61 / 392
2[リア]
悩み深く
しおりを挟む
数日後──
陛下から頂戴したミッションを達成するべく、わたしはセッセと変装に勤しんでいた。
一番年下の侍女マリンが、わたしの髪を巻き巻きしながら「もうご婚約は間違いなしと噂になっているそうですわ」と、嬉しそうに言った。
お揃いの服で王宮内を歩いたせいで、わたしとヴィルさんは「婚約秒読み」の噂が立っているらしい。当の本人は婚約どころか、中途半端な関係に悩んでばかりだというのに……。
ヴィルさんのことは大好きなのだけれども、時折その行動がわたしの常識的感覚とは少しズレていることがある。しかし、一概に彼を「非常識だ」と言えないのが辛いところだ。なにせ周りの人々からしてみれば、異世界から来たわたしのほうが圧倒的に常識から逸脱しているからだった。
わたしを無条件で全肯定しがちなイケ仏様は「御心のままでいい。あなたが法だ。周りをそれに従わせればいい」と言うけれども、そんなアニメに出てくるガキ大将みたいなことができたら苦労しない。
わたしの頭には、日本の常識という基礎の上に、この王国の一般常識、そして貴族社会の常識と神薙様の常識が重箱のように乗せられている。ホトケの腕につかまり、導かれるままヨロヨロと歩みを進めているのが今のわたしだった。
ヴィルさんの行動に首を傾げるときは、この王国の常識ではどうなのかしら、貴族はどうなのかしら、神薙界隈の常識ではどうなのかしらと、まずは周りへの確認作業が必要だった。それが面倒だったり手間取ったりして、なかなか考えがまとまらない。
信頼できる誰かに一から十まで相談してしまいたいと思うことがある。
機能面での信頼度ならイケ仏様がダントツなのだけれども、話のジャンル的に異性が相手だと少々話しづらい。しかも、彼にとっては上司であり友人でもあるわけだし。
箱入り貴族令嬢の侍女だと、ビックリするようなポジティブ・シンキングが飛び出してくるので危険だった。彼女たちは「王族様に好かれたら誰もがハッピー&ひゃっほーい」と思っているフシがある。
仮にイケ仏様に話すのならば、結論に近いところまで考えをまとめてからのほうが良い気がした。中途半端なところで相談をすると、またイケメン二人のケンカに発展してビュービューと突風が吹くことになる(寒いからヤダ)
彼は絶対にわたしの味方をしてくれる。それが仕事だからだ。だからこそ、わたしは方向性を決めておく必要がある。
「夫はお見合いで決めるので、ヴィルさんをわたしに近づけないでください」と言うのか、もしくは「彼を夫に選びたいのだけど、どうしたらいい?」このどちらかだ。
出発予定時刻が迫っていた。
今日は陛下のミッションを頑張らなくてはいけない。細かい考えごとは、それが終わってからにしよう。今日、わたしは貴族街へ行ってお買い物をしなくてはならないのだ。しかも、なるべくたくさん……。
例によって「平民のふりをしている貴族令嬢」という設定で衣装が用意されていた。
平民服と言われるものは、全体的に刺繍とレースが少なめだ。そして布地は安価なコットンが多い。貴族の服がキラキラして見えるのは、布地に光沢があったり、狭い範囲に繊細なものが多用されていて、目に飛び込んでくる情報量が多いせいだと思われる。
ビシッ、バシッ、ガショーンと変装パーツが装着され、お買い物がんばるマン、変身完了だ。
仕上げの髪留めを着けながら、侍女長が含み笑いをした。
「キースさんから聞いたのですが、団長様も変装のために地味服を用意されたそうですわ」
「ヴィルさんが、地味な服?」
──想像がつかない。
彼は常にジャラジャラのキラキラマンだ。「眠らない街、東京」と同じように「消えないキラキラ、ヴィル」とか「夜道を煌々と照らす、ヴィル」とか、そういうキャッチフレーズがピッタリな人なのに……。
☟
支度を終えて部屋を出ると、イケ仏様が待っていた。彼も変装をしている。ごく普通の紺色スーツだった。
普段の彼は超絶オシャレな貴族男子で、ジャラジャラは控えめだけれども、どこかのデザイナーが彼のためにデザインしたかのような素敵な服を着ている。
しかし、地味スーツでも眩しいとはどういうことなのか……。頭の中で「今なら金の仏像がついてくる!」という謎のキャッチフレーズが浮かんだ(何のキャンペーンだろう)
「ヴィルさんの変装はどうでしたか?」と聞いてみると、彼は「んー」と唸って口角を上げた。笑っている(笑)
