35 / 392
1[ヴィル]
神薙降臨 §1
しおりを挟む
――胸糞の悪い一日だった。
郊外での仕事から戻った俺は、執務室の灯りをつけ、ソファに外套を放り投げた。タイを緩めつつ机に目をやると、赤字で「要回覧」と書かれた報告書が山積みになっている……。
なぜ人数分の報告書を作らないのだろう。
急いで読むのが億劫だし、読んだかどうかの確認をされるのも好きではなかった。文句を言いつつ読むしかない自分にも嫌気がさす。
一刻も早く終わらせて酒を飲もうと心に決め、だらだらと机についた。
突然の大きな音に驚いて頭を上げると、幼なじみが扉の前に仁王立ちしている。走ってきたのか、ボサボサ頭に伸ばし放題のヒゲが獅子のように広がっていた。
彼なりにこだわりがあるのだろうが、最近は眉毛が一本の縄のように繋がりかけ、元の顔が思い出せないほどだ。
「やあクリス、今戻ったところだ」と声をかけた。
肩で息をしながらノッシノッシとこちらへ向かってくるのは、第三騎士団の団長である幼なじみ、クリストフ・クランツだ。背丈は俺とほとんど変わらないが、その体躯は分厚く鍛え抜かれている。
「ノックぐらいしろよ」と苦言を呈すが「お前の部屋は『遊ぼうぜ』と言いながら入るものだろう?」と言い返してきた。
「言っていなかっただろうが」
「遊ぼうぜぇー」
「今言わなくていいんだよ」
「今日の話は聞いたか?」と、彼は急に真顔に戻った。
肩で息をしているわりに、落ち着いた声をしている。さすが体力の化け物だ。
「帰って来たばかりで、まだ誰とも話をしていないよ。報告書を読むのは明日にしようと思っているし」
俺は手にしている請求書の束に目をやった。
「今日はこれに署名をするのが最優先なんだ」
「そうか……」と言うと、彼は俺の外套とタイを拾い、コート掛けに掛けてくれた。俺がお礼を言うのと同時に、筋肉の塊がソファに沈む。
「忙しいだろうが、報告書は早く読んだほうがいい。そのうちの一つは俺からだ」と、彼は言った。
「何か事件でもあったのか? こちらはひどい一日だった」
「労ってやりたいところだが……」
「お気持ちだけありがたく頂戴するよ」と、請求書から視線を離さずに返事をした。
「――今日、神薙が魔導師団に襲われた」
「ほう……。ん? 誰が誰に?」
彼の話は右の耳から左の耳へと通り抜けた。
酒にでも誘いに来たのだろう。俺だってすぐにでも食事に行きたいが、この紙の山に一つでも多く署名をしなければ、また後輩から文句を言われるはめになる。
嫌いなことを後回しにするのは俺の悪い癖だ。締め切りを守れない俺のせいで、後輩たちが困っていることはわかっているのだが、一人でじっとしているのが苦手な俺にとって、一日の大半を占める机仕事は苦行でしかなかった。
一番上の請求書を確認し終え、ため息をつきながら紙をめくった。
「その紙切れよりも大事な話をしているのだが?」と、彼は少しの皮肉を込めて言った。
「んー、聞いているよ……」
「ウソをつくな」
「すまん」と、俺は手にしていた書類を机に置いた。
彼の口から「神薙」という言葉が出ていたような気がした。俺が部下を率いて出かけていた理由を、誰かから聞いたのかもしれない。
「実は昨日、神薙が殺された。今日の任務はその遺体の後始末だったんだ。なんとも胸糞の悪い一日だったよ」と、俺はその日の出来事を彼に話した。
神の皮をかぶった害獣『神薙』は、異世界から来た女で、天人族の繁殖のためだけにその存在が許されている。人智を超えた謎の力を持ち、極めて厄介な存在だ。
昨年、五十代半ばで力を失うと、護衛や側近、百と六人の夫は全員大喜びでそばを離れた。
神薙は郊外に移り、平民として哀れな晩年を過ごすはずだったが、かつて夫だった男に殺された。後継ぎを作れなかったことを恨んでのことだった。
「任務のことは陛下から聞いた。死体から例の力が噴き出すらしいな」と、クリスは同情的に言った。
謎多き神薙の力についての研究は一向に進んでおらず、力に抗える者だけの特殊な業務になっている。
「で? 神薙がどうかしたのか?」と尋ねた。
「いや、死んだ神薙の話ではない」
彼はボサボサの髪をかき上げると、神妙な顔でこう言った。「今日、新しい神薙が降臨した」と。
俺はぽかんと口を開けていた。彼の目を見たまま、ゆっくりと顎を引き「今……新しい神薙が降りたと言ったのか? どうやって知った?」と聞き返した。
「偶然だ」と彼は答えた。
召喚の日が事前に通知されないことは聞いていたが、これほど唐突だとは予想していなかった。
降りた直後、神薙は魔導師団に襲われかけたらしい。
「へえ。それは……まあ、大喜びだっただろうな」と、俺は答えた。
そのくらいしか言えることがない。なにせ神薙は大の男好きだ。
ところが彼は「二度とそんなふうに言うな」と俺をにらみつけている。「いくらお前でも剣を向けずにいられる自信がない」
「なぜ? 神薙は肉と酒と男が大好物なのだから当然だろう?」
「お前……」ゆらりと立ち上がった筋肉の塊が突進してきた。
「うわ! 待て、よせ! ぐっ……こ、この、ばか力……ッ!」
「取り消せ!」
「す、すまん! 俺が悪かった。二度と言わない!」
野獣に危うく絞め落とされるところだった――
「クリス……まさか変なものを拾って口に入れたのではないだろうな? 拾ったものを食わないのは紳士の基本だぞ?」と、俺は皮肉を言った。
「人を拾い食いした犬みたいに言うんじゃねえ!」
「では、お前が神薙に拾われて食われたのか?」
しまった……いつもの癖で、つい神薙をけなしてしまった。
彼は俺をにらみつけながら特注の大剣に手をかけている。
「ば、ばか! 剣はよせ! 悪かった。全面的に俺が悪い!」
なぜ俺が謝らねばならないのだろう……。
魔導師団は、いけ好かない連中だ。
金と欲にまみれて神薙の地位を悪用し尽くし、神薙の退位後は雲隠れをしていた。
一人だけ話のわかる真面目な魔導師がいたが、いつの間にか失踪し、仲間に殺されたとうわさになっている。彼が消えて以来、魔導師団は天人族の中では共通悪となり、完全に孤立していた。
千年ほど前は、国防の要として光の結界で民を護り、騎士団とともに戦場で闘えるほどの戦闘力を有していたらしいが、今は見る影もなく堕落している。俺は生まれてこのかた、結界なんてものにはお目にかかったことすらない。
「表向き、魔導師団は知恵をもって神薙を護ることになっているはずだ。神薙の権力と彼らの悪知恵は、持ちつ持たれつの関係だろ? それなのに『襲った』とはどういうことだ?」
俺がそう言うと、彼は話を思い切り端折って「陛下が魔導師団の解体を命じた」とだけ言った。
一瞬、言葉を失った。
いくら役に立たないとはいえ、腐っても国の組織だ。そう簡単に潰せるものではない。俺は左右に首を振った。
「どうやったら一日でそこまで……。正当な理由があってのことだよな?」
「そこに書いてある。だから早く読めと言っている」と、彼は顎をしゃくった。
郊外での仕事から戻った俺は、執務室の灯りをつけ、ソファに外套を放り投げた。タイを緩めつつ机に目をやると、赤字で「要回覧」と書かれた報告書が山積みになっている……。
なぜ人数分の報告書を作らないのだろう。
急いで読むのが億劫だし、読んだかどうかの確認をされるのも好きではなかった。文句を言いつつ読むしかない自分にも嫌気がさす。
一刻も早く終わらせて酒を飲もうと心に決め、だらだらと机についた。
突然の大きな音に驚いて頭を上げると、幼なじみが扉の前に仁王立ちしている。走ってきたのか、ボサボサ頭に伸ばし放題のヒゲが獅子のように広がっていた。
彼なりにこだわりがあるのだろうが、最近は眉毛が一本の縄のように繋がりかけ、元の顔が思い出せないほどだ。
「やあクリス、今戻ったところだ」と声をかけた。
肩で息をしながらノッシノッシとこちらへ向かってくるのは、第三騎士団の団長である幼なじみ、クリストフ・クランツだ。背丈は俺とほとんど変わらないが、その体躯は分厚く鍛え抜かれている。
「ノックぐらいしろよ」と苦言を呈すが「お前の部屋は『遊ぼうぜ』と言いながら入るものだろう?」と言い返してきた。
「言っていなかっただろうが」
「遊ぼうぜぇー」
「今言わなくていいんだよ」
「今日の話は聞いたか?」と、彼は急に真顔に戻った。
肩で息をしているわりに、落ち着いた声をしている。さすが体力の化け物だ。
「帰って来たばかりで、まだ誰とも話をしていないよ。報告書を読むのは明日にしようと思っているし」
俺は手にしている請求書の束に目をやった。
「今日はこれに署名をするのが最優先なんだ」
「そうか……」と言うと、彼は俺の外套とタイを拾い、コート掛けに掛けてくれた。俺がお礼を言うのと同時に、筋肉の塊がソファに沈む。
「忙しいだろうが、報告書は早く読んだほうがいい。そのうちの一つは俺からだ」と、彼は言った。
「何か事件でもあったのか? こちらはひどい一日だった」
「労ってやりたいところだが……」
「お気持ちだけありがたく頂戴するよ」と、請求書から視線を離さずに返事をした。
「――今日、神薙が魔導師団に襲われた」
「ほう……。ん? 誰が誰に?」
彼の話は右の耳から左の耳へと通り抜けた。
酒にでも誘いに来たのだろう。俺だってすぐにでも食事に行きたいが、この紙の山に一つでも多く署名をしなければ、また後輩から文句を言われるはめになる。
