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[リア]
怒風 §2
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支度を終え、聖女宮から特別な通路を使い、王宮へ入った。
わたしのご機嫌はナナメだ。結婚する日に夫が朝帰りをしたら、誰でもおへそがプリッと曲がるだろう。
本人はシンドリ先生特製の二日酔いに効く薬とやらを飲み(マズくて悶絶し)お酒が抜けてスッキリした様子だ。まっ白な礼装用の騎士服姿で勲章をフル装備し、わたしの手を引いて鼻歌交じりに歩いている。
くまんつ様のお家にいたと言うけれど、本当なのだろうか……。
「……?」
王宮の入り口付近がざわついていた。朝九時過ぎの出勤時間帯とはいえ、そのざわめきは普段より大きいように思える。
吹き抜けになっている二階に差しかかると、下からどっと歓声が沸いた。
王宮は一般市民が立ち入れない場所だ。そこにいるのは王宮で働く人か貴族の人々のどちらか……。一斉にこちらを見上げ、手を振ったり拍手をしたり、口々に「おめでとうございます」と祝福の言葉をかけてくれる。
夫に促され、ふたりでお手振りをした。
「リア様ぁー!」
「イレーネさん? こんな朝早くに……」
「あそこにクリスもいるよ」と、夫がホールの端を指さしている。くまんつ様が廊下の壁に寄りかかり、腕を組んで立っていた。
「貴族令嬢にまとわりつかれるから、隅っこに隠れているのだぞ」と、夫はニヤニヤしている。こちらから手を振ると、彼は照れ笑いをしながら振り返してくれた。
「もしかして、皆さんわざわざ来てくださったのでしょうか」
「きっとそうだろう。なかなか良い心がけだな」
「どうしてそんなに上から目線なのですか。もう……」
顔見知りの方々はさておき、お会いしたことのないご夫婦連れが何組かいた。
三十代か四十代くらいの夫婦が、しきりにこちらへ向かって祈っている。
「あの方たちは?」と言いかけて、前の神薙の時代に子どもを授かれなかったご夫婦かもしれない、と思った。
その期待をひしひしと感じ、ここでへそを曲げている場合ではないことに気がついた。
肩にずっしりとプレッシャーを感じつつ、手を振りながらなるべく多くの方と視線を合わせ、その場をあとにした。
オルランディアでは、教会で神に愛を誓うのは一般市民だけ。貴族の婚姻は宗教的儀式ではなく、政治活動の一つだった。
結婚を認めるのも陛下、婚姻を結ぶカップルが誓う相手も陛下だ。婚姻式の日取りも陛下の予定によって決まる。すべては国王が中心だった。
午前中に陛下の御前で婚姻式、夕方から晩餐会と王宮大舞踏会。どちらも毎年の催しではあるものの、今年は結婚披露イベントを兼ねているため内容が豪華だ。
ドレスはお披露目会ドレスをウェディング用にリメイクしたものだった。
婚姻式は派手にしないのがマナーなので、シンプルな白ドレス。後の予定のために、羽織りものと、上から巻きつけるオーバースカートの「追加パーツ」が用意されている。それを重ねて着ることで第二形態「晩餐会用」と、最終形態「舞踏会用」に変身する。
わたしの髪には、お義父様から頂いた可愛らしいティアラが、ちょこんとお座りしていた。
「では、宣誓を」
夫は宣誓文を手に『真実の宝珠』の前に立ち、互いに裏切ることなく愛を育んできたこと、婚前交渉もしていないことなどを宣誓する。
定められた定型文が読み上げられていく中、わたしはじっと宝珠をにらみつけていた。彼の言葉に偽りがあれば、宝珠は赤く光る。
なにせ彼は朝帰りをしているのだ。どうか光るな、光ってくれるな……と、祈るような気持ちだった。
よし、光らない! ようやく夫の無実が証明された。
世には政略結婚の人も多いため、王宮では数種類の宣誓文を用意していた。基本的な内容は同じだけれど、婚姻にあたって「何を誓うか」は選択の余地がある。
「互いを尊重し合って生きてゆきます」とライトなものもあれば「協力して健全な領地管理に励みます」というビジネスライクなものも。
わたしの夫が選んだのは、熱愛仕様の「生涯愛します」という宣誓文だった。しかも、彼はその文面にアレンジを加えており――
「私は生涯妻を愛し、たとえ死んでも愛すると誓います!」と、死んだ後にまで言及してしまった……。
ホネになってもワンワンまとわりつき、シッポを振りまくる姿が容易に想像できる。できれば死後の世界では放っておいてほしいのだけど(笑)
後ろからフェンリルのかわいいあくびが聞こえた。彼を抱っこしていた神獣番のナット君が、彼の代わりに「すみません」と謝っている。
フェンリルはまだ本調子ではなく、普段ならお昼寝をしている時間だ。彼の強い希望でワンちゃん用のタキシードをあつらえてもらい、わたしの家族として参列していた。
彼は「よかったね」と言って、口角を上げた。
「ありがとう」と頭をなでると、もう一度大きなあくびをした。
「では、署名を」
婚姻の書類にサインをして正式な手続きが終わった。事務的というか、思ったよりあっさりしている。
「リアの発案で小さく便利になった記念の品だ」と、陛下が記念品をくれた。
「例の砂糖菓子? もうできたのですか?」
「型を作るのに少々苦労したらしいがな。見てやってくれ。自信作とのことだ」
箱にかかったリボンをほどき、そっとフタを開けると、小さな四角い砂糖菓子がぎっしりと敷き詰められていた。オルランディア語のアルファベットや、可愛らしいリボン、お花などが一つずつ描かれている。それらを組み合わせて「聖女様、結婚おめでとう」というメッセージが作られていた。
繊細な職人技に思わず息を飲んだ。
「想像していたよりも、ずっと素晴らしいですわ」
夫も箱をのぞき込み「やればできるじゃないか」と、なぜか上から目線で感心している。
「まともな婚姻を結んだ王族は久々だ」と、ふいに陛下が言った。
お義父様はうなずいて「本当だな」と感慨深そうに言った。
「息子よ、幸福であれ。しかし、聖女を自分以上に幸福にせよ」
「はい、父上」
夫は背すじを伸ばして返事をした。
「リア、うちの愚息をよろしく頼む」
「こちらこそ、末永くよろしくお願いいたします。お義父様」
「さあ、今日は忙しくなるぞ」陛下が伸びをすると、肩のあたりからゴキン!と音がした。
表向き、穏やかな婚姻の儀だった。
早朝に怒風が吹き荒れたことがお義父様に伝わるのは、披露宴が終わった後になる。なぜなら晩餐会と大舞踏会は、国を挙げた一大イベントであり、各国から来た国賓のおもてなしをしなくてはならないからだ。まずは全員でそちらに集中しなくてはならない。
「わたしも微力ながらお手伝いをしなくては」
気合いを入れるわたしを待っていたのは、さらなる大波乱だった――
わたしのご機嫌はナナメだ。結婚する日に夫が朝帰りをしたら、誰でもおへそがプリッと曲がるだろう。
本人はシンドリ先生特製の二日酔いに効く薬とやらを飲み(マズくて悶絶し)お酒が抜けてスッキリした様子だ。まっ白な礼装用の騎士服姿で勲章をフル装備し、わたしの手を引いて鼻歌交じりに歩いている。
くまんつ様のお家にいたと言うけれど、本当なのだろうか……。
「……?」
王宮の入り口付近がざわついていた。朝九時過ぎの出勤時間帯とはいえ、そのざわめきは普段より大きいように思える。
吹き抜けになっている二階に差しかかると、下からどっと歓声が沸いた。
王宮は一般市民が立ち入れない場所だ。そこにいるのは王宮で働く人か貴族の人々のどちらか……。一斉にこちらを見上げ、手を振ったり拍手をしたり、口々に「おめでとうございます」と祝福の言葉をかけてくれる。
夫に促され、ふたりでお手振りをした。
「リア様ぁー!」
「イレーネさん? こんな朝早くに……」
「あそこにクリスもいるよ」と、夫がホールの端を指さしている。くまんつ様が廊下の壁に寄りかかり、腕を組んで立っていた。
「貴族令嬢にまとわりつかれるから、隅っこに隠れているのだぞ」と、夫はニヤニヤしている。こちらから手を振ると、彼は照れ笑いをしながら振り返してくれた。
「もしかして、皆さんわざわざ来てくださったのでしょうか」
「きっとそうだろう。なかなか良い心がけだな」
「どうしてそんなに上から目線なのですか。もう……」
顔見知りの方々はさておき、お会いしたことのないご夫婦連れが何組かいた。
三十代か四十代くらいの夫婦が、しきりにこちらへ向かって祈っている。
「あの方たちは?」と言いかけて、前の神薙の時代に子どもを授かれなかったご夫婦かもしれない、と思った。
その期待をひしひしと感じ、ここでへそを曲げている場合ではないことに気がついた。
肩にずっしりとプレッシャーを感じつつ、手を振りながらなるべく多くの方と視線を合わせ、その場をあとにした。
オルランディアでは、教会で神に愛を誓うのは一般市民だけ。貴族の婚姻は宗教的儀式ではなく、政治活動の一つだった。
結婚を認めるのも陛下、婚姻を結ぶカップルが誓う相手も陛下だ。婚姻式の日取りも陛下の予定によって決まる。すべては国王が中心だった。
午前中に陛下の御前で婚姻式、夕方から晩餐会と王宮大舞踏会。どちらも毎年の催しではあるものの、今年は結婚披露イベントを兼ねているため内容が豪華だ。
ドレスはお披露目会ドレスをウェディング用にリメイクしたものだった。
婚姻式は派手にしないのがマナーなので、シンプルな白ドレス。後の予定のために、羽織りものと、上から巻きつけるオーバースカートの「追加パーツ」が用意されている。それを重ねて着ることで第二形態「晩餐会用」と、最終形態「舞踏会用」に変身する。
わたしの髪には、お義父様から頂いた可愛らしいティアラが、ちょこんとお座りしていた。
「では、宣誓を」
夫は宣誓文を手に『真実の宝珠』の前に立ち、互いに裏切ることなく愛を育んできたこと、婚前交渉もしていないことなどを宣誓する。
定められた定型文が読み上げられていく中、わたしはじっと宝珠をにらみつけていた。彼の言葉に偽りがあれば、宝珠は赤く光る。
なにせ彼は朝帰りをしているのだ。どうか光るな、光ってくれるな……と、祈るような気持ちだった。
よし、光らない! ようやく夫の無実が証明された。
世には政略結婚の人も多いため、王宮では数種類の宣誓文を用意していた。基本的な内容は同じだけれど、婚姻にあたって「何を誓うか」は選択の余地がある。
「互いを尊重し合って生きてゆきます」とライトなものもあれば「協力して健全な領地管理に励みます」というビジネスライクなものも。
わたしの夫が選んだのは、熱愛仕様の「生涯愛します」という宣誓文だった。しかも、彼はその文面にアレンジを加えており――
「私は生涯妻を愛し、たとえ死んでも愛すると誓います!」と、死んだ後にまで言及してしまった……。
ホネになってもワンワンまとわりつき、シッポを振りまくる姿が容易に想像できる。できれば死後の世界では放っておいてほしいのだけど(笑)
後ろからフェンリルのかわいいあくびが聞こえた。彼を抱っこしていた神獣番のナット君が、彼の代わりに「すみません」と謝っている。
フェンリルはまだ本調子ではなく、普段ならお昼寝をしている時間だ。彼の強い希望でワンちゃん用のタキシードをあつらえてもらい、わたしの家族として参列していた。
彼は「よかったね」と言って、口角を上げた。
「ありがとう」と頭をなでると、もう一度大きなあくびをした。
「では、署名を」
婚姻の書類にサインをして正式な手続きが終わった。事務的というか、思ったよりあっさりしている。
「リアの発案で小さく便利になった記念の品だ」と、陛下が記念品をくれた。
「例の砂糖菓子? もうできたのですか?」
「型を作るのに少々苦労したらしいがな。見てやってくれ。自信作とのことだ」
箱にかかったリボンをほどき、そっとフタを開けると、小さな四角い砂糖菓子がぎっしりと敷き詰められていた。オルランディア語のアルファベットや、可愛らしいリボン、お花などが一つずつ描かれている。それらを組み合わせて「聖女様、結婚おめでとう」というメッセージが作られていた。
繊細な職人技に思わず息を飲んだ。
「想像していたよりも、ずっと素晴らしいですわ」
夫も箱をのぞき込み「やればできるじゃないか」と、なぜか上から目線で感心している。
「まともな婚姻を結んだ王族は久々だ」と、ふいに陛下が言った。
お義父様はうなずいて「本当だな」と感慨深そうに言った。
「息子よ、幸福であれ。しかし、聖女を自分以上に幸福にせよ」
「はい、父上」
夫は背すじを伸ばして返事をした。
「リア、うちの愚息をよろしく頼む」
「こちらこそ、末永くよろしくお願いいたします。お義父様」
「さあ、今日は忙しくなるぞ」陛下が伸びをすると、肩のあたりからゴキン!と音がした。
表向き、穏やかな婚姻の儀だった。
早朝に怒風が吹き荒れたことがお義父様に伝わるのは、披露宴が終わった後になる。なぜなら晩餐会と大舞踏会は、国を挙げた一大イベントであり、各国から来た国賓のおもてなしをしなくてはならないからだ。まずは全員でそちらに集中しなくてはならない。
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