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4[リア]
探し物 §1
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ヴィルさんの特技は、周りを振り回すことだ。
ある日の午後、彼は急に「アレン、あとを頼む!」と言って飛び出していった。
諸事情あって、わたしはダンスを覚えなくてはならず、連日練習が続いていた。その日は、始めてまだ三十分ほど。王宮から使者がやって来て、用件を聞いたとたん「見つかったのか!」と目の色を変えて出て行ってしまったのだ。
わたしは腰に手を当て、レモン風味のスポーツドリンクをクピクピと飲んでいた。
この国に市販のスポドリはないので自家製だ。ないものは作る。作れないものは諦める。それが異世界での暮らし方だった。
「何か大事な物でも落としたのかしら……お見送りすらさせてくださらないなんて」
「今日はダンスの特訓だ!」と言い出したのはヴィルさんなのに、わたしは早々に捨てられてしまったようだ。
「まあ、本当になんというか」と、侍女長が言った。
「相変わらずですね」と、アレンさんは呆れている。
「信じられない……」と、ミストさんがため息をついた。
「どうします?」と、イルサ。
「当然、あの方はこうです」執事長が親指で首を切るジェスチャーをしたものだから、皆で大笑いした。
おおかた財布でも落としたのだろう。わたしはアレンさんをパートナーにダンスの特訓を受けた。
☟
夜、ヴィルさんは興奮した様子で戻ってきて「リアに会わせたい人物がいる」と言った。
「どちら様ですか?」
「実は元魔導師団員なのだが」
「え、嫌です……」
皆でワイワイと楽しく雑談をしていたサロンが凍りついた。アレンさんの額にお怒りマークが浮かび上がる。
ヴィルさんが「見つかった」と喜んでいた探し物は、お財布ではなく人だったのだ。よりにもよって元魔導師団員の……。
「会うわけないでしょう。馬鹿なのか」と、アレンさんは呆れた口調で言った。「そもそも魔導師団は全員捕らえられたはずです。その残党がいるなら、捕らえるのが先ですよ。なぜリア様が会わねばならないのですか」
平和だったわたしの一日にとんでもない刺激を持ち帰ってきたヴィルさんは、それに反論した。
「違う! リアを襲った魔導師ではない」
「では、どなたですか」
「ユミール・ヨンセンだ!」
「は? ヨンセン卿? あの方は生きていたのですか?」
「魔導師団」という単語は、わたしのちょっとしたトラウマだ。
転移直後で何もわかっていないわたしに、名前も知らないうちから不届きなことをしようとした紫ローブの変態集団である。
これは後の調べで分かったことだけれど、彼らの所持品には催淫剤のような薬品があり、うっかり近づいてそれを使われていたら、今の穏やかな生活はなかった。幸い助けてもらえたけれど、二度と関わりたくない。
「ユミール・ヨンセンは至極まともな研究者だ。そのために連中とはそりが合わず退団した。彼は命を狙われて何度か危ない目に遭った後、辺境へ逃げて山中に身を隠していた。俺はずっと彼を探していた」
ヴィルさんによると、ユミール・ヨンセンという人物は、わたしがこの世界に来る何年も前に魔導師団を抜けた人だった。
魔導師団が組織的不正をしている事実を知っていたため、口封じのために命を狙われていたそうだ。ご実家とも連絡を絶ち、知り合いの元に身を寄せ、最終的には山小屋のような場所に長いこと隠れていたらしい。
イケオジ陛下との謁見も済んでいるらしく、会うか会わないかはわたしの選択に委ねることになっているそうだ。以前から親交のあったヴィルさんは、その人のことを高く評価しており、自らを身元引受人にしてまで探していたと言う。
「ユミールは神薙の能力も研究していた。今、リア自身でもわからないことが多いだろう? 彼に話すことで、少しずつでも解明される可能性がある」
「それと」と、ヴィルさんは畳みかける。
「魔導師団が丸ごと牢に入れられ、組織がなくなった。今、趣味や学問の延長で研究を続けている人々はいるが、公の組織はない。この状態を長く続けることは王国にとって良いことではないのだ。なぜなら、この国は剣と魔法の国だからだ。国が所有する研究機関が必要で、いずれは新組織を作らねばならない。研究を正義とし、不正に加担することを拒否した彼は、そこで必要不可欠な人材だ」
わたしは判断に困り、助けを求めてアレンさんの顔をうかがった。
「もしや、例の情報提供者は彼ですか?」と、アレンさんは尋ねた。
「ああ、本人に確認したから間違いない」と、ヴィルさんはうなずいている。
ほかにもいくつか質問をした後で、アレンさんはこちらに向き直った。
「リア様が嫌でなければ、です。無理をする必要はありません。しかし、可能ならば会ったほうが良いと私は考えます」
彼によれば、魔導師団の取り調べをしていた頃、内部の人間しか知り得ないような情報が、匿名で複数回にわたって王宮へ届いていたそうだ。その送り主がユミール・ヨンセンだった。
容疑者の尋問に使われる『真実の宝珠』は、この世界のウソ発見器だ。
すべての質問に「いいえ」で答えさせ、その反応を確認するという使い方をする。取っ掛かりになる情報がなければ、漠然としたイエスかノーしか分からないという難点があった。
例えば、共犯者の名前が知りたいとき「共犯者は太郎だな?」と質問すれば「いいえ」の答えが真実かどうかが分かる。しかし、共犯の疑いを掛けられている人が誰もいない状態で「共犯者は誰だ?」と聞いても、黙秘されてしまうと調べが進まなくなってしまう。
そこでユミールさんからの具体的な情報が役立ったと言うのだ。
ヴィルさんは最初のタレコミが入ったとき、ユミールさんが生きていることを確信していたそうだ。
そこで、捜査で分かった情報を逐一メディアに発表し、どこかで新聞を読んでいるであろうユミールさんに捜査の進捗を知らせようとした。連日、新聞と雑誌が魔導師団の不祥事の記事で大盛り上がりしていたのは、そうやって王宮が意図的に情報を出していたからのようだ。
ユミールさんが隠れていた場所には、数日遅れで新聞が届いていた。王宮がもっと情報を必要としていることを察して、知っていることを匿名で何度も提供し、魔導師団員の隠し財産や、違法に作られた『生命の宝珠』の在り処など、余罪が次々と暴かれるきっかけを作ったそうだ。
「彼は正義の人です。王都から遠く離れた場所に居ながら、我々の味方をしてくれた功労者であり、私が知るかぎり、とても穏やかで素晴らしい人物ですよ。博学ですし、リア様とは波長が合うはずです」
アレンさんがそう言ったので、会うことに決めた。
ある日の午後、彼は急に「アレン、あとを頼む!」と言って飛び出していった。
諸事情あって、わたしはダンスを覚えなくてはならず、連日練習が続いていた。その日は、始めてまだ三十分ほど。王宮から使者がやって来て、用件を聞いたとたん「見つかったのか!」と目の色を変えて出て行ってしまったのだ。
わたしは腰に手を当て、レモン風味のスポーツドリンクをクピクピと飲んでいた。
この国に市販のスポドリはないので自家製だ。ないものは作る。作れないものは諦める。それが異世界での暮らし方だった。
「何か大事な物でも落としたのかしら……お見送りすらさせてくださらないなんて」
「今日はダンスの特訓だ!」と言い出したのはヴィルさんなのに、わたしは早々に捨てられてしまったようだ。
「まあ、本当になんというか」と、侍女長が言った。
「相変わらずですね」と、アレンさんは呆れている。
「信じられない……」と、ミストさんがため息をついた。
「どうします?」と、イルサ。
「当然、あの方はこうです」執事長が親指で首を切るジェスチャーをしたものだから、皆で大笑いした。
おおかた財布でも落としたのだろう。わたしはアレンさんをパートナーにダンスの特訓を受けた。
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夜、ヴィルさんは興奮した様子で戻ってきて「リアに会わせたい人物がいる」と言った。
「どちら様ですか?」
「実は元魔導師団員なのだが」
「え、嫌です……」
皆でワイワイと楽しく雑談をしていたサロンが凍りついた。アレンさんの額にお怒りマークが浮かび上がる。
ヴィルさんが「見つかった」と喜んでいた探し物は、お財布ではなく人だったのだ。よりにもよって元魔導師団員の……。
「会うわけないでしょう。馬鹿なのか」と、アレンさんは呆れた口調で言った。「そもそも魔導師団は全員捕らえられたはずです。その残党がいるなら、捕らえるのが先ですよ。なぜリア様が会わねばならないのですか」
平和だったわたしの一日にとんでもない刺激を持ち帰ってきたヴィルさんは、それに反論した。
「違う! リアを襲った魔導師ではない」
「では、どなたですか」
「ユミール・ヨンセンだ!」
「は? ヨンセン卿? あの方は生きていたのですか?」
「魔導師団」という単語は、わたしのちょっとしたトラウマだ。
転移直後で何もわかっていないわたしに、名前も知らないうちから不届きなことをしようとした紫ローブの変態集団である。
これは後の調べで分かったことだけれど、彼らの所持品には催淫剤のような薬品があり、うっかり近づいてそれを使われていたら、今の穏やかな生活はなかった。幸い助けてもらえたけれど、二度と関わりたくない。
「ユミール・ヨンセンは至極まともな研究者だ。そのために連中とはそりが合わず退団した。彼は命を狙われて何度か危ない目に遭った後、辺境へ逃げて山中に身を隠していた。俺はずっと彼を探していた」
ヴィルさんによると、ユミール・ヨンセンという人物は、わたしがこの世界に来る何年も前に魔導師団を抜けた人だった。
魔導師団が組織的不正をしている事実を知っていたため、口封じのために命を狙われていたそうだ。ご実家とも連絡を絶ち、知り合いの元に身を寄せ、最終的には山小屋のような場所に長いこと隠れていたらしい。
イケオジ陛下との謁見も済んでいるらしく、会うか会わないかはわたしの選択に委ねることになっているそうだ。以前から親交のあったヴィルさんは、その人のことを高く評価しており、自らを身元引受人にしてまで探していたと言う。
「ユミールは神薙の能力も研究していた。今、リア自身でもわからないことが多いだろう? 彼に話すことで、少しずつでも解明される可能性がある」
「それと」と、ヴィルさんは畳みかける。
「魔導師団が丸ごと牢に入れられ、組織がなくなった。今、趣味や学問の延長で研究を続けている人々はいるが、公の組織はない。この状態を長く続けることは王国にとって良いことではないのだ。なぜなら、この国は剣と魔法の国だからだ。国が所有する研究機関が必要で、いずれは新組織を作らねばならない。研究を正義とし、不正に加担することを拒否した彼は、そこで必要不可欠な人材だ」
わたしは判断に困り、助けを求めてアレンさんの顔をうかがった。
「もしや、例の情報提供者は彼ですか?」と、アレンさんは尋ねた。
「ああ、本人に確認したから間違いない」と、ヴィルさんはうなずいている。
ほかにもいくつか質問をした後で、アレンさんはこちらに向き直った。
「リア様が嫌でなければ、です。無理をする必要はありません。しかし、可能ならば会ったほうが良いと私は考えます」
彼によれば、魔導師団の取り調べをしていた頃、内部の人間しか知り得ないような情報が、匿名で複数回にわたって王宮へ届いていたそうだ。その送り主がユミール・ヨンセンだった。
容疑者の尋問に使われる『真実の宝珠』は、この世界のウソ発見器だ。
すべての質問に「いいえ」で答えさせ、その反応を確認するという使い方をする。取っ掛かりになる情報がなければ、漠然としたイエスかノーしか分からないという難点があった。
例えば、共犯者の名前が知りたいとき「共犯者は太郎だな?」と質問すれば「いいえ」の答えが真実かどうかが分かる。しかし、共犯の疑いを掛けられている人が誰もいない状態で「共犯者は誰だ?」と聞いても、黙秘されてしまうと調べが進まなくなってしまう。
そこでユミールさんからの具体的な情報が役立ったと言うのだ。
ヴィルさんは最初のタレコミが入ったとき、ユミールさんが生きていることを確信していたそうだ。
そこで、捜査で分かった情報を逐一メディアに発表し、どこかで新聞を読んでいるであろうユミールさんに捜査の進捗を知らせようとした。連日、新聞と雑誌が魔導師団の不祥事の記事で大盛り上がりしていたのは、そうやって王宮が意図的に情報を出していたからのようだ。
ユミールさんが隠れていた場所には、数日遅れで新聞が届いていた。王宮がもっと情報を必要としていることを察して、知っていることを匿名で何度も提供し、魔導師団員の隠し財産や、違法に作られた『生命の宝珠』の在り処など、余罪が次々と暴かれるきっかけを作ったそうだ。
「彼は正義の人です。王都から遠く離れた場所に居ながら、我々の味方をしてくれた功労者であり、私が知るかぎり、とても穏やかで素晴らしい人物ですよ。博学ですし、リア様とは波長が合うはずです」
アレンさんがそう言ったので、会うことに決めた。
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