嫌いなことを後回しにするのは俺の悪い癖だ。締め切りを守れない俺のせいで、後輩たちが困っていることはわかっているのだが、一人でじっとしているのが苦手な俺にとって、一日の大半を占める机仕事は苦行でしかなかった。
一番上の請求書を確認し終え、ため息をつきながら紙をめくった。
「その紙切れよりも大事な話をしているのだが?」と、彼は少しの皮肉を込めて言った。
「んー、聞いているよ……」
「ウソをつくな」
「すまん」と、俺は手にしていた書類を机に置いた。
彼の口から「神薙」という言葉が出ていたような気がした。俺が部下を率いて出かけていた理由を、誰かから聞いたのかもしれない。
「実は昨日、神薙が殺された。今日の任務はその遺体の後始末だったんだ。なんとも胸糞の悪い一日だったよ」と、俺はその日の出来事を彼に話した。
神の皮をかぶった害獣『神薙』は、異世界から来た女で、天人族の繁殖のためだけにその存在が許されている。人智を超えた謎の力を持ち、極めて厄介な存在だ。
昨年、五十代半ばで力を失うと、護衛や側近、百と六人の夫は全員大喜びでそばを離れた。
神薙は郊外に移り、平民として哀れな晩年を過ごすはずだったが、かつて夫だった男に殺された。後継ぎを作れなかったことを恨んでのことだった。
「任務のことは陛下から聞いた。死体から例の力が噴き出すらしいな」と、クリスは同情的に言った。
謎多き神薙の力についての研究は一向に進んでおらず、力に抗える者だけの特殊な業務になっている。
「で? 神薙がどうかしたのか?」と尋ねた。
「いや、死んだ神薙の話ではない」
彼はボサボサの髪をかき上げると、神妙な顔でこう言った。「今日、新しい神薙が降臨した」と。
俺はぽかんと口を開けていた。彼の目を見たまま、ゆっくりと顎を引き「今……新しい神薙が降りたと言ったのか? どうやって知った?」と聞き返した。
「偶然だ」と彼は答えた。
召喚の日が事前に通知されないことは聞いていたが、これほど唐突だとは予想していなかった。
降りた直後、神薙は魔導師団に襲われかけたらしい。
「へえ。それは……まあ、大喜びだっただろうな」と、俺は答えた。
そのくらいしか言えることがない。なにせ神薙は大の男好きだ。
ところが彼は「二度とそんなふうに言うな」と俺をにらみつけている。「いくらお前でも剣を向けずにいられる自信がない」
「なぜ? 神薙は肉と酒と男が大好物なのだから当然だろう?」
「お前……」ゆらりと立ち上がった筋肉の塊が突進してきた。
「うわ! 待て、よせ! ぐっ……こ、この、ばか力……ッ!」
「取り消せ!」
「す、すまん! 俺が悪かった。二度と言わない!」
野獣に危うく絞め落とされるところだった――
「クリス……まさか変なものを拾って口に入れたのではないだろうな? 拾ったものを食わないのは紳士の基本だぞ?」と、俺は皮肉を言った。
「人を拾い食いした犬みたいに言うんじゃねえ!」
「では、お前が神薙に拾われて食われたのか?」
しまった……いつもの癖で、つい神薙をけなしてしまった。
彼は俺をにらみつけながら特注の大剣に手をかけている。
「ば、ばか! 剣はよせ! 悪かった。全面的に俺が悪い!」
なぜ俺が謝らねばならないのだろう……。
魔導師団は、いけ好かない連中だ。
金と欲にまみれて神薙の地位を悪用し尽くし、神薙の退位後は雲隠れをしていた。
一人だけ話のわかる真面目な魔導師がいたが、いつの間にか失踪し、仲間に殺されたとうわさになっている。彼が消えて以来、魔導師団は天人族の中では共通悪となり、完全に孤立していた。
千年ほど前は、国防の要として光の結界で民を護り、騎士団とともに戦場で闘えるほどの戦闘力を有していたらしいが、今は見る影もなく堕落している。俺は生まれてこのかた、結界なんてものにはお目にかかったことすらない。
「表向き、魔導師団は知恵をもって神薙を護ることになっているはずだ。神薙の権力と彼らの悪知恵は、持ちつ持たれつの関係だろ? それなのに『襲った』とはどういうことだ?」
俺がそう言うと、彼は話を思い切り端折って「陛下が魔導師団の解体を命じた」とだけ言った。
一瞬、言葉を失った。
いくら役に立たないとはいえ、腐っても国の組織だ。そう簡単に潰せるものではない。俺は左右に首を振った。
「どうやったら一日でそこまで……。正当な理由があってのことだよな?」
「そこに書いてある。だから早く読めと言っている」と、彼は顎をしゃくった。
57
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる