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5[リア]
食の因縁
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ヴィルさんは鍬を握りしめ、畑に向かって何かつぶやいていた。
最近、早朝トレーニングを済ませると、長靴に履き替えて畑仕事をするのが日課になっている。
第一騎士団の仕事は副団長三人にほぼ任せきり。王族としての仕事がメインになっているので、畑いじりが悪影響を及ぼしていないか心配だ。
「まさか、本当にこのまま農家になるつもりでしょうか……」
わたしがヒソヒソ声で話すと、アレンさんは首を振った。
「さすがにそれはないですが、リア様の料理を目当てにやっているのは間違いありません」
「種から育てなくても、食材を買うだけでいいのに」
「それが、実は本人も戸惑っているようなのですが……」
彼は食に関して異様なほど保守的かつ消極的な人だ。
特に魚介類は情報遮断状態で、深刻な食わず嫌いだった。
アレンさんが言うには、彼が食に対して興味を持ったのは幼い頃以来らしい。
わたしが作るものに興味があり、探求心と食欲がごちゃ混ぜになったような衝動がおさえられないのだと言う。
自らの暴走を阻止するため、彼は「自分で食材を作ったらお願いする」というマイルールを作っていた。
舞踏会の夜、くまんつ様から聞いた話を思い出した。
「リア様にも知っておいてほしい」と言って、彼が食に消極的になった経緯を話してくれたのだ。
それは、ヴィルさんとくまんつ様が学校の寮に入って間もない頃の話だった。
天人族の子どもは五歳くらいで学校に入る子が多く、王立学院は特殊な事情がないかぎり全員が寮に入る。二人は入学当初は王宮から通っていたらしく、途中から寮生活になった。
ある日、ヴィルさん宛てにお父様からお菓子の差し入れが届いた。
当時流行していたカラフルなカップケーキに彼は大喜びして、お友達と一緒に食べたそうだ。
夕食の時間になってダイニングへ行くと、お父様が差し入れしたポルト・デリングのお魚を使った献立が並んでいた。
ダイニングに来るのが遅れてしまった彼は、普段と違う席に着いていた。しかし、中央付近の定位置に陣取っているくまんつ様の隣に行きたかった。
そこで、席を替わると互いに都合のいいお友達に声をかけ、配膳された食事に手をつける前に席を移動した。
いつもの仲間と食事を始めると、寮母が「あっ!」と声を上げた。
ほぼ同時に、入り口近くの席にいた子どもが突然苦しみ出したという。
それはヴィルさんと席を交換したヒト族の子どもだった。
騒然とするダイニングで「公爵様からお預かりしている解毒剤を」と、寮母が言った。
ヴィルさんとくまんつ様は、それを聞き逃さなかった。
「解毒剤を」と言うからには毒なのだろうと考えた。
寮母は「然るべき人に然るべき説明をするので騒ぐな」と言い、ほかの食事は大丈夫だから気にせず食べろとも言った。
彼らは「然るべき説明をする対象」ではなかったらしい。真実はわからないままだった。
体調を崩した子は回復に時間がかかり、一か月近く学校を休むことになった。
後日、ヒト族の友人を介して、二人に「内緒話」として詳細が伝わってきた。
ヴィルさんが鑑定魔法の習得に時間がかかっていたので、お父様が戒めのために少量の毒を盛った、というショッキングな話だった。
これについて、くまんつ様は「不自然だ」と言った。
まず、お灸をすえるには時期が早すぎた。
それにヴィルさんのお父様は、そういう感じの親ではなかったそうだ。
「陛下は常に近い場所にいて、一から十まで細かく𠮟る人だったが、カール殿下は諭すように注意をして、あとは遠くから見ている感じだった」と彼は言う。なんの予告もなく、毒を盛ることは考えにくい、と。
毒を盛りたかったと仮定しても、もっと確実な方法が別にあった。同じ日に差し入れたお菓子のほうに入れて然るべきだと彼は言う。
「そのほうが的確に息子だけを標的にできる。わざわざ大勢の子どもがいるダイニングで、危険なことをする意味はない」と。
確かにそのとおりだ。
その後、ヴィルさんは無事に鑑定魔法を習得し、口に入れるものはお友達の分も含めてすべて調べるようになる。ダイニングに遅れていくことも減った。しかし、海のものは一切食べなくなり、食べ物に対して興味を示さなくなった。
お父様から差し入れが届いても、中身を見ずに廃棄するか、受取拒否をしていたそうだ。
食事中、常に周りを気にしていて、また誰か倒れるのではないかと不安そうにしていた。ストレスで体調を崩すことが何度かあったらしい。
まだ幼かった彼は、深く傷ついていたのだろう。
「ヴィルにはお父上を恨むことができない。幼い子どものように、ただ『拒絶』をしている。信用できない。でも信じたい。その気持ちを吐露することもできない。彼は親への気持ちをひどく拗らせていると思う」
お父様と対話も持たず、真相もわからないまま、長年に渡り親子関係はギクシャクしているそうだ。
くまんつ様は彼が苦しむ姿を一番近くで見てきた。
だから、彼があれを食べたい・これを食べたいと言うのは奇跡のようだと言う。
「これはあいつが自ら行動しないかぎり解決しない。確かにお父上には二面性がある。でも、誰もが持っているものだ。家族と他人への態度が同じわけないだろう? お父上はずっと変わらず、あいつを諭して見守っていると思う。しかし、あいつはお父上が他人に対して見せる姿を、自分に向けられたものと混同している気がする」
過去に何かあったのだろうとは思っていたので、くまんつ様から話を聞けて良かった。
わたしが厨房にいる間、ヴィルさんはそばにいて話をしたり、お手伝いをしてくれたり、時間が許すかぎり一緒に過ごしてくれる。
海のものは嫌いだと言っていたのに、わたしが作ったものに何が入っていようと「美味い」と言う。一度食べた料理は、仮に料理人が調理しても「リアの料理」と認識しているらしく、喜んで食べていた。
魚介類を嫌う人にありがちな「味や匂いが嫌い」「見た目が気持ち悪い」という類の言葉が彼の口から発せられたことは一度もない。
美味い美味いと料理を口に運ぶ姿は、とても食にトラウマを抱えた人には見えなかった。
彼の食わず嫌いは、お父様に対する複雑な思いが食と結びついてしまった結果なのだろう。
「あるがままでいい」と、アレンさんは言った。
「リア様といれば、放っておいても何でも食べられるようになると思いますよ?」
「んー。なにせわたし、シンドリ先生が作ったもの以外なら、なんでも美味しく頂けますしね?」
「私と一緒に、平民に紛れて揚げ鶏にかぶりついたりもしますしね?」
「ホホホッ、母国では淑女も揚げ鶏をガブリとやるのが当たり前ですものっ」
「今度、シンドリが監修した薬膳料理の店に行ってみませんか?」
「ええっ! シンドリ先生が料理の監修? ……それ、大丈夫なのですか?」
「奇跡的に美味だそうです。体に良いと話題で、行列ができているとか」
「わぁ♪ それは行かなくてはですねぇ」
わたしたちもあるがまま。
ヴィルさんに「何か作って」と言われたら、できる範囲で応えたい。
幸いプロの料理人がそばにいる。皆に協力してもらいながら、少しでも彼がハッピーになれるように。
最近、早朝トレーニングを済ませると、長靴に履き替えて畑仕事をするのが日課になっている。
第一騎士団の仕事は副団長三人にほぼ任せきり。王族としての仕事がメインになっているので、畑いじりが悪影響を及ぼしていないか心配だ。
「まさか、本当にこのまま農家になるつもりでしょうか……」
わたしがヒソヒソ声で話すと、アレンさんは首を振った。
「さすがにそれはないですが、リア様の料理を目当てにやっているのは間違いありません」
「種から育てなくても、食材を買うだけでいいのに」
「それが、実は本人も戸惑っているようなのですが……」
彼は食に関して異様なほど保守的かつ消極的な人だ。
特に魚介類は情報遮断状態で、深刻な食わず嫌いだった。
アレンさんが言うには、彼が食に対して興味を持ったのは幼い頃以来らしい。
わたしが作るものに興味があり、探求心と食欲がごちゃ混ぜになったような衝動がおさえられないのだと言う。
自らの暴走を阻止するため、彼は「自分で食材を作ったらお願いする」というマイルールを作っていた。
舞踏会の夜、くまんつ様から聞いた話を思い出した。
「リア様にも知っておいてほしい」と言って、彼が食に消極的になった経緯を話してくれたのだ。
それは、ヴィルさんとくまんつ様が学校の寮に入って間もない頃の話だった。
天人族の子どもは五歳くらいで学校に入る子が多く、王立学院は特殊な事情がないかぎり全員が寮に入る。二人は入学当初は王宮から通っていたらしく、途中から寮生活になった。
ある日、ヴィルさん宛てにお父様からお菓子の差し入れが届いた。
当時流行していたカラフルなカップケーキに彼は大喜びして、お友達と一緒に食べたそうだ。
夕食の時間になってダイニングへ行くと、お父様が差し入れしたポルト・デリングのお魚を使った献立が並んでいた。
ダイニングに来るのが遅れてしまった彼は、普段と違う席に着いていた。しかし、中央付近の定位置に陣取っているくまんつ様の隣に行きたかった。
そこで、席を替わると互いに都合のいいお友達に声をかけ、配膳された食事に手をつける前に席を移動した。