「もしかして、全然忍べていないとか?」
「昔から『お忍び』という言葉が似合わない人なので」
「すぐにバレてしまうかもですね……」
「もし困ったら、彼を置いて一緒に逃げましょうね?」
「はい。逃げ足には定評がありますのでっ」
二人で笑いながら降りていくと、ヴィルさんは玄関ホールで鏡を覗き込み、何やらぶつぶつ呟いている。
「俺の場合、目を隠せないとダメだよな」
彼のエメラルドのような瞳は、王家の人だけに出る特別な緑色らしい。
隔世遺伝で伝わっている特徴らしく、全員が彼のように綺麗に出るものではないそうだ。澄んだエメラルドの瞳で生まれた人は、ほかの人よりも少しだけ優秀らしいと、王室ウォッチャーのマリンが教えてくれた。
従者のキースさんが「試しに」と言って、彼にメガネを渡した。
「俺もアレンみたいになるだろうか?」と彼は目を輝かせている。
「まさかヴィルさんまで仏像に!?」と狼狽えた。すると、キースさんがこちらを見ながら意外な一言を放った。
「オーディンス様のようにメガネで目の印象を薄めると、より優しい印象になりますよね」
──より優しい印象?
わたしは思わずイケ仏様のご尊顔を拝した。
優しいのは間違いないけれども、メガネの効果に限って言うなら「より固く」「より石のように」なっているはずだ。キースさんにはどう見えているのだろう……。
「リア様? どうされました?」と、イケ仏様が覗き込んできた。
「えっ? い、いいえ、あのメガネにも何かスゴイ効果があるのかなぁーと……」
「それは私も興味があります」
ドキドキ、どうなるのだろう。イケ仏様のせいでこの世界のメガネが気になって仕方がない。
ヴィルさんはメガネをかけて「どうだ?」と前髪をかきあげた。
キースさんが覗き込み「こ、これはぁ」と言った瞬間、二人はブファーッと盛大に吹き出して大笑いし始めた。
「リア、アレン、見てくれ!」
彼の顔がこちらに向き、笑っていた理由がすぐにわかった。
目元だけが明治時代にタイムスリップしているのだ……。国宝級のイケメンが、ぐるぐるメガネのガリ勉キャラになっている。
それは教科書に出てくる昔の偉い人や文豪がかけているような瓶底丸メガネで、変装グッズというよりむしろ面白ネタ装備だった。
普段とのギャップが大きすぎて、周りにいる人々の腹筋が持たない。次々と膝から床に崩れ落ちていった。
ぐるぐるメガネが「良かったら一曲踊りませんか?」と、わたしの手を取り、コミカルな動きでダンスに誘う。
おかしすぎて声が出なくなり「ひぃぃぃーひぃー」と喉からヘンな音が出た。
「やめろ、神薙にベタベタ触……」
「アレン君、僕に冷たくしないでくれたまえ」
「ぶっ……こっちを見るなっ!」
イケ仏様が笑いながら瓶底モンスターを引き剥がしてくれた。
ひとしきり楽しむと、ヴィルさんは「あー面白かった」と満足そうにメガネを外した。さすがにそれをかけては出かけないようだ。
「これだけ地味にすれば、誰も俺だとは分かるまい」
腰に手を当て、得意げに鏡を見るヴィルさんは、どこをどう変装したのか分からないほどキラキラ貴族様のままだった。
それをポカンと見ているわたしに、イケ仏様が無言で腕を動かし、走るジェスチャーを見せた。「一緒に逃げましょうね」だ。
わたしはニマニマしながら頷いた。
陛下から頂戴したミッションを達成するべく、わたしはセッセと変装に勤しんでいた。
一番年下の侍女マリンが、わたしの髪を巻き巻きしながら「もうご婚約は間違いなしと噂になっているそうですわ」と、嬉しそうに言った。
お揃いの服で王宮内を歩いたせいで、わたしとヴィルさんは「婚約秒読み」の噂が立っているらしい。当の本人は婚約どころか、中途半端な関係に悩んでばかりだというのに……。
ヴィルさんのことは大好きなのだけれども、時折その行動がわたしの常識的感覚とは少しズレていることがある。しかし、一概に彼を「非常識だ」と言えないのが辛いところだ。なにせ周りの人々からしてみれば、異世界から来たわたしのほうが圧倒的に常識から逸脱しているからだった。
わたしを無条件で全肯定しがちなイケ仏様は「御心のままでいい。あなたが法だ。周りをそれに従わせればいい」と言うけれども、そんなアニメに出てくるガキ大将みたいなことができたら苦労しない。
