しか知らないものだ。
先代の神薙は、庶民街の道端で寝ている酔っ払いオヤジのような汚い言葉で話していた。
だから俺たち天人族は、ずっと神薙を隠している。「神の遣い」だと信じている被支配層に、みっともない姿を見せるわけにはいかないからだ。
「やはり偽者じゃないのか? 神薙がきれいな言葉で話すわけがないだろう」
「柔軟そうに見えて意外とガンコだよな、お前は」と、彼は少し呆れたように笑った。
「ささやくような声で『これは何語というのですか?』と聞かれた。お前も会って心臓を潰されてしまえ」
彼は宮廷訛りを真似てみせたが、発音が難しく、どうにもそれらしくならなかった。
「クリスはその質問にどう答えたんだ?」
「格式の高いオルランディア語です、と」
「まあ……そう言うほかないか」
「仮にニセの神薙を作ったとしても、魔力がないとか、『生命の宝珠』を作れないとか、すぐにバレるぜ? 手をかけるだけ無駄だろ?」と彼は言う。
確かにそのとおりだ。本物だと認めざるを得なかった。
「その神薙、今夜はうちの叔父上とでも寝ているのか?」と、俺は尋ねた。
「バカなこと言うんじゃねぇよ」と、彼は怒っている。
「何がバカだ。叔父上はそっちのほうも英雄だぞ? 先代の神薙が唯一、もう一度抱いてほしいと請うた猛者だ」
俺が面白がって笑っていると、彼は「当代の神薙は淑女だ」と言った。「その証拠に、神薙の職務を知らされて衝撃を受け、その場で気を失った」
「そんなことは報告書に書いてなかったぞ?」と、俺は指摘した。
「ここだけの話、書くなと言われたことがいくつかある」と彼は言う。
「お、おい、全員を捕縛したって……これ、マジか!」
「もう取り調べも始まっている」とクリスは言う。
「なんてことだ……」俺は再び首を横に振った。
俺の幼なじみは奇跡を起こしていた――
「クリス、お前は英雄だったのか……」
「大げさだな。偶然近くにいただけだ」
「しかし、歴史を動かしたのだぞ!」
「動かしたのは俺じゃない。今日降りた神薙だ」
夢中になって報告書をめくっていると、父の名が目に留まった。
「この事件、父上も絡んでいるのか?」
「一部の取り調べに同席しているらしい。『真実の宝珠』の使用許可も出た」
「そうか。それなら、もう虚偽の証言はできないな」
『真実の宝珠』は我が家に伝わる宝で、うそに反応して光るため、取り調べで偽証を暴くのに便利な道具だ。
このところ、家にも戻れないほど多忙だと聞いていたが……父のことだ、動く価値があったから動いたのだろう。魔導師団を潰す絶好の機会を逃すような人ではない。
「それで? 報告書に書いてないことを詳しく話してくれるのだろう?」と、俺は尋ねた。
「お前に急ぎの用がなければな」と言うと、彼は机の上に積み上がっているものを指さしている。
「ああ――たった今、急ぎの用はなくなった」
俺はそれらから目を逸らした。
「悪いが酒なしでは語れない」と彼は言う。
「では飲もう。実は猛烈に腹が減っているんだ」
「食堂にでも行ってみるか」
騎士団の食堂へ行くと、もう片付けをしているところだった。
「しまった。今日は早めに閉まる日か! すまん、残り物でもいいのだが、何かないか?」と、彼が顔なじみの料理人に尋ねている。
こちらの雰囲気を察して、料理人が燻製肉を出してきて炙り始める。俺たちが歓喜していると、肉のソースがかかったジャガイモや、煮込み料理を手際よく盛り付け、最後にパンとトウモロコシのスープも添えてくれた。
騎士団の食堂が出す料理には賛否があり、俺はどちらかと言えば否定派のほうだったが、少し認識を改めたほうがいいかもしれない。
「完璧だ」と、彼は料理人を賞賛した。
「ありがとう。どれも美味そうだ」と、俺も彼らに感謝した。
給仕用のトレイに料理を載せると、騎士団宿舎へつながる渡り廊下を通り、俺の部屋へ向かう。
途中、第三騎士団のデカい連中が「二人で悪巧みですか?」と聞いてきた。
「まあな。老後に二人で営むパン屋について、極めて重要な相談をするところだ」
クリスが大ぼらを吹くと、団員たちは野太い声でゲラゲラ笑った。
部屋に入って鍵を閉めると、俺たちは子どもに戻る。
「早く食おう。腹が減って死にそうだ」
「ワインどこだぁ?」
「そこの棚の上。好きなのを選んでいいぞ。今、乾燥肉も出す」
棚を開いてゴソゴソやっていると「書記の土産か?」と、彼が聞いてきた。彼は後輩の一人を、いまだに生徒会時代の役職名で呼ぶことがある。
「いい加減にアレンを卒業させてやれよ」
「よく文句言われたっけな。『クリス先輩、仕事をしてください。あなたは副会長でしょう? 会長、あなたもです!』」
「俺は今も同じことを言われている。おそらく明日も言われるよ」
「最近あいつがかけている変なメガネは何だ?」と、彼が聞いてきた。
「男の気配を薄める魔道具の試作品だ。神薙対策としてヒュミル魔道具店に作らせた」
「どこかの令嬢が『細い岩に見える』と嘆いていたぞ」
「そう見えているなら成功だな」
俺たちはアレンのうわさ話をしながらテーブルに料理を並べた。
「よし食おう!」
料理人が用意してくれた燻製肉は脂が甘く、酢漬けの野菜とよく合った。すべての料理を一通り味見すると、朝から何も食べていなかった腹にスープとパンを放り込んで落ち着かせる。その後でじっくりと肉を味わった。
彼はワインを飲みながら一気に神薙の話をしている。俺はもぐもぐと口を動かしながら聞き、時折うなずいた。
「――とまあ、ざっとこんな感じだ」
彼は一通り話すと、ようやく肉にナイフを入れた。
「ふぅん……しかし、よく逃げられたな、その女」
俺がパンにバターを塗りながら言うと、彼はナイフを止めてこちらをにらんだ。
「神薙を『その女』呼ばわりするな。こいつで斬るぞ」と、ナイフを振って油を皿に落としている。しかも「明日にでも夫に申し込むつもりでいる」と信じられないことを口走った。
俺は神薙が嫌いだった。生理的に受け付けないし、擦り寄っていく連中にも引いてしまう。
クリスも神薙を忌避していたはずだ。それがたった一日で陶酔し、夫になりたいとまで言い出すのだから驚きだ。ただ、本人が一番その変化に戸惑っているようにも見えた。
「どんな女、あ、いや……どのような神薙だった?」と尋ねた。
彼が「可憐だった」と答えたせいで、俺は失神しそうになった。
――クリスよ……ついに心まで野獣化して毒ヘビやサソリもかわいく見えるようになったのか? 小さければなんでもいいというものではないぞ?
「真っ赤な紅を引いた裸同然の女ではないのか?」
「いや、小さな唇は艶やかで淡い桃色だった。リボンがたくさんついた鎖骨も見えない淑女のドレスで、何もかもを隠していた」
「偽物じゃないのか? 神に見放された大陸に、そんなマトモな神薙が降りるわけないだろう」
「宮廷訛りで話すのに、本人はそれが何語かも知らなかった。偽者だと疑わなかったのは、それがあまりに自然で流暢だったからだ」
「宮廷訛りだと!?」
かつて、亡国パトラから亡命してきた王族の訛りだ。日常会話で使う者はまずいない。古き良き時代の美しい言葉として、言語保存会の専門家や、趣味で習った者しか知らないものだ。
先代の神薙は、庶民街の道端で寝ている酔っ払いオヤジのような汚い言葉で話していた。
だから俺たち天人族は、ずっと神薙を隠している。「神の遣い」だと信じている被支配層に、みっともない姿を見せるわけにはいかないからだ。
「やはり偽者じゃないのか? 神薙がきれいな言葉で話すわけがないだろう」
「柔軟そうに見えて意外とガンコだよな、お前は」と、彼は少し呆れたように笑った。
「ささやくような声で『これは何語というのですか?』と聞かれた。お前も会って心臓を潰されてしまえ」
彼は宮廷訛りを真似てみせたが、発音が難しく、どうにもそれらしくならなかった。
「クリスはその質問にどう答えたんだ?」
「格式の高いオルランディア語です、と」
「まあ……そう言うほかないか」
「仮にニセの神薙を作ったとしても、魔力がないとか、『生命の宝珠』を作れないとか、すぐにバレるぜ? 手をかけるだけ無駄だろ?」と彼は言う。
確かにそのとおりだ。本物だと認めざるを得なかった。
「その神薙、今夜はうちの叔父上とでも寝ているのか?」と、俺は尋ねた。
「バカなこと言うんじゃねぇよ」と、彼は怒っている。
「何がバカだ。叔父上はそっちのほうも英雄だぞ? 先代の神薙が唯一、もう一度抱いてほしいと請うた猛者だ」
俺が面白がって笑っていると、彼は「当代の神薙は淑女だ」と言った。「その証拠に、神薙の職務を知らされて衝撃を受け、その場で気を失った」
「そんなことは報告書に書いてなかったぞ?」と、俺は指摘した。
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