いつもの仲間と食事を始めると、寮母が「あっ!」と声を上げた。
ほぼ同時に、入り口近くの席にいた子どもが突然苦しみ出したという。
それはヴィルさんと席を交換したヒト族の子どもだった。
騒然とするダイニングで「公爵様からお預かりしている解毒剤を」と、寮母が言った。
ヴィルさんとくまんつ様は、それを聞き逃さなかった。
「解毒剤を」と言うからには毒なのだろうと考えた。
寮母は「然るべき人に然るべき説明をするので騒ぐな」と言い、ほかの食事は大丈夫だから気にせず食べろとも言った。
彼らは「然るべき説明をする対象」ではなかったらしい。真実はわからないままだった。
体調を崩した子は回復に時間がかかり、一か月近く学校を休むことになった。
後日、ヒト族の友人を介して、二人に「内緒話」として詳細が伝わってきた。
ヴィルさんが鑑定魔法の習得に時間がかかっていたので、お父様が戒めのために少量の毒を盛った、というショッキングな話だった。
これについて、くまんつ様は「不自然だ」と言った。
まず、お灸をすえるには時期が早すぎた。
それにヴィルさんのお父様は、そういう感じの親ではなかったそうだ。
「陛下は常に近い場所にいて、一から十まで細かく𠮟る人だったが、カール殿下は諭すように注意をして、あとは遠くから見ている感じだった」と彼は言う。なんの予告もなく、毒を盛ることは考えにくい、と。
毒を盛りたかったと仮定しても、もっと確実な方法が別にあった。同じ日に差し入れたお菓子のほうに入れて然るべきだと彼は言う。
「そのほうが的確に息子だけを標的にできる。わざわざ大勢の子どもがいるダイニングで、危険なことをする意味はない」と。
確かにそのとおりだ。
その後、ヴィルさんは無事に鑑定魔法を習得し、口に入れるものはお友達の分も含めてすべて調べるようになる。ダイニングに遅れていくことも減った。しかし、海のものは一切食べなくなり、食べ物に対して興味を示さなくなった。
お父様から差し入れが届いても、中身を見ずに廃棄するか、受取拒否をしていたそうだ。
食事中、常に周りを気にしていて、また誰か倒れるのではないかと不安そうにしていた。ストレスで体調を崩すことが何度かあったらしい。
まだ幼かった彼は、深く傷ついていたのだろう。
「ヴィルにはお父上を恨むことができない。幼い子どものように、ただ『拒絶』をしている。信用できない。でも信じたい。その気持ちを吐露することもできない。彼は親への気持ちをひどく拗らせていると思う」
お父様と対話も持たず、真相もわからないまま、長年に渡り親子関係はギクシャクしているそうだ。
くまんつ様は彼が苦しむ姿を一番近くで見てきた。
だから、彼があれを食べたい・これを食べたいと言うのは奇跡のようだと言う。
「これはあいつが自ら行動しないかぎり解決しない。確かにお父上には二面性がある。でも、誰もが持っているものだ。家族と他人への態度が同じわけないだろう? お父上はずっと変わらず、あいつを諭して見守っていると思う。しかし、あいつはお父上が他人に対して見せる姿を、自分に向けられたものと混同している気がする」
過去に何かあったのだろうとは思っていたので、くまんつ様から話を聞けて良かった。
わたしが厨房にいる間、ヴィルさんはそばにいて話をしたり、お手伝いをしてくれたり、時間が許すかぎり一緒に過ごしてくれる。
海のものは嫌いだと言っていたのに、わたしが作ったものに何が入っていようと「美味い」と言う。一度食べた料理は、仮に料理人が調理しても「リアの料理」と認識しているらしく、喜んで食べていた。
魚介類を嫌う人にありがちな「味や匂いが嫌い」「見た目が気持ち悪い」という類の言葉が彼の口から発せられたことは一度もない。
美味い美味いと料理を口に運ぶ姿は、とても食にトラウマを抱えた人には見えなかった。
彼の食わず嫌いは、お父様に対する複雑な思いが食と結びついてしまった結果なのだろう。
「あるがままでいい」と、アレンさんは言った。
「リア様といれば、放っておいても何でも食べられるようになると思いますよ?」
「んー。なにせわたし、シンドリ先生が作ったもの以外なら、なんでも美味しく頂けますしね?」
「私と一緒に、平民に紛れて揚げ鶏にかぶりついたりもしますしね?」
「ホホホッ、母国では淑女も揚げ鶏をガブリとやるのが当たり前ですものっ」
「今度、シンドリが監修した薬膳料理の店に行ってみませんか?」
「ええっ! シンドリ先生が料理の監修? ……それ、大丈夫なのですか?」
「奇跡的に美味だそうです。体に良いと話題で、行列ができているとか」
「わぁ♪ それは行かなくてはですねぇ」
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