わたしの頭には、日本の常識という基礎の上に、この王国の一般常識、そして貴族社会の常識と神薙様の常識が重箱のように乗せられている。ホトケの腕につかまり、導かれるままヨロヨロと歩みを進めているのが今のわたしだった。
ヴィルさんの行動に首を傾げるときは、この王国の常識ではどうなのかしら、貴族はどうなのかしら、神薙界隈の常識ではどうなのかしらと、まずは周りへの確認作業が必要だった。それが面倒だったり手間取ったりして、なかなか考えがまとまらない。
信頼できる誰かに一から十まで相談してしまいたいと思うことがある。
機能面での信頼度ならイケ仏様がダントツなのだけれども、話のジャンル的に異性が相手だと少々話しづらい。しかも、彼にとっては上司であり友人でもあるわけだし。
箱入り貴族令嬢の侍女だと、ビックリするようなポジティブ・シンキングが飛び出してくるので危険だった。彼女たちは「王族様に好かれたら誰もがハッピー&ひゃっほーい」と思っているフシがある。
仮にイケ仏様に話すのならば、結論に近いところまで考えをまとめてからのほうが良い気がした。中途半端なところで相談をすると、またイケメン二人のケンカに発展してビュービューと突風が吹くことになる(寒いからヤダ)
彼は絶対にわたしの味方をしてくれる。それが仕事だからだ。だからこそ、わたしは方向性を決めておく必要がある。
「夫はお見合いで決めるので、ヴィルさんをわたしに近づけないでください」と言うのか、もしくは「彼を夫に選びたいのだけど、どうしたらいい?」このどちらかだ。
出発予定時刻が迫っていた。
今日は陛下のミッションを頑張らなくてはいけない。細かい考えごとは、それが終わってからにしよう。今日、わたしは貴族街へ行ってお買い物をしなくてはならないのだ。しかも、なるべくたくさん……。
例によって「平民のふりをしている貴族令嬢」という設定で衣装が用意されていた。
平民服と言われるものは、全体的に刺繍とレースが少なめだ。そして布地は安価なコットンが多い。貴族の服がキラキラして見えるのは、布地に光沢があったり、狭い範囲に繊細なものが多用されていて、目に飛び込んでくる情報量が多いせいだと思われる。
ビシッ、バシッ、ガショーンと変装パーツが装着され、お買い物がんばるマン、変身完了だ。
仕上げの髪留めを着けながら、侍女長が含み笑いをした。
「キースさんから聞いたのですが、団長様も変装のために地味服を用意されたそうですわ」
「ヴィルさんが、地味な服?」
──想像がつかない。
彼は常にジャラジャラのキラキラマンだ。「眠らない街、東京」と同じように「消えないキラキラ、ヴィル」とか「夜道を煌々と照らす、ヴィル」とか、そういうキャッチフレーズがピッタリな人なのに……。
☟
支度を終えて部屋を出ると、イケ仏様が待っていた。彼も変装をしている。ごく普通の紺色スーツだった。
普段の彼は超絶オシャレな貴族男子で、ジャラジャラは控えめだけれども、どこかのデザイナーが彼のためにデザインしたかのような素敵な服を着ている。
しかし、地味スーツでも眩しいとはどういうことなのか……。頭の中で「今なら金の仏像がついてくる!」という謎のキャッチフレーズが浮かんだ(何のキャンペーンだろう)
「ヴィルさんの変装はどうでしたか?」と聞いてみると、彼は「んー」と唸って口角を上げた。笑っている(笑)
「もしかして、全然忍べていないとか?」
「昔から『お忍び』という言葉が似合わない人なので」
「すぐにバレてしまうかもですね……」
「もし困ったら、彼を置いて一緒に逃げましょうね?」
「はい。逃げ足には定評がありますのでっ」
二人で笑いながら降りていくと、ヴィルさんは玄関ホールで鏡を覗き込み、何やらぶつぶつ呟いている。
「俺の場合、目を隠せないとダメだよな」
彼のエメラルドのような瞳は、王家の人だけに出る特別な緑色らしい。
隔世遺伝で伝わっている特徴らしく、全員が彼のように綺麗に出るものではないそうだ。澄んだエメラルドの瞳で生まれた人は、ほかの人よりも少しだけ優秀らしいと、王室ウォッチャーのマリンが教えてくれた。
従者のキースさんが「試しに」と言って、彼にメガネを渡した。
「俺もアレンみたいになるだろうか?」と彼は目を輝かせている。
「まさかヴィルさんまで仏像に!?」と狼狽えた。すると、キースさんがこちらを見ながら意外な一言を放った。
「オーディンス様のようにメガネで目の印象を薄めると、より優しい印象になりますよね」
──より優しい印象?
