141 / 385
4[ミスト]
個人的な話 §1
特務師団訓練場——
うちの隊のお色気担当、同僚のイヴが気の抜けた声を上げた。
「――ミストぉ、聞いてぇー? また騎士様が来るらしいんだよぉ」
「へえ、そうなんだ……」
思わず嫌そうな顔をしてしまったが、イヴはもっとひどい顔をしている。
「もうさぁ、やめとけっつーの……こっちは毎回教え損じゃんねえ?」
「教えるのはいいんだけど、態度が嫌だ。教わりに来たくせに、偉そうに威張る意味がわからないし」
騎士団と特務師団は、いずれも王の直下か兵部大臣の下に所属している。
長剣の扱いに慣れた者が騎士で、長剣以外のことに長けた諜報活動が特務師の仕事だ。騎士は騎士道という気高い信念を持つ者で、そういう念を持たない結果主義者が私たち特務師だった。
互いに協力して任務にあたることも珍しくない。だから、特務師の訓練に騎士が参加しても不思議ではなかった。
私が所属している組織は『クーラム』という武術を使うのが特徴だ。そんな訓練所にやって来るのは大抵、要人警護に従事している騎士で、敵の特務師との戦闘を想定し、武術を身につけることが目的だった。
ただ、単に職務経歴書に箔を付ける目的で来て、訓練所内での態度にも大いに問題のある者が多い。王都を護る立派な職であるはずの騎士は、私たちにとって歓迎されない客だ。
「今まで見た騎士様じゃぁ、一人ぐらいしかマトモなのいなかったよ」と、イヴは言った。
残念ながら、私は任務でいなかったため、その人物にはお目にかかっていない。
「チャラいイケメンだっけ?」
「そう。もう結構前だね。なんて名前だったかなー。もう忘れちゃった。赤い髪でさ、ヒゲがセクシーで結構イケてたんだよね」
「へえ、この間来た騎士はイケメンでもなかったし、一日しか持たなかったな」
「せめていい男であってほしいよぉ。どうせ性格はクソなんだもん」
「ふふっ……まあね」
願わくは来て欲しくない(面倒だから)そんな私たちの気も知らず、新しい騎士がやって来た。
——場がどよめいていた。身内が騒いでいるせいで上司が何を話しているのかが聞こえない。
「ねえ、なんかヤバくない?」と、イヴが引きつった顔で言った。
「ん、んん……」私は返事に困った。
私の目がおかしいのか、それとも深刻な病気か……隊長の隣に、メガネをかけた長細い岩が立っている。立っているだけならまだしも、裂け目(おそらくは口)を動かして何か話していた。
「な、なんなんだろう。この光景……」
周りを見回すと引いているのは女子だけだった。
男性の特務師は普通に話しかけ、岩から生えた枝(おそらくは手)を握り、あいさつをしていた。
「あれは握手をしている、でいいの?」と、私は尋ねた。
「ねえ、あれってかぶり物?」と、イヴがほぼ同時に言った。
思わず顔を見合わせた。
「何かの魔道具じゃない? 男子は普通に接しているし」
「珍しいよ。あんな歓迎してる男子は。有名な岩なの?」
「有名な岩って何?」思わず噴き出した。
「雪だるまの親戚とか?」
「雪だるまが怒るわ」
隊長がこちらを指さして何か話している。
「あ、嫌な予感……」背筋に悪寒が走る。
「ミスト! 基本的な動きを教えてやってくれ」と、隊長が言った。
「ぐあっ、今日だけはほかを当たって欲しい……」
後ろでイヴが「うわっ、最悪やん」とつぶやいていたが、上官の命令では仕方がない。心の中で泣きながら「ハイ」と答えた。
岩に向かって話すのは生まれて初めてだ。
きちんと返事をしてくれたので助かった。気味が悪いくらい礼儀正しい岩だ。
岩はアレン・オーディンスと名乗った。名を持っている岩で、騎士をやっている岩で、特務師の訓練に来た岩だ。
オーディンスという家名はどこかで聞いたことがあるような気もしたが、岩の衝撃が大きすぎて何も思い出せない。
「で、では、最初に基本となる型をご説明しますね」と、私は説明を始めた。
すると「カシコマラナクテイイ」とメガネ岩が言う。
何を言っているのかと思えば「自分は教わる立場だし、皆と同じようにこの訓練所の決まりに従うつもりでいる。かしこまって話さなくていい」というようなことを言っていた。
今まで来た騎士とは見た目も違うし言うことも違う。
一通り基本的な動きと型を見せると、メガネ岩はメモを取りながら熱心に聞いていた。返ってくる質問もいい質問ばかりだ。
一緒に真似してやってみる真面目な岩……飲み込みが早く、頭がいい。メガネ岩はデキる岩だ。
「あとは実際に手合わせして、体で覚えてしまったほうが楽だと思う。最初は体格の近い相手と素手でやって、慣れてきたら武器を持つ。武器の特性に合わせて応用が必要になってくるから、それはまた別途、ということで」
「フム。デワ、チョット タノンデミル」と、メガネ岩は隊長のところへ行った。
なんというか……私は貴重な新体験をしていた。
「マジで何なんだろうアレ」と思いつつも、かつてないほどマトモなやり取りに感動していたし、何よりも「自分の技術を伝えた」という確かな手応えが残っていた。
メガネ岩の後ろ姿を眺めていると、同僚のシンが近づいてきた。彼も特級特務師だ。
あえて普通っぽい言い方をするなら「幼なじみ」という言い方が一番近い気がする。シンとは学校が一緒で、寮も一緒で、クラスも一緒。下手すると席も隣同士だったりした。気づいた時には毎日のように話をしていたので、いつどうやって知り合ったのかは覚えていない。気心の知れた仲間だ。
「よっ、先生」と、彼は言った。
「茶化してんじゃないよ」
「にらむなよ」
「こういう顔なのよ」
「いい男だからって惚れるなよ? 遊ばれちゃって、泣かされて、後が大変だぞ? 俺が慰めてやってもいいけど」
「あ? どこらへんを見て『いい男』って言ってんの?」と、私は聞いてみた。
「広場で姿絵を売ってるような超有名騎士だぞ?」
「え……岩の絵を買う物好きがいるってこと?」
「お前、面食いって言ってなかった?」シンはキョトンとして言った。
「ものすごく面食いですが、何か?」
「あれを超えるのは王族様ぐらいだぞ」
「王族様と岩を比べるのは不敬でしょう」
「お前さっきから何言ってんの? すげえ面白いけど」
私たちが噛み合わない話をしていると、隊長がシンを呼んだ。
「シン! 手合わせを頼む。最初はゆっくりだ」
この訓練所では彼が一番背が高い。基礎の練習相手にはちょうど良さそうだった。
「ほぉーい了解! ちょっと行ってくるぜぇ、ミスト先生の教え子と手合わせに」
「ははっ、よろしくどうぞ」
さて、岩の世話は終わった。あとは自分のことをやろうと思い、私は武器庫へ向かって歩き始めた。すると、急に練習場から女子のどよめきが聞こえた。
「やぁっば! ミストぉぉぉ、ちょちょっちょ、来てぇー!」
「今度は何? 岩が巨大化でもした?」
笑いながら振り返ると、イヴが大騒ぎしながら手招きしていた。女子がこぞって赤い顔で一点を見ている。
「あれ見て! 見て見て!」
「誰だ、あれ」
「さっきの騎士様だよ!」
「さっきの騎士って、メガネ岩のこと?」
「メガネ外すと、あれになるんだよ!」
「あらら……。だから姿絵がどうとかって言っていたのか」
シンが手合わせをしていた相手は、さっきの岩とはまるで別物だった。
うちの隊のお色気担当、同僚のイヴが気の抜けた声を上げた。
「――ミストぉ、聞いてぇー? また騎士様が来るらしいんだよぉ」
「へえ、そうなんだ……」
思わず嫌そうな顔をしてしまったが、イヴはもっとひどい顔をしている。
「もうさぁ、やめとけっつーの……こっちは毎回教え損じゃんねえ?」
「教えるのはいいんだけど、態度が嫌だ。教わりに来たくせに、偉そうに威張る意味がわからないし」
騎士団と特務師団は、いずれも王の直下か兵部大臣の下に所属している。
長剣の扱いに慣れた者が騎士で、長剣以外のことに長けた諜報活動が特務師の仕事だ。騎士は騎士道という気高い信念を持つ者で、そういう念を持たない結果主義者が私たち特務師だった。
互いに協力して任務にあたることも珍しくない。だから、特務師の訓練に騎士が参加しても不思議ではなかった。
私が所属している組織は『クーラム』という武術を使うのが特徴だ。そんな訓練所にやって来るのは大抵、要人警護に従事している騎士で、敵の特務師との戦闘を想定し、武術を身につけることが目的だった。
ただ、単に職務経歴書に箔を付ける目的で来て、訓練所内での態度にも大いに問題のある者が多い。王都を護る立派な職であるはずの騎士は、私たちにとって歓迎されない客だ。
「今まで見た騎士様じゃぁ、一人ぐらいしかマトモなのいなかったよ」と、イヴは言った。
残念ながら、私は任務でいなかったため、その人物にはお目にかかっていない。
「チャラいイケメンだっけ?」
「そう。もう結構前だね。なんて名前だったかなー。もう忘れちゃった。赤い髪でさ、ヒゲがセクシーで結構イケてたんだよね」
「へえ、この間来た騎士はイケメンでもなかったし、一日しか持たなかったな」
「せめていい男であってほしいよぉ。どうせ性格はクソなんだもん」
「ふふっ……まあね」
願わくは来て欲しくない(面倒だから)そんな私たちの気も知らず、新しい騎士がやって来た。
——場がどよめいていた。身内が騒いでいるせいで上司が何を話しているのかが聞こえない。
「ねえ、なんかヤバくない?」と、イヴが引きつった顔で言った。
「ん、んん……」私は返事に困った。
私の目がおかしいのか、それとも深刻な病気か……隊長の隣に、メガネをかけた長細い岩が立っている。立っているだけならまだしも、裂け目(おそらくは口)を動かして何か話していた。
「な、なんなんだろう。この光景……」
周りを見回すと引いているのは女子だけだった。
男性の特務師は普通に話しかけ、岩から生えた枝(おそらくは手)を握り、あいさつをしていた。
「あれは握手をしている、でいいの?」と、私は尋ねた。
「ねえ、あれってかぶり物?」と、イヴがほぼ同時に言った。
思わず顔を見合わせた。
「何かの魔道具じゃない? 男子は普通に接しているし」
「珍しいよ。あんな歓迎してる男子は。有名な岩なの?」
「有名な岩って何?」思わず噴き出した。
「雪だるまの親戚とか?」
「雪だるまが怒るわ」
隊長がこちらを指さして何か話している。
「あ、嫌な予感……」背筋に悪寒が走る。
「ミスト! 基本的な動きを教えてやってくれ」と、隊長が言った。
「ぐあっ、今日だけはほかを当たって欲しい……」
後ろでイヴが「うわっ、最悪やん」とつぶやいていたが、上官の命令では仕方がない。心の中で泣きながら「ハイ」と答えた。
岩に向かって話すのは生まれて初めてだ。
きちんと返事をしてくれたので助かった。気味が悪いくらい礼儀正しい岩だ。
岩はアレン・オーディンスと名乗った。名を持っている岩で、騎士をやっている岩で、特務師の訓練に来た岩だ。
オーディンスという家名はどこかで聞いたことがあるような気もしたが、岩の衝撃が大きすぎて何も思い出せない。
「で、では、最初に基本となる型をご説明しますね」と、私は説明を始めた。
すると「カシコマラナクテイイ」とメガネ岩が言う。
何を言っているのかと思えば「自分は教わる立場だし、皆と同じようにこの訓練所の決まりに従うつもりでいる。かしこまって話さなくていい」というようなことを言っていた。
今まで来た騎士とは見た目も違うし言うことも違う。
一通り基本的な動きと型を見せると、メガネ岩はメモを取りながら熱心に聞いていた。返ってくる質問もいい質問ばかりだ。
一緒に真似してやってみる真面目な岩……飲み込みが早く、頭がいい。メガネ岩はデキる岩だ。
「あとは実際に手合わせして、体で覚えてしまったほうが楽だと思う。最初は体格の近い相手と素手でやって、慣れてきたら武器を持つ。武器の特性に合わせて応用が必要になってくるから、それはまた別途、ということで」
「フム。デワ、チョット タノンデミル」と、メガネ岩は隊長のところへ行った。
なんというか……私は貴重な新体験をしていた。
「マジで何なんだろうアレ」と思いつつも、かつてないほどマトモなやり取りに感動していたし、何よりも「自分の技術を伝えた」という確かな手応えが残っていた。
メガネ岩の後ろ姿を眺めていると、同僚のシンが近づいてきた。彼も特級特務師だ。
あえて普通っぽい言い方をするなら「幼なじみ」という言い方が一番近い気がする。シンとは学校が一緒で、寮も一緒で、クラスも一緒。下手すると席も隣同士だったりした。気づいた時には毎日のように話をしていたので、いつどうやって知り合ったのかは覚えていない。気心の知れた仲間だ。
「よっ、先生」と、彼は言った。
「茶化してんじゃないよ」
「にらむなよ」
「こういう顔なのよ」
「いい男だからって惚れるなよ? 遊ばれちゃって、泣かされて、後が大変だぞ? 俺が慰めてやってもいいけど」
「あ? どこらへんを見て『いい男』って言ってんの?」と、私は聞いてみた。
「広場で姿絵を売ってるような超有名騎士だぞ?」
「え……岩の絵を買う物好きがいるってこと?」
「お前、面食いって言ってなかった?」シンはキョトンとして言った。
「ものすごく面食いですが、何か?」
「あれを超えるのは王族様ぐらいだぞ」
「王族様と岩を比べるのは不敬でしょう」
「お前さっきから何言ってんの? すげえ面白いけど」
私たちが噛み合わない話をしていると、隊長がシンを呼んだ。
「シン! 手合わせを頼む。最初はゆっくりだ」
この訓練所では彼が一番背が高い。基礎の練習相手にはちょうど良さそうだった。
「ほぉーい了解! ちょっと行ってくるぜぇ、ミスト先生の教え子と手合わせに」
「ははっ、よろしくどうぞ」
さて、岩の世話は終わった。あとは自分のことをやろうと思い、私は武器庫へ向かって歩き始めた。すると、急に練習場から女子のどよめきが聞こえた。
「やぁっば! ミストぉぉぉ、ちょちょっちょ、来てぇー!」
「今度は何? 岩が巨大化でもした?」
笑いながら振り返ると、イヴが大騒ぎしながら手招きしていた。女子がこぞって赤い顔で一点を見ている。
「あれ見て! 見て見て!」
「誰だ、あれ」
「さっきの騎士様だよ!」
「さっきの騎士って、メガネ岩のこと?」
「メガネ外すと、あれになるんだよ!」
「あらら……。だから姿絵がどうとかって言っていたのか」
シンが手合わせをしていた相手は、さっきの岩とはまるで別物だった。
あなたにおすすめの小説
【完結】甘やかな聖獣たちは、聖女様がとろけるようにキスをする
楠結衣
恋愛
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇表紙イラスト/知さま
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇小説家になろうさまでも連載しています。
【短編】「中身はいいけど顔がなぁ」と笑った侯爵令息。美人の姉目当てに地味ブスな私を利用したこと、謝られても手遅れです
恋せよ恋
恋愛
「……結局、男の人は、顔しか見ていないのね」
絶世の美女である姉エリザベスを狙う男たちから
「地味ブス」と蔑まれてきた伯爵家の養子アイリス。
そんな彼女に、幼馴染のアレンからの頼み事が。
友人レオナルドの「女嫌い」克服のため
彼と文通を重ね、アイリスは生まれて初めての恋を知る。
しかし、文通で育んだ絆は、すべて彼の「暇つぶし」と
「美貌の姉への足がかり」に過ぎなかった。
「アイリス? 中身はいいけど、顔がなぁ」
「俺、面食いなんだよ。あの子、おしゃれする気ないのかな」
冷めた令嬢と、後悔に悶える貴公子の、すれ違いロマンス!
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
兄妹じゃないとわかったのでお兄様と結婚したら、全部仕込みでした
こじまき
恋愛
【20260401読みやすいように話を分割しました】
伯爵令嬢ヘイゼルは、兄アリステアに恋をしている。叶わないと知りながら、それでも諦めきれなかった。
しかし子ども時代の「取り違え」が発覚し、子爵令嬢ロレッタとして“正しい場所”で生き直すことに。
そして妹ではなくなった彼女に、アリステアは求婚する。
運命のねじれは正されて、望んだとおりに最愛の人と結ばれた――
けれど――その「正しい運命」は、兄アリステアによって用意されたものだった――
※「小説家になろう」にも投稿しています。
【番外編完結】聖女のお仕事は竜神様のお手当てです。
豆丸
恋愛
竜神都市アーガストに三人の聖女が召喚されました。バツイチ社会人が竜神のお手当てをしてさっくり日本に帰るつもりだったのに、竜の神官二人に溺愛されて帰れなくなっちゃう話。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
【完結】竜王の息子のお世話係なのですが、気付いたら正妻候補になっていました
七鳳
恋愛
竜王が治める王国で、落ちこぼれのエルフである主人公は、次代の竜王となる王子の乳母として仕えることになる。わがままで甘えん坊な彼に振り回されながらも、成長を見守る日々。しかし、王族の結婚制度が明かされるにつれ、彼女の立場は次第に変化していく。
「お前は俺のものだろ?」
次第に強まる独占欲、そして彼の真意に気づいたとき、主人公の運命は大きく動き出す。異種族の壁を超えたロマンスが紡ぐ、ほのぼのファンタジー!
※恋愛系、女主人公で書くのが初めてです。変な表現などがあったらコメント、感想で教えてください。
※全60話程度で完結の予定です。
※いいね&お気に入り登録励みになります!