わたしは思わずイケ仏様のご尊顔を拝した。
優しいのは間違いないけれども、メガネの効果に限って言うなら「より固く」「より石のように」なっているはずだ。キースさんにはどう見えているのだろう……。
「リア様? どうされました?」と、イケ仏様が覗き込んできた。
「えっ? い、いいえ、あのメガネにも何かスゴイ効果があるのかなぁーと……」
「それは私も興味があります」
ドキドキ、どうなるのだろう。イケ仏様のせいでこの世界のメガネが気になって仕方がない。
ヴィルさんはメガネをかけて「どうだ?」と前髪をかきあげた。
キースさんが覗き込み「こ、これはぁ」と言った瞬間、二人はブファーッと盛大に吹き出して大笑いし始めた。
「リア、アレン、見てくれ!」
彼の顔がこちらに向き、笑っていた理由がすぐにわかった。
目元だけが明治時代にタイムスリップしているのだ……。国宝級のイケメンが、ぐるぐるメガネのガリ勉キャラになっている。
それは教科書に出てくる昔の偉い人や文豪がかけているような瓶底丸メガネで、変装グッズというよりむしろ面白ネタ装備だった。
普段とのギャップが大きすぎて、周りにいる人々の腹筋が持たない。次々と膝から床に崩れ落ちていった。
ぐるぐるメガネが「良かったら一曲踊りませんか?」と、わたしの手を取り、コミカルな動きでダンスに誘う。
おかしすぎて声が出なくなり「ひぃぃぃーひぃー」と喉からヘンな音が出た。
「やめろ、神薙にベタベタ触……」
「アレン君、僕に冷たくしないでくれたまえ」
「ぶっ……こっちを見るなっ!」
イケ仏様が笑いながら瓶底モンスターを引き剥がしてくれた。
ひとしきり楽しむと、ヴィルさんは「あー面白かった」と満足そうにメガネを外した。さすがにそれをかけては出かけないようだ。
「これだけ地味にすれば、誰も俺だとは分かるまい」
腰に手を当て、得意げに鏡を見るヴィルさんは、どこをどう変装したのか分からないほどキラキラ貴族様のままだった。
それをポカンと見ているわたしに、イケ仏様が無言で腕を動かし、走るジェスチャーを見せた。「一緒に逃げましょうね」だ。
わたしはニマニマしながら頷いた。
55
あなたにおすすめの小説
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です
氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。
英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
二度目の召喚なんて、聞いてません!
みん
恋愛
私─神咲志乃は4年前の夏、たまたま学校の図書室に居た3人と共に異世界へと召喚されてしまった。
その異世界で淡い恋をした。それでも、志乃は義務を果たすと居残ると言う他の3人とは別れ、1人日本へと還った。
それから4年が経ったある日。何故かまた、異世界へと召喚されてしまう。「何で!?」
❋相変わらずのゆるふわ設定と、メンタルは豆腐並みなので、軽い気持ちで読んでいただけると助かります。
❋気を付けてはいますが、誤字が多いかもしれません。
❋他視点の話があります。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる